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自作の焚き火台で焚き火をしている写真

焚き火台を自作!DIY!作り方のコツやタイプも紹介!

今回は、自作の焚き火台のメリットや作り方のコツなどを紹介します。焚き火台にはさまざまなデザインがありますが、自分で作るとより自由に楽しめますよ。100円ショップの材料で作る方法も。オリジナリティあふれる使い勝手バツグンの焚き火台を手作りしましょう。

焚き火台とは?エコにもなる自作のメリット

市販の焚き火台には、シンプルなものからバーベキューやダッチオーブンの機能が付いているものまで、色々あります。お好みの商品を探して購入する、またはレンタルする方法もありますが、自作のオリジナル焚き火台を使うのも楽しみのひとつ。 キャンプアイテムにこだわる方は、より自分にぴったりの焚き火台を自作するのもおすすめです。 自分で作れば、好きなサイズや形にしたり、コストを抑えて製作したりと、よりメリットを増やせます。焚き火台の構造はそれほど難しくないため、家にある材料を再利用できるときも。 ちょっとした工夫でバーベキューが楽しめる焚き火台ができるので、メリットを十分に生かして最適なアイテムを作ってみてください。

焚き火台を自作するときに必要な材料とは?

焚き火台はわりとシンプルな材料でできています。物置に眠っている材料なども探してみましょう。ほかに使い道がなさそうなものが意外に活躍してくれるかもしれません。また、家にある調理器具を使って作る方法も。使わなくなった調理器具なども探してみてください。 家に材料がないときには、ホームセンターなどに行ってみましょう。

自作焚き火台に使う素材選びのコツ

ドラム缶で焚き火をしている様子

出典: Nickbeer / ゲッティーイメージズ

焚き火台を自作する際の材料選びで大切なのは、素材選びです。直接焚き火をするため、火に強いことは必須。燃えにくく丈夫な素材のものを選びましょう。 お店で選ぶときには素材表示を確認して、家にある材料などを使うときにも素材が何かを確認してから使ってください。ステンレスは身近な素材で自作の焚き火台にもよく使用されています。 自作の焚き火台には、さまざまなパーツを組み合わせて作ります。そのため、パーツが単体で売られている場合だけでなく、この商品のこのパーツが使える、という選び方も可能。 欲しいパーツが見つからないときには、商品の部分的なところにも注目してみましょう。例えば、市販の椅子の脚の部分だけを使ったり、反対にメインで使えそうなもののいらないパーツを取り除いて使ったりする方法がありますよ。

また、ステンレスは金属の中でもかなり熱伝導率の低い素材。薪が燃えているそばの網を直接触っても全く熱くありません。ペグやS字フックに熱が伝わって熱くなったりする心配ゼロです。沈下後もすぐに冷めるので、片付けもスムーズ。

ステンレスは熱伝導率が低いので、周辺を素手で掴む際も熱くならず、アイテムとして扱いやすいです。

焚き火台を自作するときのコツ&アイデア

自作の焚き火台では、オリジナリティあふれる作り方がたくさん紹介されています。まずは、いろいろな作り方を見て全体のイメージをつかんでみるのもおすすめ。焚き火台のタイプを大きく分けると、持ち運べるタイプのものと据え置きタイプのものがあります。 自宅の庭などで焚き火台をずっと使い続けたい、というときには固定して作ってしまう方法も。据え置きタイプでは、ブロック型の石材で作るアイデアなどがあります。少し大掛かりな作業になりますので、焚き火台を作るのが初めての方などは、まずは持ち運びタイプの手頃なサイズから挑戦してみるとおすすめです。
▼人気モデルを参考にしてみるのもアリ!

