出典:RyanKing999 / ゲッティイメージズ
新たなアウトドアのかたち。キャンプで「ドローン」を本格的に楽しもう♪
何かと話題になるドローンですが、最近はテレビなどの撮影でも多く使われ、ますます活躍の幅が広がっています。そんなドローンは、アウトドアアクティビティとしても大注目!今回はキャンプでドローンを飛ばすという新しいアウトドアのかたちを皆さんに提案します!
ドローンを飛ばしたい!でもその前に確認しておきたいルールやマナー
ドローンを飛ばすことができる場所はルールで決められている
ドローンは楽しいアクティビティですが、扱い方を間違えると危険を伴うこともあります。安全・安心にドローンを楽しむために、まず最初にルールやマナーをしっかり把握しておきましょう!
まずは、知っておくべきルールについて。今回の記事の中では、ドローンを飛ばすことのできるキャンプ場をご紹介しますが、ドローン禁止のキャンプ場ももちろんありますし、そもそも街中で無許可にドローンを飛ばすことはできません。今回ご紹介するキャンプ場以外でドローンを利用したい場合は、
航空法、
小型無人機等飛行禁止法、
道路交通法、民法、
電波法、都道府県、市町村条例などの公的なルールをしっかりと確認し、行政に許可を申請する必要があります。
また、たとえドローンを飛ばすことができるキャンプ場であっても、最低限、次のルールを守って、周りに迷惑のかからない範囲で楽しむようにしましょう。
・日中に飛行させること
・目視の範囲内で、常に監視しながら飛行させること
・第三者や建物の間に30m以上距離を保って飛行させること
・多くの人が集まるイベントの上空で飛行させないこと
・爆発物などの危険物を運ばないこと
・物を落下させないことルール以上に大事なマナーについて
ドローンを飛ばす際には、上記で記載したルールと同様、いやそれ以上に周りに迷惑のかからないようにマナーを守ることが必要です。まだまだ、ルールが整備され切っていないドローンなので、使用者がしっかりと周りに配慮してマナーを守ることが重要です。具体的に守るべきマナーをいくつか抜粋しますので、最低限次の項目は必ず守って、ドローンを楽しみましょう!
・周りに人がいないか確認すること
・私有地に入らないこと
・危ない行為をしないこと
・ドローンの特性を知っておくこと
・使用者としての責任を持って使用すること
新たな空のアクティビティ!ドローンを飛ばしてみよう!
近年、様々な分野において、ドローンを活用した新たなサービスなどが話題になっています。新たなテクノロジーとして、ドローンは活躍の場を広げていますが、もちろん「遊び」の道具としてもドローンは優秀!ぜひキャンプでドローンを飛ばしてみて欲しいのです!
キャンプでの遊びといえば、ハイキングや登山といった森のアクティビティ、カヌーや釣りといった川のアクティビティなどがありますよね。しかし今回紹介するドローンは新しい空のアクティビティ。空を縦横無尽に飛び回るなんて、今までにない遊び方ですよね!
鳥の視点から景色を楽しもう!いつもとは違うおしゃれな写真が撮れる☆
鳥のように自由に空を飛んでみたいと思ったことはありませんか?ドローンを使えば、まるで鳥になって空から地上を見下ろしているような写真や映像を撮ることができます!普通のカメラでは絶対に撮れない、とてもおしゃれでかっこいい写真を撮ることができるので、カメラ好きにはたまりませんね☆
操縦は意外に簡単?アウトドアにドローンという新たな楽しみ方
ドローンを飛ばしてみたいけど、操縦が難しそうだからなかなかチャレンジできない、という人はいませんか?実はドローンの操縦はあまり難しくありません。コントローラーのスティックを動かすだけで自由にドローンを操ることができます。
しかし油断は禁物です。万が一落下して人や物に危害を加えてしまってはいけないので、無理はしないようにしましょう。慣れないうちはドローンフィールドなどの施設で遊びなから練習をすると良いです!
ドローンアクティビティはこんなキャンプにおすすめ!
