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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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ハイバックチェアは座り心地が抜群!
ハイバックチェアは、なんといっても「座り心地の良さ」が魅力。背もたれにもたれかかることを前提として設計されているので、ゆったりと包み込まれるように座ることができます。キャンプ中のリラックスタイムにもおすすめです。
また、ハイバックチェアの中にはなんと「リクライニング機能」を搭載しているものもあり、食事の際は背もたれを直角に、ゆっくりする際には背もたれを倒して座るなどの使い分けができるでしょう。
ハイバックチェアの選び方を紹介!
ここからは、ハイバックチェアの選び方について紹介します。購入する際は、以下の5つのポイントに気を付けて選びましょう。
ロー?ハイ?座面の高さを決めよう
ハイバックチェアを購入する際は、自分のキャンプスタイルに合わせて座面の高さを決めましょう。低めのチェアやテーブルを使用する「ロースタイル」と、高めのチェアやテーブルを使用する「ハイスタイル」の2種類があります。
ロースタイルは、比較的持ち運びのしやすいコンパクトなキャンプギアが多いです。また、ハイスタイルはチェアから立ち座りがしやすく、キャンプ中に腰が痛くなりやすい人にもおすすめ。
一般的に、ロースタイルは座面40cm以下、ハイスタイルは座面40cm以上のチェアを指します。現在使用しているテーブルや、タープなどの高さをもとにスタイルを決めるとよいでしょう。
収束式・折りたたみ式など収納方法をチェック
キャンプ用のチェアには「収束式」「折り畳み式」「組み立て式」の3つの収納タイプがあります。
収束式のチェアは、組み立てや片付けが簡単で安価な商品が多いので、キャンプ初心者の方にもおすすめの商品。折り畳み式も開くだけで簡単に組み立てられ、スリムに収納できます。また、組み立て式のチェアはコンパクトで携帯性に優れるので、荷物をなるべく少なくしたい人におすすめです。
それぞれの特徴を理解したうえで、自分のキャンプスタイルに合ったチェアを選びましょう。
リクライニングやポケットの有無など機能性を確認
ハイバックチェアの中には、あるとよりキャンプを快適に過ごせる便利な機能があるものも。アームレストや背面にポケットがついていれば、スマートフォンやメガネなどの小物の置き場に困ることありません。さらに、リクライニング機能がついたチェアはより深くリラックスしたり、夜は星空を眺めたりすることもできます。
フレームや生地によって座り心地が左右される
チェアに使用されるフレームや生地の素材によって、座り心地や使い勝手に影響します。フレームは大まかに、「スチール」「アルミ」「天然木」の3種類に分けられます。スチールは耐久性が高く安価で購入でき、アルミは軽量で錆びに強いので雨に濡れても安心。天然木を使用したチェアは温かみがあり、お手入れをしながら使い続けることで経年変化も楽しめます。
シートの素材は、「ポリエステル」と「TC(ポリコットン)」の2種類が一般的。ポリエステルを含めた化学繊維は、軽量で汚れに強く、比較的安価な商品が多いです。また、TC素材は耐久性が高く、耐熱性に優れるのでキャンプで焚火を楽しむ人に適しています。
軽量だと持ち運びしやすい!
軽量でコンパクトに収納できるチェアは、手軽に持ち運びできます。キャンプの移動手段が徒歩やバイク、公共交通機関を使用する人は必ずチェックしましょう。また、自宅の収納スペースや車の積載スペースが小さい人は、収納サイズの小さなチェアがおすすめ。
おすすめのハイバックチェア一覧表
商品 | 商品リンク | 耐荷重 | 座面高 | 重さ | サイズ |
---|---|---|---|---|---|
ロゴス(LOGOS) | 120kg | 20cm | 3kg | 56×70×76cm | |
ヘリノックス(Helinox) | |||||
スノーピーク(snow peak) | 113kg | 30cm | 3.6kg | 58×65×86cm | |
FIELDOOR(フィールドア) | 120kg | - | 3.5kg | 58.5×68×78.5cm | |
ノーブランド品 | |||||
visionpeaks (ビジョンピークス) | 80kg | 約35cm | 3.3kg | 56×78×86cm | |
FIELDOOR(フィールドア) | 120kg | 35cm | 2.4kg | 62×75×105cm | |
キャンピングムーン(camping moon) | |||||
クイックキャンプ | 90kg | 43cm | 3.6kg | 72×55×91cm | |
ヘリノックス(Helinox) | 145kg | 46cm | 1.48kg | 58×70×98cm |
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ハイバックチェアおすすめ29選!
