インバーター発電機おすすめ11選!選び方や使えるシーンを紹介
キャンプ先で電化製品を使いたいときに活躍するのが発電機。夏は扇風機、冬はホットカーペットなど、キャンプをより快適にする人気のアイテムです。この記事では、精密機器にも対応可能なインバーター発電機の使い方や仕組み、おすすめアイテムを紹介します。
キャンプやアウトドアで電化製品を使いたい人
非常時のそなえをしたい人
精密機器などの電化製品を安全に使いたい人
騒音性の高い発電機を探している人
編集部おすすめのインバーター発電機3選
まずは編集部で選び抜いたおすすめのインバーター発電機を3モデル紹介します。900Wのコンパクトなタイプから、ホットプレートやドライヤーが使える高出力タイプまで、幅広い出力タイプを厳選しました!
インバーター発電機の選び方の3ポイントを解説
燃料を選ぼう
インバーター発電機の燃料は主にガソリン・軽油・ガスがあります。
- ガソリン:ガソリンスタンドで手軽に購入できて、エネルギーがあるため長時間の発電が可能です。一方で、時期にもよりますがほかの燃料に比べて高価になる場合があります。
- 軽油:ガソリンよりも価格が安く、安定的な電力の供給が可能。しかし、劣化するのが早いため、災害用備蓄なら遅くとも3カ月に1回は交換する必要があります。
- ガス:ほかの燃料に比べて排ガスが少なく、燃焼効率が高め。発電機の燃料としては比較的新しいため、対応しているインバーター発電機が少ない点がデメリットです。
このように燃料ごとに特長があるため、自分の用途に合った使いやすいものを選びましょう。
出力を決めよう
インバーター発電機の出力によって、使える電化製品の種類が変わります。メーカーや製品によって変わることはありますが目安は下記の通りです。
購入する際は、使いたい電化製品の出力を確認して、インバーター発電機を選んでください。
使うシーンによって大きさを選ぼう
キャンプでインバーター発電機を使う際は、サイズが大きすぎると持ち運びが大変です。各メーカーでは、持ち運びに便利なコンパクトなものから、災害時にも活躍する大容量のものまで、さまざまなサイズを販売しているので、使用シーンに合わせて最適なサイズを選んでみてください。
テレビやノートパソコンが使用可能!1,000W以下のインバーター発電機
大型の電化製品を使う通常モードと
電気をあまり使わないエコモードを切り替えられるインバーター発電機。使うアイテムや状況によってモードを変えて、効率的な電気供給が可能です。
【基本情報】
- 電気出力:900W
- サイズ(約):幅28.1×奥行き48.5×高さ39.9cm
- 重さ:14.4kg
- 電圧:100V
- エンジンタイプ:4ストローク
ドライヤーやホットプレートが使える!〜2,000Wのインバーター発電機
小型のエンジンと防音カバーを搭載し、
驚くほどの静かさで稼働するインバーター発電機です。さらに、初めて発電機を使う人でも操作しやすいコントロールパネルを装備。高出力にもかかわらず比較的軽量で持ち運びやすいこともポイントです。
【基本情報】
- 電気出力:1,600W
- サイズ:49×28×44.5cm
- 重さ:20kg
- 電圧:100V
- エンジンタイプ:4ストローク
ホンダのインバーター発電機は、エンジンにエコスロットル機能を付けたことにより、あまり電気が必要ないときにはエンジンの出力を4分の1にして稼働可能。
最大出力も高めで、庭仕事の際や大きな工具を使う際に活躍する発電機です。
【基本情報】
- 電気出力:1,800W
- サイズ:幅29×奥行き50.9×高さ42.5cm
- 重さ:21.1kg
- 電圧:100V
- エンジンタイプ:-
電子レンジ、エアコンまで!2,000W以上のインバーター発電機
災害時や林業をする人のために開発されたインバーター発電機で、2台繋げて並列運転も可能。
騒音や振動をできるだけ発生させない工夫が施されているため、周囲に住宅がある場所で使いやすいことも特徴です。
【基本情報】
- 電気出力:2,000W
- サイズ:幅52.7×奥行き41.9×高さ46.1cm
- 重さ:32kg
- 電圧:100V
- エンジンタイプ:4ストローク
2,800Wの出力が可能なパワフルインバーター発電機です。28kgと軽量なので持ち運びが簡単で、超低騒音なのが特徴。
幅広い家電に対応可能で、レジャーやアウトドア、さらには災害時にも活躍する大型インバーター発電機です。
【基本情報】
- 電気出力:2,800W
- サイズ:幅44.4×奥行き38.5×高さ43.7cm
- 重さ:28kg
- 電圧:100V
- エンジンタイプ:4ストローク
エアコンなどの家電を動かすならおすすめなのがこのインバーター発電機です。なんと
電気出力は4,000W。二又ソケット端子の数も一般的なインバーター発電機の倍と非常時も頼りになるインバーター発電機です。
【基本情報】
- 電気出力:4,000W
- サイズ:幅32.2×奥行き52.6×高さ46cm
- 重さ(約):20.5kg
- 電圧:100V
- エンジンタイプ:4ストローク
インバーター発電機の特徴やメリットを解説
アウトドアシーンはもちろん、非常時にも大活躍のインバーター発電機。ほかの発電機との違いは、電気の流れを整えて精密機械などのデリケートな製品を扱えるインバーター装置を装備していることです。ここではそんなインバーター発電機の特徴やメリット、使い方を解説します。
インバーター発電機の仕組み
インバーター発電機の発電方法は、一般的な発電機と同じでガソリンやガスなどの燃料を燃やして、モーターを回し電力をつくります。一般的な発電機の電気で電子工具や一般的な家電製品などは使えますが、電気の波長が一定ではないため、パソコンやスマートフォンなどの精密機器は使えません。
しかしインバーター装置は、その一定ではない電気を変換して整った形の電気を送ることが可能。そのため、インバーター発電機を通した電気はパソコンやスマートフォンなどの精密機械を動かせます。
インバーター発電機の使い方
インバーター発電機の使い方は一般的な発電機の使い方と同じです。
- 燃料を投入する
- スイッチを入れる
- 始動クリップを強くひっぱり起動する
インバーター装置は電気が供給されると自動的に稼働するため、
起動したらコンセントやケーブルを差し込むだけで電化製品を使えます。
非常時も活躍
インバーター発電機は非常時も大活躍!災害や停電で電化製品が使えなくなったときも、インバーター発電機があれば安心です。通常の発電機では難しい精密機器も安全に使用できるため、携帯電話やパソコンを使って連絡を取ることも可能。災害へのそなえとして発電機を検討するなら、安定した電力供給ができるインバーター発電機がおすすめです。
インバーター発電機をキャンプで使ってみよう!
インバーター発電機は、通常の発電機とは異なり、精密機器にも安全に使用できるため、キャンプ場でパソコンやテレビを楽しむことができます。キャンプで家電を活用したいときは、インバーター発電機を用意して、快適で楽しいキャンプを満喫しましょう。
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