フォトジェニックな写真を撮りたい!カメラ好きのキャンプ
高いところから見下ろすような俯瞰撮影もさることながら、飛行機からは見ることのできないような、低い高度からのダイナミックな撮影もできるのがドローンの一番の魅力。本当に鳥になったような気分で空中飛行を楽しむことができます♪
普通のカメラからは撮ることができないアングルからの撮影ができるのはドローンだけ。インスタ映えする、フォトジェニックな写真が撮れること間違い無しです♪
みんなでドローンを飛ばすファミリーキャンプ
ファミリーキャンプでドローンアクティビティを行えば子供も楽しんでくれること間違いなし。ドローンが起動し、プロペラが回り始めてついには空を飛ぶ姿を見れば目を輝かせながら笑顔になります。空から撮る家族の記念写真というのも良いですよね。
大人の趣味、ドローンはソロキャンプの相棒にも?
一人で楽しめるアウトドアアクティビティは限られるので、ドローンはソロキャンプの相棒として特におすすめ!心置きなく自分の好きなように飛ばして、自分の撮りたい景色をカメラに収めることができます。
ドローンで撮った写真や動画を自分で編集したり、SNSに投稿したりする楽しみもあり、キャンプは必然的に自然に囲まれた場所に行くため、ドローンを楽しむ環境が整っています。ソロキャンプで何をしようか迷っている人は、迷わずドローンを購入することをおすすめします。
空中飛行を全力で楽しもう!ドローンを思いっきり飛ばせるキャンプ場4選
【新潟県】舞子高原オートキャンプ場
舞子高原オートキャンプ場は、魚沼平野を一望できる広々とした天然芝のサイトが自慢のキャンプ場。最寄りのインターから約2分という抜群のアクセスと、温泉やバーベキュー場などの施設やアクティビティが充実しているため、家族でも楽しめます。
そして舞子リゾートのドローンフィールドは、冬はスキー場になる広大な舞子高原ににあり、思いっきり自由に飛ばすことができます!充電用電源やお手洗いも完備しているため初心者でも安心。大自然の中で思うがままに空中飛行を楽しんでしまいましょう!
【キャンプ場の基本情報】
住所:新潟県南魚沼市舞子2056-108
電話: 025-783-3511
アクセス:
・車 関越自動車道 塩沢石打ICから約2分
・電車 越後湯沢駅から無料シャトルバス
料金:1泊2,500円〜/サイト + 大人1人あたり1,000円
営業期間:4/28〜11/4
公式HPはこちら:
舞子スノーリゾート【ドローンフィールドの基本情報】
営業期間:4/23〜11/11
営業時間:9:00〜16:00
利用料金:2,000円/3時間、3,000円/1日
お問い合わせはこちら:025-783-4100(ご利用の3日前16時までに電話でお申し込みください)
【福島県】たかつえオートキャンプサイト
標高約1000mの高地にあるアストリアホテルズの隣に作られたキャンプ場。リゾートホテルが隣接しているため初心者でも安心です。値段もレギュラーシーズンで1張り3,000円とリーズナブル。キャンプサイトを利用するとたかつえ温泉白樺の湯の割引券もついてきます!
