【モンベル】人気のレディースダウン15選！冬でもこたつのような温かさが魅力

モンベルは、大阪に本社を構える人気のアウトドアブランド。キャンプ用品や登山用のギアも種類豊富に販売していますが、ウェアの機能性やファッション性に対する評価も高い点が特徴です。 特にレディースのダウンウェアは、ほかのアウトドアブランドにはない鮮やかな色みのアイテムも多い傾向。価格設定も良心的で「新作を見つけるのが楽しい！」というファンの方も多いはず。 もちろん見た目や価格だけではない、多くの方から選ばれている理由がほかにもあります。どんなワケがあって多くの愛用者がいるのか、モンベルのダウンが愛される4つの魅力について迫ります。

モンベルで使っているダウンは、冬の冷え込みが激しく、寒暖差の大きい環境で育った水鳥から採取される羽毛、通称「EXダウン」だけを採用しています。 「EXダウン」は一般的なダウンよりも一つ一つが大きく、羽の密度も高いため、温かい空気を外に逃さず高い保温性を生み出します。 そのため、モンベルのダウン素材のアイテムは、こたつの中のような温かさを保持することが可能。真冬でも信頼できる一着として、たくさんの方から選ばれています。

「フィルパワー」という言葉をご存知でしょうか？フィルパワーとは、約30g程度の羽毛の「かさの高さ」を表します。「FP」という単位で表し、数値が大きいほど、同じ重さでも保温性が高いことを意味します。 一般的に、550～700FPであれば良質なダウンとしてみなされ、真冬の街中で着るのに最適なレベルです。しかし、モンベルの「EXダウン」は800～1,000FPもあるので、かなり軽量かつコンパクトな状態でも高い保温力を発揮できます。 フィルパワーが高いモンベルのダウンベストを選べば、薄くても暖かさバッチリなのでコートの下のインナーダウンとしても着こなせますよ。

モンベルは使っているダウンの質だけでなく、縫合にも独自の工夫を取り入れて、保温性と軽量性をさらに高めています。 通常、ダウンジャケットは中綿の偏りを防ぐためにキルティングが施されていますが、その縫い目から冷たい空気が入り込んで内側の熱を逃してしまうデメリットがあります。 しかし、モンベルは、独自のキルティングパターンを採用し、縫い目を必要最低限に抑えることに成功。コールドスポットとなる縫い目が少ないので高い保温性を確保し、保温効率もあがるので少ないダウン量でもポカポカと暖かいのです。 このように、モンベルのダウンアイテムはあらゆる手段で温かさとコンパクトさを両立しているため、長年多くの方から冬に欲しい一着として選ばれ続けていますよ。

モンベルのレディースダウンは、コートの下に着るインナーから登山でも活躍するアウターまで幅広い商品展開も特徴のひとつ。 タウンユースに向いたファッション性が高いデザインも豊富なので、そのまま買い物へ出ても違和感がありません。ひざ丈程度のダウンも種類が豊富で、普段使いとして、また厳寒期の旅行にもとても便利。シチュエーション別にモンベルのダウンを何枚か買い置くこともおすすめです。 日本発のアウトドアブランドであることから、日本人の体型や気候に合うつくりであることもうれしいポイント。フィット感が抜群な上、軽量なダウンを使用していることから、アウトドアでも長時間快適に過ごせます。 人の目にとまるほど品質の良いモンベルダウンは、前述のとおり種類も豊富。できればモンベルショップに出向いて試着し、より体型や用途にマッチしたダウンを選べるといいですね。

保温性が高くてコンパクトなモンベルのレディースダウンですが、かなり種類が豊富でどれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いです。そこで、モンベルのダウン選びのポイントを4つの視点から紹介していきます。ポイントを押さえて、あなたにピッタリなダウンを選んでみてください。

