【パパ、キャンプ場作るってよ。】第1回「土地探し 怒りの前編」。ママがブチギレたワケ…。

キャンプ場

森永ファミリー@勝浦中央海水浴場

森永ファミリーのキャンプ場作り体験記「パパ、キャンプ場作るってよ。」。千葉県勝浦市に、赤ちゃんでも安心して楽しめる「リスッコファミリーキャンプ場」を作るまでのドタバタ劇を、完全ノンフィクションで赤裸々に連載します。第1回は「土地探し 怒りの前編」。山林を購入すべく動き出したものの、あることにハマって腰の重いパパに、続々と現れるツワモノの不動産屋さん、そして高まりゆくママの怒り…。四苦八苦しながらも、前進していく様子をお送りします!


 目次


始まりはいつも突然に

2年前のある日。

パパ「キャンプ場作ろうと思うんだけど…」
ママ「え、いいんじゃん」


このときは「せいぜい子どもが独立する前くらい。10年後くらいかなー」と思っていて、2年後にこんなことになっているなんて、想像だにしていませんでした∑(゚ω゚; )

そもそも、パパはものづくりが大好き。ウェブサイトやアプリなどソフトを作る仕事をしていて、「だんだんハードが作りたくなってきた」と聞いていたので、何か言い出すのは時間の問題と思っていました^^;

キャンプ自体は、2017年の結婚直後から夫婦で始め、妊娠中は8か月まで、息子が生後3ヶ月になった2018年11月からはファミリーで月1〜2回のペースで行っていたので、生活の一部と言っても過言ではないほど身近な存在。そのため、キャンプ場を作りたいと言われても、特に驚くこともありませんでした。

また、私も「いずれは、土イジりができるような環境で暮らしたいなー」なんて思っていたので、「いつかねー」「できたらいいよねー」と、遠い夢のような話でした。

ところが、移住する人の多くは、10年くらいずっと土地探しを続けて、やっと運命の場所に出会えると聞き、「善は急げ!」「とりあえず、どんどん行動しよう!!」って、土地見学に行き始めました。

初めての土地見学

キャンプ帰りに売地の看板を発見!

倒木で遊歩道が見当たらない山林

▲倒木で遊歩道が見当たらない山林

2019年12月。初めての見学は、千葉県。

キャンプの帰りに、「こういう道いいよね~、ちょっとアドベンチャー的な、キャンプに来てます感があって」と話していると、”売地”の看板が!

運転中のパパに「ここの住所メモって!!」と言われ、グーグル・マップで現在地を取得して得た住所と”売地”で検索してでてきた複数の不動産屋さんから良さげな会社にアタック。

担当者が多忙?というか、お休みが多い?^^;みたいで、自分たちだけで行きたいと言ってみたら、まさかのOK。

「え、勝手に入っていいの?」「何かあったらどうするの?」「そもそも、売る気あるの?」と驚きましたが、山林売買では、結構メジャーらしい…(´・∀・`)ヘー

すると、担当者から、この世のものとは思えない難解で長文な、道案内メールが送られてきて、何度読み返しても、よくわかりません。

いざ行けば、案の定入り口さえわからず、周りをぐるぐる。ホントにここ?って急な角度・ボロボロで朽ちかかった橋に、勇気を出して乗り出せば、車の底をこする始末…。

山に入れば、説明に書いてあった”土地を一周できる遊歩道”ってどこ?棘だらけの草ボーボーで痛いし道見えないし、大雨の倒木やがけ崩れで、もはや道なくない???

長男と一緒に滑っていくパパ…

パパにおんぶされて一緒に土地見学する息子(1歳)

▲パパにおんぶされて一緒に土地見学する1歳の息子

山登りってより、崖登り?急傾斜地ばっかりで、まともに立っていられない。足元の土ごと滑っていくw パパは背中の息子と一緒に滑っていくwww

息子は、まだ1歳で、自分の背丈よりも高い棘だらけの山道を進むことはできず、パパに抱っこひもでおんぶされていました。

山は買ったら終わりでないことを悟る

大雨で土砂崩れが起きていた山林

▲大雨で土砂崩れが起きていた山林

そんなこんなで、私にとっては驚きに次ぐ驚きの連続でしたが、パパはこんなもんでしょって感じだったみたい(;・∀・)

その後、知り合いが隣の市に山を持っていて見学に行きましたが、千葉県の内陸の山は地形的に急斜面で、なかなか平地が少ないようです。

また、大雨で道が通れなくなっているのはもちろん、土砂崩れが起きている場所もあり、山は買ったら終わりではなく、災害時や間伐などの管理、所有する責任について深く考える、良い機会となりました( *゚ェ゚))

天国から地獄へ

「四季を感じられるキャンプ場」を発見!?

