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モンベルの登山靴(トレッキングシューズ)を徹底解説!特徴や種類、おすすめシューズも紹介
登山をはじめ、アウトドアを楽しむのに大切なアイテムの一つがトレッキングシューズです。登山をする時、シューズが合っていないとストレスも大きく、転倒や足を痛めるなど思わぬアクシデントに見舞われてしまうことも。そこでこの記事では、モンベルのおすすめトレッキングシューズを、ブログや口コミもあわせてご紹介します。
モンベルの登山靴(トレッキングシューズ)の特徴
トレッキングシューズは、マウンテンブーツとハイキングシューズの中間に位置する軽登山用のシューズのことを指します。モンベルのトレッキングシューズは、機能性と価格のバランスが良く、初心者からベテランまで幅広い層に人気です。
安定感と運動性を両立
斜面を登る際や降りる際など、足は前後左右にシューズの中で動きます。その動きに対応しながらも、しっかりとサポートしてくれるのがモンベルのシューズの魅力です。足首は優しく固定しながらも、前後方向の動きを妨げない作りになっており、高い運動性を実現!さらに、足のサイド(横方向)には適度なサポートを加えることで、動き過ぎず安定した疲れにくい歩きが可能です。
優れたフィット感
メイド・イン・ジャパンブランドであるモンベルのトレッキングシューズの特徴は、日本人の足に合った作りになっていること。さらには日本人に多いと言われている、甲高幅広の足に対応しているワイドシリーズも販売されているため、外国製の細長いシューズにありがちな、歩いているうちに足が締め付けられてきたり、マメや靴擦れが起きることが少ないのが魅力。
さらなるフィット感を追求するために、足入れ口の内側の裁縫をフラットにして滑らかにしたり、タンと呼ばれるクッション部分を最適化することで、締めやすくよりフィット感があるは着心地を実現しています。
ソールのねじれを防ぐジャンクプレート
ジャンクプレートを挿入することでソールのねじれを防ぎ、歪みのない安定した歩き心地を実現しました。ジャンクプレートの厚さや、剛性といった設計を各モデルごとに変えているほどのこだわりが詰まったシューズがモンベルでは販売されています。
極めて高い防水透湿性
モンベルのトレッキングシューズは、防水性と透湿性を誇るゴアテックス・ファブリクスと保温材を組み合わせています。ゴワテックス で全体を覆うことで、外側からの水分をシャットアウトするにも関わらず、内側の蒸発した汗は効果的に外へ逃す構造が魅力ポイント。
さらに保温材をプラスすることで、温度変化が大きい山でも温かく足先を冷やすことなく登山ができます。こういったさまざまな工夫があるからこそ、過酷なシーンでも足元を気にせず登山に集中することが可能です。
モンベルの登山靴は3種類!
モンベルの登山シューズには「アルパインシューズ」「トレッキングシューズ」「ハイキングシューズ」と3種類あります。最適なシーンやそのシーンに適応した工夫などをチェックして選びましょう。
アルパインシューズ
アルパインシューズとは、冬季登山や長期縦走を目的としたブーツです。保温材がしっかりと備わっており温かく、3,000m級の冬季登山にも対応できるモンベル・フットウエア最高峰モデル。厳しい状況下でも耐えられるような高い機能が備わっているブーツなので、厳冬期の登山に行く方におすすめ。
トレッキングシューズ
夏場の長期縦走やトレッキング、無雪期などに最適なブーツ。柔らかい履き心地と、高い安定感を追求したデザインが特徴。安定感に優れているためスムーズな足運びを可能にし、雨などの悪路でも歩きやすいシューズです。
ハイキングシューズ
低山ハイキングやキャンプ、ウォーキングなどオールラウンドに使えるのが魅力。軽量で動きやすく、柔らかな履き心地になっています。ゴアテックスの透湿性を最大に活かすためメッシュが採用されているため、夏でも蒸れにくく快適に過ごせる全天候型シューズ!
モンベルのおすすめトレッキングシューズ5選!
