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【取材】夏の必需品!正しい日焼け止めの選び方・塗り方

2018.08.04ノウハウ

日焼け対策の定番と言えば日焼け止め!暑い夏には欠かせないアイテムですよね。でも、みなさんの中には「日焼け止めを塗ったのに日焼けしてる...。」こんな経験をお持ちの方も多いのでは?噂によると、日焼け止めにも正しい選び方、使い方があるとのこと。真偽を確かめるべく、今回はみなさんご存知の「アノ」製薬メーカーにお話を伺ってきました!

正しい日焼け対策、できていますか?

夏本番!日差しが強くなってくると、気になるのが日焼け。急いで日焼け止めを買ってみたものの、あまり効果がなかった...。こんな経験、したことありませんか?もしかしたら、日焼け止めの選び方、塗り方が間違っているのかも!

日焼けのメカニズム

日焼けを引き起こす原因は、太陽光線に含まれている、紫外線A波とB波。A波は真皮の中層まで届き、コラーゲンや肌の「ハリ」を保つエラスチンを切断・変性させ、シワやたるみの原因を作ります。一方で、B波は真皮の上層で止まるものの、日焼けの原因となるメラニンを刺激し、シミ、そばかすを引き起こします。

日焼け止めの効果

出典:Natthapon/ゲッティイメージズ

そこで活躍するのが日焼け止めです。肌に炎症を起こす紫外線B波や、シワの原因になる紫外線A波をカットする効果があります。それにも関わらず、日焼け止めを塗って日焼けを食い止められないのはなぜでしょうか?

「アノ」製薬メーカー担当者に話を聞いてみた!

日焼け止めの正しい使い方を解明するべく伺ったのは、「鷲のマーク」で有名な大正製薬。日焼け対策商品も販売しているこの会社なら、本当に正しい日焼け止めの使い方を教えてくれるはず!今回ご対応いただいたのは、日焼け止め「コパトーン」担当の井出さん。編集部の質問に、快くお答えいただけました!

Q1.「若いうちは日焼けしても大丈夫」って本当?

出典:Deagreez/ゲッティイメージズ

井出さん:健やかな肌は、肌が生まれ変わる「ターンオーバー」が正常に働いているので、日焼けはあまり気にならないと思います。が、紫外線を浴び続けると肌ダメージが蓄積し、将来のシミ、シワ、たるみなどの原因になります!そのため、若い時から対策をとることが大切です。

Q2.日焼けしても赤くなるだけで、黒くならない人がいるのはどうして?

出典:dimid_86/ゲッティイメージズ

井出さん:日焼けの仕方は、生まれながらに持っている、紫外線に対する肌のタイプによって変わります。日焼けすると肌が黒くなる方は、メラニン産生能力が高い証拠ですね。メラニン色素は、紫外線からお肌を守る、大切な役割を果たしているんですよ!

Q3.日焼けをし続けるとどうなるの?

出典:Tetiana Mandziuk/ゲッティイメージズ

井出さん:日焼けをし続けると、やはり結果的にシミやシワが生まれる原因になってしまうことが多いです。一度できてしまうと、なかなか元に戻りにくいので、日頃からのケアを心がけてくださいね!

Q4.日焼け止めは、どんな基準で選べば良いの?

井出さん:まずは、SPFとPAの値を確認しましょう!SPFは紫外線B波を防ぐ指標です。何も塗らない時に比べ、肌が赤くなる時間をどれだけ遅らせられるかを示しています。例えば「SPF50」 であれば、通常よりも50倍日焼けを遅らせることができます。
一方PAは、紫外線A波を防ぐ指標で、+の数が多いほど、効果が高いことを表しています。夏は、できればSPF50+、PA++++の日焼け止めがおすすめです。
また、特に気にしていただきたいのは「自分の肌にあった」日焼け止めを買うこと!大正製薬では、肌の性質を紫外線ですぐ肌が赤くなる方肌が赤くなったあと黒くなる方肌がすぐ黒くなる方の3タイプに分類していて、それぞれの特徴に合った成分が含まれた日焼け止めを用意しています。

Q5.正しい日焼け止めの塗り方って?

井出さん:日焼け止めの塗り方で重要なポイントは、 ①紫外線を浴びる前(おでかけ前)に塗ること ②塗りムラ、塗り忘れがないように塗ること ③2〜3時間置きに塗り直すことです。 日焼け止めはあくまでも日焼けの進行を遅くするアイテムなので、一日中効果が持続するように、何回か塗り直すことを意識すると、夏の強い日差しから肌を守り、快適に過ごせますよ!

実践!正しい日焼け止めの使い方

今回は、hinata編集部員が大正製薬の日焼け止め「コパトーン」をお借りして、聞いてきたばかりの正しい日焼け止めの使い方を実践してきました。日焼けすると、すぐ肌が赤くなってしまう私が選んだのは、「コパートン タイプ1」です!
しっかりと、お出かけ前に日焼け止めを塗っていきます。塗る時のポイントは、肌に直接伸ばすように使うこと!そうすることで、塗りムラ、塗り忘れを減らすことができます。
ランチに訪れた公園でも、しっかり塗り直しをします。コパトーンは、保湿成分も入っているので塗っていて気持ちよかったです♪このあとも、2〜3時間おきに数回塗り直しをしました。
帰ったあと肌を確認すると、日焼けは全くしていませんでした。小まめに塗り直しをすることで、日焼け止めの効果をしっかり持続させることができたようです!

まとめ

いかがでしたか?今回は、正しい日焼け止めの使い方をご紹介しました。これで、日差しが強い夏でも安心ですね♪将来のお肌のために、今から紫外線対策を始めましょう!

日焼け止めが気になった方はこちら↓↓



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