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サンゾー工務店

【独占取材】サンゾー工務店から初の「テント」が登場!名作焚き火台・ロダンと相性抜群の魅力にせまる

キャンパーからの熱い支持を集める焚き火台「RODAN(ロダン)」でおなじみの「サンゾー工務店」。そんなサンゾー工務店からブランド初となるテントが2023年11月に登場予定!そこで、ひと足先に、どのようなテントになるのか代表取締役のサンゾーさんに直撃取材してきました。開発のストーリーやテントの魅力などをたっぷりと紹介するので、発売前にチェックしましょう!

サンゾー工務店初の「テント」が登場!

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サンゾー工務店・代表取締役のサンゾーさん
使いやすく、ムダを省いたシンプルなデザインが美しい、大人気焚き火台「RODAN(ロダン)」。そんな名作を生み出した「サンゾー工務店」が、2023年11月にブランド初のテントを発売します。 サンゾー工務店といえば、焚き火台やアイアンテーブルなど、焚き火関連のギアのイメージをもつ人も多いのではないでしょうか。そんな同ブランド初のテントはいったいどんなものなのか、代表取締役のサンゾーさんに独占取材を行いました。
サンゾーさん自ら魅力を解説!ウナク3のおすすめポイントはhinata TVでも公開中

最大の魅力は「焚き火との相性の良さ」にアリ!

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「UNAK3(ウナク3)」と名付けられた新作テントは、「A型フレーム」を採用し、鮮やかな山吹色が目をひくデザインが特徴的です。同商品は、2022年に誕生した韓国の新進気鋭ブランド「Maico(マイコ)」が手掛けるソロ用テント「UNAK(ウナク)」のサンゾー工務店別注モデルとして開発されたもの。ベースとなったウナクに、サンゾー工務店の名前にゆかりのある「3」をあわせて、「ウナク3」が生まれました。
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ウナク3最大の魅力は、焚き火との相性の良さ。生地には難燃性の高いTC素材を採用しているため、テントのそばでも安心して焚き火が楽しめるのです。 入り口の天井部分が前に突き出しているところも見逃せないポイント。屋根の役割をしてくれるので、雨の日でも心配なし。また、サイドの幕が風除けになるのも焚き火好きキャンパーを理解しているサンゾー工務店ならではです。 炎と居住空間が一体になったような感覚を得られ、これまで味わったことのない焚き火体験ができる一張りです。

テント開発のきっかけは、韓国の人気ブランドからの熱烈オファー

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マイコの代表である王さんは、もともとロダンの大ファン。そんなサンゾー工務店の代表作に合うテントをつくりたいという思いで開発されたのが、ベースモデルであるウナクなのです。 テントの生地、構造などロダンを使うことを想定してつくられているため、サンゾー工務店ファンなら必携のアイテムです。
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ロダン愛あふれる王さんが、「サンゾー工務店専用モデルのウナクをつくりたい」と直接サンゾーさんへ熱いメッセージを送ったことからウナク3の開発がスタートしました。 「国や言語の壁を越えて、王さんのキャンプに対する情熱に共感しました。その情熱に応えたくて、僕も一気にやる気が出た」と語るサンゾーさんからは、キャンプの人と人をつなぐ力を実感させられます。 韓国でもロダンの人気は非常に高く、一台の焚き火台を通して、日韓の大注目のコラボが実現したのです。

シンプルな設計とゆったりとした居住性を兼ね備えたテント!

ウナク3は、3本のポールと8本のペグがあれば設営できるシンプルさが魅力。キャンプサイトに着いた後、スピーディーに設営できることで、自然を満喫する時間がたっぷりとれます。
ウナク3
そんなシンプルな設計とは思えないほど、居住空間は広々した構造。ベースとなった「ウナク」よりひと回り大きい270×430×160(h)cmのサイズで、コットを2つ並べても余裕のある広さを確保しています。
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ガイロープの位置を上めに設計しているのも、居住空間により開放感を出すためのウナク3ならではのこだわり。「どこにガイロープをつければ快適なスペースを確保できるか、何度も試行錯誤したんです」とサンゾーさんは語ります。
サンゾー工務店ウナク3
カラーは2色展開。こちらは鮮やかな黄色がサイトに映える「マスタード」
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「サンド」カラーは、より落ち着いた雰囲気に
入り口部分は、ファスナーで開閉できる仕様。全開にすればタープのような開放感を出すことができるほか、ポールを使ってはね上げもできたりと、自分好みのスタイルで使えます。
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生地に採用されているTC素材は、難燃性に加え撥水性にも優れるので雨にも強く、環境を選ばずにテントが使えるのもうれしいポイント。

一年中キャンプを楽しむなら、ウナク3が強い味方に!

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雨や風に強く、その構造から高い通気性も誇るため、季節を問わず快適に過ごせるウナク3。「1年中キャンプに行くような人に使ってもらいたい」とサンゾーさんはいいます。スタイルに合わせて、さまざまな張り方ができるので、キャンプの幅を広げてくれること間違いなしです! また、焚き火台・ロダンとの相性も抜群なため、ロダンファンにはぜひとも使って欲しい一張り。あわせて使うことで、それぞれのアイテムの良さをさらに引き出すことができるはずです。

「質実剛健」なサンゾー工務店から目が離せない!

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「サンゾー工務店のものづくりのスタンスは『質実剛健』。無駄を省きつつ、何年も使えるタフな道具を生み出すことが僕の役目です。そのために、何度もフィールドテストを重ね、信頼できるものを届けたい」というのがサンゾー工務店のモットー。 また、「これまで金属を主に扱ってきましたが、今後は木工のギアにも挑戦したい。木材を扱ってきた工務店として、そのノウハウを生かしたキャンプギアを生み出したい」とも語ってくれました。 質実剛健なものづくりへのこだわりは変わらず、新たな挑戦も続けるサンゾー工務店からは、これからも目が離せません!そんなサンゾー工務店の新しい動きを象徴する注目の一張りは、2023年11月に登場予定。詳しくは公式サイトインスタグラムをチェックしてみてください!
【基本情報】 使用サイズ:270×430×210(h)cm カラー:サンド、マスタード 素材:[本体・フロント部の幕(Maico開発)]ポリエステル65%、綿35%(T/C素材)、[Yam count20's/2 ポール]606I ジュラルミン 19mm、[A型ブラケット]ステンレススチール 重さ:約9.5kg 価格:169,400円(税込)
詳しくはこちら:サンゾー工務店 撮影/青柳光昭

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