機能美の鬼!“2WAY”で収まらない職人ワザのウッドテーブル
制作者
ほかぞの
キャンプ歴4年。かたちにとらわれず、自然の中でのんびり過ごすのが好きなアラサーソロキャンパー・フリーランスライターです。主に桜島を眺められるキャンプ場を利用。日本の高い技術が用いられ、丁寧で繊細につくられたギアにロマンを感じます。好きなアウトドアブランドは「UNIFLAME」。
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もくじ
ウッドロールテーブルとは?
ウッドロールテーブルとは、木や竹を使用したキャンプ向けのテーブルです。ほかのキャンプ用テーブルと異なるポイントは、天板と脚を分解できること。そしてその名の通り、天板をくるくると巻いて(ロール)コンパクトに収納できるのが大きな特徴です。幅65cm程度の小型タイプや、120cm程度でファミリーでも利用できるタイプなどサイズはさまざま。高さの低いロータイプが中心です。
ウッドロールテーブルのメリット
ウッドロールテーブルは人気のアイテムですが、使用する人にとっては使いにくい場合もあります。メリットだけでなくデメリットも把握して、自分のキャンプスタイルに合っているか確認してみましょう。
メリット
木の質感が良い
コンパクトに持ち運べる
安定感がある
木の質感が良い
出典:PIXTA
ウッドロールテーブルは、木の質感を味わえるのが大きな魅力です。木材独特の温かみや不規則な木目、色味など、金属製のテーブルにはない特徴があります。また、木材は質感が変化するのも楽しみの1つです。使い込むほどに色味が濃くなったりつやっとした質感になったり、年月や環境によっても違う表情になります。
そのほか、ウッドロールテーブルは自宅使いにもおすすめです。シルバーやブラックの金属製テーブルがインテリアになじみづらい一方で、木材はさまざまな家具に用いられる素材なので違和感なく使用できます。
コンパクトに持ち運べる
ロールタイプのテーブルは、荷物をコンパクトにしたいキャンパーに最適なアイテムです。キャンプ用テーブルは、折りたたみタイプかロールタイプの2つに分類されます。天板と脚が一体化している折りたたみタイプは、設置は簡単ですが収納サイズはやや大きめ。車に積むときや自宅での保管にある程度の広さが必要です。しかしロールタイプは、天板と脚を分解できて収納サイズが非常にコンパクトになります。テントやタープと同じような形状に収納できるため、場所を取らず収まりもGood!
折りたたみタイプとロールタイプの収納サイズの違いは以下の通りです。
イメージ・製品名 | 使用サイズ | 収納サイズ | |
折りたたみタイプ | Coleman(コールマン) ナチュラルパズルテーブル/120 | 約120×70×41/60/70cm | 約70×7×60.5cm |
ロールタイプ | Hilander(ハイランダー) バンブーロールトップテーブル | 約120×60×43cm | 約70×26×17cm |
安定感がある
ウッドロールテーブルは、どっしりとした重量があり高さも低いので安定感があります。軽量のテーブルも多数販売されていますが、芝生がふかふかとしたサイトや小石の多い河川敷のサイトでは安定感に欠けることも。ウッドロールテーブルであれば、多少不安定な地面でもどっしりとした安定感を発揮してくれます。また耐荷重が高いため、ダッチオーブンを置いたり卓上でコンロを使ったりするときも、ぐらつきにくく安全です。
ウッドロールテーブルのデメリット
ウッドロールテーブルは以下のようなデメリットがあります。購入してから「こんなはずじゃなかった!」とならないようにしっかりとチェックしておきましょう。
デメリット
組み立てが面倒
重い
組み立てが面倒
ウッドロールテーブルは天板と脚が独立しているため、使用するには組み立てが必要です。慣れればスムーズにできますが、急いでテーブルを使いたいときは面倒に感じるかもしれません。
一般的なウッドロールテーブルは、まず脚を設置。そして天板の端にある穴を脚の突起(ダボ)にはめ込みます。脚を広げるだけのワンタッチで利用できるテーブルに比べると、時間がかかったりスムーズに組み立てられなかったりすることもあるでしょう。初めて使うときは自宅で一度組み立ててからキャンプ本番を迎えるのが安心です。
重い
ウッドロールテーブルは、ずっしりとした重さがあるため安定感がありますが、持ち運びはやや大変です。アルミやスチールなどさまざまな素材のテーブルがありますが、重さは上位クラスの素材といえるでしょう。そのためバイクや自転車、徒歩でのキャンプにはおすすめできません。しかし天板は木材を使用し、脚は軽量のアルミを使ったテーブルもあります。少しでも軽いものが欲しい人は、脚に使用している素材もチェックしてみましょう。
ウッドロールテーブルの選び方
ウッドロールテーブルの失敗しない選び方を解説します。テーブルは高額商品も多く、手軽に買換えできるものではありません。選び方のポイントを押さえて、自分のキャンプスタイルや理想とするサイトにマッチするアイテムを選びましょう。
サイズで選ぶ
出典:PIXTA
