【今日のキャンプ用語辞典】今さら聞けないテントの「シングルウォール／ダブルウォール」とは？

シングルウォールやダブルウォールとは、テントの構造を示す言葉です。テントの幕が1枚で構成される「シングルウォールテント」に対して、インナーテントとフライシートの2枚の幕で構成されるのが「ダブルウォールテント」です。

シングルウォールテントはシンプルな構造なので、素早く設営できたりコンパクトに収納できたりするのが魅力です。その一方で、内外の温度差による結露が発生しやすいことも覚えておきたいところ。内側が濡れて快適性が損なわれるシーンも少なくありません。 それに対して、フライシートとインナーテントに空間をもつダブルウォールテントは、インナーテントに結露の影響を受けにくいのが特徴です。シングルウォールに比べて、重量や収納サイズが大きく設営に手間がかかることが多いものの、高い快適性は見逃せないところです。

今回は、シングルウォールテントとダブルウォールテントの違いを紹介しました。それぞれのメリットとデメリットを把握して、お気に入りのテントを見つけてみてください。

明日の用語辞典は「2ルームテント」です。どんなモノなのか、あなたはご存知ですか？