![ハギビレッジでキャンプを楽しむキャンパーの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916955168292953/_H6A9579.jpg)
アウトドアの聖地、茨城県高萩市がめちゃくちゃ楽しい!自然を味わい尽くす1泊2日キャンプのモデルコースを紹介
関東近郊のキャンプ地といえば、山梨県の道志エリアや富士山近郊を一番に思い浮かべる人が多いのでは。しかし、人気のエリアは「予約が取りづらい」「キャンプ場も道中も混み合う」など悩ましい側面も。そんな中、ひそかに支持を集めているのが、都内から車で約90分、茨城県の「高萩市」。キャンプはもちろん、SUPやカヌーなどのアクティビティや地元の名産所、必見の観光スポットなど豊富なコンテンツが盛りだくさん!“アウトドアの聖地”と呼ばれるゆえんをさっそく見ていきましょう。
もくじ
高萩市アウトドア満喫ルートをご紹介!
「いばらきキャンプ」で盛り上がる茨城県
![ハギビレッジのキャンプサイトの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917076677279841/article_pc__H6A9544.jpg)
100ヶ所以上ものキャンプ場がある、国内有数のキャンプ場大国・茨城県。多くの人気キャンプ場が混雑する夏休みシーズン、人々が本当に求める「静かに過ごせる狙い目キャンプ場」が数多く眠っています。
茨城県内のキャンプ場検索サイト「いばらきキャンプ」では、メジャーどころから穴場まで70ヶ所以上のキャンプ場を紹介中!たくさんの候補の中から自分にピッタリなキャンプ場を選べるとあって、キャンパーの間でひそかに盛り上がりをみせています。
自然豊かな街「高萩市」、せっかくなら泊まりで満喫したい
![小山ダムの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553919863679041693/article_pc__H6A9465.jpg)
そんな茨城県の中でも、特に注目したいのが北東部に位置する高萩(たかはぎ)市。市の面積の大部分は緑豊かな多賀山地。平地には田んぼが広がり、のどかな里山風景が見られます。一方で、西側の山中から太平洋に向かって3つの川が流れており、水源も豊富。山から海まで、アウトドアを楽しむのには最高の環境なのです。
![こやま湖でカヤックを楽しむ画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917292730073193/article_pc__H6A9670.jpg)
![こやま湖でカヤックを楽しむ画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917352985444461/article_pc__H6A9698.jpg)
ダム湖や川のほとりの静かな環境を活かした高萩市のキャンプ場は、まだまだキャンパーに知られていないところも多く、雄大な自然を独り占めできるのが魅力。カヌーやSUPといったアウトドアアクティビティをのんびり楽しめるので、泊まりでゆったりとキャンプを満喫したいところ。
自然をめいっぱい満喫するなら「Hagi Village」がおすすめ
アクティビティもフルで楽しめる「Hagi Village」
まさにダム湖(こやま湖)のほとりにひっそりと佇むのが、今回紹介するアウトドア複合施設「Hagi Village(はぎビレッジ)」。広大な森林と水辺の景観に恵まれた立地が自慢です。
![ハギビレッジのグランピングサイトの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916775039713361/article_pc__H6A9514.jpg)
高低差のある施設内はいずれも徒歩で移動可能。こやま湖を見下ろすように「泊まりのキャンプサイト」と「グランピングサイト」が配置された最上部、「デイキャンプ広場」がある中層部。さらに降りると、こやま湖と同じ高さにある下層部にたどり着きます。その中でも、特にキャンパーに紹介したいのが「泊まりのキャンプサイト」。
![ハギビレッジのキャンプサイトの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917047216488544/article_pc__H6A9537.jpg)
規模は、5m×5mのサイトが4つほど。ソロキャンプ、キャンプツーリングにもってこいな規模感で、少人数でのんびりしたいキャンパーにもおすすめです。
![静かな環境でキャンプを楽しむキャンパーの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917251852386406/article_pc__H6A9616.jpg)
全4サイトと少な目なので、キャンプ中もとっても静かでリラックスできること間違いなし。
![ハギビレッジでキャンプを楽しむキャンパーの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916955168292953/article_pc__H6A9579.jpg)
陽が落ちた後もまだまだ楽しみは尽きません。周囲に高いビルや住宅が密集していないため、頭上には満天の星が広がります。星空を見上げながら眠りにつくぜいたくな時間を過ごしましょう。
キャンプの合間には、こやま湖でアウトドアアクティビティを楽しむ選択肢もあり。「ストームフィールドガイド はぎビレッジ店」では、短時間で気軽に体験できるカヌーやSUPのツアーを開催しています。
![ハギビレッジでアウトドアを楽しむ画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917312275529834/article_pc__H6A9680.jpg)
アウトドアガイドがツアーに同行するため、初心者でも安心。カヌー、SUPともに10歳から参加できるので、夏休みに家族みんなで参加すれば最高の思い出になります。
はぎビレッジ内にはグランピング施設もあり!
