琵琶湖の魅力を存分に感じられる！六ツ矢崎浜オートキャンプ場

六ツ矢崎浜オートキャンプ場は琵琶湖の西側、高島市にあるオートキャンプも可能なフリーサイトのキャンプ場です。琵琶湖沿いのキャンプ場はそのロケーションの良さから人気が高く、サイトの利用料金も通常のキャンプ場よりやや高めな傾向があります。

しかし、この六ツ矢崎浜オートキャンプ場は1人1,000円＋駐車場代とかなり割安な料金で利用できます。さらに琵琶湖の波打ち際まで車で直接乗り入れ可能なフリーサイトを持ちます。これだけでも申し分ないほどの条件がそろった、有力キャンプ場なのです！

六ツ矢崎浜オートキャンプ場最大の魅力は、なんといっても琵琶湖のほとりからの眺望です。特に朝夕の景色はすばらしく、天気に恵まれた日には湖に彩る朝日や夕焼けを存分に楽しめます。

水質のよい北側に位置する湖岸キャンプ場なので、夏場はキャンプと合わせて湖水浴も楽しめます。遊泳後には体を洗える冷水シャワーが無料で利用も可能。ただし、整備された海水浴場のような遊泳専用の場所ではないため、時期によっては藻が繁殖していたり、深くなっている場所もあります。特に子ども連れの際は目を離さないようにしましょう。

また場内は、湖畔の林間サイトと少し湖から離れた芝のサイト、そしてペット連れ利用者向けの専用サイトの3つがあります。ペットサイトも一般サイトと十分距離があるため、お互いに気を使わず利用できるのがうれしい点です。芝のサイトは十分な広さがありますが、木陰が少ないため夏場はタープやパラソルなどのアイテムがあるとよいでしょう。もちろんペットがいない方でもペットサイトは利用できます。

広いサイトの中には、湖畔ならではのさまざまなロケ―ションがあります。あちこち回って、自分のお気に入りスポットを探してみるのも楽しそう。

普通車よりもさらに安い駐車価格で利用できるので、バイクツーリングキャンプにも人気です。分別をしっかりすれば、ゴミも場内に無料で捨てられます。バイクツーリングは荷物が多くは積めないので、帰りに荷物が減らせる点もうれしいポイントです。

キャンプ場を利用する際に通る　近江塩津から京都方面へ伸びる湖西道路は琵琶湖が海のように見える人気のドライブルートです。そのため渋滞しやすい場所として知られています。午前中の早い時間を利用して行動するとスムーズにいくでしょう。

また琵琶湖に限らず、初夏の水辺キャンプといえばブヨに注意することも重要です。刺されると長時間痛みと痒みに悩まされることになるため、虫よけスプレーなどのグッズを忘れずに準備しましょう。

六ツ矢崎浜オートキャンプ場の注意点として、8月のお盆シーズン、9月、10月の連休期間が繁忙期に当たり、平日とチェックイン・チェックアウトの時間が異なります。繁忙期は、チェックアウトの時間が15時から12時へと早まるので注意。営業日数全体と比べれば繁忙期に当たる日数は少ないですが、利用者の多い時はお互いの気遣いで、スムーズな利用を心掛けましょう。

六ツ矢崎浜オートキャンプ場は高崎市街からほど近いこともあり、周辺環境に関してはなかなか恵まれているキャンプサイトと言えます。移動する方面からどの店舗が利用しやすいか、事前にチェックしておきましょう。

六ツ矢崎浜オートキャンプ場から333号道路沿い、北に5kmほどの位置にスーパー平和堂の今津店があります。こちらは大型のスーパーですので、キャンプ準備の食材をそろえるのに十分な品ぞろえがあり、キャンパーも良く利用しています。南西の安曇川駅周辺にも平和堂あどがわ店や他の業務用スーパーがあり、またキャンプ場自体が高島市内が近いので、忘れ物があっても買い物に困ることは少ないです。薪は周辺のホームセンターでも入手できますが、ハイシーズンなどは売り切れていることもあるようなので、事前に電話で在庫チェックしておくのもよいでしょう。

キャンプ場内にお風呂や温水シャワーがありませんので、入浴したい人は近くの温泉施設に頼ることになります。キャンプ場より車で10分以内の距離に「ホテル可以登(かいと)」や「湯元ことぶき」「ラシーヌホーム ハリエ」など複数の入浴施設があり、どこも大人1000円以下で利用できます。どの施設も洗い場が10人以下の小規模な温泉ですので、営業終了間際など、込み合いそうな時間帯に利用するのは避けたほうが賢明です。

場内にある水のみのシャワーですが、夏場の湖水浴などの後に利用するには十分ですし、無料で使える点では非常に便利です。 唯一の欠点はトイレです。昨今キャンプ場も高規格化が進んでいますが、こちらでは和式汲み取りトイレになっています。清掃も定期的に行われていますが、夏場はどうしても匂いから逃げられません。トイレの匂いが気になったり、積載に余裕のあるキャンパーはポータブルトイレの導入を検討してもよいかもしれません。

予約はWebから行えます。残念ながらWeb上から混み具合の確認はできませんし、良い場所は基本的にフリーサイトのため早い者勝ちとなります。連休やハイシーズンは連泊するキャンパーも多くなるので、ロケーション選びは柔軟に行うようにしましょう。 予約はこちら：六ツ矢崎浜オートキャンプ場

六ツ矢崎浜オートキャンプ場は琵琶湖の湖畔直近にあるため、天候の影響を強くうけ、特に風が変化しやすい環境です。せっかくの湖畔キャンプ場だから、とまず湖畔にテントを貼りたくなってしまいますが、天候が悪化しそうであれば、すぐに移動できるように心がけておきましょう。

住所：滋賀県高島市新旭町深溝六ツ矢崎浜園地 電話：0740-33-7101 料金：1,000円/大人 、500円/子ども チェックイン / チェックアウト： [通常] 12:00 / 15:00 [繁忙期] 12:00 / 12:00 公式はこちら：六ツ矢崎浜オートキャンプ場

琵琶湖の湖畔直近というロケーションの良さの割に、周辺のキャンプサイトよりもお手ころ料金がうれしい。そのかわり場内にレンタル品や販売の取り扱いはなく、施設もシンプルな六ツ矢崎浜オートキャンプ場。南北に450mにわたる十分な広さと、気軽に利用出来る点を魅力に感じられるキャンパーなら利用しない手はありませんね。 ▼キャンプデビューにもおすすめな【全国版】オートキャンプ場特集もチェック！