【ひなたごはん】ストウブ×深川飯で東京の味覚を堪能！

流行や新商品など、常に最先端を発信し続けている東京。全国から美味しい料理も集まり、一見ご当地グルメとは縁がなさそうと感じがする方も少なくないのではないでしょうか？意外にも、歴史のある郷土料理がたくさんあるんです！なかでも食べていただきたいのが、今回のレシピ「深川飯」。

東京の駅弁としても人気の高い「深川飯」。江戸時代から作られていたとされる歴史の長い料理で、あさりの出汁で一から作る炊き込みご飯は絶品です！

【材料4人分】 ・あさり 500g ・米 2合分 ・酒 大さじ4 【調味料A】 ・だしの素 適量 ・塩 適量 ・醤油 大さじ1 ・みりん 大さじ１ ・油揚げ 1枚 ・生姜(千切り) 1片 ・青ねぎ(小口切り) 適量 ・刻み海苔 適量

深川の郷土料理にはもう一つ「深川丼」があります。深川飯と同じ具材で味噌汁を作り、それをご飯にかけて食べるのが深川丼。さっと掻き込めてキャンプの朝食にもぴったりです！一から作っても良いですが、作っておいた深川飯に出汁をかけるだけでも◎。

まずは、食材の下ごしらえから。あさりは塩抜きに、米は水に浸しておきます。同時に、ねぎを小口切りに、生姜は千切りに、油揚げ(油抜き済み)は短冊切りに。

砂抜きしたあさりを酒蒸しにしていきます。あさりの口が開いたことを確認したら火を止めましょう。だいたい2分ほど蒸せば、口が開いてきます。

次に、煮汁とあさりの身を分けていきます。このとき、小さいカップに煮汁を分けておくと、次の作業が楽に行えます。火傷しないよう注意してください！

ストウブに米とステップ.3で分けておいた煮汁、調味料Aを加えます。米を炊くための水分量がちょうど2合分になるよう、ここに水を加えて微調整してください。

ステップ.4に生姜と油揚げを加え、火にかけます。2合分の炊き時間は20分が目安。炊き込み始めから10分後にみりんを加え、再度残りの10分間炊き込みます。

米が炊き上がったら、最後にあさりを投入し5分間蒸らします。ここであさりを入れることで、身が縮まずにふっくらとしたまま食べることができます！

かつて東京で栽培されていた伝統野菜「江戸東京野菜」をご存知ですか？食卓から消えつつあったこの野菜を、近年、復活させようという活動が広がってきています。収穫量が少なく栽培に手間がかかるものの、その味は折り紙つき！この野菜を使ったレストランなども増え始めているので、ぜひその味を確かめてみてください♪ 詳しくはこちら：TOKYO GROWN

キャンプ用調理器具の進化に伴い、外でも作れる料理のレパートリーが増え、料理の過程、食事を囲む団欒のひととき、さらには写真をSNSにシェアするなど、キャンプ飯の楽しみ方も広がっています。 「ひなたごはん」はキャンプの際に試してみたくなるようなレシピを中心に、キャンパーが実際にSNSで投稿している写真も紹介しており、冊子を片手にキャンプ飯をより楽しんでいただけるような内容となっています。

今回は、東京の深川飯レシピをご紹介しました！あさりの旨味を逃さず堪能できる炊き込みご飯は絶品です！次はどこのご当地料理を紹介するのか、お楽しみに。