鉈おすすめ15選!ナイフか斧か?いや、薪割りには鉈がいい!
焚き火で使う薪。キャンプ場で売られているものを使うことが多いですが、キャンプ場では売られている薪は割ってあっても少し太めのものが多く、すぐ火がつかないことが多いです。そんなときに便利なのが鉈。薪を割る道具は鉈のほかにも斧やナイフもありますが、鉈が一番使いやすいかもしれません。今回は鉈の魅力とキャンプにおすすめの鉈について紹介します。
薪割る時に何を使う?
薪を割る際によく使用されているのは、斧、鉈、ブッシュクラフト用などのナイフです。実際、何を使って薪を割っても良いですが、ちゃんと違いを理解すれば、どの道具が自分にあっているかわかります。今回は特に薪割りに注目して、どの道具が使いやすいか紹介していきます。
斧と鉈とナイフの違い
薪割りで使う斧と鉈とナイフについて、それぞれの特徴を紹介します。
斧:さまざまな用途の斧がありますが、特に薪割りで使われるものはスプリッティングアックスと呼ばれ、刃は分厚くて重く、くさびに近い形状が特徴。サイズは丸太を割れるようなサイズの両手斧もあれば、薪をさらに細かく割るための片手斧もあります。刃の重みで叩き割るように使う。
鉈:鉈は基本的に山林での作業などに多く用いられ、薪割りや枝打ちがメインの使用方法です。基本的に片手持ちで使用するもの。斧が柄が長く刃渡りが短いのに対し、鉈は柄が短く刃渡りが長いです。刃は分厚く丈夫です薪割りに適しているのは鉈の中でも腰鉈と呼ばれるもの。薪割りの方法は薪に刃を食い込ませ、薪と鉈を一緒に地面や台に叩き込む方法や、鉈を薪にハンマーや薪などを使用して叩き込むバトニングなどの方法があります。
ナイフ:ナイフは用途によってさまざまな形状をしていますが、薪割りなどに使用されるアウトドア用ナイフは工作用や調理用などのものと比べ刃が厚いです。基本的に斧、鉈より小さく、薪割り以外にも汎用的に使えます。
薪割に使うのは鉈がおすすめ
斧、鉈、ナイフの特徴について紹介しましたが、キャンプ場での薪割りに限るなら、鉈が使いやすく安全。斧はすでに割ってある薪をさらに細く割るには少し大げさ。重くてサイズも大きいため持ち運びも少し面倒です。ナイフは薪割りだけでなくさまざまな用途で使えるので、ブッシュクラフトや、料理など、複数の用途があるなら汎用性のあるナイフが便利です。ですが、刃厚が薄いため薪割りをメインで使うと刃が悪くなることも。その点分厚い鉈は刃こぼれなどの心配もありません。
鉈ってどんなもの?
アウトドアシーンでよく耳にする鉈ですが、どんなものを指しているのでしょうか。ここでは、鉈の種類や薪の割り方、鉈が購入できる場所などを紹介します!
鉈にはいくつかの種類が
鉈には刃の形状によっていくつかの種類があります。刃が長方形の鉈を「腰鉈」刃がナイフのように尖っているものを「剣鉈」です。剣鉈は軽量コンパクト。細かい作業もこなす万能刃物でナイフに近い使い方です。ですが、今回紹介するのは腰鉈。腰鉈は先述の通り、刃厚が厚く薪割りにぴったりな鉈です。
鉈の使い方は?
鉈を使った薪の割り方は2つ。片手で薪を持ち、鉈を薪に当てて、一緒に地面に打ちつけます(この時薪を持つ手はしっかりグローブをはめて守ってください)。そうすると鉈が薪にくい込みます。くい込んで薪と鉈が離れなくなったら、鉈だけ持って先ほどと同じく地面に薪を打ち付けると、地面に当たった衝撃と鉈の重みで薪が割れます。もう1つは、バトニング。薪に押し当てた鉈を薪で叩き込んでいく方法です。小さくて軽い鉈では有効な方法です。
ホームセンターで簡単に入手可能
鉈のうれしいポイントは安価かつ入手しやすい点。アウトドアショップに行かずともホームセンターで手に入ります。アウトドア用のものもありますが、ホームセンター庭園作業用で十分使えるので、お金と手間を少なく入手するのもおすすめです。
キャンプにおすすめの鉈15選
ここでは、キャンプにおすすめの鉈7選を紹介。鉈の中でもアウトドアメーカーがつくるキャンプ向けのものをセレクトして紹介します。
鉈で焚き火をもっと楽しく
鉈を使うことで薪割りがすごく楽になります。薪割りが面倒だった人も、鉈で楽に薪が割れるようになれば、より焚き火を楽しめるようになります。ぜひ、薪割り用の刃物として鉈を用意してみてはいかがでしょうか?