【ひなたごはん】クッカー×シューマイで神奈川の味覚を堪能！

ずらりと中華料理店が立ち並ぶ、横浜中華街。東アジアでは最大規模を誇るチャイナタウンです。映画やドラマ、バラエティ番組などで取り上げられる機会も多く「横浜と言えば中華街」というイメージがある人も多いはず。

横浜の名物として挙げられる、崎陽軒のシューマイ。実は崎陽軒は、設立当初からシューマイを売っていたわけではありません。駅構内で飲食物を扱う売店だった崎陽軒は、関東大震災からの復興を経て、自社に看板商品がないことに気がつきました。そこで、当時有名になりつつあった横浜南京街(現在の横浜中華街)を歩き、突き出しの「シューマイ」に目をつけました。汁も出ず、揺れる車内でもこぼれないようひとくちサイズのものを作ることで、電車でも食べやすくおいしい駅弁として話題を呼びました。

【材料4人分】 ・豚ひき肉 300g ・玉ねぎ 1玉 ・生姜 1片 ・シューマイの皮 30枚 ・片栗粉 大さじ3 ・グリンピース 適量 【調味料A】 ・醤油 大さじ3 ・ごま油 大さじ1 ・こしょう 少々

シューマイを蒸す際に、クッキングシートの代わりにキャベツを蒸し器に敷いてみてください。水分たっぷりのキャベツがクッキングシートの役割を果たしてくれる上、付け合わせも同時に作れちゃいます♪クッキングシートをキャンプ場に持っていく必要もなく、一石三鳥！キャンプでシューマイを作るときにぜひ活用してほしい、とっておきの裏ワザです。

まずは、シューマイのタネに入れる玉ねぎと生姜をみじん切りにしていきましょう。玉ねぎは3mm幅の大きさに、生姜は1片を粗みじんに切ればOKです。

粗みじん切りした生姜と調味料Aをひき肉に入れ、混ぜ合わせていきます。使用するひき肉は油の少ない赤身肉(豚ひき肉)を選ぶのがおすすめ！

ステップ.2に刻んだ玉ねぎを加え、手ごねしていきましょう。この時、つなぎとしてあらかじめ玉ねぎに片栗粉をまぶしておくと、タネとの馴染みがよくなります。

手のひらにシューマイの皮を乗せてタネを包んでいきます。軽く手のひらを丸め、包み込むようにすると自然に皮にヒダが入り込み、きれいに成形できます。

タネの上にグリンピースを乗せれば、あとは蒸すだけ。シューマイといえばやっぱりグリンピースが欠かせませんよね！見栄えも一段と華やかな感じに。

鍋底から2〜3cmほどの水をクッカーに入れ、蒸し器をセット。それを一度火にかけます。沸騰したら、クッカーの中にシューマイを並べ、8分ほど蒸せば完成。

日本で初めてビールが造られたのは、実は神奈川。現在の生麦駅にあるキリンビール工場がその発祥です。横浜に流れる天沼のきれいな湧き水が決め手となり、その地で醸造が始まりました。ビールの歴史が深い神奈川では、各地で様々なクラフトビールが造られています。種類豊富な横浜ビールや、口当たりまろやかな鎌倉ビールなど、地域によって違った味わいが楽しめます。神奈川県内に限らず通販などでも購入できるので、ぜひキャンプに携えて神奈川の地に想いを馳せてみてください♪

キャンプ用調理器具の進化に伴い、外でも作れる料理のレパートリーが増え、料理の過程、食事を囲む団欒のひととき、さらには写真をSNSにシェアするなど、キャンプ飯の楽しみ方も広がっています。 「ひなたごはん」はキャンプの際に試してみたくなるようなレシピを中心に、キャンパーが実際にSNSで投稿している写真も紹介しており、冊子を片手にキャンプ飯をより楽しんでいただけるような内容となっています。

今回は、神奈川のシューマイレシピをご紹介しました！キャンプで作る本格中華を、ぜひ味わってみてください♪次はどこのご当地料理を紹介するのか、お楽しみに。