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【予算50万円でも大丈夫】トヨタ・プロボックスで大正解!ワーゲンからの乗り換えで維持費が5分の2!

塗装編

車選びのポイントは、予算、条件、期限…そして何より、「これだ!」と思う一台に出会えるか。夫婦+小1娘の編集部ファミリーが、キャンプ車として愛用していたフォルクスワーゲンのミニバンから、ライトバンのトヨタ・プロボックスに乗り換えるまで。車選びのポイントや車種による税金の比較、商用車をファミリーカーに使うメリットなどをレポートします!

車検と修理費合わせたら、買い替えた方が安い

4年間キャンプ車として乗ったトゥーランが寿命に…

購入編
我が家のこれまでの愛車は、フォルクスワーゲンのミニバン「ゴルフトゥーラン」。2004年式、走行距離4.5万kmの中古車を、夫の当時勤めていた会社から車検整備費に少し足が出るくらいの破格で4年前に購入しました。 さらに初めてのマイカーは、トゥーラン購入の約1年前に、同じく夫の会社から譲り受けたも同然で手に入れた「マツダ・デミオ」でした。
購入編
マイカーを「キャンプ車」と呼ぶくらい、週末のキャンプやアウトドアに愛用。製造から18年、6.5万キロに達した我が家のトゥーランは、後部座席の片方のドアがロックできなかったり、ヘッドライトカバーの右側だけ水滴がたまりやすくなったり、エンジンオイルを補充しても警告ランプが消えなかったり…さらに、もともと車高が低めに改造されていたこともあり、急な坂道で車体のハラを擦ってしまうのが大きな悩みでした。

2年に一度の車検迫る

購入編
いよいよ2年に1度の車検が翌月に迫ったころ。このままトゥーランに乗り続けるのか、本気で考え始めました。前回の車検整備費用は20万円強。悩みのタネだった足回りの改善に加え、故障した部分を全部修理すると、車検と修理費込みで100万円に近い試算になります。さらにガソリンもハイオクのため、日々消耗する費用もレギュラー仕様車に比べて負担となっていました。 週末の外出に加えて、娘の習い事や、雨の日の学校の送り迎えに稼働してくれているトゥーラン。ポンコツ車でも愛着があったので、お金をかけても乗り続けたいという気持ちもありました。
購入編
しかし、「壊れやすいハイオク車に乗るより、丈夫で燃費のいい国産車に乗り換えた方がいい」と車好きの父に言われ続けてきたこともあり、維持費をいかに抑えられるかを前提に、次の車探しに踏み切りました。

【予算50万円】安くてもダサいのはイヤだ!

「乗っていてワクワクする車がほしい」

購入編
車種にほとんどこだわりのない車選びの条件は、以下の3点。 ・車体価格と維持費の合計を、現状より安く抑える ・キャンプギアが荷台に積め、タフな山道にも耐えられる ・ありきたりなデザインでなく、乗っていてワクワクするような車 まず、ガソリンをハイオクからレギュラーにし、維持費を減らすために国産車に限定。ローンを組みたくないので、無理なくキャッシュで払える「予算50万円」で車探しをスタートしました。

目をつけたのは、「4ナンバー」の商用車

購入編
車に関する知識があまりなかったので、車に詳しい友人や同僚、父に意見を求めました。すると、予算が少ないことやキャンプに使うという目的から、商用車のライトバンや軽バンをすすめられます。 さっそくネットで情報を集めたところ、なるほど、商用車として登録されている「4ナンバー」(プレート右上3桁の数字が400番台)の車は、一般的な乗用車より荷台の積載量が大きく、ファミリーキャンプのギアも余裕そう。後部座席をフルフラットにすれば、夢の車中泊も叶えられる仕様です。
購入編
さらには、小型貨物自動車に分類される「4ナンバー」の車は、維持費として負担の大きい自動車税や重量税が、普通乗用自動車より安く済むというのも大きな魅力でした。 中でも目を引いたのが、トヨタのライトバン「プロボックス」。ネットにヒットする画像は、どれも流行りのアースカラーにタイヤのホイールはマットブラック。リフトアップに、ルーフラック付のカスタムされた姿は、なんとも男前なアウトドア車でした。
購入編
トレンドのサンドカラーのオールペン(全塗装)に、バンパーなどのパーツはマットブラック、ルーフラックを取り付けたプロボックスのカスタム車。
▼プロボックスのカスタム車をもっと知りたい人はこちら
とくにプロボックスのカスタム仕様に目を光らせた夫が、自宅近郊にプロボックスのカスタムを得意とするドレスアップ専門店を見つけ、すぐさま下見に行くことに。 実物を目の当たりにした私たちは、そのカッコよさに当初の「50万円」という予算が頭から吹っ飛び、およそ150万円でカスタム後のプロボックスを手に入れようと算段し始めたのです。 「いやいや、ちょっと待てよ…予算から100万オーバーって、どこから出すの?」とストッパーをかけたのは私。
購入編
予算オーバーした分は、キャンプの回数を減らしたり、毎夜好きなお酒が飲めなくなるかも…。そんな話をしているうちに目が覚め、やはり「車検付きで100万まで」という当初より若干余裕を持った予算で、自分たちにぴったりな中古車探しの旅を再スタートさせました。

維持費で考えたら軽自動車が断然お得!?

