これからキャンプを始める方におすすめ!私のキャンプ失敗談
初キャンプの体験談!失敗もあったけど記憶に残る楽しい思い出を紹介
2022.07.14ノウハウ
初めてのキャンプは楽しみも大きいでしょうが、誰しもが不安もあるのではないでしょうか。「設営は上手くいくだろうか」「お天気は大丈夫だろうか」等々、考え出したら不安になってしまいます。でも大丈夫!我が家も初めてのキャンプデビューは失敗がたくさんありましたが、今ではとても楽しい思い出として残っています。今回は我が家の初キャンプの経験を、失敗談も交えながら振り返ってみたいと思います。
制作者
へいちゃん
キャンプが大好きで、ブログ「へいちゃんファミリーのファミキャン日記( http://yumamama.naturum.ne.jp/ )」にて、キャンプや外遊びの記録を綴っています。アウトドアの楽しさをたくさんの方にお伝えできればいいな♪
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もくじ
初キャンプに知っておきたいこと① デビューする季節
「初めてのキャンプはいつにしよう?」楽しいキャンプデビューを飾るなら、キャンプをする季節も大切です。冬の期間が過ぎて春にデビューを考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、桜が咲く季節の4月は、街中では暖かく感じますが、キャンプ場のある山の中ではまだまだ朝晩は冷え込むので、実は避けた方が無難な時期です。
そんなことは知らなかった我が家のキャンプデビューは、まさにその4月なのです。当時は知識もなく、寒さ対策など何もせずに行きましたが、温暖な地方でキャンプをしたこと、当日が偶然暖かい日であったことが幸いし、寒くて眠れないということはありませんでした。
我が家はラッキーでしたが、初のキャンプでは暑すぎず、朝晩も冷え込みが少ない、5月や9月がおすすめの時季です。
初キャンプに知っておきたいこと② キャンプ場の選び方
全国には多くのキャンプ場が存在します。どこのキャンプ場を選ぶかによっても、キャンプの印象は変わるものです。それでは「どんなキャンプ場を予約すればいいの?」となりますが、初めてのキャンプではいわゆる「高規格キャンプ場」を選ぶのがベストだと思います。「高規格」のポイントは次の通り。
高規格のポイント① オートキャンプ場である
キャンプ場によっては、サイトの横に車を置けないキャンプ場もあります。そういった場合はサイトまで台車で荷物を運ぶ必要があるので、設営と撤収が大変になります。また急な悪天候時(雷や大雨)には車がそばにあると、すぐに車に避難できるので安心です。
高規格のポイント② 場内にお風呂またはシャワーがある
汗や汚れがつきもののキャンプでは、子どもの衛生面も配慮したいもの。そんなときに、キャンプ場内にお風呂があると、設営後に車を運転してお風呂に行かずにすむので助かりますね。
高規格のポイント③ トイレが水洗洋式である
トイレも大事なチェックポイントの1つ。キャンプ場によっては、トイレが和式の場所や、簡易トイレの場所もありますので注意。きれいかどうかまで気になる人は、hinata内で体験レポを見てみると、よくわかりますよ。
高規格のポイント④ 電源サイトがある
「キャンプで電気?」と思われるかもしれませんが、携帯の充電や、少し冷える日には電気毛布など、電気は安全に使えるので便利ですよ。
高規格のポイント⑤ 炊事場でお湯がでる
油汚れは水ではなかなか落ちないので、お湯が出ると洗い物がとても楽になります。
高規格のポイント⑥ 管理人さんが常駐してくれている
なにか困ったことがあっても、管理人さんが常にいてくれれば安心ですね。
その他、キャンプ場によって条件は様々。自分が気になる点をカバーしてくれるキャンプ場をチョイスしましょう!その中で、できるだけ自宅から近いキャンプ場がおすすめ。初めてのキャンプでは設営と撤収に時間がかかってしまいます。長距離を運転後に設営となると大変なので、自宅からアクセスがいい場所を選ぶのもポイントです。
海釣りキャンプがしたかった我が家の場合
我が家は設備のことを考えずに、ただ「釣りがしたい」という理由でキャンプ場を選んだので、4月中旬にもかかわらず、初キャンプで我が家だけの貸し切りということになってしまいました。初めてのテント泊で、我が家だけの貸し切りは、やはり不安でした。
そこで、海釣りとキャンプを一緒に楽しみたい方に、設備の整った、海釣りもできる人気のキャンプ場を紹介します。福井県にある「赤礁崎オートキャンプ場」は海に近く、徒歩で釣りに行けるのでおすすめです。
