ノルディスクテントを徹底解説!人気モデルから最新モデルまで16選 おしゃれなデザインが魅力のアウトドアブランド「Nordisk(ノルディスク)」。今回はおすすめのテントをはじめ、選び方や立て方などを紹介します。人気の高いアスガルドやミッドガルドなどのコットンテントも厳選したので、ぜひ参考にしてください。
ノルディスクとは? ノルディスクはデンマーク生まれのブランドで、ヨーロッパでは広く認知されています。もともとは羽毛を扱う会社でしたが、1941年に最初のシュラフが開発されてからアウトドア製品のラインナップが拡大されてきました。
現在はアウトドアの中でも、特にキャンプシーンを専門に革新的な製品をつくり続けています。その
おしゃれなデザインと高い品質は、ノルディスクが大切にしている「本当の贅沢な暮らしは、アウトドアシーンにある」という考えを象徴 しているといえるでしょう。
創業時から社名は変わっていますが、設立は1901年と実は歴史の長い老舗です。(※1)(※2)
【参考文献】
※1
ノルディスク
※2
ノルディスク Japan
ノルディスクテントを選ぶ3つのポイント ここからは、ノルディスクテントを選ぶ3つのポイントを紹介します。
製品名の後ろの数字でサイズを確認する
床あり・なしに注目
テントの形状をチェック
これらのポイントをおさえれば、キャンプでより上質な時間を過ごせるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
製品名の後ろの数字でサイズを確認する ノルディスクテントを選ぶときは、製品名の後ろにある数字をチェック しましょう。この数字はテント設営時の床面積を意味しており、12.6なら12.6平米(約8畳)、19.6なら19.6平米(約12畳)の広さと判断できます。
公式では7.1が2~3人用、12.6が6人用、19.6が8~10人用とされており、使用人数の目安にもなる重要なポイント です。なお、実際に使用するときは荷物があるので、1人分を引いた人数を目安にテントを選ぶと良いでしょう。
床あり・なしに注目 ノルディスクテントは、全てが床(グランドシート・インナーキャビン)付きではありません。自分のキャンプスタイルに合わせて、床あり・なしを選びましょう 。
フロアレスと呼ばれる床なしのテントは、シェルターとして使用可能だったり、レイアウトを自由に変更できたりするメリットがあります。しかし、地面に直接触れるため、人によっては寝るときなど不便に感じる可能性も。
床なしのテントで快適に過ごすためには、グランドシートやマット、コットを用意するのがおすすめ です。
テントの形状をチェック テントの形状は、自分のキャンプスタイルに合うものを選ぶのが大切です。
形状により使い心地などが変わる ので、より快適に過ごせるようそれぞれ特徴を確認していきましょう。
ティピー型(ワンポール型)
ベル型
ロッジ型
2ルーム型
ドーム型
軽量性・デザイン性・居住性など、重視するポイントに合わせてテントの形状を選ぶのがおすすめです。
ティピー型は設営・撤収に手間をかけたくない人や、軽量性を重視したい人に最適 です。
三角錐のシルエットが特徴的な、最も設営のしやすい形状をしています。ワンポール型とも呼ばれており、その名の通りフレームはポール1本のみというシンプルな構造。
ポールを囲むようにペグダウンするので、地面にしっかり固定され風に強いのが特徴です。さらに、パーツが少ないためほかのテントに比べ軽く、持ち運びしやすいメリットもあります。
ベル型はある程度ゆとりのある空間を確保しながら、おしゃれにキャンプをしたい人におすすめ です。
ティピー型の三角錐をベースに、テント下部が円柱のように立ち上がっている形状をしています。ベルのようなシルエットはデザイン性が高く、キャンプサイトに映えるかわいさも魅力です。
円柱部分のおかげでテントの端まで広く使えるので、ティピー型より居住性に優れています。
ロッジ型はおこもりキャンプなどに適した、広い空間がほしい人にぴったり です。
山小屋のようなデザインのデッドスペースが少ない構造をしています。テント内のスペースが広いのはもちろん、ティピー型やベル型とは異なり、基本的には中央にポールがないので開放感も高いのが特徴です。
シンプルな形状のため、比較的設営が簡単なのもポイントの一つ。テントの中でも居住性に優れているので、子どものいるファミリーや大人数のキャンプなどにもイチ押しの形状です。
2ルーム型は、天候に左右されずテント内で快適に過ごしたい人に人気 があります。リビングスペースと寝室を一張りで設営でき、テント内で家のように過ごせるのが特徴です。
インナーテントを外せばシェルターとしても使える、汎用性の高さもうれしいポイント。プライベート感が高いので、テント内でゆっくりキャンプを楽しみたい人におすすめです。
ドーム型は天井が丸いため圧迫感が少なく、居住性が良い 特徴があります。設営が比較的簡単なので、初心者にも扱いやすいのがポイントです。
ペグダウンしなくても自立するため、設営後に移動させたりテントを裏返して乾燥させたりできます。ほかのテントと比べてコンパクトになるため、携行性を重視する人にも最適です。
ノルディスクテントの4つの魅力 ここからは、ノルディスクテントの4つの魅力を紹介します。
夏でも涼しく快適!
