乗鞍岳の眺望と白樺が美しい「高ソメキャンプ場」の魅力を徹底解説!
山岳景勝地「上高地」にある3つのキャンプ場の魅力を解説!
2021.06.10キャンプ場
信州を代表する山岳景勝地として有名な「上高地」。一般旅行者が入れるのは、毎年4月下旬から11月中旬までですが、整備された遊歩道から北アルプスの3,000m級の山々を間近に望むことができます。今回はそんな上高地にあるキャンプ場をチェックしてみましょう。
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708_ramuki
多摩川流域や三浦半島に出没する、インドア系フィッシャーマンです。
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もくじ
上高地のキャンプ場の魅力
上高地ってどんな場所?
上高地は長野県西部の松本市に位置し、北アルプスの麓にある標高1,500mの山岳景勝地です。自然豊かな山地ながら散策道はしっかりと整備され、天気の良い日には絶景を望める避暑地として人気です。近年では日本屈指の山岳リゾート地として、外国人観光客への知名度も高まりつつあります。
上高地には3つのキャンプ場があり、それぞれ避暑地・景勝地として有名
上高地には、特色が異なる3つのサイトがあります。良心的な使用料のサイトを紹介していきます。
上高地のキャンプ場①小梨平キャンプ場
小梨平キャンプ場は上高地の中心的なつり橋「河童橋」の近くにあるキャンプ場です。上高地の出入り口であるバスターミナルから徒歩10分ほどで、12ブロックに分かれたフリーサイトに加え、宿泊施設として複数種のケビンや常設のテント(夏場のみ)があります。テントを準備市内でも気軽にキャンプを楽しめます。
同キャンプ場にはケビンの他にも、売店や食堂、温泉といった施設もそろっています。キャンプのハードルが低く、希望に応じて調理器具のレンタルなどもあり、炊事場も完備されています。その快適さゆえに、上高地を初めて訪れた人や、手ぶらで上高地の自然を楽しみたい人におすすめです。周辺は観光客が多く、他のキャンプ場と比べて日中はややにぎやかで、静かなキャンプ環境とはいいづらい点がネックです。
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管理棟に行ってキャンプの受付をします。
テント持ち込みの場合は1人1泊800円。
2人で2泊する予定ですので計3200円なり。(安い!)
で、サクっとテントを設営。
いやいやまさに夢に見たとおり・・いやそれ以上に素晴らしい景色。
河童橋付近は多くの観光客で溢れていましたが、ここはとても静かで涼しくて最高のロケーションです。
時期によっては観光客で溢れかえる上高地ですが、サイトの場所次第では十分静かに過ごせそうです。これだけ施設が整備されていながらも、フリーサイトの使用料が800円というのもうれしいところです。
基本情報
住所:長野県松本市安曇上高地4468
電話:0263-95-2321
営業期間:4月下旬~11月上旬
料金:
[フリーサイト] 800円/人
[ケビン] 4,500円〜/人
公式はこちら:森のリゾート小梨
焚き火の可否:焚き火台含め不可 炊飯棟のみ可
【施設詳細ページ】
上高地のキャンプ場②徳沢キャンプ場
徳沢キャンプ場は、上高地の入り口にあたるバスターミナルから7キロほど。さらに梓川の上流に位置する徳沢にあるキャンプサイトです。小梨平キャンプ場と比べると距離のある分人通りも少なく、元牧場の芝生が綺麗なキャンプ場です。テント持ち込みの場合、予約不要で利用できるのも魅力です。
事前に予約を入れれば、「みちくさ食堂」で食事を提供してもらえるため、このキャンプ場を拠点として、奥穂高岳や涸沢カール、槍ヶ岳などへ向かう登山客にも人気のサイトです。小梨平よりもさらに上高地の大自然を満喫したい方におすすめです。バスターミナルからも距離がありますが、テントやシュラフなどのレンタル品も豊富なため、道具の持ち込みが大変そうと感じる人にも対応してくれます。
またサイト内に入浴施設はありませんが、隣接する徳沢ロッジには日帰り入浴可能な温泉(大人800円、午後3時〜午後7時半)があります。北アルプスの登山後や連泊の時に便利です。
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徳沢キャンプ場に到着!上高地バスターミナルから2時間足らず。道も平坦なのでらくらくです(^_^)
ゴールデンウィークを過ぎ、この日の利用者は少なめな様子。
ここでキャンプ場のお支払です。700円なりぃ!