人気商品から厳選したおすすめ商品を、4つのタイプに分けて紹介します。ぜひ参考にして、自分のお気に入りのデザインを見つけてくださいね。
ハイバックローチェア:軽量で持ち運びやすい商品9選
座面の高さ40cm以下のロータイプを紹介します。手軽に持ち運びやすいものが多いので、徒歩やバイクを移動手段として使う方におすすめ!
出典:Amazon
座面高20cmとかなり地面に近いので、あぐらをかくようにして座れるハイバックチェア。収束式で組み立て・撤収が簡単なのでキャンプ初心者の方にもおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:56×70×76cm
- 収納サイズ:17×17×89cm
- 重さ:3kg
- 耐荷重:120kg
出典:Amazon
「ビーチ」という名の通り、砂浜での使用を想定してつくられたハイバックチェア。通気性の良いメッシュ生地が心地よく、濡れたスイムウェアのまま座ることができます。
【基本情報】
- 使用サイズ:59×73×80cm
- 収納サイズ:47×12×14cm
- 重量:1.5kg
- 耐荷重:145kg
出典:Amazon
フレームにはアルミ、アームレストには竹素材を使用した高級感のあるハイバックチェア。安定性が高いので食事や料理もしやすく、持ち運びに便利な収束式も魅力の1つです。
【基本情報】
- 使用サイズ:58×65×86cm
- 収納サイズ:16×18×100cm
- 重さ:3.6kg
- 耐荷重:113kg
出典:Amazon
座面の高さ16.5cmと地面に近く、あぐらを組んで座れるハイバックチェア。火の粉にも強いTC素材をシートに使用しているので、焚き火が好きな人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:58.5×68×78.5cm
- 収納サイズ:92×24×17cm
- 重さ:3.5kg
- 耐荷重:120kg
出典:Amazon
フレームのX型構造により、優れた安定性を実現したハイバックチェア。1.8kgと軽量で持ち運びやすく、体をしっかり包み込んでくれるので、手軽にのんびりとした時間を過ごせます。
【基本情報】
- 使用サイズ:57×83×97cm
- 収納サイズ:55×13×16cm
- 重さ:1.8kg
- 耐荷重:80kg
出典:楽天市場
フレームに高強度かつ軽量な「7075アルミニウム合金」を使用したハイバックチェア。組み立て式なので収納サイズが小さく、リュックの中に入れてコンパクトに持ち運べます。
【基本情報】
- 使用サイズ:74×65×59cm
- 収納サイズ:11×49cm
- 重さ:1.37kg
- 耐荷重:150kg
出典:Amazon
シートにTC素材を使用した、焚き火の火の粉に強いハイバックチェア。前座面高35cm、後ろ座面高26cmと傾斜がついているので、長時間リラックスして座れますよ。
【基本情報】
- 使用サイズ:56×78×86cm
- 収納サイズ:16×20×112cm
- 重さ:3.3kg
- 耐荷重:80kg
出典:Amazon
木製の肌触りの良いアームレストがついたハイバックチェア。座面の幅が広くつくられているので、窮屈に感じることなく、長時間快適に座れます。
【基本情報】
- 使用サイズ:62×75×105cm
- 収納サイズ:56×16×19.5cm
- 重さ:2.4kg
- 耐荷重:120kg
出典:Amazon
組み立てや撤収が短時間で簡単にできる、収束式のハイバックチェア。座面のシートには火の粉に強い「帆布生地」を使用しているので、キャンプで焚き火やバーベキューを楽しむ人におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:53.5×49.5×96cm
- 収納サイズ:15×115cm
- 重さ:4.3kg
- 耐荷重:100kg
ハイバックハイチェア:座り心地抜群の商品8選
座面の高さ40cm以上の、ハイスタイル向けのチェアを紹介します。長時間座っていても疲れにくいので、「キャンプ場では日常を忘れてリラックスしたい」という方におすすめです!