熱に強いため近くでストーブや焚き火が使える!
キャンプで雨が降っても問題なし!
コットンテント以外の個性的なテントも充実!
それぞれのポイントがわかると、テントを使用するときのイメージがしやすくなります。多くのキャンパーから人気のある理由を見ていきましょう。
夏でも涼しく快適! ノルディスクテントはコットンを使用したものが多く、夏でも快適に使える特徴があります。コットンは吸湿性に優れているので、テントの中が蒸し暑くなりません 。
さらに、生地に適度な厚みがあり遮光性も高いため、日差しによるテント内の温度上昇も防いでくれます。そのため、一般的なポリエステルのテントよりも涼しく過ごせるのが魅力の一つです。
熱に強いため近くでストーブや焚き火が使える! ノルディスクテントに多く使われているコットンは熱に強い素材のため、テントの近くでストーブや焚き火を使えます 。そのため、寒いシーズンにキャンプを楽しめるのも魅力の一つです。
なお、テント内でストーブを利用するときは、必ず換気をおこないましょう。換気が不十分だと一酸化炭素中毒になるおそれがあるため、一酸化炭素警報器を設置しておくとより安全です。
キャンプで雨が降っても問題なし! コットンは雨でテントの外側が濡れても、内側に水が染みにくい特徴があります。これは、水に濡れると生地の目が詰まり、水を通さなくなる性質 を持っているためです。
コットンは水をよく吸収するので、ほかの素材よりも耐水圧が低くなってしまいます。ノルディスクの主力テントである「アスガルド」なども耐水圧350mmと低いですが、素材にコットンが使用されていれば心配はありません。
なお、コットンは濡れたままだとすぐにカビが生えてしまいます。雨や結露などでテントが濡れた場合は、自宅できちんと乾燥させるのが重要 です。浴室乾燥機がある人は、天候にかかわらず手軽に乾かせるので活用してみてください。
コットンテント以外の個性的なテントも充実! コットンテントの人気が高いノルディスクですが、実は個性的なテントも充実しています。重さ1kg以下の軽量性に優れたモデルや、独自性の高いアシンメトリーデザインのモデルなどさまざま です。
コットンテントはおしゃれで機能性も高いですが、どうしても重くなりがちです。車を使わずキャンプ場に行く人や、かっこいいデザインを探している人は、ノルディスクの個性的なモデルをチェックしてみてください。
ノルディスクのおすすめコットンテント6選【5〜10人用】 ここからは、5~10人で使うのに適した、ノルディスクのおすすめコットンテントを紹介します。コットンテントは、キャンプの夜をおしゃれなムードにしたい人にもおすすめです。
コットンはやわらかく光を透過するので、夜はテント内のランタンの光が外にうっすらと映し出され、幻想的な雰囲気 になります。大人数でおしゃれなキャンプをしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
Aフレームポールを採用したことで、テント内のスペースを広く使える「ミッドガルド 9.2」。
ペグダウンしたらフレームを立ち上げるだけ なので、簡単に設営できます。
同じテントなら連結できるため、ファミリーや大人数でのグランピングにぴったり!リビングや寝室を拡張することで、さらに広々とした空間を確保できます。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅303×奥行き303×高さ270cm
収納サイズ(約):フライシート/40×110cm、ポール/20×70cm
重さ(約):18.4kg
耐水圧(約):フライシート/350mm、グランドシート/100% waterproof
収容人数:6人
ノルディスクの6人用の定番テント である「アスガルド 12.6」。広い空間とおしゃれなデザインが特徴です。
メッシュ窓やベンチレーション機能もついているため、夏でも涼しく過ごせます。「ジップインフロア」「インナーキャビン」などのオプションが用意されており、拡張性が高いのもポイントです。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅400×奥行き375×高さ250cm
収納サイズ(約):114×37cm
重さ(約):16kg
耐水圧(約):フライシート/350mm
収容人数:6人
8~10人で使えるベル型テントの「アスガルド 19.6」。大人でも立って過ごせるほど
天井が高く、居住空間が広いので大人数でのキャンプなどに最適 です。
大きなテーブルやベッドなども置けるので、グランピングのようなレイアウトもできます。自分の好きな道具を設置して、テント内でキャンプを楽しみたい人にもぴったりです!