ドローン飛行場はサイトからすぐ近くの会津高原たかつえスキー場の敷地内にあります。こちらも冬はスキー場である場所ということもあり、眺めの良い大地が広がっていて、安心して飛ばすことができるのでおすすめ☆朝8時から飛ばせるので、早起きをして、朝の澄んだ空気を吸いながら空中飛行するのも良いですね♪
【キャンプ場の基本情報】
住所:福島県南会津郡南会津町高杖原535
電話: 0241-78-2241
アクセス:
・車 東北自動車道 西那須野塩原ICから約90分
・電車 会津高原尾瀬口駅からバスで約30分(無料送迎バスあり)
料金:1泊3,000円〜/サイト
営業期間:5月〜10月
公式HPはこちら:
会津高原リゾート
【ドローンフィールドの基本情報】
営業期間:冬季のスキー場営業期間以外
営業時間:8:00〜17:00
利用料金:1,500円/半日、2,500円/1日
レンタル:「DJI Phantom4」 7,500円/半日、13,500円/1日
お問い合わせはこちら:0241-78-2241(完全予約制、前日の17時までご予約ください)
【徳島県】わじきキャンプ村
サークルでもファミリーキャンプでも楽しめる快適なキャンプ場。カヌーやラフティングなどの川のアクティビティや、ハイキングなどの山のアクティビティも充実していて、ドローンを持っていなくてももちろん楽しめます。
しかしやはりこのキャンプ場に行くからにはドローンも楽しんでほしいです!わじきキャンプ村がある那賀町は、ドローンを使ったまちづくりを推進していて、空撮に最適なおすすめ飛行スポットをまとめた「ドローンマップ」なるものも公開しています。
そのドローンマップでこのキャンプ場はおすすめスポットとして紹介されています。キャンプ場から河川敷に降りた場所がドローンスポットで、那賀川の渓流である鷲敷ラインの激流や奇石怪石を上空から見下ろすことができます!ぜひ大自然の不思議を楽しんでみてください。
なお、ドローンマップに記載のある場所でドローンを飛行させる場合は、那賀町役場に届出を出しましょう。スポットは全26箇所あるので、キャンプのついでに飛行スポットを周ってドローンを飛ばすのもおすすめです!
詳細はこちら:
那賀町ドローンマップ
【キャンプ場の基本情報】
住所:徳島県那賀郡那賀町百合字松の木238-1
電話: 0884-62-1186
アクセス:
・車 徳島市内から約1時間
・電車 桑野駅または徳島駅から「丹生谷線川口行き」バス 百合上下車後徒歩5分
料金:1泊2,000円(テント持ち込み) + 1人200円/入山料
営業期間:通年
公式HPはこちら:
わじきライン林間キャンプ村【静岡県】THE SOUTHERN PENINSULA(2018年度営業停止)
THE SOUTHERN PENINSULAは、伊豆半島の先端、石廊崎にほど近い山奥の秘境にある1日1組限定のプライベートキャンプ場。広々としたウッドデッキに、豪華なコットンテントを張ればフォトジェニックな空間が広がります。
他には宿泊者がいないため、ドローンも自由に飛ばすことができます。フォトジェニックなキャンプサイトと秘境の大自然を空から眺められるのはここだけ!時間を忘れ、好きなだけドローンを飛ばして仲間たちと楽しむのはいかかですか?
【キャンプ場の基本情報】
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町加納1008
電話: 0558-36-4063
アクセス:車 下田から約30分
料金:
・ベーシックプラン 1泊16,200円〜/大人1人
・パッケージプラン 1泊19,440円〜/大人1人
・オールインクルーシブプラン 1泊30,240円〜/大人1人
営業期間:3月〜12月
公式HPはこちら:
THE SOUTHERN PENINSULAドローン初心者におすすめ!キャンプに持って行きたいドローンはこれ!
初めて買うものは、壊すことが心配で安くて手軽な物を買ってしまいがちですが、ドローンは空を飛ぶ精密機械のため、安い物は壊れやすいだけでなく事故などの危険性も高まります。そこで初心者だからこそ高品質な物を選びましょう。
DJI社はドローン世界シェアの7割を占めるとも言われる中国企業で、その中でもPhantomシリーズは最も有名。群を抜いた飛行中の安定性と、圧倒的なコストパフォーマンスは他のドローンと一線を画します。また、5方向の障害物認識センサーが搭載されており、初心者でも安心して飛ばすことができます。
まとめ
いかがでしたか。ドローンに関するルールや、ドローンを飛ばす場所についてはまだ完全に整備されていません。しかし、自由に空を飛び回って写真や映像を撮ることのできるドローンはキャンプでのアクティビティに最適!ここで一歩踏み出して、新たなアウトドアアクティビティであるドローンに挑戦してみてはどうでしょうか☆
また、ドローンアクティビティを始める前には、ラジコン保険に入っておくことをおすすめします。万が一の事故の時にも補償がきくことや、ドローンフィールドによってはラジコン保険に入っていなければ飛行できない場所もあるので、入っていれば安心です♪