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【取材】フォルクスワーゲン主催のキャンプに参戦!実はすごかったワーゲンのキャンプ熱!

「Volks wagen(フォルクスワーゲン)」といえば、ヴィンテージのイメージが強く、なんだか取り入れ難い印象を持っている人も多いのでは?そこで、同じような印象を抱いていたhinata編集部が試乗&実情リサーチへ!普段、国産車の恩恵に預かっている編集部が、いい意味で度肝を抜かれたフォルクスワーゲンの乗り心地と、おしゃれなキャンプサイトレポートをお届けします!

初めまして、フォルクスワーゲン!

ドイツからやってきた人気者

本国でも人気を誇るフォルクスワーゲンは「ドイツからやってきた外国車だから」と、当初は日本人受けする要素が少なかったんだとか。徐々に需要を得ていっても、ワゴンやビートルなど、機能性というより可愛い車のイメージが勝ってしまう時期が長く続いたんだそう。(※フォルクスワーゲン広報さん談)

フォルクスワーゲン×キャンプ

クリーンディーゼル×4WDの新車がキャンプにピッタリ!

前述したように、フォルクスワーゲン×キャンプといえば、インスタグラムでも人気を集めいてるのがビートル×キャンプ、ワーゲンバス×キャンプ。最近は、ビートルやワーゲンバスなど、レトロな風合いの車で乗り入れ、サイトを演出しているキャンパーさんが注目されています。
レトロを楽しむのもまた一興ですが、最新モデルのフォルクスワーゲンも、実はキャンプとの相性が抜群なんだとか。長時間座っていても疲れにくい最新シートや、実際のドライブシーンに合わせたモードを選択することで運転の快適さがグッと変わるモードチェンジ機能など、その快適さはなかなかのもの! そこで、国産車オーナーのhinata編集部を代表して、fujiとMINORUが半信半疑でフォルクスワーゲン主催のキャンプへ参戦!その実録を、さっそく一挙紹介していきます!

フォルクスワーゲンの取り組みって?

編集部が試乗&キャンプ!

フォルクスワーゲン初心者の登竜門!

今回、hinata編集部が試乗したのは「Tiguan TDI Highline(ティグアン)」のアトランティックブルーメタリック。スポーティでスマートなモデルです。乗車前に軽く機能説明を受け、さっそく出発進行!目指すは北軽井沢スウィートグラス!
乗車して一番初めに感動したのは、カーナビの液晶パネル。レスポンスよくサクサク操作でき、メーター部分にもナビを表示してくれるため、寄り引きを好みで設定し、不安に思うことなくアクセルを踏むことができました。 序盤は「試乗車を汚すまい、傷つけまい」という心意気&心配な気持ちが先行しがちでしたが、いざ走り出してみるとハンドルもアクセルも国産車と大差なく、むしろ軽く感じられるほど。と、思いきや、最初の信号で左折しようとウィンカーを上げると、まさかのワイパー稼働…。これには助手席のMINORUが「同じミスをせずに済みます、ありがとうございます!」とニンマリ顔。幸先不安な筆者(fuji)です…。

林道チャレンジ

今回フォルクスワーゲンさんが私たちに提案してくれたコースは、全部で3つ。1つめは、王道かつ無難な高速&一般道コース。2つめは、オフロードレースなどが開催されることもある、初心者でも比較的進みやすい万沢林道コース。3つめに、自然の摂理がむき出しになっている上級者向けの秋鹿大影林道コース。
高速道路を使って普通に走れば、出発地点から3時間ほどで辿り着く旅程を、編集部はあえて万沢林道コースを選んで進むことに。山道で車酔いしやすい筆者は、ティグアンの安定性を身を以て検証すべく助手席へ。衝撃の少なさは想像以上で、純粋に感動しました! 一方で、「基本的にサスペンションがよかった」「インプレッションもすごくいい」「操作感がクイックで、操作自体もしやすい」とベタ褒めのドライバーMINORU。後で落ち着いて話を聞いてみると、「悪路に対する難しさを感じさせないところがすごかったです!」とのこと。初めての悪路走行でも、ここまで快適に運転できるのは稀なのかもしれません。

着いてびっくり!かわいいワーゲンサイト

交代しながらの運転だったこと、ティグアンの乗り心地の良さも相まって、謎に時間をかけて到着した我々hinata編集部。何事もなければ片道3時間の道のりを、倍の6時間という記録的な結果を残すことに…。
到着した北軽井沢スウィートグラスには、スタイリストの平健一氏による、フォルクスワーゲンらしさを体現したサイトレイアウトが用意されていました。ドイツ出身のフォルクスワーゲンにあわせて、同じくドイツのランタンブランド「ペトロマックス」を、さらにはあえてのアルミコンテナをセレクト。外国感が演出された、平氏の粋な計らいが光るサイトに仕上がっており、背景に佇むティグアンとの相性も抜群でした!

