「ファミチキホットサンド」に「パイシチュー」!ファミリーマート食材で本格料理【コンビニキャンプめしvol.3】
「低糖質ホットサンド」に「悪魔のリゾット」!?ローソン食材で5分クッキング【コンビニキャンプめしvol.2】
2021.04.10キャンプ料理
訳あってスーパーで買い出しする時間がないキャンパー必見!コンビニの食材でキャンプ料理を作る連載企画「コンビニキャンプめし」の2回目は、ローソン特集です。「低糖質ホットサンド」など、ローソンの食材を使ったレシピ3品を公開します!「マチのほっとステーション」は、スーパーに寄れなかったキャンパーがほっとできる、キャンプ料理の宝庫です!
制作者
アキモトユウキ
中学時代にワンダーフォーゲル部でキャンプめしの美味さを知って以来、くいしん坊キャンパーの道を歩んで20年。バーベキューは、だんぜん肉の塊派!
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もくじ
スーパーを見逃した!この先コンビニしかない…でも大丈夫!
今日は初めて行くキャンプ場でキャンプ。
「途中、どこかにスーパーがあるだろうから、キャンプ場に近い場所で探そっと」
「あれ、スーパーがない…。でも戻るのは時間がもったいない…」
ノープランな旅を愛するキャンパーのみなさんなら、こんなシチュエーションはよくあります。
でも安心してください。キャンプ場のそばにコンビニがあれば、立派なキャンプごはんは作れます!連載企画「コンビニキャンプ」では、キャンプ料理歴20年の筆者が、コンビニ食材をアレンジ。オリジナルのキャンプレシピを紹介します。
ローソンで入手可能な食材だけでキャンプごはんを作る
コンビニ食材をアレンジしてキャンプめしに昇華する「コンビニキャンプめし」。第2回は、ローソン特集です。ルールは、ローソンで入手できる食材のみを使うこと。ローソンの食材アレンジで作るキャンプレシピ3品を用意しました。
レシピ①ブラン入り食パンで作る「低糖質ホットサンド」!
キャンプの朝の定番、ホットサンド。パンは食べたいけど、糖質が気になる!そんなヘルシー志向なキャンパーの悩みを解決するレシピが「マチのほっとステーション」にありました。
ローソンの人気商品「ブラン入り食パン」は、透湿を通常の食パンの約3分の2に抑えています。この「ブラン入り食パン」に、低脂肪高たんぱくなサラダチキンと、チーズ、野菜をサンド。ヘルシーなホットサンドを作ってみました。
【材料】(1~2人分)
・ナチュラルローソン「ブラン入り食パン」…2枚
・「サラダチキンハーブ」…2/3個
・「レタスミックスサラダ」…適量
・「とろけるスライスチーズ」…1枚
・トマト…1/4個
①ホットサンドにはさむ具材をカットする
サラダチキンとトマトを、お手持ちのホットサンドメーカーの大きさに合わせて、お好みの厚さでカット。レタスは、手のひらでパン!と叩いて薄くしておき、ホットサンドメーカーではさみやすくしておきましょう。
②具材をホットサンドメーカーにはさむ
ホットサンドメーカーの両面を軽く予熱してから、チーズ、サラダ、トマト、サラダチキンをパンにはさみ、プレスします。
③こんがり焼けたら完成!
パンの表面に焼き目が付き、中のチーズがとろけたら、完成!
