ベアフットシューズおすすめ12選!裸足のようなランニング&歩行を体感しよう
ベアフットシューズは、裸足で走る時のような感覚でトレーニングできる靴のことです。履くだけで筋力を鍛え、人間が持つ本来の機能を向上させるとして、注目が集まっています。この記事ではおすすめのアイテム12選と、初めて履く場合の注意点などについて解説します。
ベアフットシューズとは
そもそもベアフット(Barefoot)とは「裸足・素足」の意味。ベアフットシューズは、クッション素材となるミッドソールが薄く(もしくは搭載しておらず)、ソールに柔軟性があるのが最大の特徴。そのため、「裸足」に近い感覚で動けるようになっているシューズです。
2010年ごろから話題になり、日本では2017年のドラマ『陸王』で認知度が高まったとされています。軽量かつ通常のシューズよりも高いトレーニング効果が期待できるため、注目を集めているトレーニングアイテムです。
登山やトレッキングでより「裸足」に近い感覚での歩行
ミッドフット走法(足裏全体で地面を捉える走法)の練習
通常のシューズよりも高いトレーニング効果でのランニング
足の健康のため、足裏の感覚を感じながらのウォーキング
ベアフットシューズのおすすめ12選!メンズ・レディース・初心者向けも
履くだけで筋力を鍛えられ、裸足のような感覚で走れるベアフットシューズ。人間が持つ本来の機能を向上させるおすすめの12アイテムをhinata編集部が厳選しました。
イタリアで1937年に創設された靴底メーカー「ヴィブラム」。5本指シューズが特徴的なファイブフィンガーズシリーズは
より強く地面を足で感じることができる点が人気の理由です。フィットネス、ジム、カジュアルに適したタイプ。
【基本情報】
- サイズ展開:21.8〜30.7cm
- カラー展開:ブラック、グレー、ブルー、レッド、ホワイトほか5色(カラーは性別により異なる)
- 重さ:139g
ソールがやや厚くなり幅広いシーンで使用可能なオールラウンダータイプのファイブフィンガーズ。足の実寸より、0.7cm~1.0cmほど大きいサイズがおすすめです。アッパーは
蒸れにくく、
においを軽減してくれる素材を採用しています。
【基本情報】
- サイズ展開:22.5〜30.7cm
- カラー展開:ブラック、グリーン、オレンジ、オレンジ、エメラルド
- 重さ:136g
人気スポーツブランドが手がける人気の一足。反発力に優れるソールで、ベアフットシューズを初めて使う人でも違和感なく履くことができます。
ベアフット入門用としてもおすすめの一足です。
【基本情報】
- サイズ展開:24.0〜32.0cm
- カラー展開:ブラック
- 重さ:300g
高さのないソール、「ゼロドロップソール」を採用しているので、屋外でも
正しい姿勢とバランスを損なわずに歩けます。また、つま先にゆとりのある構造になっているので、運動中に足を圧迫しません。
【基本情報】
- サイズ展開:25〜28.5cm
- カラー展開:カーキ、ブラック、レッド、グレー、ネイビーほか6色
- 重さ:323g
トレッキングや野外フェスなど幅広いユーザーに愛される製品を展開しつつ、2011年のベアフットシリーズ発売以来、徹底的な研究とアップデートを重ねているメレル。
靴底6mmが実現する、
地面を直接つかみ取るような感覚は、多くのファンに支持されています。
【基本情報】
- サイズ展開:25〜30cm
- カラー展開:ベージュ、グレー、ブラック、カーキ、ネイビー
- 重さ:160g
メレルが発売するベアフィットシューズの中でも、靴底の厚さが14mmと少し厚手で、
初心者でも履きやすい一足。地面からの直接的な刺激を抑えてくれるので、厚さ6mmのベイパーグローブに比べ、使用シーンの幅が広がります。
【基本情報】
- サイズ展開:22.5〜30cm
- カラー展開:グレー、ネイビー、オレンジ、ブラック、ホワイトほか3色(カラーは性別により異なる)
- 重さ:240g
カラー展開が豊富で好みのものを見つけやすいベアフットシューズ。比較的安価なナイキよりもさらに低価格で、
蛇皮のようなデザインがユニークな製品です。また素材が柔らかく折り畳んで持ち運べます。
【基本情報】
- サイズ展開:25〜30cm
- カラー展開:レッド、ブラック、ブルー、グレー、ブラックカモほか7色
- 重さ:-
ランニングはもちろんのこと、ジムでのトレーニングやウォーキングなどに最適なマルチな一足。歩行時のタングのズレがなくなるよう改良されており、