テナヤブーツ(メンズ )
モンベルのシューズと言ったらテナヤブーツの名前が出ることが多いのではないでしょうか。モンベルの中でも定番の製品で、幅広いシーンで活躍するシューズです。滑りやすいところでも、強いグリップ力を発揮し滑りにくくしてくれるトレールグリッパーがソールに使われているのが特徴です。
テナヤブーツ(レディース)
着脱も楽なテナヤブーツ。リールアジャストシステムによって、靴紐なしで脱ぎ履きのしやすさ、フィット感が高くなっています。レディースはカラーもブルーが差してあるものとレッドが差しているものが用意されており、足元でちょっとしたおしゃれを楽しむことができますよ♪
まず一番に感じるのはリールアジャストシステムでの着脱の容易さは大きなメリットであること。
特に山での行動の前後の移動などでは着脱が簡単だと手軽にサンダルなんかの楽な履物に履き替えられますので、車での移動の時にはより便利さを感じそうな気がします。
当初はBOAシステムを搭載し着脱が容易な「マリポサトレール」も気になっていたのですが、僅かな金額差でBOAシステム以外はこちらの方が高性能かな?と思ったのと、店員さんから、「ハイカットのわりに歩きやすいので低山登山から屋久島、富士山登山まで使えますよ」と言われたのが決め手となり、こちらにしました。トレイルグリッパーは店内でも体験したのですが、やはり滑りにくいですね。1万円の登山靴と比べて、滑る回数が減少したように感じます。
ORE-TEX マリポサトレール(メンズ)
ハイキングから軽めのトレッキングまで対応する全天候型のミドルカットシューズです。柔らかな履き心地ながら、ボトムに挿入した2枚のシャンクブレードがねじれを抑え、岩場での安定した歩きを実現してくれます。幅広の足にも心地良くフィットするアッパーデザイン、歩行中に靴ひもがほどける心配のないシステムを採用しストレスなくトレッキングが楽しめます。
購入はこちら:
GORE-TEX マリポサトレールGORE-TEX マリポサトレール(レディース)
名前にもあるようにゴアテックスが採用されており、防水透湿性は抜群!歩いている間、快適な足元環境を提供してくれます。
これが一番気に入っています。
このシューズ、ヒモ靴なんですが、そのヒモが超細いリールなんですね。
で、ヒモを締めるときにどうするかと言うと、ボタンがついていてそれを回して締めるのです。
ボタンを「カチッ」と押して回すと「キュッキュッキュッ」と上から下までリールが締まってくれて、足にジャストフィットしてくれるのです。
普通のヒモ靴って上の方だけ締めたら、下の方は締まってくれませんよね。
でも、このシューズは全体を包み込むようにジャストフィットしてくれるのです。超快適!
幅・甲高等が日本人向けなのかよくフィットしています。ワイヤーが切れた時のバックアップループもついており安心できます(このシステムの靴を何足か使ってきていますが、でワイヤーが切れたことはまだありませんが)
ワオナブーツ(レディース)
ミッドソール、アウターソール共に信頼度抜群なビブラム社製のものを使用。膝や足裏への負担を軽減してくれます。アウターソールについては、幅広のモンベルオリジナルのビブラムソールになっており、足へのフィット感は抜群です。レディースは、淡くて可愛らしいデザイン・カラーがあり、人気の理由になっています。
子供達と一緒に室蘭岳を登りましたが、
前日は雨天で、登山道はぬかるんでいました。
室蘭岳は初心者用といいつつ、結構でこぼこがあり、かつ雨天でぬかるんでいたため
非常に滑りやすい状態でした。
しかし、モンベルのシューズのおかげで全く滑らず、靴下も濡れず、
快適に登山が出来ました。
やはり専用の品は良いモノです。
このツオロミーブーツは、唯一選んで後悔のなかったアイテム。
ハードな岩場をサンダルなどの柔らかい靴で歩くと、
足が痛くてヨチヨチ歩きになってしまう。
しかしツオロミーブーツなら、少々尖った岩でもガシッを踏み込んで歩ける。
ゴアテックス製品なので、浅い沢を渡る程度なら全く問題ないです。
以前使っていたものはすぐ中に浸みていたので、さすがといったところ。
これだけの性能でこの値段なので、私のように今後ステップアップを考えている入門者〜初級者の方々には、かなりオススメできる商品かなと思います。
キッズサイズのモンベルトレッキングシューズも!
