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【荷積みの猛者がしのぎを削る】積載テトリス選手権!

車の積載

キャンプに行く最初の山場といえば、荷物の積載。現地でのサイトのレイアウトを想像して、車の収容サイズを計算しながらギア同士を積んで…。組んでいく作業はさながらテトリス。ピッタリと収めるには意外とテクニックが必要です。そこで、全国の積載上手なキャンパーに取材。教えてもらった荷積みのコツは、キャンプ上達のための一歩です。

車の積載テクニックの基本

普段からすでに実践している人も多いと思いますが、今回取材した積載のプロたちに積み方のコツを聞いて分かったのは、「積載の基本ルール」の徹底。基本ルールは以下の3つです。 ・下に重くて固いもの、上に軽くて柔らかいもの ・コンテナボックスをうまく活用 ・ギアと車のサイズを計る 文字にすると「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、この3原則を踏まえた上でギア同士をうまく組み合わせるのが、積載上手の条件であり、腕の見せどころ。

気持ちいい〜!圧巻の積載テトリスコレクション

5人分の荷物も何のその。効率重視の理論派テトリスで年越しキャンプ

【車種:ルノー カングー/大人2名、子ども3名分の装備】 キャンプ歴25年以上というベテランキャンパーの@narusyさんは、この年末年始、愛車のカングーに乗って家族全員で年越しキャンプへ。車を買い替えた3年ほど前に、装備と積載方法を見直して今のスタイルが確立されました。 積載のコツはいたってシンプル。重い物やボックスを土台として下に置き、上に敷物や寝袋など軽い物を積んでいます。荷物を積む際は、最初に設営するものを手前に置いておくのが鉄則。サイト内で荷下ろししながらそのまま設営していけばいいので、無駄な仮置きの手間が省けます。 この方法を意識していたことで、雪の中だったという今回の年越しキャンプでも、荷物が濡れた地面で汚れずスムーズに設営・撤収ができました。

扉を開ければカラフルギアにワクワク!荷物を積んでも安全第一です

【車種:テントむし(ベースはダイハツハイゼット)/大人2人、子ども1人分の装備】 おとぎ話に出てくるようなロマンチックなギアがかわいい@tsukumi_oさんの積載がこちら。10年前にキャンプを始めてから、現在の車が3台目ですが、1台目ですでに積載スタイルはほぼ確立していました。積み方のコツはセオリーどおり、重くてかさばるものでベース作り。その隙間を埋めるのにリネンやクッションを有効活用しています。 車が揺れても崩れないよう、荷崩れ防止用のゴムベルトやネットで忘れずに固定。さらに荷物を積んでいても後方確認ができるよう、車を買い替えてもデジタルルームミラーを必ず装着して安全運転を心がけています。積載することにヤケになりすぎるとついつい安全面がおろそかになってしまいがちですが、キャンプを100%満喫するためにも@tsukumi_oさんのように安全面も抜かりなく対策しておきましょう。

大好きなギアをいかに多く連れて行くか…車の限界との戦いに勝利

【車種:トヨタ FJクルーザー/4人分の装備】 愛車のFJクルーザーを「キャンプっぽい顔をしているのに、積載量が意外に少なくて困った」と語る@camp_holidayさん。何度も失敗し、車の限界を知りながらもついつい新たなギアを増やし…。ルーフキャリアとヒッチキャリアで積載量を最大まで拡張した上で掴んだ教訓は「積載にも美しさを。隙間は悪だと思え」。 たしかにギアが隙間なく、きっちり詰まった美しい積載スタイルです。同じコンテナを下段に並べ、土台を安定させているので縦方向に積んでもぐらつきません。試行錯誤の上、1年ほどかけてこのスタイルにたどり着きました。 計算されたキレイな積載に、一緒に出かけたワンちゃんもどこか誇らしげです。

