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大人もハマる鬼ごっこの20種類の楽しみ方!
子供のころ、公園や学校でよく楽しんだ鬼ごっこ。子供だけの遊びかと思ったら、大学生も公園で鬼ごっこを楽しんでいます。また、最近は鬼ごっこも進化して、種類が豊富になっています!そこで今回は、大学生もハマる鬼ごっこ15種類の楽しみ方を紹介します。
大人もハマる鬼ごっこ!大学生も公園で遊んでる
さまざまなアクティビティ施設やアミューズメント施設があり、遊びが多様化する中で、大学生の公園遊びが流行中。自由な時間もたくさんある大学生がどうして公園で遊ぶのでしょうか?
その理由として、まずはお金がかからないからというのがあります。公園は施設利用料もなく、鬼ごっこやかくれんぼのような遊びをすれば、全くお金がかからず楽しめます。
次に動き回れるという理由があります。大学生になると運動をする機会が減り、体を動かしたくなる人が多いそう。そのため、全力で動き回れる公園遊びが大学生の間で流行しています。
鬼ごっこの歴史
一般社団法人鬼ごっこ協会によると、鬼ごっこの起源は「ことろことろ」と呼ばれる江戸時代の子どもの遊びで、「1人が鬼、1人が親、他の者たちは子となり、親の後ろに子たちが前者の腰をつかんで1列をつくると、親に対面した鬼は、両手を広げて子を守る親のガードをなんとか切り抜て、列の最後にさわるというもの」とされています。
「鬼ごっこ」という名前の由来については諸説ありますが、古くは「鬼事(おにごと)」と言われていたことがわかっています。
定番の鬼ごっこ6選
まずは、定番の鬼ごっこの種類を確認しましょう!このあたりの鬼ごっこは、子供のころに経験した人も多いはず!
①鬼ごっこ
最もシンプルで誰でも知っているメジャーなものです!じゃんけんなどで鬼を決めて、鬼に捕まらないように逃げるというルールです。
捕まった後に鬼を交代するか、鬼を増やすか、脱落するか等は地方によって変化します。鬼がだんだん増えていくものを「増やし鬼」と呼ぶ地域もあります。
②高鬼
鬼が高いところに登れないという制限付きの鬼ごっこです!逃げる側が高いところにいることのできる時間にも制限があり、高いところに登っても鬼の手が届いたら捕まるというルールです。
鬼はあえて高いところに登らせて下で待ち伏せるというのも作戦のひとつです。
③氷鬼
鬼にタッチされたら氷になってしまい、その場から動くことができなくなるというものです。氷になった後に、他の動ける参加者にタッチしてもらうことによって、また逃げることが許されます。
捕まった時のポーズを崩してはいけないというルールをつけると、もっと面白くなります。
④色鬼
「おにさん おにさん 何色ですか?」や「いーろ いーろ なーにいろ!おにさん、なーにいろ!」の掛け声に対して、鬼の人が色を指定します。
その色に触れていたら安全となり、見つけられずにいると捕まってしまうというものです。服や持ち物は禁止などの制限を設けるとさらに楽しくなります。
⑤どろけい/けいどろ
鬼は「警察」と呼ばれ、逃げる側が「泥棒」となる鬼ごっこです。泥棒は警察に捕まったら「牢屋」と呼ばれる一カ所に集められます。牢屋の中の泥棒は、まだ捕まっていない泥棒にタッチしてもらうことで脱獄できます。そのため、警察側は看守(見張り)を置いたりもします。
ちなみに、あなたの呼び方は「どろけい」と「けいどろ」、どちらですか?
⑥隠れ鬼
かくれんぼと鬼ごっこの合体した遊びです。はじめはかくれんぼと同様に、逃げる側はどこかに隠れ、鬼がそれを探します。かくれんぼと違うところは、見つかった後に逃げられる点です。
アレンジルールの鬼ごっこ6選
ここからは、ちょっと変わった鬼ごっこをご紹介していきます!ここで紹介する鬼ごっこを知っている人は、鬼ごっこ上級者かも?