モンベルのダウンを選ぶ際は、まずフィルパワーに着目しましょう。モンベルで使われているEXダウンのフィルパワーは800・900・1000FPの全部で3種類。数値が大きいほど、少ないダウン量でも保温性が高くコンパクトになります。 800FPもあれば一般的なダウンに比べてかなり高品質ではありますが、登山に持ち込む防寒着など持ち運びを想定している場合やコートの下に着こむインナーベストとして使いたい場合は、コンパクトで着ぶくれしにくいフィルパワーが高いダウンを選ぶのがおすすめです。 もちろんフィルパワーが高い方が、同じ保温性能を持っている低いフィルパワーのダウンに比べて、値段が高くなってしまいます。そのため、冬場の街中での使用や冬キャンプのアウターとして使う場合など、軽量性が重視されない環境では、低いフィルパワーでも問題ありません。 あなたの使いたいシーンに合わせてフィルパワーを選ぶようにしましょう。

冷たい空気が貼り込んでしまうダウンの縫い目を最小限におさえる、モンベル独自のキルティングパターンは「シングルキルト構造」「ボックス構造」「三枚差し構造」の3種類に分かれています。

【各キルティングパターンの特徴】

• シングルキルト構造…保温効率を高めつつ、よりコンパクトで軽量なタイプ
• ボックス構造…ダウンのカサが高い構造で、より保温効率が高いタイプ
• 三枚差し構造…ボックス構造に、さらに表地を加えて冷気の侵入を防ぐタイプ

シングルキルト構造は、表地と裏地をつぶして縫う構造で、軽くてコンパクトになりやすいです。そのため、春や秋の肌寒い季節のアウターや冬場のインナーダウンとして活躍します。折りたたんで持ち運ぶのにも適しているので、徒歩キャンプやツーリングキャンプなどダウンジャケットを持ち運びたいときにもピッタリです。 ボックス構造は名前の通り、表地と裏地を隔壁で仕切って「箱」のような構造をしています。この構造をとることでダウンのカサが高くなり、多くの空気を取り込んで厚い断熱層をつくり出せるようになります。 シングルキルト構造より保温性が高いため、冷え込みの厳しい冬場のアウトドアや真冬の通勤・通学時のアウターとして活躍します。 三枚差し構造はボックス構造をさらにパワーアップさせた構造です。ボックス構造に1枚表地を加えているので、保温だけでなく冷気の侵入も防ぎます。そのため、厳冬期の登山や積雪地域のアウターなどより寒さの厳しい場面で使いたい一着となります。ダウン特有のキルティングが隠れるデザインもあるので、ファッション性にこだわりたい人におすすめです。

モンベルのダウンの重さは100g代のかなり軽量なタイプから1,000g以上までさまざまです。肌寒い季節の旅行に持ち運びたいなら100g代の軽量タイプがおすすめ。フィルパワーが高く、シングルキルト構造のものを選べばコンパクトに折りたためるので持ち運びもとても容易になりますよ。 ただし、フィルパワー×羽毛量の掛け合わせで多少は変わりますが、重量が重いほど保温性は高いです。軽い方が良いからと重さだけに着目してダウンを選ぶと「思ったより寒かった…」なんてことも。 使う季節やシーンに合わせて重量にも着目することで、より適した1着が見つかりますよ。

モンベルのレディースダウンはここまで紹介した機能性だけでなく、デザイン性も豊富です。カラーリングの豊富さもそうですが、ダウンのシルエットもいくつか種類が分かれます。特徴的なデザインのものと適した使い方をいくつか紹介します。 【ロングタイプ】 ロングタイプなら、お尻から膝までしっかりと防寒できるので、通勤・通学はもちろん、街中への買い物、散歩、スポーツ観戦などさまざまなシーンで活躍します。野暮ったいイメージもあるロングダウンコートですが、ウエストを絞ったデザインを選ぶと、より大人の女性らしさが引き立ちます。こなれ感のあるおしゃれ上級者さんにおすすめです。 【Uネックタイプ】 カジュアルなUネックタイプは、Vネックタイプよりも柔らかい雰囲気を醸し出してくれるので、スカートとの相性もバツグンです。また、アウターの襟元を干渉しにくく、普段のコーデにも気軽に取り入れやすいのも魅力のひとつです。 【ベストタイプ】 袖がついていない「ベストタイプ」のダウンは、冬場のインナーダウンや肌寒い秋や春のアウトドアなどで使うのにぴったり。フロント部分はスナップボタンやジッパーで開けることもできるので、コート下に着こんでも違和感がありません。