【基本情報】
名称 :赤礁崎オートキャンプ場
所在地:福井県大飯郡おおい町成和2-1-1
電話 :0770-77-2800
公式HP:赤礁崎オートキャンプ場
【施設詳細ページ】
初キャンプに知っておきたいこと③ キャンプ場の探し方
全国には色々なキャンプ場があります。どうやって目的のキャンプ場を探せばいいのでしょうか。我が家のキャンプ場の探し方をお教えします。
キャンプ場ガイドブック
ガイドブックには、キャンプ場の設備や周辺情報など、必要な情報がまとめられています。多くのキャンプ場が掲載されているので、これが1冊あればほとんどの人気のキャンプ場を調べられます。
インターネット
今は便利な時代ですね。例えば「海釣りができるキャンプ場」と検索すれば、たくさん候補のキャンプ場がでてきます。また、実際に利用された方のブログも参考にして、キャンプ場を選ぶようにしています。
hinataでも、初心者向けのキャンプ場をいくつも紹介しています!気になる人は、hinata内で「キャンプ場 ○○(地域名)」で検索してみてください。
初キャンプに知っておきたいこと④ 最低限の道具の揃え方
私は、キャンプを始めようと決めてから、必要最低限のキャンプ用品をそろえました。まず購入したのがテントとタープのセットです。初心者のうちはどんなテントとタープを買っていいのかわかりにくいので、テントは多くの方が使用されている「コールマンタフワイドドーム」のタープがついているセットにしました。
あとはペグとハンマー、寝袋やテントの下に敷くシート(グランドシート)やテントの中に敷くシート(インナーマット)、テーブルやチェア、クーラーボックスを買いそろえました。
我が家が初めて購入したテント「タフワイドドーム」は、設営も比較的簡単だし、テント内が広く過ごしやすいので、オールシーズン活躍しています。
また初めに買いそろえていて良かったと思うものが、ペグとハンマーです。テントを購入すると、プラスチックペグとハンマーが付属しています。
キャンプ場によっては地面が固く、プラスチックのペグでは入らない場所もあるし、何よりペグ打ちに大きな労力を必要とします。
私が初めに購入したハンマーはスノーピークのペグハンマーPRO.S、ペグはスノーピークのソリッドステークです。この2つがあれば、固い地面でも苦労せずに打ち込めるし、少々の風が吹いても安心感があります。ペグ打ちの時間も大幅に短縮されるので、ペグとハンマーは初めから購入されることをおすすめします。
キャンプに必要な道具を全て買いそろえた金額は、我が家の場合ですが、10万円近くかかってしまいました。結果的にキャンプが家族全員の趣味となり、今では休暇のたびにキャンプに行っているので、道具にお金をかけて良かったと思っています。
あくまで我が家の場合ですので、キャンプを本格的にするかどうかがまだわからない方や、年に1、2回しか行く予定のない方は、道具をレンタルできるキャンプ場もありますので、レンタルしてみてから購入するという選択もあります。
初キャンプの流れ① 当日までにテントの試し張り
テントを購入したら、キャンプでの寝床となるテントの試し張りをしましょう。テントの設営は、慣れてしまえば説明書を見ることもなく設営できるようになるのですが、初めての設営では説明書を見ながらになると思います。
これが案外大変なのです。キャンプは外でするものなので、当然風もあるし、雨も降るかもしれません。説明書とにらめっこでの初設営では数時間かかることもあります。
我が家も初めてのキャンプでは試し張りをしてから当日を迎えたのですが、想像していたよりも区画サイトが狭く、タープを張れませんでした。試し張りのときに、限られた場所内に設営できるように練習しておけば良かったと思いました。新しいテントの不具合の確認にもなりますので、試し張りは必ずしていた方がいいと思います!
初キャンプの流れ② キャンプ当日
ワクワクドキドキのキャンプ当日です。キャンプ場へ行くまでの道中もキャンプの楽しみなので、設営も含めて目一杯楽しく過ごしましょう!
食材の買い出し
ドキドキワクワクの当日です!私はキャンプに慣れた今もそうなのですが、当日の朝早くに目が覚めてしまいます。そういう時は準備を始め、準備ができ次第出発することにしています。のんびりと景色を楽しみながら、道の駅に寄り道したりドライブするのもキャンプでの楽しみの一つなのです。
キャンプでの食事の食材は、現地でのスーパーで購入することをおすすめします。そこの土地でしか売っていない物があったり、地魚など安く買えることもあります。ご当地の珍しい食材探しも楽しいです!