アウトドア車の王様「ランクル」愛用者のお手本

ワンボックスからランクルへ、荷台が減った分は工夫で克服

【車種:トヨタ ランドクルーザー78プラド/4人分の装備】 キャンプ歴約4年の@chill_out_camp1983さんは、車の買い替えをきっかけに積載スタイルがガラッと変わりました。以前乗っていたのは荷台が広々としたワンボックスのファミリーカー。積載の心配をしたことがありませんでした。ランドクルーザーに乗り換えたところ荷台スペースが小さめに。 以前と同じ荷物を載せるため、@chill_out_camp1983さんはパイプを使って荷台を2段にアレンジ。縦の空間をうまく使った、無駄のない積載スタイルが定着しました。

設営前から美しく。魅せる積載で自分のテンションを上げる

【車種:トヨタ ランドクルーザー80/2人分の装備】 夫婦でキャンプを楽しんでいる@tanakiさんは、1年半ほど前にキャンプデビュー。あれよあれよという間にギアの数が増え、半年ほど経った頃には今のスタイルのベースが完成しました。 収納しやすさ・取り出しやすさはもちろんですが、@tanakiさんが意識しているのは「魅せる積載」。まとめられるギアはボックスにまとめ、トランクを開けた時に一番手前に来る荷物をハード系のコンテナにすることで、ごちゃつかずキレイな見た目となっています。

「積んだものは全部使う」がモットー。車の内寸法を知り尽くして脳内テトリス

【車種:トヨタ ランドクルーザー70/大人3人、子ども1人分の装備】 「荷物の積載もキャンプの醍醐味」と語る@ps.gabu0314さん。人数や道具によって積載方法が変わるので、キャンプに行く度に積載後の写真を撮り、撮った写真を研究しながら一年ほどかけて今のスタイルを完成させました。@ps.gabu0314さんのランドクルーザー乗車歴はなんと20年。車の内寸法は計らずとも頭の中に刻まれているので、新しくギアを購入する際はまず、店頭で脳内テトリスをするという上級者です。 現地で全ての荷物を広げてからセッティングするため、積載の順番はあまり考え込みすぎません。横に並べるものの高さをそろえながら無心で隙間を埋める、まさにテトリスのように楽しみながら積載をしています。

事前準備の大事さがわかる、達人の積載テクニック

情報収集は念入りに。実用的なら見た目も美しい!

【車種;ジープ ラングラーJK/大人2人、子ども1人分の荷物】 @cotton200さん家族は、ご主人がキャンプ歴10年以上のベテランキャンパーで積載担当。現在の車でキャンプに行くようになってから5回目ほどで確立した積載スタイルです。無駄なくキレイに積まれたギアたちにうっとりしてしまいますが、実際に積載するときは「イメージの微調整」ぐらいの感覚。 というのも、ご主人は事前の情報収集に抜かりなし。日々、インスタグラムで積載上手なキャンパーの投稿から、自分たちのキャンプに生かせるアイデアを探しています。さらに、積載前にそれぞれのギアのサイズを把握して、あらかじめ配置のイメージを固めておくとスムーズに積載できます。

「積載しやすいギアを作る」という新発想

【車種:トヨタ ハイエース/3人分の装備】 キャンプ歴15年の@taka10mo3さんに積載のコツを聞くと、「荷物が定番化され、基本的なセオリーどおりに積み込めばすぐに自分のスタイルは確立できるはず」と頼もしい答えが。以前トラックの運転手であった経験から、荷崩れを起こしにくくするポイントも教えてくれました。 一番のカギは、最上段のギアと車の内壁との隙間をなくすこと。左右の隙間をシュラフなど柔らかいものでギュッと締め、緩衝材のように使うことで、走行中に揺れても荷物が崩れにくくなります。 さらに驚くべきは@taka10m3の愛用ギア。積載時にうまくテトリスできるように、かつ自分好みのキャンプサイトを作り上げるために、チェアやテーブルなど木製ギアを手作り。こだわりと経験が生んだ美しい積載は思わずマネしたくなります。

それぞれの工夫が詰まった積載スタイルを参考にしよう

紹介した達人たちも、最初から納得のいく積載ができていたわけではありません。試行錯誤の末に自分なりのスタイルを見つけ、ギアをうまく組み合わせていく…。大変ですが、このプロセスもキャンプの楽しみの一部。あれこれ試して、積載上手を目指しましょう!
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