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テントと走り回る犬

ペットと過ごすキャンプ!注意すべき点や持ち物は?

2024.03.28ノウハウ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

ペットと一緒にキャンプを楽しむ人も多いのではないでしょうか?筆者はシーズー1匹とあまり動かなくなった老犬のコーギー2匹の合計3匹でキャンプを楽しんでいます。本記事では、ペットを連れていくうえで大切な持ち物や過ごし方などを紹介していきます。

1.愛犬とキャンプ

ホテルに宿泊する旅行は、ペット禁止だったり頭数制限や大型犬などは泊まれなかったりすることがあります。筆者は3匹の犬を飼っているため、旅行はちゅうちょすることが多く、ペットホテルに預けるのも気が引けていました。 キャンプをはじめたのは、気兼ねなく旅行に行きたいと思ったのがきっかけ。キャンプでは24時間ペットと過ごせて、日頃留守番をさせているペットのストレス解消にもなります

2.犬と一緒にキャンプ!注意点と楽しみ方は?

コットに座る犬
ペットがいると大変では?と思う人もいるかもしれませんが、いつも以上に気を遣うことでペットも人も楽しくキャンプができます。特に注意したいことは「粗相・吠える」ことです。 サイト内で粗相は厳禁なため、頻繁に散歩やペットシーツなどで片づけをするようにしてください。また、吠えるのは日常生活でのしつけで最小限にできます。 キャンプデビューしたばかりだと不安で吠えることも多いと思いますが、散歩に連れ出したり車の中に入れたりしてクールダウンさせましょう。夏の車の中は、どの時間帯でも熱中症の危険があるため、注意してください。 ペット禁止のキャンプ場もありますが、サイトが柵で囲われてペットがフリーで遊べるキャンプ場やドッグランがあるキャンプ場、ペットを連れている人たちがキャンプを楽しめるサイトがあるキャンプ場があるため、リサーチしてみましょう。 また、ペット可のキャンプ場でも炊事場やトイレなど共有スペースやほかのサイトにペットが入り込むのは厳禁なため、リードは必ずつけてください。もし入ってしまったりしたら、きちんと謝罪してお互いが嫌な気持ちにならないようにしましょう!

3.犬とキャンプに行く際の持ち物

人よりたくさんになってしまってもいいくらい、持ち物はたくさん持っていくのをおすすめします。ウェットティッシュやトイレットペーパーなど道具によっては人と同じものを兼用できるため、いつもより多めに持っていきましょう。

まずはペットの定位置をつくりましょう!

ペットをサイトに出すときには、設営終了後のほうがペットに気をつられずに設営ができます。そのときに、ケージなどで雰囲気に慣れるようにしてあげましょう。
テント内に置かれたケージ
ソフトケージは上が開くため、飼い主との距離が近くペットが安心できます。タープ下などに置くときには、下にペットシーツを敷いて、まわりをペグダウンをするのがおすすめです。
キャリーケージの中の犬
どのペットも、簡単にテントをすり抜けてたり破いたりしてしまいます。朝起きたときに脱走していたら大騒ぎになってしまうため、折りたためるキャリーケージを持っていきましょう
キャンプチェアに座る犬たち
キャンプの雰囲気に慣れてきたらケージから出してあげましょう。ドッグコットやチェアなどのペットが過ごせる場所を設けることで、キャンプ時のペットの定位置を決めておくこともポイントです普段と違うキャンプ場ではペットが不安な気持ちになるため、安心できる環境をつくってあげるといいでしょう。不安な気持ちを解消してあげると吠えたり粗相をしたりすることを防げます。どの場所でも、リードをつなげるのを忘れずにしてください。
カートの中に犬が入っている様子
キャンプ道具を運ぶのに使用するカートも、設営&撤収時以外はペットが入るくつろぎスペースにできます。この中にホッカイロや湯たんぽなどを入れておけば、温かく過ごせる空間のできあがりです。

フードなどの小物類はまとめて1カ所に!

