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キャンプのキッチンの様子

ちょっとした工夫で差をつけたい、自作ギアでキャンプを楽しんでみませんか?【調理器具BOX】

2017.11.02ノウハウ

キャンプでの楽しみは、いろいろありますが、みんなでの食事もその一つですね。今回は、その料理を作る調理器具を持ち運び、そしてフィールドで機能的に使える調理器具BOXの作り方をご紹介したいと思います。

調理器具BOXを作った理由

理由1. 使いやすく用途別に整理

木製の調理器具BOX
まず調理器具BOXを作った理由についてお伝えしたいと思います。我が家は、調理器具、調味料、食器などのキッチン周りのものを2個のBOXに入れて運び、フィールドで使用してました。 しかし、フィールドで使用する際、使いたい物がすぐ見つからないなど使い勝手が良くない悩みを抱えていました。そこで、調理器具の収納と使用に適したBOXを作ることにしました。

理由2. 料理を楽しむ

キャンプで作ったたくさんの料理
キャンプを始めて9年になりますが、我が家は、ファミリーキャンプでは嫁が、ソロでは簡単に済ませてきた料理。しかし、最近、せっかくアウトドアを楽しむならば、料理もちゃんと作ろうと一念発起しました。そうすればキッチン周りを整理したいと思い、調理器具BOXを作成することにしました。

用途別のBOXを作る

用途1. 食器入れBOX

前面を開くことができる食器入れBOX
食器入れBOXは、持ち運び時にはBOXとなり、フィールドでは食器の出し入れがし易いように上部、前面が開閉するようになっています。

用途2. 調味料BOX

 調味料BOX
調味料BOXは、持ち運び、収納時には2つの箱を閉じ、フィールドでは2つに分離して使える調味料BOXとなっています。 詳しくは、以下の記事をご参照ください。

調理器具BOXの特長

調理器具BOXを開く前と後の比較
この調理器具BOXの特長は、ズバリ収納と使用を1台でこなす機能にあります。写真のように収納や持ち運びの際は蓋を固定できるBOX(写真上)、フィールドで使用する際は蓋を開けて、調理器具をキッチンテーブル上にセット(写真下)して料理が作りやすくなります。

調理器具BOXの作成手順

作成手順1. 木材のカット

22×40cm 2枚 10×40cm 2枚 10×19cm 2枚

作成手順2. ワックス塗装

BRIWAX(ジャコビアン)を布でWAXを塗り込む(15分間隔2から3回) 注意点:ムラなく塗装するためにカットした木材にヤスリがけをしておきましょう。

作成手順3. BOX型にビス打ち

蓋は後で取り付けるので、蓋なしのBOXをまず作り、ビス打ちをします。 注意点:ビス打ちする際は、ビスより少し細いドリルをビスの長さより短い穴を先にあけましょう。先にあけないとズレたり、木材が割れたりしやすくなりますので気をつけましょう。

作成手順4. 蓋の開閉部分に金具装着

ホームセンターで販売されている金具:ステーニッケル
ステーニッケル
取り付けた状態
ステーニッケルをBOXの開閉部に取り付けた様子
箱部分と蓋をつなぐ金具を装着します。その際、金具は蓋が開いた状態で固定し、ビスを打ち込みます。 注意点:蓋を開閉する際に金具が引っかからないようにビス打ちをしましょう。
BOXを固定するパッチン錠

作成手順5. パッチン錠を装着

最後に蓋とBOXを固定するパッチン錠を装着します。 注意点:蓋を閉めた時に緩みがあると、蓋が開きやすくなってしまいますので、閉めた時に緩みのでない場所にパッチン錠を固定します。

まとめ

調理器具BOXをキャンプ場で使う様子
今回、自作ギア作成として調理器具BOXをご紹介させていただきました。キャンプ道具の収納は、用途別に整理することで、忘れ物防止にもつながると思います。そして何よりフィールドで楽しく過ごすことにつながると思いますので、関心のある方は、チャレンジしてみることをおすすめします。 これから皆さんのアウトドアライフが、さらに楽しくなることを願っております。


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