松本市のおすすめキャンプ場12選！おさえておきたい立ち寄りスポットも

松本市は、長野県の中央から西に位置する都市。松本城を中心とした城下町として知られ、当時の様子を伺い知ることのできる建造物や文化が残っています。 松本市の西側（西部）では上高地や乗鞍高原、梓川、東側（東部）では美ヶ原や美鈴湖なども有名。雄大な自然に囲まれた松本市には国内外から多くの人が訪れ、キャンプや登山、スキーなどのアクティビティを楽しんでいます。

北アルプスの山々に囲まれた松本市には、雄大な自然を満喫できるキャンプ場が点在しています。松本市内のおすすめキャンプ場を紹介するので、チェックしてみてください。

浅間温泉、美ヶ原、三才山の中間地点にある「松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場」。松本城から車で30分程度でアクセスできる、街から1番近いキャンプ場として知られています。 バイクサイトを除くすべてのサイトに電源が付いており、電気ストーブや電気毛布ファンなども使えるので寒さや暑さの影響も受けにくいのが魅力。クヌギやナラ、サクラなどさまざまな種類の薪があり、それぞれ異なる香りや音を楽しみながら焚き火ができます。

「まつもと里山キャンプ場」では、北アルプスの白馬連峰や満天の星空の眺望が楽しめます。キャンプ場は全面天然芝で、ペグが打ちやすいだけでなく手触りがやわらかいので、気持ち良く過ごせるでしょう。 車の乗り入れ可能なオートサイトや自由なレイアウトができるフリーサイト、冷蔵庫や寝袋がついた常設テントなど設備が充実。キャンプ初心者から上級者まで思い思いに楽しめます。

上高地を流れる梓川沿いにある「梓水苑」には、オートサイトとフリーサイトがあります。全7サイトと数は少ないものの、プライベート感があるので自分のペースでのんびり過ごしたい人におすすめ。 敷地内にはアスレチックやバーベキュー場もあり、子どもから大人まで幅広い世代が一緒に楽しめるのもうれしいポイント。キャンプ場から徒歩1分の場所にお風呂があり、疲れた体を癒すのにぴったりです。

「桜清水オートキャンプ場」は、王ヶ頭登山道の起点に位置するキャンプ場。テントサイトとコテージがあり、どちらも美ヶ原の自然を存分に堪能できます。 テントサイトはバリエーションに富んだプランが魅力。食事付きプランや手ぶらでキャンプが楽しめるレンタルセットプランなどのプランがあります。コテージは最大10名まで宿泊でき、ペットの同伴も可能。 また日帰り利用ができる大浴場「せせらぎの湯」があるのもうれしいポイント。湧き水を使用したこだわりの湯になっています。

標高1,480ｍ、美ヶ原高原の登山口にある「三城いこいの広場オートキャンプ場」。白樺やミズナラなど、豊かな自然に囲まれたキャンプ場です。 オートサイトとフリーサイトにわかれており、どちらも自然の地形を生かしたつくりになっているのが特徴。フリーサイトの近くには広場やアスレチックゾーンがあり、子どもたちも思いっきり体を動かして遊べます。

「漁樵カオス」は、美ヶ原高原の中腹にあるキャンプ場です。閑静な山の中にオートキャンプサイトとコテージがあり、都会の喧騒を離れてのんびり過ごせます。 コテージにはシャワーやトイレを完備。またバーベキューコンロや調理器具を無料で使えるので、最低限の荷物でキャンプを楽しめます。 美ケ原高原へのアクセスも良く、キャンプはもちろん、登山を楽しみたい人にもおすすめのキャンプ場です。

上高地のバスターミナルから約7km歩くと辿り着ける「徳沢キャンプ場」。徒歩でしかアクセスできない、知る人ぞ知るキャンプ場です。 テントやシュラフ、テーブルなどキャンプ用品はレンタルができるので、重い荷物を持って歩かなくても大丈夫。1,500円とリーズナブルな価格で宿泊できる上、予約をすれば食堂で夕食が食べられるのもうれしいポイントです。