低糖質のパンは味がいまいちなものが多いですが、「ブラン入り食パン」は、大豆粉やふすま粉の絶妙な配合で、言われなければ、低糖質パンと気付かないおいしさ。
ホットサンドにすると、具材の水分で中はしっとり、外側はこんがりで、さらにおいしくいただけます。これで食パン1枚分あたり、具材含めた糖質が約14gなので、ダイエット中のキャンパーにはうれしい限りです。
レシピ②やみつき注意!「悪魔のリゾット‐Risotto al diavolo‐」
ローソンのヒット商品と言えば、「悪魔のおにぎり」。出汁のきいたご飯に、イカ天入りの天かす、天つゆを組み合わせた「悪魔のおにぎり」のルーツは、南極調理隊員の渡貫淳子さんが、任務中に食材を無駄にしないために考案したレシピです。「悪魔のおにぎり」の由来は「おいしすぎてついつい食べてしまう悪魔の誘惑」にちなんだもの。SNSで人気に火が付き、ローソンでも商品化され、今では定番になりました。
今回はこの「悪魔のおにぎり」に手を加え、リゾット風にしてみました。
【材料】(1人分)
・「悪魔のおにぎり」…1個
・「とろけるスライスチーズ」…1枚
・鷹の爪…少々(店頭に置いていない場合は一味唐辛子でも可)
①油で鷹の爪を炒め、ご飯を投入。さらに炒める
シェラカップに油を敷き、鷹の爪を弱火で炒めます。途中で「悪魔のおにぎり」をほぐして投入。焦げないよう気を配りながら、弱火で炒めます。ポイントは油をなじませることと、ご飯を2~3回に分けて投入することです。お米の水分を飛ばし、油でコーティングします。
②チーズを入れる
米がパラついてきたらチーズを少しずつ投入し、お米に絡めます。
③チーズが米に絡んだら完成!
チーズが溶けて全体になじんだら完成!米にしみたダシの旨味と青のりの風味に、天かすとチーズのコク、辛みのアクセントが合わさり、さらにやみつきなレシピになりました。
「悪魔」の名前を冠していますが、実際は優しいお味。今回はシェラカップで作りましたが、フライパンの方が温度のコントロールがしやすいです。
レシピ③ニューヨーカーのソウルフードから着想!「バッファローからあげクン」
最後は、ローソンのロングセラーホットスナック「からあげクン」をアレンジ。今回は、ニューヨークのソウルフードである、「バッファローチキンウィング」風に仕立ててみました。「バッファローチキンウィング」とは、ニューヨーク州のバッファローという街で生まれた、ハンバーガーや、フライドチキンに並ぶB級グルメ。
揚げた手羽に、辛みと酸味の効いたソースを絡め、ブルーチーズソースや野菜スティックとともに食べるレシピで、現地では「からあげクン」のようにおやつ感覚で食べられています。ローソンの食材だけでできるだけ「バッファローチキンウィング」を再現してみたいと思います。
【材料】(1人分)
・「からあげクンRed」…1パック
・「味噌マヨ食べる野菜スティック」…1パック
・Kiri「キリ&スティック」…1パック
・「シーザーサラダドレッシング」…1袋
・タバスコ…少々
・ケチャップ…大さじ1
①「からあげクン」にケチャップとタバスコを絡める
まずは、「からあげクンRed」にケチャップとタバスコを絡めます。「からあげクンRed」のもともとの味付けと、ケチャップとタバスコでバッファローソースを再現しました。
②チーズソースを作る
続いてチーズソースを作ります。本場の「バッファローチキンウィング」に添えられるチーズソースはブルーチーズを使用しますが、ローソンで調達出来なかったうえ、苦手な方も多いので、シーザードレッシングと、クリームチーズを混ぜ代用します。
③野菜スティックとともに盛り付けて完成!
ソースを絡めた「からあげクン」と、チーズソース、野菜スティック、「キリ&スティック」に付属のクラッカーを盛り付けて完成です。酸味と絡みの効いたソースと「からあげクン」の組み合わせだけでも、「バッファローチキンウィング」よろしく、ビールがすすみます。途中、チーズソースで味変を楽しむもよし、ソースに野菜やクラッカーをディップするもよし。
火も使わず、簡単に作れるので、キャンプ場で設営を始める前にテーブルと椅子だけ置いて、とりあえず腹ごしらえとお酒を一杯、といったシーンにちょうどいいレシピです。
いつもより、ゆっくり…。コンビニ食材はキャンプにゆとりを生む!
体に優しい食材を調達できるローソン。工夫と発想次第で、まだまだコンビニキャンプめしが生まれそうです。写真映えする本格的な料理を作り、仲間とシェアするのも最高ですが、たまにはコンビニでささっと食糧を調達して、アレンジを楽しむのもおすすめです。
今回紹介したレシピは、3品とも5分で作れ、洗い物も最小限でした。浮いた時間で、いつもよりゆっくり過ごしたり、SUPや釣りなど遊びに時間を割いてみましょう。
コンビニキャンプめし
コンビニ食材をアレンジしてキャンプめしに昇華する連載企画です。