キャンプに便利な缶詰!オイルサーディン人気10選
オイルサーディンとアンチョビは代用できる?それぞれの人気レシピも
2024.03.26キャンプ料理
オイルサーディンとアンチョビの違いはご存知でしょうか?全く同じ材料を使用しているのにもかかわらず、使い方や食べ方、風味や香りまで異なります。今回は、それぞれの違いや代用方法、おすすめのレシピまで詳しく紹介します。
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hinataライター
hinata編集部のライター。年間600記事以上の記事を制作する、日本最大級のキャンプWebマガジン編集部がキャッチした、アウトドアの最新情報をお届けします。
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もくじ
オイルサーディンとアンチョビの違い
オイルサーディンとアンチョビは使用している材料が同じなので、同じものと思われがち。基本的な材料はイワシ、油、塩で作られており、オイルサーディンはイワシ類の頭や内臓を取り除き、油漬けにしたものに熱を加えて調理したもの。アンチョビはカタクチイワシを三枚におろし、塩漬けにしたまま熟成・発酵させたものです。
アンチョビの代わりにオイルサーディンは使える?
オイルサーディンに対して風味の強く塩辛いアンチョビは、そのままではなく調味料として使用されることがほとんど。その一方で、風味の薄いオイルサーディンは、食材そのものとして頻繁に使用されます。似ているようで異なる2つの食材。間違えた代用の仕方をしてしまうと、風味の薄い残念な料理が出来上がってしまうこともあります。それぞれの特徴、違いを理解したうえで、どのように代用するのが適切なのか考えることが大切です。
塩を追加
アンチョビは塩気が強いため、オイルサーディンで代用する場合は、塩を足して味を調整しましょう。
魚醤を足す
魚醤とは、魚を塩に漬け込み発酵させた液体。アンチョビと風味が似ているので、魚醤を足すことで、よりアンチョビの独特の風味や香りを表現することができます。
前述のとおり、アンチョビは調味料として使用される機会が多い食材です。オイルサーディンを代わりに使いたい場合は、アンチョビの香りをがっつりと楽しむための料理ではなく、ピザやサラダのトッピングとして使うことがポイントです。
アンチョビの代用品
オイルサーディンだけでなく、ほかにもアンチョビの代わりとして使える食材があります。アンチョビもオイルサーディンもないけど、どうにか代用したい!という方におすすめです。
ツナ缶とナンプラー
アンチョビはツナ缶とナンプラーでも代用できます。ナンプラーとはタイの調味料で生魚を塩漬けにした汁のこと。ツナだけでは風味と塩気が足りないので、魚臭さと塩気を足すためにナンプラーを加えれば、アンチョビの代わりになります!
鰹節
鰹節はアンチョビの原料であるイワシと同類のカツオを乾燥させた保存食です。一度加熱してあるので、うまみが詰まっており、アンチョビの代用品としては最適。足りない塩気を補うことでアンチョビの風味が表現できます。ただし、見た目と食感は似ても似つかないので、風味や香りを楽しみたい方へおすすめです。
おすすめのオイルサーディン5選
おすすめのオイルサーディンを紹介します!
おすすめのアンチョビ5選
おすすめのアンチョビを紹介します!