「横尾野営場」は、梓川畔にあるキャンプ場。キャンプ場からは、標高3,000mを超える雄大な前穂高岳が一望できます。 槍ヶ岳方面、涸沢方面、蝶ヶ岳方面の分岐路にあるので、どこへアクセスするにも便利。地面はフラットでテーブルやチェアを置いても傾かず、テントの設営や調理もスムーズにおこなえます。

「小梨平キャンプ場」は上高地を代表するスポットのひとつ、河童橋のそばにあるキャンプ場です。敷地内にはテントサイトをはじめ、ケビンや食堂、売店、浴場などがそろっています。 上高地バスターミナルから徒歩10分のところにあるので、子どもや体力に自信のない人でもアクセスが楽。レンタル用品も充実しているので、手軽にキャンプが楽しめるでしょう。

標高1,200mのところに位置する「高ソメキャンプ場」。白樺と乗鞍岳の美しい眺望が堪能できるキャンプ場です。 テントサイトはA〜Eエリアと電源付きのVエリアの6つにわかれており、四季折々の景色が楽しめるエリア、プライベート空間でゆったりくつろげるエリアなどそれぞれ異なる魅力があります。釣り池にはイワナとニジマスが放流されているので、レンタル竿で釣りに挑戦してみては？

「野麦峠オートキャンプ場」は、女工哀史で有名な野麦峠から車で15分のところにあるキャンプ場。区画整備された芝のサイトが30区画あり、全てのサイトで車の乗り入れと電源の使用が可能です。 広くて屋根のある炊事棟があり、人数の多いグループでも快適に過ごせるでしょう。キッチンや寝具、お風呂などの設備が整ったコテージも人気。フラットなバリアフリー仕様のコテージもあり、赤ちゃんや高齢者の安全にも配慮されています。

「乗鞍BASE」は、オートキャンプサイトとキャンピングカーサイト、アスレチックなどが併設された施設。キャンプはもちろん、マレットゴルフや釣り、マウンテンバイクなどのアクティビティも楽しめます。 標高約1,500mに位置しているので、乗鞍岳や満天の星空も間近に感じられるはず。小さな子どもでも楽しめるジップラインや空中ブランコなどのアクティビティも充実しているので、家族の思い出になること間違いなしです。

松本市には歴史的な建造物や郷土ゆかりの作品を展示する美術館や博物館なども多くあります。松本市を訪れたら立ち寄りたい、周辺スポットを紹介します。

国宝に指定されている「松本城」は、松本市を訪れたら必ず寄りたい観光スポット。安土桃山時代末期から江戸時代初期にかけて建造された天守が見どころです。 場内の見学ができるのはもちろん、夜桜会や信州・松本そばまつり、氷彫フェスティバルなど、季節ごとにさまざまなイベントが開催されています。訪れる際は事前にチェックしてみましょう。

草間彌生さんや上條信山さん、細川宗英さんなど信州ゆかりの芸術家の作品や山岳をテーマにした作品を所蔵する「松本市美術館」。2002年のオープン以来、地域に根ざした美術館として県内外の人から親しまれています。 水玉模様の外観や常設展「魂のおきどころ」は、草間さんのファンなら一見の価値あり。美術鑑賞のあとは、併設されているミュージアムショップやカフェ、レストランでゆっくり過ごすのもおすすめです。

「縄手通り」は、松本城から徒歩5分の場所にある商店街です。土産屋や飲食店、青果店などが軒を連ね、連日多くの人で賑わっています。 通りの至るところにシンボルであるカエルのモチーフが使われており、そのユニークさに思わずほっこりしてしまうはず。カエル大明神が奉られたパワースポットもあるので、散策してみてください。

松本市のおすすめのキャンプ場とついでに立ち寄りたい観光スポットを紹介しました。北アルプスの雄大な自然に囲まれた松本市には、魅力的なスポットが多数あります。本記事を参考に、松本市のキャンプ場や観光スポットに出かけてみてください。