意外と積みこめる!外見では判断し切れない積載量

パッと見では判断できない、積載量。後ろ扉を開けてみると、ぎゅっと詰まったキャンプギアたちがお目見え。一体どれくらい積み込まれているのでしょう?
下ろしてみると、意外なほどにたくさんのギアが積まれていました。家族や友人が最大5人が乗ったとしても、これほどギアを積み込むことができるのは助かりますね!平氏によるデモンストレーションも行われたので、その許容量を実際に確認することができました!

Tiguan TDI Highline(ティグアン)が気になる!

贅沢なご馳走を囲むひととき

素敵なサイトで過ごした後は、出来立てが美味しいディナーの時間。世田谷にお店を構える赤木商店さんの作るキャンプ飯は、どれも頬が落ちそうなほど美味しくて、お腹が弾けそうなほど食べてしまいました!手前のアクアパッツァは、この後リゾットに大変身。一度ならず二度も美味しいキャンプ飯でした!

結論:「最新のフォルクスワーゲンでキャンプに行けない」は、間違いだった!

キャンプ場への道のりは、今やほとんど整備されているケースが当たり前になってきていますが、そうでない場合ももちろんあり得ます。傾斜や砂利や轍の多い悪路を普通車で抜けるのは、運転者も同乗者も辛いですよね。 また、「最新モデルに乗るなら、綺麗に乗らないと格好悪い」と思い込み、極端に「キャンプには不向き」というイメージを持つ人もいたのでは。 この2つの難点を解決してくれたのが、我々が6時間運転したティグアン。林道の運転を担当していたMINORUは「オフロードを、クリーンディーゼル×4WDで爽快に走るのが特別に気持ちいいですね!」とご満悦の様子。ぬかるみや水たまりもワイルドに走り抜ける軽快さがたまらなかったとのこと。助手席の筆者も、大きな揺れもなく終始軽快な走りをみせてくれたティグアンに安心感を抱きました!この包容力はなかなか出会えないかも…?

知ってた?フォルクスワーゲンのキャンプ◯◯

これはかわいい…!思わず欲しくなるコラボギア&アイテム

平氏の手がけるワーゲンサイトで、いくつか気になったアイテムについて広報さんに訊ねてみると、実はキャンプに適したギア&アイテムをコラボして出しているんだとか!筆者が気になった画像のバーベキューターナーは、海外で販売されているもの。とてもかわいかったので、ぜひ日本でも発売して欲しいものです!

スキレット

一人前用のミニサイズスキレット。木製コースターがセットになっていて、使い勝手が良いこと間違いなし!料理をする人に嬉しいアイテムです。スキレットの中央には、料理にフォルクスワーゲンの焼印が付けられる遊び心が!うまく焼き色を付けられるか、比べてみても楽しそう♪

クッション

ワーゲンバスがデフォルメ&プリントされた、かわいいクッション。ポップなかわいさがたまりません…!浅めの色合いが目に優しく、ナチュラルなサイトの差し色にもピッタリでした!

マグ

ホットでもアイスでも使用OKなウォールマグ。ダブルウォール構造を採用しているため、スリーブ不要で気軽に使えるのは嬉しいですね!これまでご紹介して来たアイテムとは異なり、フォルクスワーゲンのロゴでシンプルにデザインされた大人のマグです。

トートバッグ

クッションと同じく、デフォルメされたワーゲンバスの刺繍がかわいい大容量のトートバッグ。L.L.Beanとコラボしており、その耐久性は言わずもがな。何を入れて持ち歩こうか悩んでしまいます…!

グローブ

グリップスワニーとコラボした、キャンプには外せないグローブ。ブラウン・ブルーの2色展開しており、使えば使うほどに味が出て手に馴染むアイテムです。フォルクスワーゲンのロゴが手の甲に入っていて、ファンにはたまらない仕様になっています!こちらは国内限定で発売を検討している参考商品なんだとか!参考と言わず、すぐにでも販売して欲しいものです…!

エプロン

こちらのエプロンも、グリップスワニーとのコラボアイテム。深めのポケットがふたつ付いており、ポケット内も仕分けられているため、おたまやフライ返しなどを収納しておき、瞬時に出せるのが便利です。カラーは赤・青の2色展開で、実用性ばっちりなエプロンです!

まとめ

今回試乗したティグアンに限らず、フォルクスワーゲンの車は見た目の高級感を裏切らないタフさ・快適さが魅力的です!運転席での運転しやすさも去ることながら、助手席や後部座席の広さ、シートの絶妙な柔らかさ、タッチパネルの操作性の良さもピカイチ。気になるキャンパーさんは、ぜひお近くのフォルクスワーゲンへ足を運んでみてください!

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