出典:Amazon
塩アンチョビ発祥国であるイタリアのシチリア沖でのみ水揚げされた良質のカタクチイワシとシチリアさんの高品質オイル、塩を使ったアンチョビ。皮や内臓など、全て手作業で取り除いており、少量の塩で低温発酵しているため、実崩れしにくいアンチョビに仕上がっています。
【基本情報】
- 内容量:550g
- 原材料:カタクチイワシ、食塩、ヒマワリ油
- 保存方法:多湿を避け、冷暗所に保存
出典:Amazon
中骨を取り開いたカタクチイワシを塩漬けし、熟成させオリーブオイルに漬けたものです。主にイタリアやスペイン、モロッコで生産され、イタリア料理を中心に広く使用できる食材です。
【基本情報】
- 内容量:48g
- 原材料:アンチョビィ、食用オリーブ油、食塩
- 保存方法:直射日光や高温多湿を避け、常温保存
出典:Amazon
塩漬けアンチョビの皮と中骨を取り除いてフィレにし、ヒマワリオイルに漬けているアンチョビ。直射日光・高温多湿を避け、冷暗所で保存しましょう。
【基本情報】
- 内容量:80g
- 原材料:かたくちいわし、ヒマワリ油、塩
- 保存方法:直射日光や高温多湿を避け、常温保存
オイルサーディンの人気レシピ3選
地中海の香りがするオイルサーディン。扱い方も少し難しいのではないかと手を出せずにいる方!人気かつ簡単なオイルサーディンのレシピを紹介しますので、ぜひオイルサーディンデビューをしてみてください。
オイルサーディンアヒージョ
オイルサーディン缶を利用した簡単に作れるアヒージョです。オイルサーディン缶と調味料があれば、火にかけるだけで出来上がるお手軽レシピ!家ではもちろんのこと、アウトドアでも活躍します。バケットに乗せて食べるもよし、そのまま食べるのもよし、気軽におやつ感覚でオイルサーディンを楽しみましょう。
ポイントはオイルサーディンの缶とバケットを同時にグリルまたはオーブントースターで焼く際に、焼き時間が異なるため、バケットを焦がさないようにすること。焼き時間は変化するので、目を離さないように。
【材料(2〜3人分)】
- オイルサーディン1缶
- 田子にんにく(みじん切り)1片
- 鷹の爪(輪切り)1本分
- イタリアンパセリ大さじ1
- レモン汁2~3滴
- 塩、こしょう適量
- バケット適量
- にんにくとイタリアンパセリをみじん切り、鷹の爪は種を取り除いて輪切りにする。
- バケットは好みの大きさにスライスする。
- オイルサーディンの缶を開け、レモン汁を数滴、塩・こしょうを少々。お好みでシェリー酒を入れても良い。
- オイルサーディンの缶にみじん切りしたにんにく、鷹の爪を入れる。
- グリルまたはオーブントースターにオイルサーディンの缶とバケットを入れる。
- 最後にイタリアンパセリを入れたら完成。
オイルサーディンのチーズ焼き
こちらもオイルサーディン缶を利用したお手軽レシピです。缶をそのまま利用することで、食器を使わず、後片付けの手前も省けます。好みに合わせて鷹の爪を入れたり、好きな食材を入れたりとアレンジも可能。残ってしまったらサーディンをほぐして、中の汁とよく混ぜ合わせ、パスタに利用できます。
ポイントは鷹の爪の量で辛さ調整ができることです。辛さが苦手な方は鷹の爪を入れずに焼くと良いでしょう。加熱時にオイルサーディン缶の汁が飛ぶ場合があるので、アルミホイルなど敷いておくと後片付けが楽です。
【材料(1〜2人分)】
- オイルサーディン1缶
- ピザ用チーズ適量
- 鷹の爪1本
- オイルサーディンの缶を開けて、鷹の爪を手でちぎって入れる。(缶の汁は入ったままで良い)
- ピザ用チーズを乗せてグリルまたはオーブントースターへ入れる。
- 5分ほど焼くとチーズが溶けて焦げ目が付いたら完成。
オイルサーディンとしめじの和風パスタ
オイルサーディン缶のオイルを生かした和風パスタです。魚料理は下処理が面倒で大変ですが、オイルサーディンを使えばとても簡単に魚を食べられます。使うきのこはなんでもOK!冷蔵庫で余ったきのこを使って作ってみましょう。好みに合わせてネギなどの野菜を加えてもおいしく味わえます。
ポイントは、オイルサーディン缶の油も全て入れること。風味が増します。サーディンはとても柔らかいので、フライパンで炒める際は優しく崩れないようにしましょう。
【材料(2人分)】
- オイルサーディン1缶
- しめじ1パック(きのこならなんでも可)
- シソ5~10枚
- にんにくのみじん切り1/2片
- オリーブオイル大さじ2
- しょうゆ大さじ1/2~1
- 塩、粗挽きこしょう適量
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて香りが出るまで弱火で温める。
- フライパンにしめじ、オイルサーディンを缶の油ごと入れる。しょうゆ、塩、粗挽きこしょうで味を調える。
- 茹で上がったパスタをフライパンに加えて、よくあえてからお皿に盛る。
- シソを千切りを乗せたら完成。
アンチョビの人気レシピ3選
しょっぱさがクセになるアンチョビ。自炊で使ったことがないという人も多いのでは?今回紹介するレシピは、普段食べ慣れている食材を使っているのでさっそく作ってみてはいかがでしょうか?