高いフィット感を実現。サイド部分の補強を通常よりも薄くし、より耐久性が高くなるよう溶着されています。
【基本情報】
- サイズ展開:25〜29cm
- カラー展開:グリーン、オレンジ
- 重さ:221.2g
つま先が広いデザインになっているので、窮屈感がなくリラックスできます。通気性がよく足が呼吸できるので、走るスピードもアップ!耐久性とグリップ力の優れた、品質の高いラバーソールを採用しており、長く使えます。
【基本情報】
- サイズ展開:22.5〜30.5cm
- カラー展開:ブラック、イエロー、ローズ、ピンク、グリーンほか2色
- 重さ:-
片足の重さはわずか136gと超軽量。無重力空間を歩くような感覚を再現したシューズです。つま先部分を広めて設計しているので、グリップ力がアップ。
伸縮式バックルのデザインで、
着脱が簡単なのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- サイズ展開:22.5〜30.5cm
- カラー展開:ブラック、イエロー、パープル、レッド、カーキほか2色
- 重さ(約):136g
5本指に沿うようなつくりで負荷が分散され、しっかり踏ん張ることができます。メッシュ素材で通気性が良く、トレーニングシューズとしてもおすすめ。
半分に折りたためる柔軟性があり、付属のケースに入れて持ち運びできます。
【基本情報】
- サイズ展開:23〜28.5cm
- カラー展開:ブラック、グレー、ネイビー、オレンジ、ピンク
- 重さ:-
足本来の力を引き出す足袋型のシューズ。つま先が分かれたフォルムは、
親指と人差指が自由に動くため、地面をしっかりとグリップできます。普段履きの靴では意識しにくい、指の動きのトレーニングが可能な一足です。
【基本情報】
- サイズ展開:22〜30cm
- カラー展開:イエロー、オレンジ、パープル、グレー、ピンク
- 重さ:338g
ベアフットシューズの履き心地と注意点
初めてベアフットシューズを使う人にとって、普通のシューズとの違いや履き心地が気になるはず。ここからはベアフットシューズの特徴と注意点を解説します。
ベアフットシューズの履き心地と特徴
通常のランニングシューズはクッションが厚くてふわふわとした履き心地で、現代人の多くが普段から行う「かかとから着地する走り方(ヒール走法)」になるのが一般的です。しかし、ランニング時のかかとからの着地は足にかかる衝撃も強く、怪我や故障のリスクが高くなるというデメリットも。
それに対して、ベアフットシューズは靴底が薄く、地面からの衝撃をダイレクトに感じる履き心地です。そのため、足裏全体で地面を捉える「ミッドフット走法」や、つま先から着地する「フォアフット走法」のトレーニングができるのが特徴。
通常のシューズより靴底が薄いため、普段のシューズに慣れた人の足ではアスファルトやコンクリートを硬く感じるケースもあるようです。まずは普段使いではなく、芝生や土、草原などがあるキャンプ場や公園などで慣らしてみることがおすすめです。
ベアフットシューズを履く際の注意点
ベアフットシューズを用いた走法(ミッドフット走法など)は、長距離やプロのランナーが負担軽減のために取り入れる走法といわれています。長時間走る場合、熟練者でないと足に違和感や痛みが出るケースもあるので注意が必要です。
初めて着用する場合、まずは短かい距離で試し履きすることが重要。走行フォームと履き心地を確認しながら走ったり歩いたりして、徐々に距離を伸ばしていくことをおすすめします。
ベアフットシューズの販売店舗
ベアフットシューズを実店舗で探すときは、
ランニング部門が独立して設けられている店舗で探す必要があります。特にヴィブラムの正規代理店は店舗数が限られているため、身近な地域にあるかチェックしておきましょう。ただ単にソールが薄い製品やマリンシューズなどと混合して扱われることもあるので、注意して選ぶことが大切です。
詳しくはこちら:
ヴィブラム正規代理店一覧ベアフットシューズを体感してみよう!
ベアフットシューズは一般的なランニングシューズとは構造や履き心地、走り方まで異なるアイテムです。長距離を走る人や足の筋力を鍛えたい人にとっては、走り方を改善し疲労軽減につながるメリットもあります。
なにより大自然の中を裸足に近い感覚で歩くのは魅力的!ベアフットシューズを一度体感してみてはいかがでしょうか?
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