【雑誌発売は明日！】バーベキュープレート×えびめしで岡山の味

キャンプ用調理器具の進化に伴い、外でも作れる料理のレパートリーが増え、料理の過程、仲間との団欒のひととき、さらには写真をSNSにシェアするなど、キャンプ飯の楽しみ方も広がっています。 「ひなたごはん」はキャンプの際に試してみたくなるようなレシピを中心に、キャンパーが実際にSNSで投稿している写真も紹介しており、冊子を片手にキャンプ飯をより楽しんでいただけるような内容になっています。

元を辿れば、東京が発祥の地！？と言われている「えびめし」ですが、考案した人物は歴とした岡山出身者。地元にレシピを持ち帰り、岡山で人気に火をつけたことで今ではここ地元民のローカルフードに。果たして、その味は？

【材料4人分】 ご飯 800g(丼4杯分) エビ (冷凍むきエビ) 250g 玉ねぎ 1玉 グリーンピース 20g バター 60g グリーンリーフ 適量 【錦糸卵】 　卵 2個 　塩 ひとつまみ 　サラダ油 適量 【調味料A】 　デミグラスソース 100ml(1/2カップ) 　ウスターソース 100ml(1/2カップ) 　ケチャップ 50g(1/4カップ) 　塩・胡椒 適量

まず1つ目は、“空気の通り道を作る”こと。というのも、着火に必要なのは十分な酸素です。炭をギチギチに組んでしまうと空気の通り道がなくなるので、炭と炭の間に適度な隙間を作ると◎。2つ目は“燃えやすいものを下に”です。当たり前ですが、火は下から上に燃え上がります。つまり、着火剤を一番下に、中間層に細かく砕いた炭、その上に大きな炭を組むのが理想的です。3つ目は、“火が点く前に扇がない”こと。必死に扇いでも火種がなければ意味がありません。何より、点きかけた火を消す恐れも...。ときには、じっと我慢するのも大事なんです。

まずは、トッピングで使う錦糸卵を作ります。ボウルに卵を割り入れ、塩で味を整えたら油をひいた熱したプレートに。両面に焼き色がついたら5mm幅にカットします。

プレートに残った（1）の焼けカスなどを取り除いたら、バターをひいて刻み玉ねぎを炒めていきます。透き通ってきたらエビを投入。エビに火を加えます。

エビに焼き色がついたら、ご飯と調味料Aを投入。写真のように、調味料をあらかじめシェラカップなどで混ぜ合わせておくと味ムラを防げ、調理もスムーズに。

あとは、全体を混ぜ合わせるだけ。食材に味がなじんだら、グリーンリーフを添えた器に「えびめし」をよそい、錦糸卵とグリーンピースをのせれば完成です。

東京発祥と言われるえびめしですが、今や岡山県に根付いたソウルフード。えびめしを最初に提供し始めたお店以外にも、喫茶店や洋食店、大衆食堂でも味わうことができるんです。他にも、珍しいところではラーメン店や和食店、鉄板焼き店、なんと一部のスーパーでは惣菜として販売されていることもあるんです！岡山に立ち寄ったら一度は食べたいご当地グルメです。

今回は、岡山のえびめしレシピをご紹介しました！一見遠慮してしまいそうになる黒飯も、食べてみればやみつきになりますよ！雑誌発売までついにあと1日。レシピ本ではどんなご当地料理を紹介するのか？ぜひ手にとって確かめてみてください！