キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
スキレットに入った色鮮やかな料理

出典:Shaiith / ゲッティイメージズ

ニトスキ大ブームから1年!まだまだ人気の秘密と気になるその使い勝手は?

1年ほど前から大ブームになっているニトスキ。レシピ本が出版されたり、SNSでも話題になっていたりと、その人気はまだまだ続いています。なぜニトスキはそんなに人気なのか、その秘密や使い勝手をご紹介します。家でもアウトドアでも大活躍!ニトスキを知らない方も、すでに使っている方もニトスキの魅力を発見してください。

そもそもニトスキって何?

ニトスキとは「ニトリのスキレット」の略称です。では、そもそもスキレットって何?という方のためにまずは、基本的なことをご紹介していきます。スキレットとは、簡単に言うと厚みのある鉄で作られているフライパンのこと。鉄のフライパンは他のフライパンに比べて高温になり、蓄熱性も高いので、一度温めてしまえば弱火でじっくり火を通したり、余熱で調理することも可能です。
鉄フライパンならではの高温調理で、炒め物なら水が出にくくシャキッと仕上がりますし、ハンバーグやステーキはふっくらジューシーに!他にもパンケーキやピザ、パエリアなど幅広い料理に対応した優れたフライパンとなっています。 また、スキレットはハンドル部分まで鉄でできているため、小振りなものならそのままオーブンに入れられるので、ローストビーフなどにも便利に使えます。

ニトスキが人気の秘密は?

そんな万能ともいえるスキレットの中でも、ニトスキが人気な理由はなんでしょう?まずは、その使い勝手良さにあります。ニトスキには約15cmと約19cmの2種類の大きさがあり、料理に合わせて選べます。大きい方はみんなで取り分けるパエリアやピザを作って、小さい方はハンバーグなど個別で食べる料理を作るなど、アイデアしだいで使い方は色々です。目安としては、パエリアなら19cmものでお米1合分2〜3人前、15cmのものでお米1/2合分1人前程度がつくれます。
もう一つのニトスキの魅力は、食卓をおしゃれに変身させること。小振りなニトスキは、料理をテーブルに出して、そのまま器としても使えます。料理ができたら、ご飯や付け合わせも一緒に盛りつけてワンプレートディッシュにしたり、おしゃれなカフェ風スイーツを作ったり、ジュージューと音のする鉄板ステーキを楽しんだり、まるでお店のように食卓を演出できます。
そして、ニトスキが大ブームになった一番の理由は、やはり価格にあります。19cmのもので740円(税別)、15cmのものはなんと462円(税別)というお手ごろ価格!ワンコインでおつりがきます。このお値段なら家族分そろえてしまおうかなと思えますよね。 重ねて保管できるので、家の中でもキャンプに行く時もそれほど場所をとらないというのもポイントです。ニトスキをそろえておけば、家でもアウトドアでもおしゃれで美味しい食事が楽しめること間違いなしです!

ニトスキならこんなにおしゃれな料理が作れる!

ニトスキは、作れる料理のバリエーションがとっても豊富。アイデア次第でおしゃれでおいしい料理が作れます。キャンプに持っていけば、外なのにこんなおしゃれな食事ができるなんて!と驚きの声があがるかもしれません。
鉄板がなくても鉄板料理ができるニトスキ。定番のステーキやハンバーグはもちろん、お好み焼きやピザなどは、ジャストサイズで作れるので、失敗も少なく見た目にもキレイに仕上がります。 一度は作ってみたかった鉄鍋餃子や鉄板ナポリタン、石焼きビビンバ風の丼も、ニトスキがあればお店の雰囲気そのままに熱々で!深さもあるので、鍋料理にも使えます。肌寒い日には、鉄鍋すきやきなんていかがでしょうか?
ニトスキは、朝食やスイーツを作りにも大活躍!目玉焼きと温野菜、ベーコンやソーセージがニトスキひとつで一緒に調理できるので、準備も後片づけも手早くできます。朝食ならフレンチトーストやパンケーキをカフェのブランチ風に飾ったり、時間がある時にはパイやタルト、クレープなどのおしゃれスイーツに挑戦してみるのもいいですね。

ニトスキで作るおしゃれなレシピ

ニトスキで簡単アヒージョ・海老きのこ

海老ときのこのだしが溶け出したオイルが抜群においしいので、ぜひパンを用意してオイルも残さず食べてください!きのこは種類によって味が変わるのでお好みのものを試してみてください。ニンニクの香りが食欲をそそります。 詳しくはこちら:アヒージョ・海老きのこ

リコッタチーズのパンケーキ

ホットケーキミックスでつくる簡単パンケーキです。チーズの風味でいつもと違う、ちょっと大人なスイーツなので、朝食にもおやつにもぴったり。フルーツやクリーム、ナッツなどをトッピングしてカフェ風アレンジも楽しんでください! 詳細はこちら:リコッタチーズのパンケーキ

気になるその使い勝手は?

色々な料理に幅広く使えるニトスキですが、鉄の調理器具は使い方やお手入れ方法が気になります。ニトスキを含む鉄製の鍋やフライパンは非常に錆びやすいので、ある程度のメンテナンスが必要だからです。はじめて使う時には油をなじませるために、シーズニング(ならし)を行います。
  1. 洗剤で塗られているさび止めを洗い流し水気を拭き取る
  2. 食用油かオリーブオイルを薄く塗って弱火で5分ほど加熱 ※この時、くず野菜を一緒に炒めるとより油なじみがよくなります。
  3. 使用後は、お湯とスポンジで洗い流し、火にかけて乾かした後、同じように油を薄く塗って5分ほど弱火に
錆を防止するために、つねに油分をなじませておくことが大切なのです。
もうひとつ、使用する時の注意があります。ニトスキは蓄熱性が高いため、フライパン自体がとても熱くなります。また、ハンドル部分も鉄でできているため、本体と同じように熱くなります。ニトリでは、ハンドルカバーとコルクや木でできている鍋敷きを、こちらもかなりリーズナブルに販売しているので、一緒に使うとより便利です。
残念ながら、ニトスキには専用の蓋は販売されていません。でも蒸し料理や煮込み料理、グリル料理などで蓋が欲しいと思った時には、ニトスキをもうひとつ使って蓋にしてしまうという裏技があります!蓋が必要な時はぜひ試してみてください。 「常に油をなじませておくこと」「フライパン全体がかなり熱くなること」。これさえ注意しておけば、ニトスキは家でもアウトドアでもおしゃれでおいしい料理が楽しめる、とっても使い勝手の良いフライパンとして活躍してくれます!

まとめ

アウトドアでも、お家でも。いつものちょっとした料理をおしゃれにおいしく変身させてくれるニトスキ。工夫しだいで一人でも、大勢でも楽しく食卓を彩ってくれます。一度使ってみたらブームの理由がわかります!


あわせて読みたい記事