エリッゼステークは、和包丁やアウトドア用品の製造や販売を行っている村の鍛冶屋から販売されている鍛造ペグです。通称「エリステ」と呼ばれています。強くしなやかで使いやすいことが特徴のエリッゼステークは、スノーピークの「ソリッドステーク」に並びペグ界の二代巨塔と言われています。ここではエリッゼステークの機能や特徴について説明していきます。
「ソリッドステーク」との買い分けポイント
エリッゼステークと共に、鍛造ペグの二代巨塔と言われている「ソリッドステーク」と購入を迷われる方もいるかと思います。同じ鍛造ペグですが「重さ」と「価格」に違いがあります。
ギアを軽くしてアウトドアを楽しみたい人は、ソリッドステークがおすすめです。
ソリッドステークは、エリッゼステークと比べてサイズが大きいですが、軽い作りになっていて持ち運びが楽です。
安くペグを揃えるならば、エリッゼステークがおすすめです。ペグの性能は変わらず、ソリッドステークより安価で手に入れることが可能です。またカラーバリエーションも豊富なので、ペグごとに色分けして使いたい方は、エリッゼステークがいいでしょう。
特徴1.燕三条製の確かな品質
村の鍛冶屋がある新潟県三条市は、金物の町として有名です。その歴史は長く、包丁やかんななど、伝統的な金物の産地として発展してきた地です。エリッゼステークは、その金物の町の匠の技や知恵を拝借して作られた、高品質な鍛造ペグです。
特徴2.強靭で使いやすいペグ
エリッゼステークは、素材の銅材を真っ赤になるまで熱し、1トンという強力な圧力を加えて作られています。この製法により強靭なボディが実現されています。他社メーカーのペグと曲げ試験を行ったところ、エリッゼステークの曲がりにくさが実証されたという結果も出ています。
また、楕円形に作られているので、地中でペグが回ってしまうこともなくしっかりと固定することが可能です。反対に撤収する時は、フック上部にある穴に他のペグを差し込み90度回すことにより、簡単に抜くことができます。
特徴3.打ち込みやすい打面の広さ
打ち込みやすいように、ハンマーで打つ部分の面積を大きくしています。これにより、ハンマーの力がしっかりと本体に伝わるため石混じりの硬い地面でも確実に打ち込むことが可能です。
特徴4.長く使える細部へのこだわり
ロープの引っ張り方向には、厚めに材料が使われていて引っ張る力に耐える作りになっています。またロープが切れないように、ロープが触れる場所はトリミングを行い表面がきれいにされています。カチオン電着塗装がされており、1,000時間以上の塩水噴霧にも耐える防錆性能も変え備えています。
特徴5.サイズによって使い分け可能
エリッゼステークは18cmから48cmまで10cm単位で4種類のサイズを展開しています。 凡用性がありテントやタープ、ペグが抜けやすい砂浜など、幅広いギアやサイトで使い分けることが可能です。鍛造ペグは強靭な作りな分、少し重さがあります。その点から考えると、十分な長さと固定力を持ちながら、38cm・48cmのものより軽い、28cmのエリッゼステークがおすすめです。
特徴6.豊富なカラーバリエーション
豊富なカラーバリエーション(ブラック・ホワイト・レッド・イエロー・ピンク・ブルー・ブロンズ・シルバー・限定色のオレンジとライトグリーン)の中から選ぶことができます。カラーのペグは、ただおしゃれなだけでなく目立つため、つまづきやペグの抜き忘れ防止にも役立ちます。また、サイズごとに色分けして購入するとペグの区別化ができて便利です。
特徴7. 優れた強度を誇る鍛造ペグ
鍛造は金属加工の一種です。金属に圧力を加えることにより金属内の空間を潰し、結晶の方向を整えて強度を高める製法です。その製法からなる鍛造ペグは、他の種類のペグを圧倒する頑丈さを持っています。そのため、打ち込む途中に石にぶつかっても砕きながら打ち込むことが可能で、確実にギアを固定してくれます。砂浜以外のほぼ全てのサイトで使うことができるので、万能なペグと言えます。