出典:Amazon
座面と背もたれにクッションが入っているので、長時間座っていても疲れにくいハイバックチェア。背面には小物の収納に便利なメッシュポケットがついています。
【基本情報】
- 使用サイズ:72×55×91cm
- 収納サイズ:89×21×18cm
- 重さ:3.6kg
- 耐荷重:90kg
出典:Amazon
座り心地と耐久性、2つのバランスがとれたハイバックチェア。組み立て式なので収納サイズがコンパクトで、徒歩やバイクでキャンプを楽しむ方にもおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:58×70×98cm
- 収納サイズ:15×46cm
- 重さ:1.48kg
- 耐荷重:145kg
出典:Amazon
高級感のあるブラックフレームのハイバックチェア。収束式なので組み立て・撤収が簡単です。便利なメッシュポケット付きなので、これからキャンプを始める方にも向いています。
【基本情報】
- 使用サイズ:45×66.5×96cm
- 収納サイズ:115×14×13.5cm
- 重さ:約3kg
- 耐荷重:80kg
出典:Amazon
座面高23cm~44cmまで4段階で自由に高さを調節できるハイバックチェア。さらに、前脚を高くして傾斜をつけることもできるので、よりリラックスして座ることもできます。
【基本情報】
- 使用サイズ:52.5×64.5×80/95/98/101cm
- 収納サイズ:48×16×15.5cm
- 重さ:約1.7kg
- 耐荷重:120kg
出典:Amazon
座面と背もたれが一体型で、ハンモックのように体を包み込んでくれるハイバックチェア。アームレストにサイドポケットがついているので、スマホなどの失くしがちな小物の収納に便利です。
【基本情報】
- 使用サイズ:53×61×82cm
- 収納サイズ:20×15×95cm
- 重さ:約3.4kg
- 耐荷重:120kg
出典:Amazon
ドリンクホルダーや小物ポケットがついた、便利なハイバックチェア。万が一シートが汚れてしまっても、自宅で丸洗いOKなので、アウトドアでも心配なく使えます。
【基本情報】
- 使用サイズ:55×40×90cm
- 収納サイズ:43×13×13cm
- 重さ:約2kg
- 耐荷重:150kg
出典:Amazon
組み立て式なので、手のひらサイズにコンパクトに収納できるハイバックチェア。アルミポールを差し込むだけの簡単設計で、誰でも簡単に組み立てできるので初心者にもおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:46×44×103cm
- 収納サイズ:52×13×14cm
- 重さ:約1.35kg
- 耐荷重:120kg
出典:Amazon
火の粉に強く、肌触りの良いコットン生地を使用したハイバックチェア。収束式なので設営や撤収が簡単で、背面部分にはメッシュポケットがついているので、小物の収納に便利です。
【基本情報】
- 使用サイズ:56.5×56.5×110cm
- 収納サイズ:120×15×15cm
- 重さ:約4.2kg
- 耐荷重:100kg
リクライニング機能付き:ゆったりくつろげる商品7選
次は、背もたれに「リクライニング機能」がついている商品を紹介します。ゆったりとリラックスできることはもちろん、夜に星を眺めるときにも活躍します!