つつじと桜

(画像はイメージです)

次に見つかった土地は、群馬県。

手作りのお庭は、春は桜や花桃、つつじ、秋は紅葉が楽しめて、見に来る人もいるほど立派なもの。

高齢のため、お庭を引き継いでくれる方に譲りたいとのことで、四季を感じられるキャンプ場って最高じゃん!庭木の手入れも勉強しなきゃ!!と移住する気満々で、心躍りまくっていましたヽ(〃∀〃)ノ

「ん、何かがおかしい…」

いざ土地見学でオーナーと顔合わせをして、よかったらその場で即決しようと意気込み、サイトのレイアウトまで考え出すと、ん?縮尺間違ってる!?土地小さくない???

問い合わせると、間違って売地に含まれない山林の広さも合わせて表記していたとのこと。

ですよねー、納得!とは思ったものの、しばらく放心状態…。

放心状態ってね、ホントに笑い出すんですよw

ドラマや映画で、全財産を失って、あまりの落胆に、放心状態の後、突然笑い出す人っているじゃないですか。

もう落ちるとこまで落ちて笑うしかないのかなとか、心がバランスをとるためにテンションがおかしくなるのかなとか、想像していましたが、なんか感情とかそういうんじゃなくって、自然と笑いが出てくるんですよ。

ちなみに、直接やり取りをしていたママのみならず、パパも笑っていたんで、なんか人間ってそういう生き物みたいです。

パパ、会社辞めるってよ。

意外な怒りの矛先…

そんな群馬事件から立ち直れない中…。

パパ「会社やめようと思うんだけど…」
ママ「まぁ、生活できるならいいんじゃない?」

我が家に嫁ブロックというものはありません。ъ(゚Д゚)

この記事のタイトルは「怒りの前編」ですが、残念ながら、まだ怒りませんw

パパは、プランB、なんならCまで立てるような慎重派。最悪の場合とその解決策を熟考した上で決断するタイプなので、ま、基本どうにかなるだろうと思っています。(*ノω・*)テヘ

時々、私の想像力がついていかなくて、あとから考え直して、え?こういうこと!?ってなるときもありますが(;´∀`)

取締役として毎晩遅くまで働き、その職務や責任をふまえて、考え抜いた末の決断だろうと思ってです。

日頃から「家族を養わねば」「夫として、父としてこうあるべき」などの固定観念から自由に、好きなことをやっていてほしいと思っていたので、特に反対はしませんでした。

パパは1日中パソコンとにらめっこ

そして、働き方がガラッと変わり、フリーランスとして、週3日決められた時間内でリモートワークするようになりました。

そこで、残りの週4日何をやっているかというと…。

1日中パソコンとにらめっこで、fxの自動売買のシステムを作っている!!…らしい。ママには全然わかりません^^;
fxのシステムを作っているパパ

▲fxのシステムを作っているパパ

良い土地は値段が高い、少しでも自己資金を増やしたいという思いがあったとは思います。ですが、ついに、子どもの面倒を見る=子どもにYouTubeを見せて自分はfxをやる、という場面に遭遇し…。

妻、ついにブチギレる

(画像はイメージです)

▲イメージです

土地探せよ!YouTube動画いつになったら作るんだよ!!
キャンプブログ書けよ!なんのために仕事辞めたんだよ!!
こっちはfxやるために協力してんじゃないんだよ!
金増やしたいなら、仕事辞めるな!まともに働け!!
ええ、至極まっとうな意見だと思いますが、いかがでしょうか?( ー`дー´)キリッ

働き方が変わり、ずーっと在宅なので、毎日子どもと外へ出かけなければならなかったり、土日休みという概念がなくなり、そもそも私の休日は?というストレスフルな状態に加え、給料も減り、fxの成果も出ない。

なかなか良い土地がみつからず、夢をみたい、何かに打ち込んで現実逃避したいのもわかりますが、どんなに自己資金を増やしたくても、結果が出るかわからないギャンブルに手を出すのはやめましょう。

