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アウトドア女子必見!冬でもお洒落に防寒できる重ね着を紹介
防寒対策のためにただいっぱい服を着込んで冬のアウトドアに参加してませんか?間違えた服装は逆に身体を冷やすことにつながります。今回は初めて冬のアウトドアに参加する方でもわかりやすい、お洒落にできる冬の重ね着についてお伝えします。
寒いけど楽しい冬のアウトドア!
冬のアウトドアの良いところは、夏場に予約がいっぱいのキャンプ場やグランピング施設でも予約が取りやすくなるところ。空気も澄んでいるので満天の星が眺められ、寒い中での焚き火は心と体に暖かさと安らぎを与えてくれます。街中では味わえない楽しさのある冬のアウトドアですが、忘れてはいけないのが「防寒対策」。今回はアウトドア女子にぜひ見てほしいお洒落な防寒対策について紹介します。
冬のお洒落なアウトドアコーデ
インスタグラマーを真似してみよう
@shohe_momo_campさんは最近流行りのフリースをアウターレイヤーにもってきています。防寒対策についてお伺いすると、ワークマンの裏地モコモコレギンスを愛用するなどインナーに工夫を行っています。防寒対策はするが、徹底しすぎておしゃれを怠らないよう注意しているとのことでした。
k.iiiiii.iiさんの防寒対策は上も下も肌に接するベースレイヤーにユニクロの超極暖ヒートテックを着用。中間着のミドルレイヤーにこっそり薄手のファーストダウンを着て、その上にアウターを着用しているとのこと。最近はフェールラーベンのファーキャップを被り、顔周りの防寒対策とおしゃれも怠っていません。
chamo.camさんはソロキャンにもいく女子代表キャンパー。頭の先から指先までしっかり防寒対策を行っています。お伺いすると、冬キャンプに必要なのは服の防寒対策はもちろん、「なんだかんだ湯たんぽが大活躍」とのこと。足元とお腹に抱くスタイルで、朝まで暖かく眠れるそうです。
冬場の服装は「重ね着(レイヤー)」を徹底
「とにかく着込めば寒くないでしょ?」と、冬のアウトドアで何重に着こむのはおすすめできません。たくさん着こめば当然、動きにくくなったり、動いた汗で逆に汗冷えしてしまうこともありません。紹介したインスタグラマーさんのように、冬場の服装は適した衣類、順番を実践することで、効果的に暖かく着こなせます。
重ね着の一番の工夫は、3つの層に分けて着ることです。肌から近い順に、
下着:ベースレイヤー
中間着:ミドルレイヤー
ジャケット:アウターレイヤー
と分け、各レイヤーにはそれぞれ役割があります。
「下着:ベースレイヤー」とは
ベースレイヤーとは肌に直接触れるウェアのことです。親しみやすい言葉なら下着です。素早く汗を吸収し、体温を維持する役割があります。また肌に直接触れるのでフィット感や肌ざわり、動きやすい柔軟性なども重視されます。
【今日のキャンプ用語辞典】今さら聞けない「ベースレイヤー」とは?
「今さら聞けない!」そんなキャンプにまつわるモノ・コトを毎朝解説していく【今日のキャンプ用語辞典】。今日のテーマは、キャンプの服装でも活躍する「ベースレイヤー」です。特徴やメリットはどのようなところにあるのでしょうか?おすすめ品と合わせてまとめて紹介します。
おすすめのベースレイヤー
生地は高品質メリノウールを100パーセント使用。チクチクしない優しい肌触りで、アンダーウエアにも適した特性を生かした一着です。天然素材の心地よさと機能性を併せ持つ1着は、本格的なアウトドアシーンから日常の保温着まで幅広く活躍します。
【基本情報】
- サイズ展開:XS、S、M
- カラー展開:ブラウン、ブラック
極寒地仕様のベースレイヤーは裏起毛加工されており、肌触りが抜群です。また、最も保温性の高い仕様で、速乾性に優れているので汗かきで寒がりな人にもおすすめです。体にフィットし、ストレッチ性があるのでアウトドアにぴったりです。
「中間着:ミドルレイヤー」とは
おすすめのミドルレイヤー
中間着のミドルレイヤーで求められる機能は保温性です。外部からの寒気をシャットダウンし、内部の温まった空気を外へ漏らさないため、フリースジャケットや中綿のジャケットがおすすめです。
新開発のリサイクル・ポリエステル素材を100%使用した伝統的なフリース。肌触りは柔らかく、保温効果が高いパタゴニアのフリースは秋から春まで長いシーンで使用できます。
【基本情報】
- サイズ展開:XS、X、M、L、XL
