キャンプ飯の定番！スキレットでつくる【みんなの#ひなたごはん】

スキレットで作るキャンプ料理を紹介する前に、キャンプで料理を楽しむためのレシピ本「ひなたごはん 2020 winter」の発売のお知らせです。 キャンプ用調理器具の進化に伴い、外でも作れる料理のレパートリーが増えただけではなく、食事を囲む団らんのひととき、SNSでの写真のシェアなど、キャンプ飯の楽しみ方も広がっています。「ひなたごはん」はキャンプの際に試してみたくなるようなレシピを中心に、キャンパーが実際にSNSで投稿している写真も紹介。冊子を片手にキャンプ飯をより楽しめる内容になっています。

スキレットとは厚手の鋳鉄製フライパンのこと。アルミやステンレス製に比べて厚みがあるため、食材に熱がゆっくり均一に伝わり、素材のおいしさを逃さず調理できます。料理のレパートリーは前菜からメイン、ごはんものからデザートまで幅広くあり、最近ではキャンプ以外にも家庭やカフェなどで使用されることが増えました。 何でも美味しく作れるスキレットですが、手入れが大変な点も…。何も知らず使うとスキレットをダメにしてしまう可能性もあるので、ぜひ手入れには注意してください。

スキレットでつくる定番料理といえば「アヒージョ」。作り方はとってもシンプル。刻んだニンニクとオリーブオイルの中に好きな具材を入れて煮込み味を整えるだけ。最近ではアヒージョの素が販売されているので、お好みの食材を選んで、キャンプ場で気軽に作れます。

ちょっと珍しいお餅を使ったおつまみ。お餅の周りにベーコンを巻き、柔らかくなるまで蓋をして両面を焼き上げます。味付けは麺つゆと砂糖、お好みでブラックペッパー。最後にネギを添えたら完成です。さくっと10分ほどで作れ、なおかつ腹持ちもよくて美味しいので、ぜひチャレンジしてみてください。

見ただけでよだれが出てくるほど美味しそうな餃子…。相方はビールに決まり！最近では冷凍餃子を持っていきキャンプ場で焼く方が多いのではないでしょうか。餃子や焼売は安く購入でき、お酒にピッタリのおつまみです。

見た目から美味しいスキレットのグラタンは熱したスキレットに玉ねぎ、鶏肉、舞茸を炒め火が通ったら牛乳、バター、小麦粉、マカロニを加え蓋をし煮込みます。煮立ったらブロッコリーを加え、さらに一煮立ち。ブロッコリーをあとで入れることで形が崩れず美味しく食べられます。あとはチーズをのせてガスバーナーで焦げ目を付けて完成。20分〜30分ほどで美味しいグラタンができます。

いっとき新大久保など韓国料理店でブームになったチーズタッカルビ。鶏肉のぶつ切りと野菜を甘辛いタレで炒めた料理をタッカルビとよび、そこにチーズを加えたことで、マイルドな味わいになります。

鶏むね肉を焼きポン酢とレモンで味付けしたさっぱりお肉。ポン酢はお肉を柔らかくする効果があるとのこと。酸味も効いて、暑い夏にピッタリの一品です。

通常のすき焼きにアレンジを加えたトマトすき焼き。牛肉には効果的な脂肪燃焼を助ける栄養素を含んでいるされています。さらにトマトに含まれる抗酸化作用と合わせ、代謝を促進します。割り下にトマト、牛肉を入れて煮込むだけなので、キャンプ場でも簡単に作れます。

みんな大好きハンバーグはアメリカの有名メーカーLOGDEのスキレットで作っています。鋳鉄製のふたをすることで圧力がかかり、硬い野菜も柔らかくなります。o_______campさんも「野菜がとんでもなく柔らかくて凄い甘くてあまりの美味しさに感動連発」とのこと。外で美味しい煮込みハンバーグが食べられるのは、至極の体験です。

同じくLODGEの9インチスキレットを使用したピザ。ビザはよく見ていないと底が焦げる可能性があるため、何度かふたを開けてチェックをする必要があります。ダッチオーブン用などの丸い底網を敷くことで、直接ピザ生地にスキレットが当たらず、底が焦げる可能性が低くなります。

なんだが不意に食べたくなる昔懐かしいナポリタン。好みの具材と太めのパスタをケッチャプで炒めれば完成！下に卵を敷くのは喫茶店ならではです♪卵を敷く理由は美味しいはもちろん、実は鉄板の保湿力をアップするためとのことです。

スキレット作る焼きカレードリア。炊き立てのごはんをスキレットに敷き、温めたレトルトカレーをかけてチーズをのせバーナーで炙るだけ♪とても簡単なのに見た目も味も美味しい。冷めたらまたストーブの上などでも温め直せるのはスキレットならではです。

ダッチベイビーは混ぜて焼くだけのお手軽さからスキレット定番スイーツです。シュー生地のような、クレープ生地のような、パンケーキのような不思議な食感とおいしさが魅力のスイーツです。

スキレットを使用したキャンプ飯はまだまだたくさんあり、全て紹介できないのが心苦しいほど。ぜひ「#ひなたごはん」を参考に挑戦し、スキレット飯を楽しんでください。 ▼こちらの記事も読まれています。