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高尾山薬王院

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高尾山で紅葉を見るなら外せない、おすすめ絶景スポットを紹介!

気軽にアウトドアを楽しみたい!そんな方におすすめなのが、紅葉狩り。澄んだ空気のなかでリラックスしながら、自然の豊かさを存分に味わえます。なかでも都心からアクセス良好な高尾山での紅葉狩りについて詳しく紹介します。

高尾山へ紅葉狩りにいこう!見ごろはいつ?

紅葉している紅葉の写真

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人はなぜか紅葉に惹かれてしまいます。夏までは青々しい緑一色だった山が、秋になると色鮮やかな紅と黄で染められ、彩豊かな景色を披露してくれます。百人一首でも春夏秋冬の中で一番多いのが秋の歌です。 つまり、はるか昔から紅葉は人の心を捉えて離さないものだったといえるでしょう。そんな紅葉を気軽に楽しめるスポットとしておすすめなのが高尾山です。
高尾山の紅葉の見ごろはおおよそは11月中旬から12月初旬にかけてです。状況は年によって若干異なりますが、都心部よりも幾分遅く、ほかの観光地よりも若干遅めな時期といえるでしょう。

高尾山の基礎知識

高尾山の年間登山者数は約200万人以上!世界有数の登山者が多い山としても有名です。 高尾山の標高は599mで高くはありませんがそれでも立派な山。実際に登っていると、登りごたえのある起伏がところどころにあり、頂上に着くころには軽く汗をかいていることでしょう。

6つの自然研究路コース

 6コース設けられた自然研究路には、高尾山特有の動物・植物・昆虫・野鳥の解説板が取り付けてあり、自然の野外博物館となっています。 山麓からはケーブルカー、リフトで中腹の海抜472メートル付近まで登ることができます。また歩いて登る道も3ルートありますが、いずれのルートも1時間30分ほどで山頂に達します。

高尾山までのアクセス

高尾山の最寄駅は京王線の高尾山口駅。新宿からはおよそ1時間ほどかかります。車でいくこともできますが、紅葉の時期は混雑が予想されますので、電車で訪れるほうがベターでしょう。なお、JR高尾駅は最寄駅ではありません。JR高尾駅で下車したら、京王線に乗り換えて、高尾山口駅まで向かいましょう。

おすすめのコースは?

高尾山口駅

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高尾山は山頂までの登山ルートも豊富です。一号路から六号路まであるほか、稲荷山コースなど、いくつもの登山路があります。しっかりと舗装がされているルートもあるため、初心者でも安心なのがうれしいところ。一方で、未舗装の山道のルートもあるため、熟練者も存分に楽しめます。 なお、最も登りやすい登山路としておすすめなのは、一号路の表参道コースです。杉並木や薬王院を通るほか、食事処やトイレも数多くあり、安心して登山が楽しめます。王道コースゆえにピーク時にはかなりの混雑が予想されますが、とてもきれいな紅葉が見られます。 高尾山の登山マップはこちら:高尾登山電鉄

ケーブルカー

山頂まで登る際、体力に自信がない場合には、ケーブルカーやリフトなどの乗り物を駆使するのもひとつの手。高尾山のケーブルカーは最急勾配が31度18分あり、国内のケーブルカーの線路において一番の急勾配です。負担なく山頂まで行けるだけでなく、車窓でしか見られない景観も魅力。 ただし紅葉の時期にはどうしても混み合いますので、朝早い時間に到着しておきましょう。ケーブルカーの運行は朝8:00から行われています。朝9:00くらいを目安に到着しておくことをおすすめします。なお、ケーブルカーの乗車時間は約6分。運転は15分間隔で行われており、1度に乗車できる人数は最大135人ほどです。 運行時刻は、平日と土日祝日で異なるのでご注意を。運行時刻の詳細を確認したい人は下記公式サイトをチェックしてみてください。 詳しくはこちら:高尾登山電鉄

リフトは写真撮影もあり

高尾山のリフト

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歩きたくないけれど、高尾山の空気とより密接に触れ合いたい場合にはリフトがおすすめです。乗り場は、ケーブルカー乗り場のすぐ近くにあり、乗車時間は約12分間。2人乗りなのでカップルに特におすすめです。なお、リフトの途中にはカメラマンが待機しており、写真撮影を行ってくれるサービスもあります(別途料金が必要)

どんな服装で行くのが最適?