持ち運びタイプの焚き火台を作ってみよう

ユニフレームのファイアグリルで燃え上がる焚き火
持ち運びタイプの自作焚き火台は、材料の選び方次第で手頃なサイズに作りやすく、気軽に作れるためおすすめです。 構造のポイントとしては、地面から火が燃える部分を離すための脚の部分、その上に火を燃やすための部分を作ります。さらにその上に網などを乗せれば、料理ができるスペースなどを追加することも可能。 脚の部分は、椅子の脚を取り外して使ったり、別に金具を取り付けてお好みの高さの脚にしたり、金属のパイプそのものを脚にしたりする方法があります。 火を燃やすための部分には、ステンレスのトレイやステンレスメッシュと呼ばれる金網、または調理器具のステンレスボールや蒸し器などを利用してみましょう。 脚と台を別々に作るのが難しいときには、一斗缶やペール缶などを使う方法もありますので、作りやすい方法を探してみてください。

安全面や使い勝手を意識してアレンジしよう

椅子の上に薪を乗せている写真

出典:greenleaf123 / ゲッティイメージズ

作る際には、安定感があるかどうかなど、使う上での安全面に特に注意しましょう。火を扱うもののため、ぐらぐらしているなどの不安点があると使いづらく危険も伴います。使う際に地面が不安定な場合には、焚き火台の下に別に台やレンガブロックなどを置くなど工夫してみてください。 また、実際にアウトドアで採用する前に数回試してみるのがおすすめ。使っているうちに壊れてしまう場合もあるため、試しておくと安心です。改善点も見つけやすくなりますので、作りながらより良いものに仕上げていきましょう。 持ち運びタイプは収納力や重さもポイントです。コンパクトに形を変えられるデザインや軽い素材のものを使うなど、工夫するとなお便利。料理をしたいときには、網の乗せ方や耐久性も意識してみてください。

ダイソーや100均などで安く作成する

コストを抑えたいときには、100円ショップをのぞいてみましょう。手頃なサイズの焚き火台などは、100円ショップの材料で全てできてしまうときもあります。安くても十分頑丈に作成できるのでおすすめです。どの材料を集めて作成すればいいかわからない方も多いと思いますので、簡単に材料の紹介をします。 【材料】 ・ステンレストレー (23cm×16cm) ・・・・2点 ・ステンレストレー (25.5cm×15.2cm) ・・1点 ・水切り用キッチン網 ・・・・・・・・・・1点 ・BBQ用網 ・・・・・・・・・・・・・・・1点 ・折りたたみ椅子 ・・・・・・・・・・・・1点 ・カードリング ・・・・・・・・・・・・・2点 ・収納用袋 ・・・・・・・・・・・・・・・1点 サイズ違いのステンレストレーを準備する理由は、一つを灰受け用として使用するためです。この9点をそろえることで焚き火台が自作できます。

自作焚き火台の注意点

自作焚き火台に軽量化を重視すると、風との相性が悪いです。ある程度薪や炭を置くと重さで安定しますが、燃えて灰になっていくと風で舞ってしまったり、焚き火台が軽く倒れてしまったりしてしまいます。火事の危険性があるので、注意が必要です。改善点としては、下に重りをつけたりして安定性をあげるといいと思います。

自作焚き火台のタイプを紹介!

自分の好みに合わせた焚き火台を選んで、自作してみましょう!今回紹介する自作焚き火台のタイプは3種類です。

聖火台タイプ

この焚き火台はらせん形状で炎と一体化する美しいデザインです。板間から空気が入り込むことで、柔らかな炎を上部へ立ち上げて火を大きくさせます。コンパクトに収納でき、その場に置くだけのため1秒で設営が完了します。自作する際は、頑丈な1.2mmのステンレス板を使用しましょう。

鉄板タイプ

ピコグリルと似たような見た目の鉄板タイプ。骨組みを頑丈にすることで安定性が増し、不安定な場所でも安心して使用できます。誰でも簡単に約15秒程度で組み立てられるのが魅力の焚き火台です。また持ち運びが楽な軽さのため、折りたたんで収納ができるのも人気の理由!

メッシュ網タイプ

自作焚き火台の中でも、多くのキャンパーの間で人気があります。自作焚き火台の中でも作りやすい!メッシュ網仕様で火が落ちることが少なく、巻いてたためるのでコンパクトで軽量なのが魅力の焚き火台です。ツーリングなどの携帯性に便利でおすすめ。

自作の焚き火台で素敵なアウトドアライフを!

自作の焚き火台は、デザインを考えるのも楽しみのひとつです。材料選びからこだわって、素敵なアイデアをどんどん取り入れてみましょう。キャンプの規模に合わせていくつか作ってみるのもおすすめです。オリジナルの焚き火台でアウトドアライフを満喫してください。


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