![ハギビレッジのグランピングサイトの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917025154449503/article_pc__H6A9533.jpg)
テントやキャンプ道具を持っていない、もっと気軽にキャンプをしてみたい人は、グランピング施設がおすすめ。一泊二食付きのキャンプが手ぶらで楽しめます。
![ハギビレッジのグランピングサイトの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916583422935110/article_pc__H6A9523.jpg)
夏場は、冷風機、冬場はオイルヒーター付き
トンガリ屋根がかわいらしいコットンテントの中には、ソファーベッド、冷蔵庫など家具が備え付けられており、野外とは思えない快適さ。
![ハギビレッジのグランピングサイトでの夕食の画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553919933300293793/article_pc________________.jpg)
1人前のメニュー内容は、牛、豚、ソーセージ合わせて220g、地元野菜170g、おにぎり170g、お茶
気になる夕食は、備え付けのグリルで楽しむ地元食材のバーベキュー。
![ハギビレッジのグランピングサイトの朝食の画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553919886600913054/article_pc_11AE3A86-5078-45C0-A8D5-3B38DC93D774.jpg)
朝食はホットサンド、焼きチョコバナナ、コーヒーもしくはオレンジジュース
朝食は、オシャレなパン食スタイルで優雅なひと時を。
自然をより近くに感じられるキャンプか、真夏でも子ども連れで快適に過ごせるグランピングか…。自分の好みに合わせて、キャンプスタイルを選びましょう。
高萩を味わい尽くす、1泊2日のモデルプラン
【1日目】キャンプ場に直行せず、まずは地元の食材を調達
![五浦ハムの工場直売店の外観の画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553937289615458776/article_pc_088__1_.jpg)
はぎビレッジでキャンプをするなら、高萩ICで高速道路を降りてすぐにある「五浦(いつうら)ハム」の工場直売店に立ち寄るのがおすすめ。高萩市の名物「ハム焼」はキャンプに欠かせません。本場ヨーロッパの味を求め、肉の塩漬け熟成方法から、肉の挽き方、スパイスの使い方まで研究を重ね生み出されたオリジナル商品が並びます。
![五浦ハムの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917127436746852/article_pc__H6A9553.jpg)
看板商品は国産豚の「ロースハム」。上品な脂としっとりとした食感、香りが特徴です。おすすめの食べ方は、厚切りにして焼いたハムステーキ。シンプルな調理法に耐えられるのは、本物の証です。今回は看板のロースハムと、カットの手間がはぶけるポークウインナーを購入。
清流の郷 花貫物産センターで、地産の野菜、みそ、花貫フルーツほおずきを入手
![清流の里花貫物産センターの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916634694107209/article_pc__H6A9427.jpg)
五浦ハムの次に立ち寄っておきたいのが、はぎビレッジから車で30分ほど走った場所にある地域の台所「清流の郷 花貫物産センター」。こちらでは、その日の早朝に収穫されたばかりの新鮮な野菜が並ぶ産直コーナーをはじめ、地元名産の味噌やフルーツほおずきなどを取りそろえています。行きがけに立ち寄って、キャンプ飯のレシピを考えながら買い物するのがワクワクします。
![清流の里 花貫物産センターの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916659193036876/article_pc__H6A9448.jpg)
センター内には地産の食材がずらりと並べられ見ごたえ抜群。
![めしどろぼうさんの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916684572770381/article_pc__H6A9454.jpg)
おすすめの食べ方は、野菜ディップ。時短ですぐに取り入れられるところが高ポイントです
中でも物産センターの店員さんイチ押しなのが、しそ南蛮味噌の「めしどろぼうさん」。地元のみそ蔵「たつご味噌」の人気商品で、自家栽培の大葉、青唐辛子の甘辛レシピは、ご飯のお供や野菜スティックの調味料に最適!
![ほおずきアイスの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916704080478286/article_pc__H6A9460.jpg)
一口食べると、フルーツほおずきの甘酸っぱさが広がります
名産のフルーツほおずきをソースにして、ソフトクリームにかけた「ほおずきソフト」はここだけの限定商品。チェックせずにはいられません。
地元農家「柴田農園」が慈しみ育てた「エディブルフラワー」を購入
キャンプ飯を華やかにさせるには、スパイスと彩りの魔法が欲しいところ...そんな時は、地元農家「柴田農園」が丹精込めて育てたエディブルフラワーを購入するのが正解。
![柴田農園の画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916607905087559/article_pc__H6A9406.jpg)
エディブルフラワーとは、食べられる花のこと。柴田農園のエディブルフラワーは、見た目が美しいだけではなく、素材本来の旨味、甘味、酸味、苦味、辛味を感じられるのが特徴。キャンプ飯の飾り付けにもスパイスとしても大活躍しそう。
![柴田農園のエディブルフラワーの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917099095834722/article_pc__H6A9546.jpg)
左から、ナスタチウム(オレンジ色の大きい花)、マリーゴールド(オレンジ色の小さい花)ペンタス(ピンク色の花)※販売は移動販売のみ。農園では購入不可
化学農薬は一切使用していないので、安心して食べられるのもうれしいポイント。エディブルフラワー担当兼柴田農園3代目の柴田祥平さんにオススメの食べ方を聞いてみると「辛味のあるナスタチウムや酸味のあるベゴニアなどをアクセントにしたエディブルフラワーサラダがオススメ。栄養価も高いので添えるだけで簡単にエネルギーチャージができます。お肉との相性も良いです」とのこと。
![高萩市の食材の画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916932338696278/article_pc__H6A9554.jpg)
地元の食料を調達したら、キャンプでの調理時間もグッと楽しいものになるはず。今回購入したのは、地産の野菜とフルーツ、味噌、ハム、ウィンナー、エディブルフラワーです。キャンプ場に戻ったらさっそく調理開始!
