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軽トラが小さなログハウスに!自作キャンピングカーの魅力と作り方を紹介

※本記事には一部プロモーションが含まれます

キャンピングカーはクルマと広々としたくつろげる空間が合体した「走る別荘」!家族や友達と一緒に長旅が楽しめますし、ベッドで快適に休めます。外でテントを張ることもいいですが、もっと手軽にアウトドアを楽しみたいという方に人気です。最近、軽トラックの荷台を活用し自作のキャンピングカーを作るというキャンパーが、多く見られます。今まさに旬のキャンプスタイルで、キャンピングカーを購入するより軽トラでも十分に楽しめるという考えが増えてきているようです。今回は、軽トラで自作できるキャンピングカーの魅力を紹介します。

軽トラがキャンピングカーに変化『トラベルハウス』とは

『トラベルハウス』とは、軽トラックをキャンピングカーに作り変えたものです。旅行だけでなく、仕事スペースやキッチンカーなど、さまざまな使い方もできます。DIYが得意なだと、独自で内装をカスタマイズし個性的なキャンピングカーを作る方も増えてきました。 キャンピングカーは高価なため、なかなか手が出せない方も多いと思います。軽トラをカスタマイズすれば、キャンピングカーよりも低価格で購入しやすいです。また、軽トラックのため小回りが利くので運転がしやすいこともメリットの一つ。

軽トラキャンピングカーの特徴・魅力

軽トラキャンピングカーには4つの魅力があります。高価なキャンピングカーとは違った良さを生かして、気軽に旅行ができる楽しさを体験しましょう。

一般的なキャンピングカーより低価格

軽トラキャンピングカーは、軽トラックをキャンピングカーにカスタマイズした車なので、価格は大体80万~300万円です。通常のキャンピングカー、価格が安くても500万円はします。比較すると軽トラキャンピングカーの方が、かなりお手頃です。

維持費が安い

軽トラックなのでキャンピングカーよりも維持費が安いのも魅力です。キャンピングカーは、自動車税、重量税、自賠責保険料ととにかくお金がかかります。軽トラキャンピングカーなら、3分の1程しかかかりません。また、軽トラックの重量を気をつければ、故障することはめったにありません。軽自動車と同じほどの大きさのため、慣れてくれば誰でもメンテナンスしやすく楽に維持できます。

コンパクトで広々とした居住スペース

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出典:PIXTA

軽トラキャンピングカーの良さは、見た目がコンパクトながら広々とした居住スペースが確保できる点です。居住スペースには、ベッドやキッチンなどの装備も十分に入るため、快適な空間を作ることができます。 また軽トラキャンピングカーには、基本的に高さ制限があるため、自作する際は気をつけましょう。中には天井を高く作ったモデルもあります。天井が高いと車内で移動や着替えがしやすく利便性が上がり、圧迫感がないので居心地が良くなります

個性的なキャンピングカーが自作できる

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出典:PIXTA

DIYで軽トラをキャンピングカーに作り変えると人によってデザインはさまざまです。ログハウスのようにしたり、和風な見た目にしたりと工夫できます。ただし、荷台に載せられる最大積載サイズが決められています。軽トラの道路交通法を守り、幅は車両幅、高さは地上から2.5m以内、車体長の1/10まで荷台からはみ出してよいなどです。荷台に載せられる重さは350kgまでと決まっているので、気をつけて作りましょう。

軽トラキャンピングカーの種類

軽トラキャンピングカーは、基本的に二種類あります。どちらにも魅力や注意点があるため、自分に合ったキャンピングカーを選びましょう。

脱着式

脱着式のため、基本は積載物扱いです。普段は普通に軽トラとして使用でき、必要な時に積み卸しできます。ベース車の箱替えにも対応にも対応しているため、頻繁に入れ替えたい方におすすめです。しかし、移動時の乗車人数は2名のため、大人数での旅行には向きません。

固定式

固定式のため、運転席から後部座席へ移動することが可能です。毎回車を止めて移動する必要がありませんし、休憩もしやすいためおすすめです。価格は脱着式より高くなってしまいますが、移動時の乗車人数は4人まで乗ることが可能なので、大人数で旅行する方に人気があります。8ナンバー登録が必要なため、忘れないように気をつけましょう。

軽トラキャンピングカーにあると便利なオプション品

軽トラキャンピングカーはキャンピングカーも同様ですが、最低限なものしか基本装備されていないことが多いです。居住スペースを過ごしやすくするため、自分に必要なアイテムを決めて装備していきましょう。今回は6つ紹介します。

換気ファン

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出典:PIXTA

天井に設置する換気ファンは必ず付けておきましょう。夏は車内に熱がこもり、熱中症になりやすくなります。網戸を一緒に取り付ければ車内の熱気を外に出すことができるので新鮮な空気が入り、体調を崩す心配がありません

ソーラーパネル

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出典:PIXTA

キャンピングカーは電化製品の充電や照明など電力を使うことが多いです。ソーラーパネルを屋根に取り付けることで、天気がいい日は電力を蓄え、必要な分だけ使うことができます。長距離移動の方は頻繁な電気供給が難しいと思うため、ソーラーパネルを付けると楽に旅行できると思います。