本格的な山登りほどではないものの、秋口にはそこそこ冷え込む高尾山。簡易なルートであれば、普段着の延長線で登れますが、羽織れる上着を持っていたほうが安心でしょう。また、六号路や稲荷山ルートを歩く際には、より動きやすい、登山に適した服装で向かうことをおすすめします。 なお、靴に関しては、どのコースを歩く場合でも、滑りにくく長時間歩きやすいものを履くのにこしたことはありません。汚れに強い素材だとさらに安心です。山道を歩くのであれば、軽量で扱いやすいハイキングシューズなどがおすすめです。

高尾山おすすめ紅葉スポット

ここからは高尾山のおすすめ紅葉スポットを紹介します。高尾山では、山頂周辺はもちろんのこと、山を登りきらなくても美しい紅葉に出会えます。

高尾山口駅周辺

まずは最寄駅の周辺。高尾山の紅葉は高尾山口駅に降り立った途端にもう楽しめるのです。駅のそばにはイチョウの木があり、11月初旬ごろには黄色く色づきます。また、駅からケーブルカーやリフトの乗り場、登山道まで向かう間も、川沿いの紅葉が目を楽しませてくれることでしょう。

ケーブルカー清滝駅前

ケーブルカーの駅周辺も引き続き、紅葉した木々に囲まれており、登山をする前の気分を盛り上げてくれます。駅周辺は記念撮影スポットにもなっています。

ケーブルカー・リフト中腹

ケーブルカーやリフトから見える景色は、乗車した人だけが見られる景色。乗る前は多少混雑しているかもしれませんが、乗ったら、登りきるまでの10分強の間、悠々と紅葉を楽しめます。特におすすめはリフト。ケーブルカーは混雑しているとぎゅうぎゅうになってしまいますが、リフトならそんな心配も不要です。開放感と清々しい空気を一身に浴びながら、のんびりと贅沢な時間を過ごせるはず。

高尾山薬王院

つづいては山頂の手前にある「高尾山楽王院」です。ここは744年、奈良時代に建立された歴史ある寺院。108段の階段「男坂」を登ると、立派な門構えが見えてきます。山門、書院、大師堂、本社付近など紅葉の見どころは盛りだくさん。寺院と紅葉が織りなす景色は圧巻のひとことです。 なお、薬王院のHPでは12月初旬ころまで、境内の紅葉の様子がアップされています。ここで見ごろをチェックしてから高尾山に登るのもよいでしょう。 詳しくはこちら:高尾山楽王院

高尾山スミカ

ケーブルカー高尾山駅前にある「高尾山スミカ」は展望台付きのカフェ。長年の間、食堂「香住(かすみ)」として親しまれてきた建物が大規模に改装され、2018年春にリニューアルオープンしました。ここにあるミニサイズの展望台は大きさこそ小さいですが、天気がよければ、東京湾まで一望できるバツグンの眺め。天狗のうちわをモチーフとしたモニュメントもあり、撮影スポットとしても楽しめます。

高尾山山頂

高尾山山頂の看板
山頂にも、そこかしこに紅葉が広がっています。空が晴れ渡り、雲も少ない日には紅葉だけでなく富士山が堪能できるというオプションも。なんだか得した気分になってしまいますね。ぜひとも、登りきった自分へのご褒美として、その美しさに浸ってください。ご飯を食べながら眺めるのも格別でしょう。

高尾山さる園・野草園

毛ずくろいをするさる

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ケーブルカーの高尾山駅から徒歩3分のところにある「高尾山さる園・野草園」。さる園では約70頭のさるが生活を営んでいます。さるたちを眺めながらの紅葉狩り。特に動物が好きな方におすすめです。

高尾山のちょっと外れたところにある紅葉スポット

上記で紹介した場所以外にも、紅葉を楽しめる場所はまだまだあります。一号路の表参道コース沿いではない部分を中心に紹介します。

高尾山頂もみじ台

もみじ台からの富士山の眺め

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知る人ぞ知るスポットもみじ台。山頂に登り切って満足し、そのまま下山する人は少なくありませんが、それはもったいない!ぜひここを訪れてください。場所は、山頂の見晴台の手前にある道を右に降り、10分ほど歩いたところにある「これより奥高尾」の看板の裏付近。ちょっとこぢんまりとした空間で樹齢80年以上の木々が派手に色づいているさまは、なんだか羽目を外しているみたいで面白いです。