チェックイン
買い出しも済ませたらいよいよ管理棟でチェックインです。キャンプ場によって様々なルールがあるので、受付時に説明を受け、疑問点などがあればその場で確認しましょう。
設営
サイトの場所が決まれば、いよいよフィールドデビューになります!試し張り以来の設営ですね。期間が開いてしまったとしても、一度でも設営をしていれば、結構思い出すものです。
我が家の初設営は区画サイトであまり広くはなかったため、何度もタープを張ろうとしてみましたが区画内に収めることができず、タープの設営は諦めることになりました。
4月の日差しがきつくない時期で、幸いなことに雨も降らずタープは不要でしたが、試し張りをしていたとは言え、区画内に設営するのはとても難しく感じました。区画サイトは広さが決まっていて、限られた区画内で設営する必要があるので、注意が必要ですね。
初キャンプの流れ③ 2日目と撤収
起床・朝ごはん
無事に夜が明けて、翌日です。気候も良かったこともあって、初めてのテント泊なのに一度も目が覚めることなく、ぐっすりと眠れました。
お天気がいい日のキャンプ場の朝は、本当に気持ちがいいものです。海が目の前のキャンプ場だったので、海を眺めながら飲んだモーニングコーヒーは最高でした。
撤収
朝食を終えると撤収準備です。キャンプ場によってチェックアウトの時間はバラバラです10時から11時にチェックアウトのキャンプ場が多いのではないでしょうか。チェックアウトの時間に合わせて撤収準備です。
撤収は慣れていないと時間がかかるものです。我が家の初キャンプは、タープを設営することができずテントのみ、それもキャンプ道具が少なかったので時間はかかりませんでしたが、できるだけ時間に余裕を持って片付けた方がいいと思います。
初キャンプでの我が家の失敗談
はじめてのキャンプでは失敗はつきものです。我が家も初キャンプでは色々なことがありました。実際に起こった初のキャンプでの失敗談をお伝えします。
キャンプ場で我が家だけ
あまり人気のないキャンプ場を予約してしまったため、我が家だけの貸し切りになってしまい、夕方に管理人さんも帰ってしまったので夜は少し不安でした。
人気のあるキャンプ場には理由があります。色々なキャンプ場に行くことで、いいキャンプ場、人気のあるキャンプ場の理由がわかってくると思います。初のキャンプではトラブルもつきものなので、何かあった時に助けを求められるよう、人が多くいる人気のキャンプ場を予約しましょう。
設営が上手くいかなかった
キャンプ当日までにテントとタープの試し張りもして準備万端だったはずが、いざ区画サイトで設営しようとするもタープがサイト内に収まりきらず、テントのみの設営になってしまいました。
限られた区画での設営は慣れていないと難しいものです。キャンプ場によってはサイトが狭いところもたくさんあるので、予約時に広い場所を希望する、区画が広いキャンプ場を予約するなど対策をしましょう。
買ってきた食材が何者かにやられた!
我が家の初キャンプ、一番の失敗談です。当日に食材の買い出しを済ませ、保冷が必要なものはクーラーボックスに入れていたのですが、朝食用のパンや子供のお菓子など、冷やす必要がないものを全てスーパーで買ったままの袋の状態で保管していました。それをテントの前室に置いていたのですが、散歩に出かけた数十分の間になくなっているのです!
犯人はカラスでした。買い込んでいた朝食、お菓子などが全てカラスに食べられるという結果になってしまいました。キャンプ場は自然の中なので、色々な動物がいるのです。一番見かけるのは意外かもしれませんが、猫です。テントを締め切っているので大丈夫だろうと油断をしていても小動物は小さな隙間からも侵入できます。
対策としては、テントから離れるときは食べ物をクーラーボックスにしまうこと。生ごみをビニール袋の状態で置いておかないことです。あとは、我が家の経験談ですが、夕食で食べ残した食事を次の日に食べようと、お鍋やフライパンに蓋をした状態にして就寝してしまいました。匂いでかぎつけたのか、夜中に動物に荒らされて、食べ物が全て駄目になってしまいました。今ではテント内だからと安心せずに、食べ残しもクーラーボックスにしまうようにしています。
初キャンプを振り返って
初めてのキャンプでは失敗もたくさんあったけど、とにかく楽しくてキャンプ終了後すぐに「またキャンプに行きたい!」と思えるようなキャンプになりました。
食べ物を動物にとられたことも良い経験になって、今でも思い出して家族で笑い合っています。初キャンプではバタバタと失敗した我が家も、今では色々なキャンプ場でキャンプをすることが楽しみになっています。キャンプ場によって雰囲気、景色、全てが違い、毎回違ったキャンプを楽しめます。
初めてのキャンプは不安なこともあるかと思いますが、周りのキャンパーさんも困っていれば助けてくれるはず。きっと家族の楽しい思い出になると思うので、初めてのキャンプを楽しんでみてください!
この記事で紹介したスポット
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キャンプ場名 | 赤礁崎オートキャンプ場 |
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