購入編
車種にこだわらず、維持費を抑えたいなら自動車税などが安く抑えられる軽自動車が断然お得です。「4ナンバー」登録の軽バンなら、さらに一般の軽自動車の半額ほど自動車税が安くなることがわかりました。軽バンなら、プロボックスと同じく後部座席をフルフラットにでき、車中泊も可能です。 スズキのエブリィなどは、おしゃれなキャンピングカー仕様にしている実例もネットで多く見られました。小回りが利くので町乗りもしやすく、子どもの送り迎えにも動きやすい。
購入編
しかし、ファミリーでキャンプに行くには、ちょっとコンパクトすぎるかも…ということ、タフな山道や急な坂に耐えられるかという懸念点がありました。また、軽自動車だからといって格安の中古車が出回っているわけでもなく、しかも軽バンは最近人気が上昇中。大手中古車販売サイトでみても、エブリィ年式10年以内の中古などは、平均価格が100万円前後まで上がっています。

すべての希望を叶えるならプロボックスのカスタム!

DIY塗装する、という新しい選択肢

購入編
いくら維持費が安くても、車体価格が100万円近くするのでは手狭な軽バンを購入する気にはなれません。積載量、頑丈さ、維持費などの条件、また見栄え的にもしっくりくるのは、やはりカスタム後のプロボックスに違いありません。 ベースのプロボックスは、中古車サイトで50万円を切るものも見られます。それを先日に訪れたドレスアップ専門店に持ち込むことも検討しましたが、外装の塗装だけでも、最低20万はかかるということでした。
購入編
そんなとき、近所の友人が買い替えた中古車を自分で塗装していたことを思い出し、聞いてみると、材料費は2〜3万円程度で済むとのこと。手順は、ネットで調べればいくらでも詳しく出てきます。 私たち夫婦は、こういったDIY作業が、どちらかというと苦手。ならばある程度お金を出して、外注してしまった方が結果的にコスパが良いのでは、というのが夫の意見。私は自分たちで塗装すれば、車に愛着がもて、「娘にとってもかけがえのない経験になるのでは」と思いました。

やっぱり、プロボックスを50万円台で買う!

購入編
夫と娘を説得し、条件に合う車を50万円台で購入して、DIYでカスタムしていく方向になりました。プロボックスのベースは、カーセンサーなど車のネット販売で日々情報を収集。年式が10年以内で走行距離10万km以下、車検整備付き価格が50万を切るものがあれば、すぐに販売店に問い合わせ。日帰りで行ける距離ならば直接車を見に行きました。
購入編
同時並行していたトゥーランの売却が決まり、夕方に車の引き渡しを予定していた日の前夜。条件にぴったりのプロボックスを、近所にあるトヨタのディーラーで見つけすぐに電話。すでに一件問い合わせがあるとのことでしたが、翌朝一番にふたりそろって下見に出向き、2017年式、走行距離9.9万km※、車検整備付きのプロボックスを、約54万円で手に入れました。
※走行距離は限りなく10万kmに近いけれど、購入に踏み切った理由 ・元商用車のため毎日使われていたので、どうしても距離は伸びてしまうが、メンテナンスはしっかりされている ・トヨタの正規ディーラーで購入したので3年保証が付いている ・我が家は車の使用頻度が低い(主に週末のみ)ため、今後の走行距離の伸び率も低い

維持費は、およそ5分の2に削減!

自動車税重量税自賠責保険印紙代合計金額
ゴルフトゥーラン(フォルクスワーゲン)45,400円22,800円10,005円600円78,805円
プロボックス(トヨタ)13,200円5,000円14,280円1,200円32,480円
こうして、我が家の車の維持費は、税金まわりだけで年間78,805円から32,480円の46,325円削減し、およそ5分の2まで引き下げることに成功。日々消耗するガソリンもハイオクからレギュラーになり、さらなる削減が見込めます。
※自動車税は毎年、重量税、自賠責保険、印紙代は車検時に支払い ※プロボックスは毎年、ゴルフトゥーランは2年に一度の車検。比較表は1年分の金額に換算 <参考> 乗用車の税率表(自動車税)|神奈川県 2021年5月1日からの自動車重量税の税額表 |国土交通省 自賠責保険ポータルサイト|国土交通省

次回は、プロボックスDIY塗装編!

購入編
無事乗り換えができて一安心したものつかの間。次回は、いよいよプロボックスを自分たちで全塗装します!塗装は、塗る前の準備が約8割。マスキング、足つけ、脱脂、塗り方の手順から、ボディとパーツの塗り分け、使った材料もすべて写真付きで解説していきます!
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キャンプをもっと楽しく、もっと快適にしてくれる理想のクルマをを求めて。hinata編集部がおすすめの車種、車選びや積載のポイントなどを深掘りして紹介する連載企画です。

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