⑦影鬼
まず鬼を一人決め、逃げる側は鬼に自分の影を踏まれないように逃げます。鬼に影を踏まれたら、踏まれた人が新しい鬼となります。逃げる側は、時間制限付きで木や建物の影に自分の影を隠せます!
朝や昼より、夕方の方が日が傾いて影が伸びるので、より楽しめます。
⑧手つなぎ鬼、増やし鬼
鬼は一人から始め、捕まった人は鬼と手をつなぎながら他の参加者を追います。仲間の鬼を増やしながら逃げる側の人たちを減らしていく遊びです。
⑨傷鬼
普通の鬼ごっこと同様に鬼を決めて逃げます。普通の鬼ごっこと違うのはここからです。鬼は参加者を捕まえる時にタッチする場所を言いながらタッチします!
そして捕まった人はタッチされた部分に傷を負った鬼になります。その傷の部分を手で押さえながら追わなければなりません。例えば「足にタッチ」と言われ足に傷を負った場合、足を手で押さえながら追うことになるのでとても大変です!
⑩線鬼
地面に適当に線を引き、鬼を決めます。そしてその線の上だけで鬼ごっこをするという遊びです。鬼も逃げる側も線から離れることは許されず、逃げる側は線から離れたらアウト。鬼は10秒停止という制限をつけるとさらに楽しめます。
⑪魔法鬼
これはおもしろ要素の強い鬼ごっこです!鬼は参加者を捕まえたら、魔法をかけて動物にできます。魔法をかけられたら全力で動物のモノマネをしなければなりません。
しかし氷鬼と同様に、捕まっていない参加者にタッチしてもらうことで魔法が解けます!また、動物に限らず、有名人や友達のモノマネをさせるのも楽しいでしょう。
⑫子取り鬼
まず鬼と親を一人ずつ決めます。残りの参加者は子となり、親の後ろに一列に繋がります。鬼は親の守りをかわしながら子を狙います。捕まった子は次の鬼となり、鬼は次の親です。
もし列の中で手が離れてしまったら、手を離してしまった子が鬼となります。
⑬もの鬼
1回ごとに区切られる鬼ごっこです。鬼は最初にその場にある人や物の名前を言い、3秒カウントしてから追いかけます。鬼以外の人は、鬼が宣言した者や人を探してタッチ。見つける前に鬼にタッチされた人が次の鬼です。
⑭電子レンジ鬼
氷鬼のアレンジバージョンです。鬼がタッチした人が固まるところまでは氷鬼と同じルール。違うのは復活の仕方です。捕まった人を動けるようにするには2人が必要。動ける2人が固まった人を取り囲んで両手をつなぎ、しゃがんで「電子レンジで」と言い、立ち上がって「チーン」と言います。そこまで終わって、固まっていた人が復活。鬼は全員にタッチして固めたら勝ちです。
⑮むっくりくまさん
まずは、鬼にあたる「くまさん」1人と、逃げる人を決めてください。くまさんはしゃがんで、他の人は「むっくりくまさん、むっくりくまさん、あーなーのーなーかー」と2回繰り返し歌いながら「くまさん」の周りを手をつないで取り囲み回ります。次は、回るのをやめて「ねむっているよ、ぐぅーぐぅ、ねごとをいって、むにゃーむにゃ」と言い、「めをさましたらー、めをさましたらー、たべられちゃーうーぞー」と言いながら手を離し少しずつ後退り。逃げる準備をします。歌が終わったら「逃げろー」と一言。鬼はそれを合図に追いかけます。
⑯3色おに
赤、青、緑の3チームに分かれて、それぞれ役割を決めます。例えば、「赤チームは青チームを追いかけて、緑チームから逃げる」「青チームは緑チームを追いかけて、赤チームから逃げる」「緑チームは、赤チームを追いかけて、青チームから逃げる」。捕まったら、自分のチームカラーの牢屋に入ります。捕まっても、同じチームの人にタッチしてもらえば復活できます。制限時間以内で多く生き残っているチームが勝ちです。
⑰ダンゴムシ鬼ごっこ
鬼は10カウントした後、追いかけてタッチ。逃げる人はタッチされそうになったら「ダンゴムシ」と言って丸まりましょう。そうすると鬼はタッチできなくなります。ただし、一度ダンゴムシになると、仲間に「ツンツン」と言ってつついてもらうまで元に戻れません。鬼は全員をダンゴムシにするか、全員をタッチするかをしたら勝てます。
道具を使って遊ぶ鬼ごっこ3選
ここから紹介する鬼ごっこは、道具を使うことで世界観が可視化されより分かりやすく、スリリングに遊ぶことができます。誰もが持っている道具なので始めやすいことも特徴です。
⑱しっぽとり
逃げる側はズボンにハンカチやスズランテープなどをはさみ、鬼に取られないように逃げます。もしとられてしまったら脱落となります。複数のグループに分かれて全員がしっぽをつけ、とったしっぽの数が多いチームが優勝というルールも楽しいです。
⑲宿鬼
木や電柱、遊具などを二つ選び「宿」とします。逃げる側は宿に触れていれば安全です。しかし鬼が「宿変え」と言ったらもう一つの宿に避難しなければいけません。待ち伏せをなくすために、宿はできるだけ大きいものを選びましょう!
