山陰海岸ジオパークトレイルに行ってみたい！山陰海岸の魅力を満喫しよう♡Vol.1

山と海の両方を味わえる、とっても贅沢なコースが、この山陰海岸ジオパークトレイル。自然歩道を中心としたルートなだけでなく、日本海沿岸の原風景も楽しめるので、飽きることがありません。世界ジオパーク認定を受けている山陰海岸ジオパークエリア内をコースとしているだけあって、見応えバッチリ！

この山陰海岸ジオパークは、1955年に指定された山陰海岸国立公園を中心として、京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市、香美町、新温泉町)、鳥取県(岩美町、鳥取市)と1府2県にまたがっており、東西約120㎞、南北最大約30㎞と実に広大な範囲にわたっています。 ちなみに、ジオパークというのは、「地球・大地(ジオ)」と「公園(パーク)」を組み合わせた言葉で、地球を丸ごと楽しめる場所のこと。「大地(ジオ)」「生態系(エコ)」「人(ヒト)」の3つの要素の繋がりを楽しく知ることができる貴重な場所なのです。 現時点で、日本には、認定された日本ジオパークが43地域。そのうちの一つが、この山陰海岸ジオパークなのですね。さらに、このジオパークはユネスコ世界ジオパークでもあります。ユネスコの定める基準に基づいて認定された、高品質のジオパークで、日本では8地域しかありません。そんな貴重なものを見ながら歩くなんて、なかなかできないこと。

約2500万年前に日本海形成された頃から現在に至るまでの過程がわかる地質や地形は、とても貴重なもので、あちこちに見所がありそう。

この山陰海岸ジオパークのコンセプトは、「海岸わたり、街つなぐトレイル」。歩きながら、山陰海岸の大自然を満喫してみましょう！駅も比較的近いので、交通アクセスも便利ですよ。

●県外から鳥取駅まで JRの場合 大阪から特急スーパーはくと号で約2時間半 岡山から特急いなば号で約2時間 飛行機の場合 東京から鳥取砂丘コナン空港まで約1時間15分 鳥取砂丘コナン空港から空港連絡バスで鳥取駅まで約１5分 高速バスの場合 大阪から日本交通高速バスで約2時間50分 マイカーの場合 大阪から中国自動車道経由で約2時間30分 ●鳥取駅から東浜駅(コース1の出発地点)まで JRの場合 浜坂行きで約30分 マイカーの場合 国道9号線経由で約30分

山陰海岸ジオパークトレイルのコースは計7つありますが、ここではコース１・２をご紹介します。どちらも難易度は低いので、初心者でも安心。といっても歩きやすい靴は、必須ですよ。

コースタイム：約1時間半 歩行距離：約4.6㎞ 高低差：約110m アップダウンは少々ありますが、全体的に歩きやすく、両側に海を見ることができるから、景色はとってもいいですよ！途中にある展望台は、ビューポイントとして最適です。 ゴールの山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館では、資料や映像で山陰海岸ジオパークの魅力を紹介。山陰海岸の砂や生き物を観察できる体験コーナーもあるので、お子さんも興味津々かも？学校の自由研究にも、いかが？

コースタイム：約1時間半 歩行距離：約4.1㎞ 高低差：約45ｍ このコースは主に砂浜を歩くコースで、最初は平坦な道が続きます。中盤くらいからアップダウンの激しい箇所もありますが、舗装道路なので歩きやすいですよ。途中にある田後漁港では、するめいかやさざえ、あわび、かれいなど、ほぼ毎日約30種類の魚介類が水揚げされているとか。運がよければするめを干しているところも見れるかも！

ゴールの城原海岸は、粗い粒の砂浜が特徴です。シュノーケリングやダイビングでも人気スポットというだけあって、透明度バツグンの海はいつまでも眺めていたくなるほど。火山噴火物が堆積した黒っぽいい凝灰角磯岩(ぎょうかいかくれきがん)でできている黒島は、北東に浮かんでいるので、お見逃しなく！

自然に親しみながら歩くトレイルは、アウトドア大好きな人にオススメ！この山陰海岸ジオパークトレイルは、世界ジオパーク認定を受けているジオパークエリア内という、とっても貴重なトレイルです。断崖絶壁や奇岩など、日頃見ることのできない景色を見ていると、とても清々しい気分になってリフレッシュ。 こ山陰海岸ジオパークトレイルを歩くことで、いつもとは違う旅をしてみませんか？時間を気にすることなくのんびりと歩く旅も、いいもの。有名な鳥取砂丘を直に体験できるチャンスでもあります。大自然にふれて、元気とパワーをチャージ！