大きすぎず小さすぎない、必要なサイズのアイテムを選びましょう。基本的には、使用する人数に合わせて選ぶのが間違いありません。大きすぎると持ち運びに余計な負担がかかったり、小さいとテーブルの上が片付かなかったり、結局地面にものを置いたりするケースも少なくありません。販売されているウッドロールテーブルは、主に3段階のサイズ展開があります。各サイズの使用人数の目安は以下の通りです。
サイズ | 利用人数 |
---|---|
65cm前後 | 1~2人 |
90cm前後 | 2~3人 |
120cm前後 | 3~4人 |
ウッドロールテーブルは、120cm以上のアイテムがほとんどありません。そのため、より大きいテーブルが欲しい人は、複数のテーブルを並べるのがおすすめ。大型のテーブル1つより、中型テーブルを2つの方が保管しやすく、それぞれ単体で利用できるのもメリットです。
素材で選ぶ
ウッドロールテーブルの素材は、木材(主にブナ材)と竹の2種類。見た目の雰囲気が少し違う以外にも異なるポイントがあります。どちらの素材がいいか迷っている人は、それぞれの特徴を確認してみましょう。
素材 | 特徴 |
---|---|
木 | ・不規則な木目が美しい ・経年変化が味わえる ・傷がつきやすい |
竹 | ・抗菌、消臭作用がある ・きれいな見た目がキープしやすい ・木より安価 ・ささくれができることがある |
また、脚の素材も注目すべきポイントです。天板と同じ木材が使用されているものと、金属製のものがあります。全て木材の製品に比べて金属製は、重さの軽減や管理がしやすくなるのがメリット。ここでは、木・竹とスチール、アルミの3つを、重さ・管理のしやすさ・見た目の雰囲気で比較しました。選ぶときの参考にしてください。
素材 | 重さ | 管理のしやすさ | 見た目 |
---|---|---|---|
木・竹 | △ | △ | ◎ |
スチール | ◯ | △ | △ |
アルミ | ◎ | ◎ | ◯ |
組み立て方法で選ぶ
ロールテーブルの組み立ては、折りたたみタイプと収束タイプの2種類があります。どちらも天板をくるくると丸められる点は同じですが、脚の組み立て方法に違いがあります。ウッドロールテーブルは折りたたみタイプが多く、収束タイプはあまりありません。折りたたみタイプは組み立てに少しコツがいりますが、慣れれば短時間で設置できます。組み立てができるか心配なら、組み立ての動画を見てみるのもいいでしょう。
収束タイプとは、ワンアクションで開くキャンプチェアにも採用される方法で、簡単に組み立てられるのがメリット。ただしアイテム数は多くないため、理想とするサイズやデザインのテーブルが見つからないかもしれません。
【サイズ別】おすすめのウッドロールテーブル13選
おすすめのウッドロールテーブルをサイズ別に紹介します。木や竹、脚にアルミを使用したものなど、特徴の異なる人気のアイテムを厳選。自分のキャンプスタイルに合ったアイテムを見つける参考にして下さい。
【65cm前後】ソロキャン・サイドテーブルに
【90cm前後】2~3人・2つ使いにも
【120cm前後】3人~・余裕のある広さ
ウッドロールテーブルでこたつを自作!
ウッドロールテーブルは、天板と脚を分解できる特性をいかして「こたつ」としても利用できます。方法は至って簡単。まず通常通り脚を組み立て、ブランケットや毛布などをかぶせてから天板を設置するだけで完成です!
または、そのほかのテーブルにブランケットをかぶせ、ウッドロールテーブルの天板を乗せてもOK。熱源として湯たんぽやアンカを入れたり、電気毛布を利用したりすると寒い冬のキャンプも温かく過ごせます。簡単にできるので「ウッドロールテーブルこたつ」を是非一度試してみてください。
ウッドロールテーブルでおしゃれなサイトに
ウッドロールテーブルは、おしゃれな見た目はもちろん、耐久性や携帯性にも優れた人気のアイテム。やや重量はありますが、重厚感や安定感があるのは木材を使用したテーブルならではの魅力です。コンパクトに収納できるので、自宅での保管場所にも困りません。お気に入りのウッドロールテーブルでサイトをおしゃれに彩りましょう。
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | コールマン ウッドロールテーブル 65 | FIELDOOR(フィールドア) ウッドロールトップテーブル | MODERN DECO(モダンデコ) ウッドテーブル | ハイランダー ウッドロールトップテーブル3 | WAQ(ワック) フォールディングウッドテーブル | フィールドア ウッドロールトップテーブル スチールレッグ | CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) CSクラシックス ロールトップフリーテーブル<81> | オウルテック ウッドロールトップテーブル | コールマン ナチュラルウッドロールテーブル クラシック | ハイランダー バンブーロールトップテーブル | HUGEL(ヒューゲル) アウトドアテーブル | UJack(ユージャック) 木製ロールテーブルアルミ脚 | フィールドア ウッドロールキッチンテーブル |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る |