アンチョビキャベツ
アンチョビの独特な風味と香りを生かしたレシピです。おつまみにはもちろんのこと、ご飯のおかずとしても活躍できるアンチョビキャベツ。ボリュームが欲しければ、しめじなどのきのこ類を入れてもよし!大雑把に作っても味の崩れがなく、美味しくでき上がります。
ポイントは、キャベツのシャキシャキ感を残すことです。強火で炒めることで水分をサッと飛ばすと食感が良く美味しく仕上がります。こしょうは粒が残っているぐらいがちょうど良いです。
【材料(3〜4人分)】
- キャベツ5~6枚
- にんにく1片
- アンチョビフィレ3~4枚
- 黒こしょう多め
- オリーブオイル大さじ2
- 塩適量
- キャベツをざく切りにする。手でちぎって入れても可。
- にんにくはみじん切りにする。アンチョビは粗く刻む。手でちぎっても可。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて香りが立つまで弱火で炒める。
- キャベツを加えて強火で炒める。
- アンチョビを加えて全体に混ぜるように炒める。こしょうを多めにかける。
- 塩で味を調えれば完成。
アンチョビガーリックポテト
じゃがいものホクホクした食感にアンチョビの風味を生かした簡単レシピです。スライスしたにんにくとオリーブオイルで味を調えた料理で、ご飯のお供に良いでしょう。アンチョビを崩して、じゃがいもと炒め合わせることで風味がしっかりとくわわります。
ポイントはにんにくを焦がさないように加熱することです。少し色が付いたところで止めるようにしましょう。
【材料(2〜3人分)】
- じゃがいも2~3個
- にんにく1粒
- オリーブオイル大さじ3
- アンチョビフィレ5枚
- 塩、ブラックペッパー適量
- パセリ少々
- じゃがいもを良く洗って、皮付きのままひと口大に切る。
- にんにくはスライスし、アンチョビはみじん切りにする。
- じゃがいもを耐熱皿に乗せ、ラップをして電子レンジで約4分ほど加熱する。(竹串が通る程度まで)
- 小さめのフライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて火にかける。
- オリーブオイルに香りがのったら、みじん切りにしたアンチョビをくわえ、崩しながら炒める。
- じゃがいもを加えて、炒め合わせし、火を止める。
- 塩、ブラックペッパーで味を調え、みじん切りしたパセリを加えたら完成。
アンチョビとキャベツの塩パスタ
調理過程が少なく、材料も少量で美味しく作れる簡単パスタです。アンチョビの風味と香りを生かし、コンソメとにんにくで味を調えています。にんにくとアンチョビの相性は最高です。シャキシャキ食感の野菜であればキャベツ以外でも合わせられます。
ポイントは、にんにくをオリーブオイルで加熱する際は、にんにくを厚めに切って焦がさないようにすることです。キャベツたっぷり入れて、粉チーズを掛けるのも良いです。
【材料(2人分)】
- パスタ200g
- キャベツ大4枚~
- アンチョビ2枚
- にんにく大1片
- 鷹の爪1本
- オリーブオイル大さじ2
- 塩適量
- コンソメ小さじ1/4~
- 粉チーズ好みで
- キャベツは洗ってザク切りにする。にんにくは厚めにスライスする。鷹の爪は2つにちぎり、種を抜く。
- たっぷりのお湯に塩を入れてパスタを茹でる。
- キャベツを電子レンジでしんなりするまで温める。
- フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて弱火にかける。
- にんにく軽く色が付いたら、鷹の爪を取り出し、アンチョビを入れてアンチョビの形を崩す。
- フライパンにキャベツとコンソメ加えて軽く炒める。パスタの茹で汁を加え、塩を入れて味を調える。
- パスタのお湯を切り、フライパンに加えて混ぜたら完成。
オイルサーディンとアンチョビを美味しく楽しもう
オイルサーディンとアンチョビは似ていますが、その特徴をしっかりと理解すれば、使い分けができます。オイルサーディンは食材のひとつとして、アンチョビは調味料のひとつとして、それぞれの良いところを生かした調理をぜひ試してみてください。
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