- カラー展開:ホワイト
シンプルさと実用性に徹した作り・デザインで流行にとらわれることがないのが魅力の商品です。寒い日はミドルレイヤーとして、暖かい日はジャケットとして着用できます。カラー展開が豊富で7色から選ぶことができるのも嬉しいです。
【基本情報】
- サイズ展開:XXS、XS、S、M、L、XL
- カラー展開;ホワイト、ブラウン、ベイビー、ブラック、グリーン
起毛素材のジップアップジャケットは顎までカバーするスタンドネックでとても暖かいです。フロントはダブルファスナー仕様で好みのフォルムを変えることができ、おしゃれを楽しみたい人にも◎。アウトドアはもちろん普段使いにまで活躍するアイテムです。
【基本情報】
- サイズ展開:XS、S、M、L、XL
- カラー展開:ホワイト、ブラック、ネイビー
コロンビア独自の機能で撥水性が高く、水や汚れを弾いてくれます。また素材は防寒効果のある中綿入り。冬場はミドルレイヤーとして、暖かい季節では一枚羽織るのに適した一着です。
【基本情報】
- サイズ展開:XS、S、M、L
- カラー展開;ブラウン、ブラック、グリーン、ネイビー
ミドルレイヤーが鍵?快適に冬の登山をするためのおすすめアイテムを紹介!
冬の登山は極寒ですが、視界を遮るものが何もない白銀の世界は絶景!今年こそ、新たに挑戦してみたい!と思っている方も多いのではないでしょうか?安全かつ快適に登山をするために大切なウェア選びですが、お店に行けばたくさん種類があってどれが良いか迷ってしまいます。今回はその中でも、体温維持の役割を果たすミドルレイヤーの重要性とおすすめ商品を紹介します。
「ジャケット:アウターレイヤー」とは
最後は外側に着るアウターレイヤー。雨や風を内側に通さない機能だけではなく、汗をかいたときは蒸気を外に逃がす透湿性が重要です。ミッドレイヤーに比べ、少しゆとりをもった服を選ぶことで空気をたくさん含み保温力がアップします。
おすすめのアウターレイヤー
人気アウトドアブランドTHE NORTH FACEの防水ダウンコート。表地にはGORE-TEXの2層構造を採用。ダウンは三重県のダウン&フェザーメーカー、河田フェザーが生み出す高品質の国内ダウンを使用。防水性と保温性を兼ね備えた一着です。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラウン、ブラック、オリーブ
NANGAのタキビダウンジャケットは表生地には難燃素材が使われており、火の粉が飛んできてもさっと振り払えばすぐに穴があくことはありません。羽毛量は120gで、あまりボリューム感が出ていないのでスッキリと着られます。
【基本情報】
- サイズ展開:WS、WM、WL
- カレー展開:チャコール、コヨーテ、カーキ、ベージュ
キャンプなどのアウトドアや普段使いもできるカリマーのウィスプダウンパーカーは撥水加工か施されているので突然の小雨でも安心。ファスナーアジャスターを調整すれば裾口・袖口からの冷気の侵入を防げます。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L
- カラー展開:ブラック、グリーン
ダウンジャケットに困ったらこれ!人気ブランドとおすすめダウン28選
寒い季節を乗り越えるために不可欠なダウンジャケット。さまざまなデザインや機能があり、どれを買えばいいのかわからない方もいるはず。今回は、その悩みが解決できるダウンジャケットの選び方と、人気ブランド別のおすすめアイテムを紹介します!きっとあなたが欲しいダウンジャケットが見つかるはずです。
冬キャンプで気をつけておく注意点
冬のキャンプでは、油断して防寒対策をせずに寒い中で眠ってしまうと低体温症になる可能性もあります。睡眠中は体温が下がるのでしっかりと着込み、ネックウォーマーやレッグウォーマーを身に付けましょう。湯たんぽを使用すると朝まで暖かく睡眠をとれます。また寒いのが嫌だからと、薪・石油ストーブをテント内に置いたまま眠ってしまうと一酸化炭素中毒の危険性があります。室内に暖房器具を置く場合は、必ずテント内の換気をこまめに行うなど十分注意してください。
寒い冬もこれで完璧!
冬のアウトドアは寒さ対策さえしっかりしていれば、楽しみどころが満載です。とにかくたくさん着用するのではなく、季節に適した素材や機能性をもった服を選び、順番を守った重ね着をすることが大切です。インスタグラマーを参考に、ぜひあなたらしい冬キャンプファッションを表現してみて下さい。