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全国的にも珍しい理由とは!?茨城の気になるキャンプ場「高萩ユーフィールド」

2021.06.10キャンプ場

茨城県高萩市に位置する「高萩ユーフィールド」をご存知でしょうか。実はこの場所、「茨城航空技術研究所」という会社が運営する全国的にも珍しいキャンプ場。どこが一風変わったキャンプ場なのでしょうか。気になる詳細を探りました!

廃校を活用しよう!という想いから生まれた

地域活性化の一端を担うドローンスクール

出典:PIXTA

「高萩ユーフィールド」が全国的に珍しいとされる理由。それはドローン(無人航空機)を活用したキャンプ場という点!ドローンは空撮はもちろん、警備や監視、災害状況の把握、エンターテイメントで活用され、部屋の中で楽しめる小さなものから、農薬散布や荷物の運搬ができる大型のものまで、多様な種類が生まれています。とはいえ、気になるのは「なぜドローンとキャンプ場が関係しているのか」という疑問ではないでしょうか。
実は、「高萩ユーフィールド」はもともと、茨城航空技術研究所が高萩市からの要請を受け、ドローンの操縦と専門知識を学べる場として2015年に開講した研修施設。もとは小学校・中学校として使われていた20,000㎡という広大な敷地を生かし、日本で初めてドローンの操縦士・安全運航管理者を育てる場として誕生しました。

ドローンを規制なく飛ばせるほど広大な土地

テントサイト&オートサイトが続々登場

施設長の垣内豊さん曰く、「学校という場所を有効に活用できないかと考え、2019年の7月にテントサイト、11月にオートサイトを作り、キャンプ場として運営を始めました」。
垣内さんが特にオススメするのが、桜と紅葉の中でのキャンプ。「キャンプ場は四季折々の豊かな自然が目の前に広がる土地にあります。どこか昔を懐かしみながら、ゆっくりとした時間を過ごし、思い出に残るキャンプを提供できる場所にしたいですね」。

ピカピカの設備たちに感無量!

サイト料金に利用料込み!

テントサイトは、1サイトあたり5名まで1泊4,000円(税込)から利用でき、料金の中にはBBQエリアと温水シャワー、旧校舎内のコンセントの利用料などが含まれています。夏季限定で遊べるプールだけでなく、キャンプファイヤーやナイトサファリ(昆虫採集)の参加料も含まれ、広大なフィールドで自然と戯れるのに最適なイベントが目白押し! 宿泊だけでなく、フィールドで遊び尽くせるとあって、家族の遊び場としても一度は訪れてみたくなるキャンプ場です。
オートサイトは、車両乗り入れ可能で20Aも電源が完備されています。価格は5,000円(税込)からで、テントサイト料金と同じく、料金の中にはBBQエリアと温水シャワー、旧校舎内のコンセントの利用料などが含まれています。手ぶらでBBQが楽しめたり、キャンピングカーがレンタルできるといった別途有料なオプションも充実!

ありそうでなかったドローンなオプション

オプションの中でも特に垣内さんのおすすめで、同キャンプ場ならではの体験メニューが、「ドローンサッカー」と「キャンプ空撮」。「サッカー場」には、廃校となった学校の旧体育館を、日本初のドローンサッカー競技場として活用しています。
「キャンプ空撮体験」では、キャンパーのみなさんのキャンプライフを空撮し、動画を思い出のワンシーンとして持ち帰れます。普段自分ではなかなか残せない角度からのワンシーンは、家族の一生ものの思い出になるでしょう! 【基本情報】 名称:高萩ユーフィールド 電話:0293-28-0071 住所:茨城県高萩市 大字下君田 682

ドローンを飛ばしたり、紅葉も桜も楽しめるキャンプ場はここ!

近くには観光スポットも点在!

四季折々の景観が楽しめるホットスポットばかり!

出典:PIXTA

「高萩ユーフィールド」の周辺には、長さは375mの竜神大吊橋(写真)や小山ダム、自然豊かな花貫渓谷、花園渓谷といった、季節ごとに雰囲気の異なる景観を楽しめるスポットが点在しています。風情を感じる日本の四季の景色を楽しめます!

出典:PIXTA

他にも、高萩ふれあいの里フィッシングエリアでは釣りが楽しめます。公式ページのブログをのぞいてみると「今日のチャンピオンたち」の名目で、釣りのチャンピオンが掲載されているのを発見!その日のチャンピオンを目指し、釣りに出かけてみるのも楽しいです。

一風変わったキャンプ場で特別な体験をしよう!

今回は、その広大な土地にある自然を満喫しながら、近くのちょっとしたアクティビティスポットにもアクセス良好な「高萩ユーフィールド」を紹介しました。都内からのアクセスも車で2時間と良好。めったに触れられないドローンを体験できるとあり、ますます人気が高まる予感大。これからのキャンプシーズンが本格化する前に、気になる方は早めの予約をおすすめします!

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