ヒーター

冬キャンプの一番の不安は防寒対策です。冬場も快適に過ごしたいという方は、暖房器具を常備して体調を崩さないように対策しましょう。ヒーターはキャンパーの間で、常備率95%という大人気アイテムです。特に人気なのが、FFヒーター!1リットルのガソリンで約8時間も使うことができます

外部電源

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出典:PIXTA

外部電源を常備しておけば、屋外でも12V~100Vの電化製品を使うことができます。例えば、ITクッキングヒーターや電子レンジなどです。旅行中、料理メインで楽しみたい方におすすめ!災害などで停電があった場合にも活躍する優れものです。

後方確認用ミラー

運転中は、交通事故や他の自動車に傷をつけるなどの緊急事態は少なからず起こります。後方視界をチェックできるミラーがあることで、事故も未然に防ぐことができるため必ず購入しましょう。また駐車する際、幅寄せする機会が多いときはバックカメラがあるととても便利です。

サブバッテリー

電力を多めに準備しておきたい方は、サブバッテリーも追加しておきましょう。長い期間旅行する場合、メインバッテリーを消費し電力不足で旅行を続けることができない場合もあると思います。サブバッテリーを準備しておき、いざという時でも対応できるようにすれば安心して運転できます。

軽トラキャンピングカーの販売サイト

軽トラキャンピングカーが購入できるサイトを紹介!一般的なキャンピングカーよりも低価格で購入できるため、とてもおすすめです。

旅する家

『旅する家』は軽トラックに取り付けられるキャンピングシェル専門店です。居住スペースが驚くほど広々としていて、低価格が魅力。キャンプや旅行以外にも車中泊、オフィス、移動販売など、さまざまなライフスタイルに行かせるキャンピングカーを販売しています。 【公式サイト】 https://travel-house.jp/

株式会社みもと

新形態の軽トラキャンピングカーやキッチンカー「Triparu(トリパル)」の販売をしているサイトです。旅行やキャンプ、普段使いも出来るキャンピングカーが魅力。軽トラキャンピングカーの販売以外に、オーダーメイドやレンタルまで対応しているため幅広い声に答えてくれます【公式サイト】 http://triparu.com/

株式会社山春

しっかり寝泊まりできる設備があり、普通車のキャンピングカーと比べると普段使いができるため、駐車場所に困らないため使いやすいキャンピングカーです。トラキャンと呼ばれるトラックの荷台にキャンピングボックスを載せるタイプも販売されているので、自分にあった車が選べます。移動販売車やキッチンカー、キッチントレーラーの製作や販売もしています。 【公式サイト】 https://ymhr.com/company/

キャンピングカーを自作してみよう!

DIYの道具
販売されているものを買うのは簡単ですが、自作すれば完全に自分好みにできて、何より安上がりです。実は自作している人も少なくありません。ここではキャンピングカーを自作する方法を紹介します。

step.1 木材で床を作る

ホームセンターで木材を買う際、2×2材もしくは2×4材から選びます。床に使うのであれば、厚みと重さがしっかりとした2×2材を選ぶのがベスト。車体からの熱を遮断できるだけでなく、重心が下がることで安定性が増します。

step.2 角材で壁と屋根の骨組みを作る

ビス打ち
好みのキャンピングカーの形に角材を組みます。屋根の勾配や、建具のサイズや位置を意識しましょう。

step.3 天井・内壁・外壁を貼る

屋根の下地、天井、壁に板を貼った後、外壁を貼っていきます。それぞれ、骨組みにビス留め。入り口や窓の部分は忘れずカットしておきましょう。

step.4 屋根を貼る

雨に降られることもあるので、使用する材料には注意が必要。水や衝撃に強いトタンを貼ったり、木材で作るのであれば防水対策をしましょう。

step.5 塗装&建具を取り付ける

塗装している女性
防水加工や塗装を行い、窓や扉などを取り付けて完成です。長く使うのであれば、防水加工は必須事項。木材の隙間をボンドやシリコーン材で埋めておくと密閉性が増し、雨風の侵入が防げます。

キャンピングカーにカスタマイズできるおすすめ軽トラ3選

軽トラをカスタマイズして自作のキャンピングカーを作ってみたい方もいると思います。キャンピングカーにカスタマイズしやすい軽トラ3選を紹介します。
商品名ダイハツ ハイゼット 軽トラック ウイング幌ダイハツ ハイゼット トラック幌ハイゼットトラック エアコン・パワステ スペシャル(ダイハツ)
画像
価格帯13万円台〜7万円台〜22万円台〜

軽トラキャンピングカーでおしゃれな車中泊を楽しもう!

燃費や居住スペースの過ごしやすさ、運転のしやすさなど軽トラキャンピングカーは旅行に最高のバランスで作られたキャンピングカーと言っても過言ではありません。しかも価格も驚くほどお手頃なため、人気があります。軽トラを購入し自作のキャンピングカーを使って気軽に旅行できるため、キャンピングカーで日本全国を旅する夢がある方にはおすすめです。

今回紹介したアイテム

商品画像ダイハツ ハイゼット 軽トラック ウイング幌ダイハツ ハイゼット トラック幌ハイゼットトラック エアコン・パワステ スペシャル(ダイハツ)
商品名ダイハツ ハイゼット 軽トラック ウイング幌ダイハツ ハイゼット トラック幌ハイゼットトラック エアコン・パワステ スペシャル(ダイハツ)
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