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【お手軽3ステップ】キャンプ場だからできる!自然の恵み&定番ギアで楽しめる「葉脈標本」

葉脈標本づくり

「夏休みの自由研究が終わっていない〜」そんな親子もご安心を。キャンプ好きなら、いつものフィールドが自由研究の場に早変わり。今回は、数時間でアート制作を楽しめる「葉脈標本」の作り方を紹介します。葉っぱの他、バーナーや鍋などのキャンプギア+αで本格的な研究が完成!素敵なアレンジ例も紹介するので、子どもと一緒に、あなただけの標本を作ってみてくださいね。

葉脈標本ってなんだろう?

「葉脈」とは花木などの葉っぱにある筋のこと。葉の向きや形などを支えると同時に、茎と繋がり水分や養分を供給したり、合成産物を運ぶ通り道の役目も持っています。この葉脈だけにしてわかりやすくしたものが「葉脈標本」
葉脈標本
葉脈は人の血管のように細かく枝分かれしたりしていますが、「並行脈」や「羽状脈」「網状脈」、「掌状脈」など、植物の種類などによってさまざまな違いがあります。そと遊びで葉っぱによる葉脈の違いを観察するのも楽しいですし、葉脈標本にすれば長持ちするので、夏休みの自由研究として提出するのにぴったり。

キャンプで「葉脈標本づくり」が楽しいワケ

キャンプ場で葉脈標本づくり
キャンプ場はまさに葉脈標本づくりの天国!テントサイト周辺にはさまざまな葉っぱがあり、バーナーなどお湯を沸かす道具などの作業に必要なギアも万全。慣れてくると1〜2時間で素敵な葉脈標本が作れるので、おこもりキャンプや親子の暇つぶしにももってこいです。 ※植物採取が禁止されているキャンプ場もあります。必ず事前に確認してルールを守ってください。

3ステップでできる!「葉脈標本」をつくってみよう

ここからは、葉脈標本のつくり方を解説します。葉っぱを「集めて」「煮て」「削る」だけの3ステップです。

必要なものはこれだけ!

葉脈標本づくりの道具
  • 葉っぱ(なるべく厚くて頑丈なもの)
  • 重曹
  • バーナー
  • 鍋(アルミ製はNG)
  • 歯ブラシや綿棒
  • バット
  • ゴム手袋
  • ティッシュやキッチンペーパー
まずは葉脈標本にしたい葉っぱを集めましょう。この際、できるだけ厚みがあり頑丈な種類のものを選ぶのが成功への近道。薄い葉っぱは短時間で作業完了できますが、途中で破れたりと失敗しやすい一面も。いろいろ試してみるのもおすすめです。

【ステップ1】鍋の準備

葉脈標本づくり 重曹
葉っぱをアルカリ性の溶液で煮込むのが基本です。今回は、鍋で沸騰させた500mLの水に対して10gの重曹を投入。重曹を入れた瞬間に強く泡立つので、吹きこぼれたりしないように少しづつ慎重に作業しましょう。 使用する鍋は、アルカリ性に変色することが多いアルミ製を避けるのがベター。また、強いアルカリ性になるので、ゴム手袋などを着用して肌を保護するのが安心です。

【ステップ2】葉っぱの煮込み

葉脈標本づくり 鍋
重曹を溶かした鍋に葉っぱを入れたらしばらく煮込みます。水分がなくならないように水を追加したり、火加減を調整したりと、安全に作業できるように見守りましょう。 全体的に黒くなったり透明感が出てきたりと、葉っぱの色がだんだん変わってきたらOKです。今回の煮込み時間は、薄いモミジの葉が約30分、厚いツバキの葉が約100分。葉っぱの種類や環境やそのときの状況によって適した時間が異なります。

【ステップ3】葉肉の除去

葉脈標本づくり 葉の除去
鍋から取り出したら、歯ブラシや綿棒などを使って葉肉を落としましょう。薄く水を張ったバットの中などで作業すると、葉っぱが折れ曲がったりしにくくておすすめ。中心から外側に向けて擦ったり表面をポンポンと叩いたりすると、だんだん葉肉が剥がれ落ちていきます。根気のいる作業が続きますが、葉脈を壊さないように優しくていねいに!
葉脈標本づくり 完成
キッチンペーパーなどで水分をとって完成です。こちらはモミジの葉で作った葉脈標本ですが、薄く壊れやすかったので3枚目でようやく成功。一方、厚みのあるツバキの葉は1枚目で成功しました。

