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アウトドアにもおすすめの日焼け止め30選!子ども用やプチプラアイテムも紹介
2023.07.26ノウハウ
日焼け止めは、アウトドアシーンできれいな肌を保つ必須アイテムですが、種類が多く、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。今回は、おすすめの日焼け止めをタイプごとに紹介します。シーンに合わせた選び方も徹底解説しているので、この記事を参考に自分に合った日焼け止めを見つけましょう!
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acco
キャンプ、釣り、SUP!子連れアウトドアはワクワクがいっぱい♪一児のママキャンパーです!そろそろ娘もテントデビューかな!?
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もくじ
アウトドアでは日焼け止めが超重要!
海、山、川など、アウトドアシーンにおいて、日焼け止めは必須アイテムです!日焼け対策に無防備でいると、シミやそばかすなど肌トラブルのもとに。せっかくアウトドアライフを楽しむなら、お肌もきれいな状態を保ちたいですよね!自分に合った日焼け止めを使って、紫外線に負けない肌を目指しましょう!
アウトドアの日焼け止めはSPF30〜/PA+++以上がおすすめ
日焼け止めに必ず書いてある「SPF」と「PA」の文字。まずは、これらが具体的に何を示しているかを再確認するところからはじめましょう。
SPFとは
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SPFとはサンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、主にUV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。SPFの後ろの数字は「日焼けまでの時間を○倍遅らせられる」という意味で、例えば、SPF30なら日焼けまでの時間を通常より30倍遅らせることができるということ。
紫外線を浴び始めてから日焼けするまでの時間は、一般的には15~20分と言われていますが個人差があります。
【例 SPF30の日焼け止めを使用した場合】
普段10分程で日焼けする人→日焼けまでの時間を300分(10分×SPF30)遅らせられる
普段20分程で日焼けする人→日焼けまでの時間を600分(20分×SPF30)遅らせられる
自分が日焼けまでどれくらいの時間がかかるのかを知っていると、塗り直しまでの目安時間がわかり、日焼け止めを日常やアウトドアシーンでもうまく使用していくことができるでしょう。ただし、日焼け止めは塗ってから時間がたつにつれて効果が減少していくため、こまめな塗り直しは必要です。PAとは
PAとはプロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略で、主にUV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値。PAの後の+は数が多い程、防止効果が強いことを示し、+の数に応じて効果が強くなっていきます。
普段の生活ではSPF35/PA+++で充分ですが、アウトドアやマリンスポーツなど、紫外線を浴びる時間が長く汗をたくさんかくシーンではSPF50/PA++++だと安心です。ただしPAが高くになるにつれ、肌への負担も増えていきますので、肌の弱い方は留意ください。
日焼け止めのタイプは7種類
日焼け止めのテクスチャーは多種多様。ジェルタイプやクリームタイプをはじめ、さまざまな種類があります。日焼け止めを選ぶ際は、塗りやすさもチェックするとストレスなく使えるでしょう。
ローションタイプ
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ローションタイプはさらっとしたみずみずしいテクスチャが特徴。水分が多く伸びが良いため、忙しい時にもサッと使えて便利です。SPFやPAの値はやや低めの傾向にあるため、アウトドアより普段使い向け。ライトな付け心地なのでベタ付くのが苦手な方や子どもにもおすすめです。汗や水に弱いので、小まめに塗り直しましょう。
ジェルタイプ
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ローションタイプと同様に、伸びがよく塗りやすく、背中など、面積が広い部分への塗布にも適しています。しっとり感があるのにさらっとしているのでベタつきません。乾燥肌にもおすすめ。また、肌に伸ばすと透明になるものが多く、白浮きも防ぎます。
クリームタイプ
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クリームタイプは肌に密着しやすく、しっとりと仕上がります。油分が多く、汗や水に強いのも特徴。デパコスにもクリームタイプを採用している製品が多く、価格は高めですが、ヨレや崩れを防ぎたい方、乾燥が気になる方におすすめです。ウォータープルーフの製品も多く、アウトドアやマリンスポーツにも使えます。化粧下地として使えるものもありますが、化粧品同様にクレンジングでしっかりと落とす必要があります。
