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無造作に置かれたユニークな形のキャンプ用品

【キャンプの輪】ユニークさと出会いを大切に。男らしいガシャガシャスタイルに注目!

2019.12.03ノウハウ

hinataのキャンパー密着取材「キャンプの輪」もついに第10回目!今回のキャンパーさんは、「ガシャガシャスタイル」を好むサンゾーさんです!一体ガシャガシャスタイルとはなんなのでしょうか。サンゾーさんにキャンプ論を含めて語っていただきました。

【キャンプの輪】No.10 SANZOKOUMUTENさん

キャンパープロフィール

△名前:SANZOKOUMUTEN さん △Instagramアカウント:@sanzokoumuten △住まい:神奈川県 △キャンプ歴:7年 △1年のキャンプ数:50泊(ほぼ毎週)
キャンパーさんのキャンプスタイルを紹介していく取材企画「キャンプの輪」。記念すべき第10回目のキャンパーはSANZOUKOMUTEN(@sanzokoumuten)さん!(以下サンゾーさん)。これまでもたくさんのキャンパーさんを取材してきましたが、サンゾーさんは一体どんなキャンプスタイルなのでしょうか!

敢えてまとめないガシャガシャスタイル!?

キャンプのテーマを教えてください!

サンゾーさん:んー、自分のキャンプのテーマを言葉で表現するのは難しいんですが、一言で表すと「ガシャガシャスタイル」ですかね。(笑)普段使っているギアは、アイアンテーブルなどの鉄製のもの、木箱などのウッド系、あとはヴィンテージのアイテムが多いです。きれいになりすぎず、おしゃれになりすぎず、男っぽさが出るようにはしてますね。 ーなるほど、おしゃれにまとめないのが「ガシャガシャスタイル」なんですね。
サンゾーさん:んー、なんと言うか・・・。まとまりがないのでテーマと言えるかはわかりませんけどね(笑)でもやっぱり、きっちりとキメすぎてるのはちょっと嫌なんですよね。なのでイエティのジャグに「劇薬」と書かれたシールを貼ったり、アメコミ調のガチャガチャした柄のベンチを投入したりして、ユニークなアイテムを入れるのが好きなんです。 ー劇薬シール、個人的にすごい気になりました!(笑)男らしくもなりすぎないように、ちょっと遊び心を入れるんですね。おしゃれにし過ぎるより、落ち着いて楽しく過ごせる気がします!

お気に入りは直角三角形のオリジナルテーブル

お気に入りのギアを教えてください!

サンゾーさん:一番の愛用ギアは、sanzokumountainのDerutaテーブルです。直角三角形のアイアンテーブルで、大中小の3種類があり、収納時はスタッキングして1つにまとめられます。鉄製なので焚き火の時のサイドテーブルにしたり、スキレットで直火調理したりと、かなり幅広くラフに使えます。
ーこんなテーブル初めて見ました!もしかしてこれ、サンゾーさんのオリジナルブランドですか? サンゾーさん:実はそうなんですよ(笑)。キャンプを本格的にするようになってから、売ってないようなデザインや機能のキャンプ用品が欲しいなと思うようになったのがきっかけなんです。最初は調理用の五徳を作っていたんですが、意外と周りのキャンパーの評判が良くて、次にこのDerutaテーブルを作りました。長方形のテーブルはありがちだし、正三角形にしてもきれいになりすぎてしまうなと。こうして誕生したDerutaテーブルなんですが、購入して愛用していただいてる方も多くて嬉しい限りです。
ーたしかにユニークな直角三角形が、サンゾーさんのガシャガシャスタイルにもマッチしてるように感じますね。 サンゾーさん:そうなんです。一見、乱雑に置いてあるように見えますけど、調理用、サイドテーブル、鍋おきと使い分けれるので実用的ですし、なんとなく1つのスタイルとして出来上がってる気がしています(笑)。このガシャガシャスタイルがやっぱりしっくりくるんですよね。 ※サンゾーさんオリジナルブランドsanzokumountainのアカウントはこちら→@sanzokumountain

きっかけは家族旅行、インスタグラムでキャンプ熱が加速

サンゾーさんがキャンプを始めたきっかけを教えて下さい!