カゴにひとまとめに収納された犬のお世話用の小物類
こまごました小物類は、一カ所にまとめてすぐ出せるようにしておくのが重要です。地面に置くのではなく、ペットが届きにくい棚やコンテナの上に置きましょう。 フードやペットシーツなどの消耗品は、予定の泊数より余分に持つと、もしものトラブルのときに現地で追加購入する必要がありません。また、ペットシーツはガムテープを使うことで大きくすることができ、粗相した部分で切り取れるため、一番サイズが小さいものを持っていくのがおすすめです。
常備薬
普段使用している常備薬があれば、ペットの分も持っていきましょう。念のために、キャンプ場の受付やネットなどで近くの動物病院を調べておくことも忘れずに。 常備薬は、温度が高くならないクーラーボックスなどに入れておくと安心です。ケガしたときなどは、軟膏や包帯があると応急処置ができるため準備しておきましょう。軟膏は、獣医さんに相談すると処方してもらえます。
消臭剤、ホッカイロ、ブランケット
消臭剤やホッカイロ、ブランケットも大切なアイテム。犬や猫、小動物でも寒さは苦手なため、天候に合わせて使いわけるのがおすすめです。 消臭剤は、予想外の粗相にも大活躍するため、車に置いておくと便利に使えます。ほかにも、夏ならペット用の蚊取り線香などの虫対策も忘れないようにしましょう。

4.犬の抜け毛にも細心の注意を!

コットに寝転がる犬
ペットの種類によっては抜け毛がすごいことも。筆者の飼っているコーギーは、抜け毛の多いダブルコートなので、キャンプに行く前にブラッシングをして抜け毛が極力飛ばないようにしています。それでも、どうしても抜けやすいため、洋服を着せるなどの工夫をしています。

5.SNSでも犬とキャンプを楽しまれている方はたくさん

ペットだってキャンプデビューはドキドキします。しかし、日頃忙しい飼い主と24時間一緒にいられるキャンプはうれしいでしょう。
ペット同伴でのソロキャンプ。寂しい感じがするからソロキャンプはやったことがないという人でも、愛犬が一緒ならソロキャンプに挑戦しやすいのではないでしょうか。
犬連れソロキャンパーさんたちによるグループキャンプ。ワンちゃんがたくさんで楽しそうな雰囲気です。もちろん、ワンちゃんだけでなく猫ちゃんも!猫連れキャンパーさんに取材してきたので、こちらもチェックしてみてください!

6.犬を連れる方は、帰るときもちょっとした気づかいを!

撤収後のキャンプ場
全てを撤収した後は抜け毛が塊で飛んでいないか、粗相の跡はないか確認しましょう。ふいに粗相をしている場合もあるため、水をかけるなど後始末を忘れずに。 「来たときよりもきれいに」を心がけることで、ペットが苦手な人にも迷惑をかけることなく、禁止エリアが多いキャンプ場のペットエリアが拡大するなどペットにとってもいいことが増えます。

愛犬と一緒にキャンプを楽しもう!

散歩中の犬
ペットの性格で持ち物は変わってくるとは思いますが、共通して注意したいことは「粗相」や「吠える」ということ。過去にはペット可だったキャンプ場も、トラブルが原因でペット禁止にせざるを得ないという残念な結果になったところも少なくありません。 また、近年のマナーの向上で再びペット可にしてくれたキャンプ場もたくさんあります。ちょっとした気づかいでペットと楽しむキャンプができるため、ペットを飼っていない人や飼っている人も、みんながキャンプを楽しめるようにしましょう!

今回紹介したアイテム

商品画像KingCamp(キングキャンプ) ドッグコット SサイズKingCamp ドッグコット MサイズKingCamp ドッグコット LサイズBOS(ボス) SSサイズ 200枚入り
商品名KingCamp(キングキャンプ) ドッグコット SサイズKingCamp ドッグコット MサイズKingCamp ドッグコット LサイズBOS(ボス) SSサイズ 200枚入り
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