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登山中の景色を楽しむ人

登山中に雨が降ってきた活用したいアイテムをご紹介!

天気が変わりやすいのが、山。晴れていたと思っても、突然雲行きが怪しくなることはよくあります。そんなときに備えて、レインウェアをはじめとした雨対策アイテムを持参したいもの。今回はおすすめのアイテム、そして登山前後のアイテムのお手入れ方法をご紹介します。

登山のマストアイテムといえば…レインウェア!

雨や風を防ぐために、レインウェアは必須アイテムです。スポーツ用品店などにいくと充実したレインウェアが揃っており、値段もデザインも様々。レインジャケットと、レインパンツまたはレインスカートを合わせます。小雨のうちはレインスカートで充分ですが、雨が強くなってきたらレインパンツに変えること。 しかし、どのレインウェアを選べばいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。そこで、レインウェアを選ぶときのポイントを3つあげてみました。

ポイント① 防水性・透湿性

防水性そして、汗などの湿気を放出することができる(透湿性)かもきちんと確認しましょう。防水性は、最も重要と言っても過言ではありません。多少お値段がはっていてもここは防水性・透湿性に優れたレインウェアを購入したいもの。 オススメの素材は、ゴアテックス。高価な分、防水性・透湿性に優れており、蒸れることなくいつでも快適。安いものは、表地に防水性・透湿性ある素材を貼っただけのものが多いので要注意です。

ポイント② 軽さ

レインウェアは軽さが重要です。荷物が重いため、身に付けるものはできるだけ軽くして、疲れにくくしましょう。着用しないときも、レインウェアが重いものだとその分荷物が重くなってしまうのです。

ポイント③ 色

雨だと気分がふさぎ込んでしまう人、いませんか?でもせっかく山にきているのですから、気分を上げていきたいですよね。自分が大好きな色もしくは、いつもは着たいけど派手でなかなか挑戦できなかった色を身につけてみては?ぱっとしない天気のときでも、明るい気持ちになれること間違いなし!

あったら便利!のアイテム

レインウェアと違って必ず必要というわけではないけど、あると安心というアイテムもあります。ザックカバーやポンチョ、折り畳み傘、帽子などがそう。どんなシチュエーションで便利なのかを知っておくことで、自分の荷物に加えるべきか判断しやすくなります。

ザックカバー

大事なバックパックが濡れると、ザックも水分で重くなってしまいます。そうならないようザックカバーも準備しておきましょう。ただし、雨を完全に防げるわけではないので、絶対に濡らしたくないモノはドライバッグを活用して。自分のバックパックの容量とバランスのいいドライバッグをチョイス。ザックカバーは、バックパック内蔵型もあります。

ポンチョ

低山の場合は、レインウェアでなくポンチョでも対応できることも。これなら、バックパックを背負ったままサッと着用できるので、ひとつ持っていると役立ちますよ。

折り畳み傘

折り畳み傘もあると便利です。意外と折りたたみ傘が必要なシーンはあります。例えば登山口に向かうバスを待っているときもそのひとつ。バスに乗る前にレインウェアを脱いでおきたいけど、そうすると濡れてしまうし、荷物をいったん降ろすと時間かかるし…というときに折り畳み傘が大活躍します。軽量でかさばらないものがオススメ。

帽子

レインウェアについているフードをかぶると、どうしても視界が妨げられ前が見にくくなってしまいます。風雨が厳しいとき、視界が悪いと足元も心配ですね。そんなときは、帽子をかぶってからフードをかぶるといいですよ。帽子のおかげで視界も開けて、前が見やすくなるはず。

スマホや地図の防水ケース

現在位置を確認するスマホや地図は、行動中にも何回も取り出すことが多いアイテム。これらも濡れないようにガードしておかなければなりません。防水ケースの中に入れて、風雨から守ってあげましょう。地図は、ジップロックのようなジッパー付きビニール袋でも◎。スマホと地図が濡れてしまい使い物にならなかったら大変です。

レインウェアのお手入れ方法

今やほとんどのレインウェアは、自宅で洗濯可能です。一見洗濯すると防水機能が落ちてしまうのではと心配になりますが、実は逆。洗濯しないままだと、汗などの皮脂がたまってしまいレインウェアにとっても良くないのです。 とはいえ、中には洗濯不可能なものもあるかもしれませんから、念のためにレインウェアの洗濯表示を最初に確認すること。その後、アイロンがけしてハンガーにかけたら終了です。撥水スプレーで、防水機能をキープすることも忘れずに。これは、レインウェアに限らず様々なアイテムに同じことが言えます。

おわりに

自分がどんな山に行くのか、何日くらい行くのかによって雨の日に必要なアイテムは変わります。さっきまで天気が良くても、突然天気が急変することは山ではよくあること。天気が悪いときほど快適に過ごしたいものです。これらのアイテムを活用して、楽しい登山にしたいですね。

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