ここからは、モンベルのおすすめのレディースダウンをいくつかピックアップして紹介します。最初は、買い物などお出かけにぴったりのファッション性があるダウンコート。モンベルならではの保温性の高さはそのままに、寒い日のお出かけもちょっとうれしくなるようなオシャレなものを厳選しています。

防風性と衣服内をサラリと快適にする透湿性を兼ねそろえた、膝丈までのミドルコートです。シングルキルト構造を採用しているので、コンパクトにたためますし、付属のスタッフバッグに入れれば手のひらサイズに早変わり。寒い地域への旅行や冬キャンプなどに持ち運ぶのにぴったりの一着です。

脇から裾にかけてAラインに広がったフェミニンなデザインの膝丈コート。おしゃれなシルエットなので、旅行や普段の買い物などタウンユースでも大活躍間違いなしの一着です。サイズ展開もXSの小さなものから、身幅にゆとりを持たせたゆったりサイズまで幅広く展開されています。あなたにピッタリのサイズのダウンが見つかるはずですよ。

続いては、ベストタイプをピックアップ。ベストタイプは春、秋ならシャツなどと合わせてカジュアルに、冬ならアウターの中にインナーダウンとして活用できる、長く使えてコスパの高いアイテム。モンベルのこだわりのダウン、独自の縫合によって、重さ100g以下のコンパクトなものもあるので、肌寒い季節の旅行に持っていくのにもぴったりです。

モンベルが世界最高品質と誇る1000FPのEXダウンが使われているダウンベスト。独自のキルティングパターンの採用や使われている生地の素材にこだわり、とことん軽量化に力を注いでいる一着です。収納サイズは直径10×高さ11cm、重さは何と85gというコンパクトさ。この軽さ、コンパクトさでも保温性はばっちりで、秋・春はアウターとして、冬は中間着として長く使えるのもうれしいポイントです。

続いては、冷え込みの厳しい真冬でもポカポカ暖かいレディースダウンを紹介します。冬の登山の防寒着としても通用するレベルのダウンを厳選したので、真冬のキャンプ、寒さの厳しい地域への旅行などさまざまなシーンで活躍する一着を見つけてください。

表地には防風性の高いゴアテックス素材を使用。さらに、小雨程度なら問題なくはじける防滴性とダウン内の蒸れを外に放出する透湿性の3つの性能が集まったフード付きのダウン。さらに、袖口のフィット感が調整できたり、首元のドローコードで顔周りも調整したり、冷気の侵入をあらゆる手段で防ぐ仕様です。雨、雪などさまざまな気候条件において楽しむアウトドアで活躍する一着。

保温性だけでなく、防風性に強いダウンパーカ。首元は一番上までファスナーがあがり、フードに付いたドローコードで顔周りのフィット感を調整で着たり、袖口のフィット感やポケットの中にあるドローコードで裾のフィット感など、あらゆる隙間を無くすための調整機能が付いているのが特徴。とことん防風性に気を配り、冬場の幅広いアクティビティで実力を発揮する一着です。

最後に紹介するのは、春や秋など薄着ではもう寒いな…という季節にちょうど良い、ちょっと薄手のダウンジャケットを選んでみました。どれも100g代という軽さなので、旅行に持っていくダウンとしても活躍し、真冬ならコートの下に着こむインナーダウンとしても使えますよ。

モンベルの最高品質の1000FPのダウンを使い、よりコンパクトになるシングルキルト構造を採用した超軽量性のダウンジャケット。その重さは約116gとコンビニのおにぎりレベルの軽さだというから驚きです。モンベルのコンセプトでもあるライト＆ファスト、つまり装備を軽量・コンパクトにして速く動けるようにする、を具現化した一着ですね。

モンベルのレディースダウンは、インナーからアウターまで商品が豊富にそろっています。モンベルのこだわりのダウンや独自の縫合により、高い保温性と軽量性を両立させているだけでなく、鮮やかなカラーやシルエットも幅広く展開されているので、厳しい冬でも着ているだけで気分があがるのではないでしょうか。お気に入りのモンベルダウンを見つけて、快適にアウトドアライフを楽しみましょう。