サンゾーさん:もともとはすごいインドア派で、キャンプなんて全然やろうと思わなかったんですよ。7年前のゴールデンウィークの時に家族旅行でバンガローに泊まろうとしたんですけど、予約が取れてないってことがあったんです。その時は他に泊まれるところもなく、仕方なくテントをレンタルして宿泊しました。しかし、テントが上手く張れなくて隣のサイトの人に迷惑をかけてしまったり、天気も大雨だったりと散々でした。その時のことがとても悔しくて、リベンジしてやろうって思ったのがきっかけですね。 ーそんなリベンジの気持ちがきっかけになったんですね!そこから毎週キャンプ、オリジナルブランドを作るまでのめりこんでいくほど、ハマっていくものなんですね。
サンゾーさん:最初はコールマンとスノーピークとか、メジャーなブランドのキャンプ用品を使ってキャンプを楽しんでいました。ある日、インスタグラムを勧められたのをきっかけに、さらにキャンプにハマっていきましたね。沢山の人が、自分の思い思いのキャンプの写真をあげているなんて知らなくて。そこからインスタグラムで色んなキャンパーさんをフォローして、キャンプサイトの参考にしたり、ギアの情報を得たりしました。ちなみにさっきの劇薬シールは本物の医療用シールで、尊敬するキャンプの大先輩が使っていたのを見て、無理言って貰って真似したものなんですよ(笑)。キャンプスタイルは結構他のキャンパーさんからの影響を受けますよね。 ーたくさんのキャンパーさんの情報を気軽に見れるのは本当に便利ですよね。インスタグラムを見ていると憧れのキャンプスタイルもたくさんありますし!

思い出のキャンプ場はふもとっぱら

これまで行った中で思い出のキャンプ場はありますか?

サンゾーさん:一番思い出深いキャンプ場は、ふもとっぱらです。あんなに大きく富士山を眺められるキャンプ場はそんなにないですからね。やっぱり広くて人気のキャンプ場なので、多くのキャンパーさんがいらっしゃると思うんですが、なんといつもインスタグラムで見ていたキャンパーさんに出会えたんです!あれには感動しました。 ーキャンプだと思いがけない出会いがあって、それもまた嬉しいですよね。
サンゾーさん:やっぱり人との出会いがキャンプの魅力だと思いますね。実際キャンプを始めるまで、正直なところ友達はそんなに多くなかったんです(笑)。でもキャンプをしてから、仲の良い友達が一気に増えました。自然の中に身を置くことが多いからか、キャンパーさんは本当に良い人が多いんですよ。もちろんファミリーキャンプも行きますが、気が合うキャンパー仲間数組で行くキャンプも大好きですね。 ー僕もキャンプ場で困った時、他のキャンパーさんが優しく助けてくれたことを思い出しました。キャンプをきっかけに知り合って、仲良くなれるのは本当に素晴らしいことだと思います。

初心者はインスタグラムをバイブルに!

初心者の方にメッセージをお願いします!

サンゾーさん:アドバイスとしては、雑誌よりもインスタグラムの方が情報収集するにはいいんじゃないかと思います。本当にキャンプをしている人のリアルな声が聞けるし、実際に自分が購入するとなった時に失敗が少ないですよね。雑誌よりもユーザーに近い情報収集ツールだと思います。これからキャンプを始めるとか、キャンプを始めたばかりの人は、ぜひともインスタグラムを有効活用してほしいです。 ーインスタグラムは本当に参考になりますよね!メディア側の僕が言うのもアレですが・・・笑。
サンゾーさん:あとは、何回もキャンプに行くことも大事だなって思います。とにかくたくさんの経験をして、いろんなことを感じて、やってみる。それが大切ですね。僕は焚き火をするのが好きなんですけど、火おこしノウハウとかってやっぱり自分で経験してみないと結局わからないんですよね。とにかくフィールドに出て、いろんなことを感じて、自分なりの楽しみを見つけてほしいですね。 ーたしかに、まずはやってみるのが一番ですね!経験や失敗から学ぶことも多いですし、それがあるからこそキャンプがさらに楽しく感じる気がします。サンゾーさん、今回はありがとうございました!

次回のキャンパーは?

サンゾーさんに紹介していただいた次回のキャンパーさんは、CATAPULTさん(@catapult_factory)!10人を突破したキャンプの輪も、更に広がっていきます! 今回取材にご協力いただいたサンゾーさんの素敵なお写真はこちら◀

キャンプの輪

キャンパーがキャンパーを紹介するキャンプの輪。 「人はなぜ、キャンプにはまってしまうのか」。 キャンプの魅力や、人それぞれのスタイルを紹介します。



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