みやま橋

四号路にある、高尾山登山コースで唯一の吊り橋です。色づいた木々に囲まれた吊り橋を渡れるという贅沢が楽しめます。四号路は、途中までは一号路と同じ順路。さる園を過ぎたあたりに分岐があります。ここを訪れた場合、薬王院が順路から外れますが、みやま橋と薬王院の両方を楽しみたい場合には、登山と下山とでルートを変え、2つとも立ち寄るのもひとつの手です。 なお、ケーブルカーを利用する場合、一号路以外には、三合路と四号路があるのですが、やはり吊り橋という見どころがある分、四号路を選ぶ人が多い様子。

稲荷山コース

こちらは山道を登るコース。一号路の表参道コースと比べると、体力も使い、足も疲れるコースです。また、途中で分岐をしている訳ではないので、他のコースに移動することもできません。ただしその分、混雑度合いは比較的ゆるやかです。コースの中で展望が開けるのは2カ所のみ。それ以外はスギ・ヒノキの林が続きます。見上げた時に視界に広がる、とめどない紅葉をとことん楽しんでみては。体力に自信のある方はぜひこのコースに挑戦してみてください。

高尾山もみじまつりに行ってみよう!

高尾山では、毎年紅葉の時期に「高尾もみじまつり」が開催されています。

高尾山もみじまつりの開催時期

高尾山もみじ祭りの開催期間は例年11月1日から30日までの1カ月間。イベントが行われるのは土日祝日が中心です。開催時間はイベントによって前後しますが、おおよそ10:00から16:00までの間です。

高尾山もみじまつりの見どころは

高尾山もみじまつりでは、ケーブルカー清滝駅前、十一丁目茶屋前、高尾森林ふれあい推進センターなどでさまざまな催しが行われています。八王子市の消防音楽隊の演奏、大正琴、チアダンス、よさこい、仮面マジックショー、大道芸など、さまざまなステージが行われるほか、木工クラフトやマス酒の販売も。詳しくは公益社団法人八王子観光コンベンション協会のサイトをチェックしてみてください。 令和元年の高尾山もみじまつり・タイムテーブルはこちら:公益社団法人八王子観光コンベンション協会

高尾山のピーク時の混雑状況は?

紅葉がピークに達した高尾山頂

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都心からのアクセスが良好な高尾山は、紅葉のピーク時には大きな賑わいをみせ、かなり混雑するスポットでもあります。登山道にたくさんの人が行き交い、展望スポットにも行列や人のかたまりができている可能性も。

ケーブルカーやリフトの状況は

ピーク時には、ケーブルカーやリフトに乗る際、1時間以上待つこともあります。おすすめは、なるべく朝早い時間帯に到着することですが、それでも、通常時よりは人が多いことを覚悟しておいたほうがよいでしょう。

駐車場やトイレの状況は

ピーク時の駐車場は非常に混み合います。行ってみて満車…となるとかなりがっかりしてしまうのでは。ピーク時は、電車などの公共機関で行くことをおすすめします。その点については、地元の観光協会などでも推奨されています。また、混雑の際に気になるのがトイレ。混雑時には行列ができることもあります。並ぶことを加味して、余裕を持ってトイレ休憩をとるのがおすすめです! また、登山マップを参照し、どこにトイレがあるのかをあらかじめチェックしておくといざという時に安心なのでおすすめです。

紅葉を堪能しに高尾山へ行こう!

高尾山から見える山々

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今回は紅葉狩りにおすすめのスポットに絞って紹介しました。けれど、高尾山には天狗焼きやとろろそば、だんごなどのおいしい食べ物がいっぱいあります。また、麓にはトリックアート美術館やTAKAO599MUSEUMという美術館まで。いろいろな楽しみ方ができ、老若男女全ての人が満足できます。そんな高尾山でこの秋は思う存分、楽しんじゃいましょう!
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