出典:Amazon
座ったまま後ろに体重をかけるだけで、簡単にリクライニングできるハイバックチェア。フットレストも連動して動くので、しっかり寝そべってリラックスしたい方におすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:92×69×110cm
- 収納サイズ:15×69×90cm
- 重さ:8.8kg
- 耐荷重:100kg
出典:Amazon
自分好みの角度に、背もたれの角度を無段階調節できるハイバックチェア。長時間座っていても疲れないヘッドレストや、スマホやドリンクを置けるサイドテーブルがついています。
【基本情報】使用サイズ:92×64×110cm
収納サイズ:65×96×14cm
重さ:7kg
耐荷重:150kg
出典:Amazon
3段階にリクライニングができるハイバックチェア。スリムに収納できる収束式で、設営や撤収が簡単に短時間でできるので、キャンプが初めての方にもおすすめです。
【基本情報】
- 使用サイズ:61×70×98cm
- 収納サイズ:25×15×89cm
- 重さ:3.7kg
- 耐荷重:80kg
出典:Amazon
ヘッドレストとフットレストに大きなクッションがついていて寝心地抜群。アルミフレームなので重量が4.5kgと、同じサイズのリクライニングチェアの中では軽く、持ち運びも便利です。
【基本情報】
- 使用サイズ:61×650×107cm
- 収納サイズ:61×101×15cm
- 重さ:4.5kg
- 耐荷重:80kg
出典:Amazon
ローからハイまで4段階の高さに加えて、3種類の角度調節ができるハイバックチェア。耐熱性の高いTC素材を使用しているので、万が一焚き火の火の粉が飛んできても穴が開きにくいです。
【基本情報】
- 使用サイズ:60×66×69/86/90/94cm
- 収納サイズ:39×46×11cm
- 重さ:2.3kg
- 耐荷重:100kg
出典:Amazon
座って後ろに体重をかけるだけでちょうどよい角度に倒れる「オートリクライニング機能」を搭載したチェア。ハンモックのようにゆらゆら自然に揺れるので、リラックスできます。
【基本情報】
- 使用サイズ:92×68×112cm
- 収納サイズ:63.5×35.6×20.3cm
- 重さ:3.2kg
- 耐荷重:135kg
出典:Amazon
脚部にある差し込み口を変えることで、約10度のリクライニングが可能なハイバックチェア。サイドと背面にメッシュポケットがついているので、スマホや雑誌などの小物の収納に便利です。
【基本情報】
- 使用サイズ:63×69×107/96cm
- 収納サイズ:16×49×13cm
- 重さ:1.7kg
- 耐荷重:145kg
リビングでも使えるおしゃれなハイバックチェア4選
キャンプ場だけではなく、自宅でも使えるデザイン性の高いおしゃれなハイバックチェアを紹介します。
出典:Amazon
メインフレームに高級感のある「竹の集成材」を使用したデザインの美しいハイバックチェア。シートには耐久性の高い「6号帆布」を使っており、ちょうどよい張り感で座り心地も抜群です。
【基本情報】
- 使用サイズ:59.5×80×95cm
- 収納サイズ:10×15×128cm
- 重さ:3.5kg
出典:Amazon
肌触りが良く、クッション性のあるシートが魅力のハイバックチェア。クッションシートは簡単に取り外しができるので、キャンプで使用していて万が一汚れてしまっても安心です。
【基本情報】
- 使用サイズ:60.5×82×75cm
- 収納サイズ:60.5×16×72cm
- 重さ:4.35kg
- 耐荷重:100kg
出典:Amazon
組み立て式なのでコンパクトに収納でき、バックに入れて持ち運びできるハイバックチェア。オプション商品の「ロッキングフット」を購入すれば、ロッキングチェアとしても使えます。
【基本情報】
- 使用サイズ:64×54.5×84cm
- 収納サイズ:49×11×10.5cm
- 重さ:1.26kg
- 耐荷重:145kg
出典:Amazon
木目調フレームを使うことで、自宅のインテリアにも馴染みやすいハイバックチェア。4段階のリクライニング機能がついているので、自宅でのお昼寝にもぴったりです。
【基本情報】
- 使用サイズ:62×71×98cm
- 収納サイズ:23×16.5×89cm
- 重さ:4.8kg
- 耐荷重:120kg
ハイバックチェアでキャンプを快適に楽しもう!
背もたれが高くなったハイバックチェアは頭まで支えられるので、キャンプでリラックスしたいという人にぴったり!長時間座っていても頭や背中が疲れにくいので、これまで以上にキャンプを快適に楽しめます。
ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りのチェアを見つけてくださいね。
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折りたたみできるアウトドアチェア(椅子)は、キャンプを楽しむための必須アイテム。できれば頑丈なアウトドアチェアを選んで、長く愛用し続けたいところ。今回は頑丈かつ折りたたみ可能なアウトドアチェアの選び方を解説しつつ、特におすすめのアイテムを紹介します!