【ひなたごはん】ダッチオーブン×味噌煮込みうどんで名古屋の味!
「ご当地ごはんをキャンプ場で」をテーマに、全国のご当地メニューをキャンプギアで再現したレシピを紹介するフリーペーパー「ひなたごはん」。今回紹介するメニューは、名古屋名物「味噌煮込みうどん」。レシピはもちろん、キャンプならではのワンポイントなど、ぎゅっと詰めてお届けします!
キャンプdeご当地メシ!名古屋編
パーキングで必ず見かけるあのグルメ
名古屋のキャンプ帰りにパーキングエリアに寄ったとき、コレをついつい頼んでしまうという方も多いのではないでしょうか?様々な異色のご当地グルメで全国的に有名になった名古屋めし。さらにそれ以前から、名古屋名物として知られていたのが、今回ご紹介する味噌煮込みうどんです。
濃い味付けが名古屋らしい「味噌煮込みうどん」
名古屋に来たなら、必ず食べたくなるこの料理は、濃厚な豆味噌と合わせて、さらに鰹で出汁を取っているのが特徴。この濃厚な味付けこそまさに名古屋めし!ダッチオーブン一つで簡単に作れるので、キャンプ料理にもぴったりですよ!
▼おすすめのダッチオーブンを知りたい方はこちらの記事をチェック!
出来立てが食べたくなる「ダッチオーブン×味噌煮込みうどん」
【材料4人分】
生うどん 250〜300g
長ねぎ(白ねぎ) 1〜2本
しいたけ 4〜5枚
しめじ 1〜2株
えのき茸 1/3袋
人参 1/2本
ごぼう 1/3本
かまぼこ 1/2本
鶏もも肉 150g
油揚げ 小2枚
卵 4個
だし汁 130ml
【味噌だれ】
赤味噌(八丁味噌) 大さじ5
みりん 大さじ2と1/2
砂糖 小さじ2
今回使用したギア
知っておきたいキャンプ調理ポイント!
味噌煮込み雑炊のススメ
出典:GI15702993 / ゲッティイメージズ
うどんを食べ終えてもまだまだ物足りないというあなたは、ご飯を追加投入して、味噌煮込み雑炊にするアレンジレシピがおすすめ。濃厚スープがご飯に絡んで、大満足間違いなしです!プラスアルファの夜食としても、お酒の後のシメとしてもぴったり。
【レシピ】キャンプde味噌煮込みうどん
ステップ.1 食材の下準備
まずは食材の下ごしらえから。各材料を食べやすい大きさにカットし、アク抜きが必要なごぼうだけ別で水にさらしておきます。
ステップ.2 味噌だれを作る
だし汁の沸騰を待っている間に味噌だれを作ります。ダマにならないよう各調味料を丁寧に練り合わせていきましょう。
ステップ.3 火通りの遅い食材から鍋に投入
だし汁が沸騰したら火通りの遅い食材(根菜類、鶏肉)をダッチオーブンに投入。臭みを消してくれる長ねぎの青い部分も一緒に♪
ステップ.4 残りの食材を追加で入れる
再沸騰した後、次は火通りの早い食材(長ねぎの白い部分、きのこ類、油揚げ、かまぼこ)を加え、再び沸騰するのを待ちます。
ステップ.5 生うどんの余分な粉を落とす
再沸騰するまでの間、生うどんの余分な粉を手で叩いて落としておきましょう。打ち粉が多すぎると、とろみがつきすぎてしまいます。
ステップ.6 麺(生うどん)を茹でる
麺同士がくっつかないよう軽く手でほぐしながら生うどんを投入します。生うどんの袋に表示された煮込み時間を参照してください。
ステップ.7 味噌だれをだし汁に溶かす
煮込み終わる2分前に一度火を止めてか、あらかじめ合わせておいた味噌だれをだし汁に溶き入れます。焦げ付かないよう注意しましょう。
ステップ.8 食べる直前に卵を落とす
最後に卵を割り落とせば完成です。食べているときに卵が半熟になってくるので、一度で二度美味しい味噌煮込みうどんが味わえますよ!
名古屋ご当地グルメこぼれ話
ルーツは「ほうとう」?
意外に歴史の古い味噌煮込みうどんは、その起原も様々。ですが、武田信玄の陣中食だったほうとうが徳川家へと受け継がれた説や、明治時代、繊維産業の女性従業員がほうとうを参考にうどんと野菜を豆味噌で煮込んだ説など、そのルーツは同じく煮込み料理であるほうとうにあるようです。味噌煮込みうどんは、名古屋めし特有のコラボ料理の祖なのかもしれませんね。
いよいよ発売!西日本レシピ本「ひなたごはん 2020 winter」
全国のご当地メニューをキャンプギアで再現
キャンプ用調理器具の進化に伴い、外でも作れる料理のレパートリーが増え、料理の過程、食事を囲む団欒のひととき、さらには写真をSNSにシェアするなど、キャンプ飯の楽しみ方も広がっています。
「ひなたごはん」はキャンプの際に試してみたくなるようなレシピを中心に、キャンパーが実際にSNSで投稿している写真も紹介しており、冊子を片手にキャンプ飯をより楽しんでいただけるような内容となっています。
まとめ
今回は、名古屋の味噌煮込みうどんレシピをご紹介しました!遊び疲れた体に染み渡る濃厚な味わいを、キャンプ場で堪能してみてください!次はどこのご当地料理を紹介するのか、お楽しみに。