あなたはどうする?センスを発揮して仕上げよう

上手く葉脈が取り出せたら、美しいアート作品に仕上げるのもおすすめです。ラミネートして栞にしたり、漂白&着色してカラフルに仕上げたり。センス良くアレンジして、自由研究制作を楽しんでください!ここからは、Instagramで見つけた葉脈標本のアレンジ例を紹介します。
キャンプ場で子どもと集めた葉っぱを使った@kakumitさん。もともと自然を観察したり図鑑を見るのが好きだったこともあって、夏休みの自由研究として制作。仕上げにスプレー糊で固めて、台紙に貼って顕微鏡写真や観察記録と一緒にまとめています。 一部は漂白して綺麗な色にしているのもポイント。採取した葉っぱの半分ほどは葉脈を崩してしまったりと失敗したそうですが、このときは24枚の標本が完成しました。
葉脈標本を額縁に納めてアートな作品に仕上げた@mayu_shirahamaさん。自身が講師を務めるワークショップのサンプルのために制作した逸品で、ヒイラギの葉脈標本をクリスマスツリーに見立てて素敵な作品に仕上げています。葉脈標本を画用紙に貼り付け、ペンでデコレーション。飾り付けは30分程だったそう!

夏休みの自由研究はこのキャンプ場で!

全国各地には自由研究の場にぴったりのキャンプ場がたくさん!草木などを使うクラフトや農業体験など、アウトドアならではの体験が待っています。ここからは、その中から関東エリアのおすすめスポットをご紹介!

【群馬県】ほたか牧場キャンプ場

クラフト体験ができるキャンプ場

出典:hinata spot

日本百名山の一つ「武尊山」の中腹、約1,500mの高原にあるキャンプ場です。場内には広大なフリーテントサイトやAC電源付きのオートキャンプサイト、ログハウスが完備。キャンドル作りやパン・バター作りといった体験プログラムも豊富なので、自由研究の場にもぴったりです。 車で約20分の場所には温泉もあるので、子ども連れも安心してキャンプを楽しめるはず!
【基本情報】 住所:群馬県利根郡片品村花咲2797-2 電話:0278-58-3757(5月中旬〜10月中旬) 0278-58-2133(10月下旬~5月上旬) 営業期間:シーズン営業

【群馬県】HOTAKANE BASE

体験ができるキャンプ場

出典:hinata spot

統廃合などで閉校になった小学校を利用した、どこか懐かしい気分にもなれるキャンプ場です。校庭などを利用したエリアや、芝エリア、ソロキャンプエリア、ウッドデッキサイトなど、さまざまなシチュエーションでキャンプを楽しめます。 同スポットでは、オリジナル農園でのハーブ収獲や加工体験、地域の農家での農業体験などにも参加できます。
【基本情報】 住所:群馬県利根郡片品村大字摺渕307 電話:070-3857-6724 営業期間:通年

【埼玉県】将門の滝 オートキャンプ場

クラフト体験ができるキャンプ場

出典:hinata spot

埼玉県秩父市にある、真上に荒川橋を眺める荒川沿いのキャンプ場です。70区画(電源付き6区画)のテントサイトを備え、ウッドデッキ付きのバンガローも。目の前の清流で遊んだり、シルバー細工やトンボ玉、木工細工などが創作できる工房も完備。 場内には温水シャワーや水洗トイレもあるので、思いきり遊んでも清潔で快適に過ごせます。
【基本情報】 住所:埼玉県秩父市荒川小野原178 電話:0494-54-1234 営業期間:4月1日から11月末まで

【千葉県】有野実苑オートキャンプ場

クラフト体験ができるスポット

出典:hinata spot

千葉県山武市にある農業体験が楽しめるキャンプ場です。野菜の収穫体験やタイミングによっては作物の植え付けも!木々で区切られたオートキャンプサイトや、静かに過ごせるソロサイト、テラスがついたオートキャンパーズテラスサイトなど、スタイルに合わせて選べるバラエティ豊かなロケーションも魅力。 場内には遊具やプールもあるので、夏の思い出作りにもぴったり。貸切風呂(予約制)も利用できます。
【基本情報】 住所:千葉県山武市板中新田224 電話:0475-89-1719 営業期間:通年

【千葉県】千葉県立大多喜県民の森

各種体験ができるキャプ場

出典:hinata spot

千葉県・大多喜町にある、総面積61haの敷地をもつ県民の森の中に広がるキャンプ場です。テントサイトのほか、空調完備のログキャビンも用意。場内にはフィヤーピットもあるのでキャンプフィヤーを楽しむことも。 また、千葉県下でも有数の竹林面積を有する場所なので、園内には竹工作を体験できるの竹工芸センターも設置。コップや笛、水鉄砲などをリーズナブルな価格で制作できます。
【基本情報】 住所:千葉県夷隅郡大多喜町大多喜486-21 電話:0470-82-3110 営業期間:通年(12月29日〜1月3日を除く)

まだ間に合う!キャンプで楽しむ自由研究

今回は、草木の葉を加工する「葉脈標本作り」の方法やアレンジ例を紹介しました。自然いっぱいのキャンプ場なら楽しめること間違いなし。特別な道具も不要なので、何をやろうかな?とお悩みの親子はぜひチャレンジしてみてくださいね!
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