パパからすると、だんだん売地の情報を見る目が肥えてきて、行かなくてもダメな土地がわかってくるように。ウェブサイトからデータを自動で抽出してくる「スクレイピング」という技術で、今売り出し中の全ての土地の情報を収集。”エンジニア、すぐ自動化しようとしてプライベートでもコード書いちゃう”あるあるですね(;^ω^)

その中で条件にあう土地をピックアップしていましたが、見学に行くべき土地が見つからなかったそうです。

私にキレられ仕方なく?ダメ元で行った山梨の不動産屋さん。「坊っちゃんのために、良い土地を探さないとですね」と、とても協力的な印象でしたが、道幅が狭くオートキャンプ場には適さなかったことを電話で伝えたら、突然、音沙汰がなくなりました。

ママ、顔も知らない人から、怒られる

心が折れ始めるパパ…

そして、ついに、パパの心が折れ始めます。

パパ「もう、電話かけたくない」
ママ「そう…(電話って、テレアポじゃあるまいし)(;^ω^)」

詳しくは教えてくれませんでしたが、前回、相当嫌な思いをしたようで、めっちゃ気になりましたが、詳しく話せないほどショッキングなできごとだったのかと思い、そっとしておきました。土地探しにおいては女性が連絡したほうが返信がきやすいという迷信もあるらしいことから、突如、私が問い合わせることになりました。

開口一番、説教される

長野県の土地を持っている会社に電話したところ、担当の男性に開口一番、一方的に説教されるはめに…。


「今キャンプ場を作りたいとか言って、山を買いに来る人がいるが、法律や条例は調べたのか、この法律は知っているか、この条例に関しては?」などなど…。

初めは「有益な情報を教えてくれているのかもしれない」と思い、一生懸命メモって、パパに筆談で聞くと、私がパパと担当者の板挟みに。

段々、パパが直接担当者としゃべればいいのにとイライラしてきて、そもそもパパが言うには、「土地の都市計画ごとに法律が決まっているから土地が決まらないことには調べようがない」と。

ちょっと面倒になったので、「御社はここ以外にもキャンプ場に適した土地をお持ちですか」と聞いたら、「うちには、ありませんよ」と言われたので、言うが早いか、「ありがとうございました!!」とお礼し、即切りました( ・`д・´)b

パパは前述の通り、プランCまで建てるような慎重派なので、法律関係も調べてだいぶ詳しくなっていましたが、私はただ代わりに電話をかけたズブの素人だったので、“なんかよくわかんないけど、突然めっちゃ怒られた”というのが率直な印象でした(;^ω^)

山選びは「秒で忘れること」が大事


さぞ、記憶に残る経験をしたと思われるかもしれませんが、実は、記事を書く中で、パパから「あんな事件があったじゃん!」と言われるまで、全く忘れておりました!!

嫌なことは即忘れるという自分のメンタルの強さにビックリ!≧(´▽`)≦アハハハハハハハハ

田舎で土地探しをすると、本当に変わった不動産屋さん、いっぱいいます。

都会で賃貸を探すと対応してくれるのは、基本的にサラリーマンの不動産屋さんなので、今までに会ったことがないタイプのおじさんがじゃんじゃん出てくる!←ダンジョンか!!

コツは、気にしないことです!(*ノω・*)テヘ

いちいちショックを受けていては、ただでさえ終わりないハードな旅をしているので、すぐに心が折れてしまいます。

もう一生関わることがない人は、秒で忘れましょう☆(ゝω・)v

パパのように、文句も言わず、密かにショックを引きずっているよりも、さんざん愚痴を吐いて、次の瞬間にはケロッと忘れているママのようなタイプの人のほうが、窓口には向いているのかもしれません^^;w

というわけで、土地探しは続くよ、どこまでも…

次回予告

ついに、悲願達成!?理想の土地がみつかってトントン拍子に事が進むかと思いきや、次々と予想だにしないハプニングに襲われ・・・え、ここまで来て、キャンプ場できないの!?

第2回「土地探し 運命の後編」をお楽しみに!!
パパ、キャンプ場作るってよ。

森永ファミリーのキャンプ場作り体験記「パパ、キャンプ場作るってよ。」。千葉県勝浦市に、赤ちゃんでも安心して楽しめる「リスッコファミリーキャンプ場」を作るまでのドタバタ劇を、完全ノンフィクションで...

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