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ファイヤースターターおすすめ18選!使い方や選び方も紹介!
ファイヤースターターは燃料なしで火を付けられ、ブッシュクラフトなどの本格的なアウトドアを楽しめるアイテムです。アウトドアショップをはじめセリヤなどの100均でも販売され、手軽に買えるのも魅力。今回は初めてファイヤースターターを買う方向けに簡単に着火でき、安く手に入るアイテムと選び方を紹介します!
ファイヤースターターの魅力
ファイヤースターターは
金属棒(以下ロッド)を専用の金具(以下ストライカー)で削って、火花を飛ばす着火アイテムです。燃料切れで火がつけられない時や、災害時にも役に立つファイヤースターの魅力は以下の3つ。
- 本格的なブッシュクラフトを楽しめる
- 水に強い
- 長期間使える
ここではそれぞれの魅力を解説します!
本格的なブッシュクラフトを楽しめる
燃料を使用しないので一から火を起こせるのがファイヤースターターの魅力。そのため本格的なブッシュクラフトを楽しめます。少ないアイテム、そこにある自然の材料だけで、火種から火を大きく育てていく過程を最大限に楽しみたい人におすすめです!
水に強い
雨や結露でストライカーやロッドが濡れても拭けばすぐに使えるのが特徴です。水に濡れると着火しにくくなるチャッカマンやマッチとは違い、ファイヤースターターは摩擦を利用して火を起こせるので問題なく使えます。さらに低温や気圧にも影響されないので、山登りのお供としてもピッタリなアイテムです。
長期間使える
ロッドを1〜3万回削れるので、燃料を使うライターやチャッカマンより長く使えてコスパが良いのもファイヤースターターの魅力。使用期限がなく寿命が長いので、緊急用として常にバックに入れておくのもおすすめです!
ファイヤースターターの使い方
ファイヤースターターは難しい作業がないので初心者でも簡単に使えます。
【ファイヤースターターの使い方】
- ロッドの黒皮(ロッド外膜)を削る
- ストライカーでロッドを削り、火種となる紙クズや小枝に金属の粉末をかける
- ストライカーで勢い良くロッドを削り、火花を飛ばす
- 紙クズや小枝に金属の粉末に引火させる
ポイントはロッドがぶれないようにしっかり握ること。ぶれなければ火花が飛びやすくなります。最初は
ティッシュなどの火がつきやすいものからはじめ、少しずつ大きなものに引火させていき、火種を大きくしていきましょう!
失敗しない!ファイヤースターターの選び方
一生ものの使いやすいファイヤースターターを探している方は、以下の5点を確認しましょう!
- ロッドの素材
- ロッドの長さ
- ロッドの太さ
- ストライカーとロッドがまとまっているか
- 必要な付属品が付いているか
ここではそれぞれ解説していきます!
ロッドの素材で選ぶ
ファイヤースターターを購入する際に確認したいのがロッドの素材です。ロッドの素材はマグネシウムとフェロセリウムの2種類あります。
【マグネシウム】
フェロセリウムよりも価格が安く、セリアなどの100均でも販売されているので
コスパを重視したい人におすすめ!発火温度が473℃とフェロセリウムより300℃程高いので火がつきにくいのが欠点です。(マグネシウム発火温度の出典:
ICSCs)
【フェロセリウム】
フェロセリムは
発火温度が150℃〜180℃と低く火を付けやすいのが特徴。素早く火を付けたい登山シーンや、初めてファイヤースターターを使う人におすすめです!
ロッドの長さで選ぶ
ロッドは長ければ長い程、一回で削れる金属粉の量が多くなるため火花が散りやすいです。その点ロッドが長すぎると1ストロークが長くなるので、腕が疲れやすく、支点が定まりません。なのでロッドの長さは、長すぎず削れる量が多い6〜7cm程度がおすすめです!
ロッドの太さで選ぶ
ロッドは太いものほど削れる量が多くなるため、それだけ長く使えます。さらに太いものは握りやすく、折れにくいので、着火しやすいのもポイント。柄が木製でできたものなどは、手に馴染んで扱いやすいので、初心者におすすめです。目安としては一般的に販売されているサイズである直径8mm前後を選ぶといいでしょう!
ストライカーとロッドがまとまっているかで選ぶ
ストライカーとロッドはセットで使うので、片方を紛失してしまうと新たに買ったり、ナイフなどで代用しなくてはなりません。そんな事態を避けるためにも、ストライカーとロッドが紐でつながっているものを選びましょう!
付属機能で選ぶ
ファイヤースターターには、ホイッスルや火吹き棒など付属機能がついたものが多いです。自身のアウトドアスタイルに合った付属機能が付いているかを考えて選ぶのもおすすめ。例えば、登山で使用した人はホイッスルや方位磁針が付いているもの、キャンプで使用したい人は火吹き棒が付いているものなど!
他にも栓抜きやナイフなどがついたセットなども販売しているため、付属機能をよくチェックしてから、自分にピッタリなファイヤースターターを選びましょう。
着火が簡単なフェロセリウムのおすすめファイヤースターター
ロッドがフェロセリムでできているファイヤースターターは、発火温度が150〜180℃と低く初心者でも扱いが簡単です。ここではそんなフェロセリムを使用したファイヤースターターを紹介します!
価格が安いマグネシウム合金のおすすめファイヤースターター
価格が安く手にいれやすい、マグネシウム合金を使用したファイヤースターターを紹介します!
100均で販売されているファイヤースターター
ファイヤースターターを使ってみたいけど迷っている方は、セリヤやダイソーなどの100均で販売されてるものがおすすめ!100円均一でゲットし実際に使ってみて、着火できればマグネシウムのファイヤースターターを使いこなせます。ただコスパが良い分、ロッドが細く初心者には使いにくい可能性もあるので注意が必要です。
ファイヤースターターが気に入ったけど着火しにくいと感じた方は、マグネシウムより着火しやすいフェロセリウムのファイヤースターターや、ロッドが太くて安定して使えるものの購入を検討してみてください!
お気に入りのファイヤースターターを見つけて焚き火を楽しもう!
本格的な火起こしを楽しめるファイヤースターター。マッチ派やライター派の方もいるかもしれませんが、値段も安いものが多く、一つ持っているだけで燃料が切れてしまった時や緊急時にも使えます。お気に入りのファイヤースターターを見つけて焚き火やアウトドアの備えとして、是非検討してみてください。