これであなたもブルーシートマスター!?サイズや厚みなどの規格を解説!
最終更新日:2019/10/29
ノウハウ

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身近なアイテムでありながら、あまり詳しくは知られていないブルーシート。サイズや厚さに応じた規格があります。市販されている最大のサイズはなんと25×25m!使用するシーンや人数に合わせて選択できる優れものです!
目次
知っていると役立つブルーシートの知識

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敷物としてはもちろん、バーベキューやキャンプの際に日よけ代わりにしたり、小雨であれば雨除けになります。台風や地震の時にも一家に一枚あると応急処置の道具として大活躍します。現在はホームセンターに行くと幅広いサイズ展開がされています。
大型の店舗ではロールで販売しているところもあります。サイズだけでなく実は厚みにも規格があるブルーシート。今回は知っておくといざという時に役に立つ知識をお伝えします。
ブルーシートのサイズの規格と人数の目安
ブルーシートのサイズの代表規格と基本サイズ一覧

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3.6×5.4m
5.4×7.2m
10×10m
・基本サイズ
1.8×1.8m
1.8×2.7m
1.8×3.6m
3.6×3.6m
5.4×5.4m
7.2×7.2m
7.2×9m
「なんでこんなに中途半端な大きさなの?」と思うかもしれませんが、ブルーシートのサイズは特注品でない限りは基本的に一間(いっけん)間隔でサイズが大きくなります。ブルーシートのサイズは、住宅の設計が基本になっているからなのです。
住宅設計にある尺貫法という方法を取り入れると、一尺は303㎜、一間とは六尺分のため1.8m。住宅の養生に合わせやすくするためにブルーシートのサイズも一間間隔のサイズになっているのです。
ブルーシートのサイズと対応人数

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1.8×1.8m たたみ2畳分 4人が限界
1.8×2.7m たたみ3畳分 4~6人が適当
1.8×3.6m たたみ4畳分 6人くらいまで
3.6×3.6m たたみ8畳分 8~10人が適当
3.6×5.4m たたみ12畳分 12~16人が適当 ※最も一般的なブルーシートのサイズ
5.4×5.4m たたみ15畳分 16人~20人が適当
5.4×7.2m たたみ24畳分 30人~35人が適当
10×10m たたみ60畳分 100人可能!
複数の家族で出かける際や、お花見をする際に参考にしてみてください。
10m以上のサイズや原反ロールもある

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ブルーシートの丈夫な素材や、汚れても水で洗い流せる点などの特徴を生かしてテントを作っているキャンパーがいたり!テントを覆うようにタープとして活用していたりと、ブルーシートを存分に生かしているキャンパーさんが沢山います!
タープとして使用する場合は、ブルーシートの重さを考慮してサイズを選んでください。ブルーシートは厚みによって重さも大きくかわります。天候によっては雨風などの影響でタープが崩れたり、ポールが破損する恐れもありますのでご注意ください。
最大サイズは25m×25m

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日常生活では、台風時の雨漏りの応急処置や、防災グッズとして活用できます。日よけや雨避けとしてはもちろんですが、家の塀が破損してしまった際の目張りとしプライバシーを確保することも、一時的な貯水等としても使用可能。この大きさのブルーシートを手に入れるのは大変ですが、知識として持っていると、いざという時に役立ちます!
ブルーシートの厚みの規格とそれぞれの良し悪し
ブルーシートの厚みの表示

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例えば標準的なブルーシートのサイズである3.6×5.4mの場合、#3000と表記されている時は、3.6×5.4mの1枚の重さが3000g(3kg)。#2000になると、同じ3.6×5.4mのサイズでも重さが2000g(2kg)となります。なぜ同じサイズなのに重量が異なるのかというと、厚みに違いがあるからです。#の数字が大きくなると厚く、小さくなると薄いシートとなります。では、#3000とはだいたい何mmなのかというと、これはメーカーによって異なります。
おおよそ0.25mm前後とされていますが、メーカーによって0.25mmより薄い場合もありますし、逆に厚い場合も。ブルーシートは厚くなればなる程、耐久性が高くなりますが、その分値段も高くなります。
・各番手の耐久期間の目安
#5000 約4~5年
#4000 約2~3年
#3400 約10~16ケ月
#3000 約9~12ケ月
#2500 約7~9ケ月
#2200 約5~7ケ月
#2000 約3~6ケ月
#1500以下 約1ケ月
実際に触れた感覚ですが、#3000は触ったときにしっかりした厚みを感じます。#1000は、ペラペラとしていて強く引っ張ると破けてしまいそうな感じがします。ブルーシートは厚さがあることで、多方面での活用が期待できますが、その分重量がある点や価格が上がる点は否めません。
それに対してあまり厚みのないものは価格がお手頃で、持ち運びに便利だったり、女性でもすぐに日よけや雨除けとして設置することができます。ただ、耐久性が低く、短期間での買い替えが必要になる場合が。それぞれに利点がありますが、その分考慮していかなくてはならない点もありますね。
厚みと価格の関係

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・価格の比較 ※全て1枚の単価です
#1000 380円
#2000 790円
#2200 1180円
#3000 1250円
厚みが増すごとに価格が上がっていきますよね。特に#1000から#2000の間は倍以上の価格になります。#3000にまでなると、同じサイズでもなかなかの価格です。
薄手#1300以下

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薄い代わりに軽さが自慢の#1300以下のブルーシートはキャンプやBBQのシーンで汚れてしまった荷物やアイテムを覆ったり、汚れてしまいそうな場所に前もって敷いておいたりすると便利ですよ。この厚さのブルーシートは安価なので車のトランクに1~2枚積んでおくと、困ったときに気兼ねなく使うことができます。
中薄#1500〜#2000

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気になる汚れがあった場合も水で流したりブラシで擦ればすぐにきれいになりますし、天日干しをしておけばすぐに乾いてしまうメリットも。最近は各アウトドアブランドからおしゃれなシートがたくさん販売されています。おしゃれシートに加えて1枚くらいは汚れることを恐れずにどんどん使えるシートがあると本当に重宝します!水遊びをする際に着替える場所としても大活躍すること間違いなし!
中厚#2200〜#2500

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厚手#3000以上

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実は、キャンパーの間でもっとも多く活用されている方法がグランシートドとしてです。グランドシートは純正品を準備しようと思うと意外と高かったりします。たしかに、水を弾く点や丈夫な素材で作られていることを思うと、ブルーシートで代用できそうです!
純正品にないメリットとして、大きなサイズを購入しておけば、テントを買い替えてもグランドシートはそのまま生かせる場合があります。大きければ内側に折り込めばよく、何より安く手に入るブルーシートはおすすめです!
ブルーシートだけど青色以外のカラーもある!
ブルーシートの使い方はアイディア次第!

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災害時に活用できることはもちろん、家庭菜園をしている場合には台風が来た際などの緊急時に畑を覆うことも。また、家でのバーベキューでも一枚広げておくことで敷物にも日よけにもなる万能アイテムなのです。アイデア次第でもっと使えるシーンを増えそうですね。
普段の生活からアウトドアシーンまで大活躍!
▼ブルーシートの様々な使い方について詳しく知りたい方は、こちらをチェック!
ブルーシートを活用してアウトドアを快適に

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