キャンプ場には、植生保護以外の特別な区画はなくフリーサイト。
バスターミナルから7kmと聞くとかなりの距離に感じますが、平坦な道のため、荷物さえ重くなければ苦になることはなさそうです。小梨平キャンプ場は木々に囲まれた場所が多いのとは対照的に、芝生で視界の開けた徳沢キャンプ場はまた違った雰囲気を味わえます。
基本情報
住所: 長野県松本市安曇上高地
電話:0263-95-2508
営業期間::4月下旬~11月上旬
料金:[フリーサイト] 700円~
公式はこちら:徳沢園
焚き火の可否:不可
【施設詳細ページ】
上高地のキャンプ場③横尾野営場
横尾野営場は上高地の徳沢からさらに上流の横尾エリアに立地しています。宿泊施設「横尾山荘」の近く、横尾大橋の左右に広がるフリーサイトです。給水施設や公衆トイレは利用可能ですが、自炊場やシャワーなどはないため、小梨平、徳沢と比べると本格的な山岳キャンプサイトといった位置づけです。ここを起点に槍ヶ岳、涸沢、蝶ヶ岳の3方面への分岐路があり、便利な拠点として利用されています。
近くに横尾山荘があるため非常時などは頼りにできる環境ではありますが、入浴施設は山荘利用者のみの利用。キャンプ場利用者は入浴できないので注意しましょう。
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とりあえず横尾まで3時間で行けると言うことは分かりました。次はその先へ行ってみたいですね。
横尾も小梨平もとても良いキャンプ場でした。ふらっと来て一日小梨平キャンプ場で過ごすだけでも良さそう
上高地の自然を満喫するのに不足はない横尾野営場。ただ、徒歩でバスターミナルから片道3時間というのは、ファミリー向けのキャンプ場としては、ハードルはやや高めでしょうか。キャンプのみの利用より、本格的な登山の拠点として重宝されているキャンプ場です。
基本情報
住所:長野県松本市安曇上高地
電話:0263-95-2421
営業期間:4月下旬~11月上旬
料金:
[フリーサイト] 大人700円、小学生500円
公式はこちら:横尾山荘
焚き火の可否:不可
上高地のキャンプ場、予約前のチェック事項
上高地へは、自家用車では行けません!
上高地は自然保護の観点から、一部の観光バスを除き、自家用車はふもとの沢渡、平湯の駐車エリアまでしか入れません。そこからシャトルバスやタクシーを利用する必要があり、普通のオートキャンプとは違った準備が必要です。レンタルやケビンの活用を検討するのもよいでしょう。
荷物はなるべく少なくするのがおすすめ
上高地のキャンプ場はバスターミナルから歩く必要があるため、手荷物の重量をできるだけ軽くすることが重要です。最も近い小梨平でも距離的には大したことはありませんが、ほとんどが砂利道なのでカートを利用してもなかなかの労力となります。徳沢、横尾に関してはたとえ平らな道が続くとはいえ、オートキャンプの道具を持ち歩くのは難しいです。
天気や気温をチェック!
上高地も高地のキャンプ場の常で、天候が変わりやすい地域です。標高1,500mにあるため平地より5~10℃ほど低くなり、朝夕の冷え込みはずっと大きくなります。春と秋はもちろん、夏場であっても一枚多めに服があると安心です。
詳しくはこちら:上高地の天気
上高地の混雑状況
上高地は10月~11月の紅葉の時期は平日であっても混雑します。余裕をもってキャンプを楽しむためには、比較的すいている時期を見極めるのが重要です。例えば、ゴールデンウィーク以降から親子連れが夏休みで行動を始める7月中旬までや、8月下旬から10月中旬までの平日などが比較的行動しやすい時期です。
シャトルバスの移動も午前9時~午後4時は特に混雑するため、該当の時間を避けるとスムーズに行動できます。荷物の量や人数次第ではありますが、人が多ければタクシー移動も割安になるためおすすめです。「静かな大自然を期待したのに、人の波ばかりだった」とならないように計画したいですね。
上高地のキャンプ場で山岳の自然を堪能!
上高地で宿泊と聞くと高級リゾートをイメージしがちですが、今回紹介したキャンプサイトを利用すればリーズナブルな価格で、気軽に楽しめます。東京や大阪から直通バスが出るなどアクセスも良好で、豊かな自然に触れ合える上高地でのキャンプを楽しみましょう。
この記事で紹介したスポット
キャンプ場画像 | ||
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キャンプ場名 | 森のリゾート小梨(小梨平キャンプ場) | 徳沢キャンプ場 |
リンク | キャンプ場の情報を見る | キャンプ場の情報を見る |