ミルクタイプ
ミルクタイプはみずみずしく、やさしい付け心地が魅力。油分と水分のバランスが良く、肌質を問わず使いやすい点も特徴です。ノンケミカルの製品や、石けんで落とせるものも多いので、赤ちゃんや敏感肌の方にもおすすめ。汗や水には弱い傾向にあるので小まめな塗り直しが大切です。
スプレータイプ
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手を汚すことなく簡単に塗布できるため、塗り直し用として便利です。メイクの上からも使えます。手の届きにくい背中や頭にもさっと使えるのがうれしいポイント。ただし、紫外線を通しやすく、塗りムラもできやすいため、ほかのタイプの日焼け止めとの併用がおすすめです。
パウダータイプ
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ファンデーションのようにパフやブラシで塗布できるパウダータイプ。汗やベタ付きを抑え、肌をさらさらに保ってくれます。カバー力が期待できるものもあるので、化粧直しにも便利。ジェルやクリームタイプの日焼け止めの上から重ね付けすると、より効果が高まります。
スティックタイプ
スティックタイプはバー状の日焼け止めを繰り出して使用します。スプレータイプ同様、手を汚すことなく塗布できるのがメリット。メイクの上からも塗れますが、固形なので凹凸がある部分は塗りムラになることも。腕や首、デコルテなどの塗り直しに適しています。液体のように漏れる心配がなく、コンパクトなものが多いので、持ち運びに便利です。
日焼け止めタイプ別比較表
ローション | ジェル | クリーム | ミルク | スプレー | パウダー | スティック | |
伸びの良さ | ◎ | ◎ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
もちの良さ | △ | △ | ◎ | 〇 | △ | △ | △ |
オフしやすさ | ◎ | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
保湿力 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
敏感肌向け | 〇 | △ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
日焼け止めの選び方
日焼け止めはたくさんの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。ここでは日焼け止めを選ぶポイントを紹介します!
子どもや敏感肌の方はノンケミカルがおすすめ
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日焼け止めに使用される紫外線防止剤には「紫外線吸収剤(ケミカル)」と「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」があります。
紫外線吸収剤 | 紫外線を吸収して肌の上で化学反応を起こす仕組み。紫外線カットの効果は高め。 |
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紫外線散乱剤 | 紫外線を肌の上で反射させることで日焼けを防止する仕組み。肌への負担が少ない。 |
この二つを組み合わせたものが日焼け止めとしては一般的ですが、子どもや敏感肌の方は紫外線散乱剤のみを使用したノンケミカルの製品がおすすめ。ノンケミカルは肌にやさしい分白くなりやすい、伸びが悪いと言われてきましたが、最近は技術が発達し、みずみずしく塗り心地の良い製品が多く登場しています。
また、体質によって合う製品・合わない製品がありますので、肌が弱い方はパッチテストを行うことをおすすめします。
たっぷり使うためにはコスパも大切
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日焼け止めは、塗る量が少ないと効果が十分に発揮されません。また、効果を持続させるには小まめな塗り直しも重要。日焼け止めはコストを気にせずたっぷり使えるものを選びましょう。
家で使うものは、大容量のものがおすすめです。また、1mlあたり25円以下の製品を選ぶと、1カ月の日焼け止め代金が2,000円程に抑えられるので経済的ですよ。
こまめに塗り直すために持ち運びやすさもチェック!
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外出先でも塗りなおせるよう、日焼け止めは携帯するのがベスト。持ち運び用の日焼け止めは、手のひらにおさまるコンパクトなものを選びましょう。ポケットやポーチに入れてもかさばらない、30ml以下のサイズが理想的です。
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日焼け止めを塗って思いっきりアウトドアを楽しもう!
今や、多くの日焼け止めが低刺激でありながらもウォータープルーフが搭載されており、アウトドアのシーンでも安心して使用できるようになってきています。自分の肌にあった日焼け止めを見つけて、今年の夏も思い切りアウトドアを楽しみましょう。
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