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雪に埋もれたテント

【アウトドア女子向け】冬キャンプの3つの悩みはこれで解決!

2019.01.21ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

冬キャンプに向け、ギア好きな男性は4シーズン用テント、暖房器具、冬用シュラフなどを詳しく調べ、万全の準備を整えますよね。でも、女性は道具のこと以外に、冬キャンプで気になること、不安や悩みを持っています。この記事では、通算270泊以上、マイナス15℃での冬キャンプ経験のある私が、女性ならではの冬キャンプの不安や悩みについて解決策をご紹介します。

はじめに

雪の中のテントとキャンピングカー
「キャンプのベストシーズンはいつ?」と聞かれたら、私は自信を持って「冬」と答えます! 冬はキャンプ場が空いていて、厄介な虫はほとんどいません。空は澄み、晴れた夜には満天の星空、キーンと冷えた朝の空気は格別です。雪が降れば、一面の銀世界の中でキャンプが楽しめます。 我が家も、そんな魅力的な冬キャンプへ、寒さ対策を考えた4シーズン用テント、暖房器具、冬用シュラフを持って出かけています。しかし、道具だけでは、女性ならではの冬キャンプの悩みは解消されません! ここでは、冬キャンプの悩みを3つ、足の冷え、お湯が出ないキャンプ場へ行く場合、冬キャンプのスキンケア事情について、私が実践していることをお伝えします。男性の方も、パートナーの女性にアドバイスができるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

悩み1. 足が冷える

スノーブーツを履いて脚を伸ばしている様子
冬キャンプでは、足元の防寒対策としてウィンターブーツやスノーブーツを履かれていると思います。しかし、意外と忘れがちな「テントの中で過ごす時の足元」です。電源を使用しないキャンプスタイルの我が家は、電気ホットカーペットの代わりに、厚手のブランケットを敷いて足元が冷えないようにしています。それでも、マイナス15℃近くになるような日は、地面からの冷気を感じ、靴下で過ごしていると足の冷えが気になります。
ダウン入りのテントシューズ
そんな時に活躍するのが、ダウン入りのテントシューズです。我が家は、イスカのテントシューズのショートタイプを使っています。720フィルパワ-のダウンが入っているため、足を冷えから守ってくれます。寝る時に足先が冷たくて困るという人にも、テントシューズはおすすめです。靴下と違い、締め付け感がないので履いたまま寝ることもできます。 テントシューズを持っていない方は、フリース素材のソックス型ルームシューズで代用してみてください。実際に効果を感じられたら、次のキャンプまでにダウン入りのテントシューズをそろえてみてはいかがでしょうか?

悩み2. お湯が出ないキャンプ場

キッチン用品が入ったボックス
我が家は、冬でも給湯設備のない昔ながらのシンプルなキャンプ場へ行くことがあります。お湯が出ないキャンプ場での困りごとといえば、食器洗いですよね。いくら洗剤をつけても、冷たいお水では油汚れはすっきり落ちません。このような時はヤカンや鍋でお湯を沸かし、そのお湯を使って食器の汚れを落とします。すすぎではお水を使うので、必ずゴム手袋を使いましょう。冬場の水道は、水を出しっぱなしにしないと水道管が凍ってしまうほど冷たいので、くれぐれも素手で洗わないようにしてください。

悩み3. 冬キャンプのスキンケア

紫外線対策用のアイテム
・紫外線対策 冬だからといって、紫外線対策を怠ってはいませんか? 冬でも紫外線は降り注いでいます。キャンプ場があるような標高が高く、空気が澄んでいる場所は、平地よりも紫外線の量が多くなります。必ずこまめに日焼け止めクリームを塗り直しましょう。首回りは、防寒も兼ねてネックウォーマーやマフラーで紫外線をガードします。また、雪中キャンプでは目も日焼けしますので、サングラスが必須です。
お湯を沸かす様子
・洗顔 紫外線対策と同じぐらい、冬キャンプでは肌の乾燥対策も必要です。お湯が出ないキャンプ場では、冷たい水で顔を洗うのが億劫になり、メイク落としシートを使いたくなりますよね? どうしてもお湯が使えない状況なら手軽で便利なものですが、冬キャンプでは使わないようにしましょう。シートで拭き取る際の摩擦により、肌が乾燥してしまい、紫外線によるダメージを受けやすくなります。少し面倒ですが、ヤカンや鍋でお湯を沸かし、日焼けや乾燥で敏感になっている肌を刺激しないように、丁寧に顔を洗います。洗顔後はしっかりと保湿をしましょう。
ニット帽とフリースアイテム
・冬キャンプで注意すべき肌荒れ・乾燥の原因 ニット帽、ネックウォーマーやマフラーなどは、肌との摩擦により肌荒れ・乾燥の原因になります。額、あご、首など顔周りも忘れずに保湿をしてください。 冬キャンプでは、外気とテント内の温度差によって鼻水が出やすくなるため、私がそうなのですが、普段より鼻をかむ回数が多くなりがちです。鼻を強くかむと、ティッシュの摩擦により鼻周りがヒリヒリする、皮がむけるなど、肌荒れ・乾燥の原因になります。鼻をかむ時は、絶対に肌をこすらず、優しく抑える程度にしてくださいね。

おわりに

雪の中キャンプを楽しむ様子
女性ならではの冬キャンプの不安や悩みは、解決できましたか? お湯を沸かす、いつも以上に丁寧なスキンケアをするなど、少し手間がかかりますが、これも冬キャンプを気持ちよく過ごすためと思ってお互いに頑張りましょう! おさらいとして、今回の記事のポイントをまとめておきますね。 ・テントの中ではテントシューズを履く ・お湯が出ないキャンプ場では、やかんや鍋でお湯を沸かす ・食器を洗う時は、ゴム手袋を使う ・日焼け止めクリームは、こまめに塗り直す ・紫外線対策に、ネックウォーマー、マフラー、サングラスを使う ・冬キャンプではメイク落としシートは使わない ・額、あご、首など、顔周りの保湿を忘れない ・鼻は優しくかむ 寒くなるこれからの季節、魅力いっぱいの冬キャンプにぜひチャレンジしてみてくださいね。

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