![調理された五浦ハムの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916977268080732/article_pc__H6A9596.jpg)
今回選んだ食材で出来上がったのは、野菜サラダと手作りハム焼きの2品!
![高萩市の食材で作ったキャンプ飯の画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917002131914845/article_pc__H6A9606.jpg)
サラダには味噌、ハム焼きにはスパイス代わりにエディブルフラワーを添えてみました。簡単な調理なのに見栄えもいい感じ。地産の食材をふんだんに使えば、立派なキャンプ飯が完成です。あとは食事の時間を満喫するだけ!
2日目はこやま湖でアウトドアアクティビティを楽しむ!
![ハギビレッジのキャンプサイトの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917270814834792/article_pc__H6A9660.jpg)
一泊することで、オンからオフモードにスイッチが切り替わるのが泊まりキャンプの良いところ。そんなオフモードを後押ししてくれるのは、リッチな自然環境です。朝の清々しい空気を思いっきり吸い込んだら、フィールドワークに繰り出しましょう。
朝からSUPで自然を満喫
![こやま湖でのSUPを楽しむ画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917373172629614/article_pc__H6A9894.jpg)
セレクトしたのは、浮力のあるボードの上で、パドルを使って漕ぎ進むSUP。静かな湖畔に水音を響かせながら、優雅な水上散歩を楽しみます。湖畔に吹く心地よい風を全身で感じる時間は最高!非日常を味わいながら体幹も鍛えられ、体が目覚めるような感覚が新鮮です。
キャンプ場を出て小山ダムへ。ランチは名物ダムカレー
![小山ダムの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916728000593999/article_pc__H6A9484.jpg)
SUPを楽しんだ後は、のんびり撤収作業。お昼どきに、このまま帰るのはちょっと寂しいと感じる人は、キャンプ場から歩いてすぐの場所にある、小山ダムのえん堤まで足を伸ばして。県内一番の大きさを誇るダムは見晴らし抜群で一見の価値あり!
![小山ダムの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553916751593554000/article_pc__H6A9509.jpg)
「SUPを体験した場所はあの辺かな?」
雄大な景色を満喫したあとは、小山ダム管理事務所の隣にあるレストラン(こやま湖センター)でランチタイム。
![小山ダムのダムカレーの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553919910109986975/article_pc____________________________________.jpg)
日曜しか食べられない「ダムカレー」
小山ダムをイメージした名物「ダムカレー」は一度は食べてみたいもの。日曜限定で提供中です。
今度の週末は高萩市に遊びに行こう!
![小山ダムからの眺めの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553917394907512945/article_pc__H6A9977.jpg)
豊かな自然を活かした地産の食材やアウトドアアクティビティが楽しめる高萩市は、新たなるキャンプ地として、人気沸騰の予感!混雑も避けつつ、ゆったりのんびり楽しめるのは今のうち!?この夏は、一足先に高萩市でキャンプを楽しんでみては?
2022年のお盆はライトアップイベントの開催が決定!
![ライトアップイベントの画像](https://p1-16efdeae.imageflux.jp/w=3840,q=75,f=webp:auto/image/image/1553944807955710670/article_pc_1658821660395.jpg)
※TAKAHAGI STAR NIGHTは、台風の接近に伴い、観覧者のみなさまの安全性を考慮し中止になりました。高萩市では、秋にも同様のイベントを企画していますので、お楽しみに。
※イベント中止詳細は下記のリンクへ
2022年8月11~14日には、高戸前浜海岸において、竹あかりによるライトアップやスカイランタンの打ち上げを行うイベントが開催されます!竹あかりの優しげな光に包まれながら癒しのひと時を迎えましょう。それぞれの願いを込めて飛ばすスカイランタンがフワフワと空に舞う姿は幻想的。観覧は無料です。
※スカイランタン参加者募集は、好評につき受付を終了しました
【イベント基本情報】
イベント名:TAKAHAGI STAR NIGHT
開催期間:2022年8月11日(木)から8月14日(日)
開催日時:18:00~21:00
内容:竹あかり(全日程)、スカイランタン 200個(8月13日(土)のみ)
会場:高戸前浜海岸
駐車場:高戸前浜駐車場(無料)※8月13日(金)のみ、東小学校、有明駐車場を開放