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EH
小さい頃から家族とよくキャンプやハイキング、登山に行ってました!最近は、友人とグランピングをしたり、家族と登山したり、気軽に楽しんでいます。好きなブランドはスノーピークです!特にほおずきLEDランタンが気に入っています。
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もくじ
ファイヤーピストンとは
ファイヤーピストンとは、空気を圧縮して火種をつくることができる道具です。別名「圧気発火装置」といいます。「圧気」という言葉から分かるように、この道具は空気を圧縮させることで、押し返そうとする圧力が強まります。急激に温度が上昇する原理を利用して火種をつくり出す、とても原始的な発火方法で普段は馴染みのない道具のため、はじめから上手に扱うことが難しく、何度か練習が必要です。
ファイヤーピストンの特徴・魅力
シンプルで携帯性が良い
ファイヤーピストンはシンプルなデザインかつ、コンパクトで携帯性に優れていて、キャンパーから人気のある道具です。小さい道具ながら、しっかり火種をつくり出します。道具の先端についているOリングと呼ばれるものは消耗品のため、交換が必要です。
身の周りのものが火種になる
一般的に火口になる材料は、麻紐やチャ―クロスといった綿の布切れなどを炭化させたものです。ファイヤーピストンは、必ず決められた材料を用意しなくてはならないということではありません。ティッシュペーパーの切れ端や、綿くずなど、身の回りのものを代用して、火種をつくり出せます!
手際が良くなれば、すばやく火が起こせる
ファイヤーピストンは特殊な発火方法のため、誰でも初めから使いこなすことは難しいと思います。慣れるまで何度も練習し、火種をすばやくつくり出す手際のよさが必要です。火種をつくる手際がよくなれば、火花式や光学式といった原始的な発火方法よりも早く火をつけやすいです。ライターやマッチが飽きた方は、ファイヤーピストンを使って、変わった火おこしに挑戦してみましょう。
ファイヤーピストンのコツ
麻紐やチャークロス(炭化させた布や紐)だと燃えやすい
出典:PIXTA
ファイヤーピストンは、麻紐やチャークロスといった綿の布切れなどを炭化させたものが火口におすすめです。火打ち石で火おこしをする際も、火花を引火させる火口としてよく使われています。麻紐やチャークロスは、湿っていたり水で濡れていたりしたら使えなくなります。道具の管理だけでなく、素材の管理も気をつけましょう。
シリンダーと棒先の密着を高める
シリンダーと棒先の密着を高めることで、押し返そうとする圧力がより強くなり、温度が急激に上昇しやすくなります。シリンダー内部の気圧を保つために、グリスを棒先に塗りつけましょう。シリンダーと棒先の密着度が高くなります。
火種ができたら、優しく空気を送る
出典:PIXTA
火種ができたら、ほぐした麻紐や木屑などの燃え移りやすい素材に素早く移します。その後は優しく空気を送り込み、火を広げます。使った火口が大きすぎると、着火に時間がかかってしまうため気をつけましょう。優しく空気を送り込むことで、火に酸素が届きやすく、火がつきやすくなります。
ファイヤーピストンの注意点
可燃物は入れすぎないようにする
可燃物はたくさんの量を押し込んでも、火種をつくることはできません。たくさん量を押し込めると、棒内に空気が入りにくくなり、上手く圧縮できなくなります。少ない火種でも十分に火をつけることができるため、少量の麻紐やチャークロスを置くだけで大丈夫です。
ゆっくり圧縮しないようにする
ファイヤーピストンはシリンダー内部の空気を一気に圧縮させることで、火種をつくることができます。ゆっくりと圧縮すると、シリンダーの内部から空気が逃げるため温度が上がらず、火種ができません。使うときは、体重を乗せて思いっきり圧縮しましょう。
安定した場所で手を固定して作業する
火種をつくり出す道具のため、安易に扱うと怪我につながります。ファイヤーピストンはシリンダーを丈夫な場所でしっかりと手で固定してから使いましょう。作業場所は平らな岩や石がおすすめです。
火起こしのコツ
火種はなるべく下に置く
出典:PIXTA
火種ができたら、燃料になる枝や小さな薪の下に置きましょう。火は下から上へと登っていきます。火種を上に置くと、下にある枝や薪に燃え移りません。全体的に火を行き渡らせるため、火種の位置は大切です。
燃えやすいものから順番に火をつける
出典:PIXTA
枝や小さい薪などの燃えやすいものから順番に火をつけたほうが、すばやく燃え広がらせることができます。火を扱うときはスピードが大切です。時間をかけると、火が消えてしまいます。大きな薪や炭から火をつけようとすると、とても時間がかかります。大きな薪や炭を入れる際は、火が燃え広がったタイミングにしましょう。
乾いた薪や枝を使う
出典:PIXTA
湿っている薪や枝を使うと、火はつきにくいです。乾いた材料を使うことで、火に空気が入り、上手く燃え広がることができます。また、薪や枝は敷き詰めすぎてしまうと空気の通り道が塞がってしまいます。火が燃えるのには酸素が必要ですので、空気が入りやすいように、隙間を空けて敷き詰めることを意識しましょう。
ファイヤーピストンの選び方を解説
手入れがしやすいもの
道具を長持ちさせるために大切なことは、手入れです。ファイヤーピストンを使った後は、煤が付いていたり、火口になる材料のゴミが残っていることが多いです。そのままにしておくと、次に使う際に上手く圧縮できなくなる原因になります。手入れがしやすい商品を選びましょう。
頑丈に作られているもの
火を扱う道具のため、怪我の心配があります。頑丈につくられている商品のほうが、作業中に道具が壊れることもないため、商品を購入する際には頑丈なものを選ぶよう心がけましょう。
ファイヤーピストンおすすめ5選
ファイヤーピストンを使って、おしゃれに火をつけてみよう!
今回は、「ファイヤーピストン」という火おこし道具を紹介しました。コツや注意点がわかれば、安全に火おこしができます。初めは、慣れない道具に苦戦するかもしれませんが、使っていくうちに原始的な火おこし道具を愛用するようになります。ライターやマッチとは違ったおしゃれなやり方で、火おこしを楽しんでみてください。
簡単に火をおこす道具というとライターやマッチがありますが、キャンプではあえて苦労を楽しむことも醍醐味。金属でできた火おこし道具「メタルマッチ」別名ファイヤースターターは、キャンパーの間で本格的に火おこしができることで人気です。今回は初心者の方でも簡単に使いこなせるメタルマッチの選び方や注意点、おすすめのアイテムを紹介します!
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||
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商品名 | U-K ファイヤーピストン | PSKOOK ファイヤーピストン | Campfirepiston ファイヤーピストン | VGEBY ファイヤーピストン | American Heritage Industries ファイヤーピストン |
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