⑳ボール鬼
普通の鬼ごっことは違い、ボールを当てることによって鬼を交代します。もし鬼の投げたボールをキャッチできたら、鬼は交代しません!そしてそのキャッチしたボールはどこかへ投げてしまいましょう。まるでドッヂボールと鬼ごっこを足したような遊びで、とても盛り上がります。
道具を使う鬼ごっこにおすすめの道具を紹介!
鬼ごっこに最適!東京都内のおすすめの公園5選
代々木公園
都会で一番広い空が見える森林公園といわれる代々木公園は敷地面積が広く、鬼ごっこをするには最適の公園です。
【基本情報】
小金井公園
都内最大級の広さを誇る都立公園。一番広いわんぱく広場をはじめ、子供広場、いこい広場、つつじ山広場と園内にはたくさんの広場があります。これらの広場はとても広く、鬼ごっこに適しています。
【基本情報】
都立水元公園
江戸時代から続く溜め池「小合溜(こあいだめ)」に沿って造られた水元公園です。都内で唯一、水郷の景観を持つ魅力があります。約10haの草地の丘が広がる中央広場や、遊具がある冒険広場など、小さな子どもが思いきり遊べる施設が充実しているのでおすすめです!他にもピクニックやバーベキュー(要予約)なども楽しむことができます。
【基本情報】
葛西臨海公園
「緑と水と人のふれあい」がテーマの、東京湾に面した広大な公園です。公園内は5つのゾーンに分かれているほど広いです。この公園は、芝生広場ゾーンに公園のシンボルともいえる「花とダイヤの大観覧車」があることで有名です。小さな子ども向けの遊具もあり、飽きずに遊ぶことができます。
【基本情報】
新宿御苑
有名な新宿御苑は季節ごとに四季折々の風情を楽しむことができます。公園内は、西洋式の庭園や伝統的な日本庭園、広々とした芝生広場など複数のエリアに分かれているので一日中楽しめます。2020年3月には、公園内に「スターバックスコーヒー」がオープンし、風景を見ながらのんびり休憩できることも魅力!
【基本情報】
都内の魅力的な公園は以下の記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
公園で鬼ごっこするときに気をつけるべきこと
高鬼などで遊具を使うときは落下や転倒に気をつけてください!怪我をしてしまったら楽しい時間が台無しです。また、周りにはピクニックをしているファミリーや、他の遊びをしているグループがいるかもしれないので、迷惑にならない範囲で楽しみましょう!
外で鬼ごっこをして遊ぼう!
今回は大学生の間で流行っている公園遊びの一つ「鬼ごっこ」を紹介しました!さまざまな種類の鬼ごっこもあり、楽しみ方は無限大だということがわかったと思います!ひとつでも興味の持てる鬼ごっこがあったら是非公園に出かけて走り回ってみてください!
やってみると楽しい!浜辺でできるちょっと変わった楽しい遊び8選
みなさん友達と海に行ったとき、どんな遊びをしますか?ビーチバレーやスイカ割りは定番で楽しいですよね?でも他にも楽しめる遊びがあったら知りたい!という方もいるでしょう。そんな方のために、今回は浜辺で楽しめるちょっと変わった遊びを8つご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!