通常のマリポサトレールと同様、リールアジャストシステムが採用されており、お子さんでも脱ぎ履きが簡単に行える仕様になっています。独自の子ども専用の木型を使って作られているので、お子さんの足にジャストフィット!怪我の危険を減らしてくれます。
公式はこちら:
モンベルモンベルのトレッキングシューズのお手入れ&修理方法は?
登山前の確認・お手入れ方法
トレッキングシューズは、登山の前に状態を確認することも大切なポイントです。常に最良のコンディションをキープするためにも、下山後は入念にお手入れを行いましょう。
まずは登山の前に、各部分の消耗や経年劣化がないかチェックしましょう。特に、金具のサビつき、靴ひもの磨耗、アッパーとソールの接合部やランドラバーの剥離、かかとやつま先の磨耗などは入念にチェックしましょう。また、アッパーの生地の破れ、ひび割れ、ミッドソールの経年劣化、タンの劣化なども確認しましょう。
下山後は中敷き・靴内部をよく乾かし、汚れがひどい時には洗剤とブラシで洗いましょう。アッパー部分は、靴用ブラシで汚れを落とし、頑固な汚れは専用洗剤で洗います。アウトソールは、水洗いし、詰まった石や泥を歯ブラシやマイナスドライバーで取り除きます。
お手入れ終了後は、直射日光を避け、風通しの良いところで、2〜3日かけてよく乾燥させます。靴内部に水分が残っている場合は、靴用の乾燥剤を入れます。乾燥が済んだら、撥水処理を行います。撥水処理は、素材によって異なります。皮革製の場合は、保革クリームで保湿した後に撥水スプレーを塗布します。ファブリック製の場合は、乾燥後に撥水スプレーを塗布しておきましょう。
次に使用するまでは、風通しが良く、直射日光の当たらない場所で保管しておきます。靴箱や収納袋、車のトランクなどでの保管は、靴にダメージを与える恐れがあるので避けましょう。
詳しくはこちらの動画をチェック!
修理方法
修理は実物をモンベル・カスタマー・サービスに送る、もしくはモンベルストアに直接持って行く必要があります。商品の状態を正確に把握するため、電話やメールでの見積もりはしていないのでご注意を。マナーとして、汚れはきちんと落とした上で、修理箇所が分かるようにして送る、もしくは持って行くようにしましょう。
トレッキングシューズと合わせて買いたい靴下&靴紐!
【靴下】メリノウール トレッキングソックス
耐久性、吸汗性、速乾性と、靴下にあると嬉しい機能を全て兼ね備えた素材を採用し、アウトドアで使うには最適の靴下になっています!お値段が高いところが気になりますが、長く使い続けることができるので、よくアウトドアを楽しむという方は買って損はありません。
【靴下】WIC.トレッキングソックス
登山全般で快適に歩くことができるよう、クッション性、保温性に優れた靴下になっています。カラーやデザインは様々で、登山でも足元を可愛くすることができ、女性に人気です♪
【靴紐】シューレース
交換用の平紐です。その靴にあっているか、好みのデザインかどうかで、丸紐か平紐かを選ぶようにしましょう!
モンベルのトレッキングシューズでアウトドアを満喫!
トレッキングシューズは、見た目のデザインやサイズだけで決めずに、履き心地、フィット感を試すことが大切です。大自然の中で、自分と大地をつなぐ大切なアイテムですから、自分の足にぴったりフィットするものを選んで、快適なアウトドアを満喫してください。モンベルのトレッキングシューズは、コストパフォーマンスに優れたものが揃っていますので、ぜひチェックリストに加えてみてくださいね。