【基本情報】
使用サイズ(約):幅500×奥行き470×高さ300cm
収納サイズ(約):116×42cm
重さ(約):20kg
耐水圧(約):フライシート/350mm
収容人数:8~10人
6人でゆとりのあるスペースを確保できる「アルフェイム 12.6」。
少人数でのおこもりキャンプなどにちょうど良く、使い勝手の良いサイズ感 です。
設営・撤収が簡単なので、くつろいだり料理したりする時間をしっかり確保したい人にぴったり!ノルディスクといえば大きなベル型テントのイメージを持ちますが、ティピー型のテントも人気です。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅400×奥行き400×高さ275cm
収納サイズ(約):99×32cm
重さ(約):11.8kg
耐水圧(約):フライシート/350mm
収容人数:6〜8人
8~10人で使える大型のティピー型テントの「アルフェイム 19.6」。
大きいサイズながら、一人でも設営できる扱いやすさが特徴 です。
テント上部のベンチレーションは、テント内部からひもで調整できます。より居住性を高めたい人は、別売りの「ジップインフロア」や「インナーキャビン」と組み合わせるのがおすすめです。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅500×奥行き500×高さ350cm
収納サイズ(約):99×36cm
重さ(約):18kg
耐水圧(約):フライシート/350mm
収容人数:8〜10人
デザイン性・居住性に優れたロッジ型テントの「ウトガルド 13.2」。
家にいるような居心地の良さを感じられる 、中型サイズのおすすめテントです。
前後にドアとメッシュ窓がついているので、通気性が高く夏も涼しく過ごせます。ポールを4隅にも使うことでテント内が広く、圧迫感がないのもポイントです。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅430×奥行き295×高さ240cm
収納サイズ(約):124×35cm
重さ(約):22.5kg
耐水圧(約):フライシート/350mm
収容人数:6〜8人
ノルディスクのおすすめコットンテント4選【〜4人用】 ここからは、4人までのキャンプに適した、ノルディスクのおすすめコットンテントを紹介します。夏は涼しく快適に過ごせ、冬はストーブなどで温まれる 、アウトドアに最適なテントです。
ソロやデュオ、ファミリーなどで使いやすいテントを厳選しました。キャンプで上質な時間を過ごしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
居住性に優れた、見た目もかわいい「ユドゥン 5.5」。使用するポールは2本だけというシンプルな構造のため、組み立ても簡単にできます。
メッシュ付きの窓とドアがあるので
通気性も良く、夏でも涼しく過ごせるのが特徴 です。別売りのインナーキャビンを使えば、より快適な空間にグレードアップできます。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅210×奥行き260×高さ150cm
収納サイズ(約):62×27cm
重さ(約):13kg
耐水圧(約):フライシート/350mm
収容人数:4人
メッシュ付きの窓がある、通気性に優れた「ユドゥン スカイ 5.5」。
テントの半面をポールで上に開けば、タープのように使える のが特徴です。
前後にはフルオープンできる出入口があり、コットやテーブルなども難なく運び込めるのもポイント。おこもりキャンプに使うのはもちろん、開放的な張り方もできるので季節ごとにアレンジして使うこともできます。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅210×奥行き260×高さ150cm
収納サイズ(約):30×66cm
重さ(約):14.75kg
耐水圧(約):フライシート/350mm
収容人数:4人
一体型のフロアシートが付属 した「アスガルド 7.1」。小型ながら天井は高く、室内空間も広いためテント内でゆったり過ごせるのが特徴です。
メッシュ付きの窓がついているので通気性が優れており、テント内から外の景色も楽しめます。設営がしやすいワンポールタイプのため、手軽に使えるおしゃれなテントを探している人におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅300×奥行き265×高さ200cm
収納サイズ(約):97×30cm
重さ(約):15.5kg
耐水圧(約):フライシート/350mm
収容人数:2~3人
クラシカルなデザインが特徴的な「ヴィムル 4.8」。ユドゥンと形状は似ていますが、
Aフレームポールを採用しているため耐久性が高い 特徴を持っています。
グランドシートが付属しているのもポイント。テントの出入りがしやすく居住スペースが広いため、ファミリーなどにも最適です。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅240×奥行き207×高さ134cm
収納サイズ(約):フライシート/31×80cm、ポール/20×61cm
重さ(約):フライシート/9.6kg、ポール/2.9kg
耐水圧(約):フライシート/350mm、グランドシート/100% waterproof
収容人数:4人
ノルディスクのおすすめテント2選【レイサシリーズ】 ここからはノルディスクの中でもコットンテントの次に人気の高い、レイサシリーズのテントを紹介します。レイサシリーズは、インナールームが2部屋にわかれたトンネル形状のテント です。
アーチ状の構造のため、テントの内部は広く居住性に優れています 。大きめのドアや窓があり開放感もあるので、テント内でゆっくり過ごしたい人に最適です。
ファミリーキャンプにおすすめの4人用の「レイサ 4 PU」。部屋が2つに区切られているため、居住スペースと荷物置き場などにわけて使用できます。
キャノピーポールを使うことでドアをタープのように上げられ、通気性も抜群です。
2つあるインナーテントを片方だけ使用すると、土間のような広いスペースを確保 できます。
【基本情報】
使用サイズ(約):フライシート/幅495×奥行き230×高さ190cm、インナーテント1/幅230×奥行き200×高さ180cm、インナーテント2/幅110×奥行き200×高さ160cm
収納サイズ(約):25×65cm
重さ(約):10kg
耐水圧(約):フライシート/3,000mm、フロア/8,000mm
収容人数:4人
大家族やグループでのキャンプにおすすめの6人用の「レイサ 6 PU」。2ルーム仕様のため、テント内のレイアウトをアレンジして楽しめるのが魅力です。
リビングスペースと寝室にわけて使うこともでき、雨が降ってもテント内で過ごしやすい構造をしています。
気分やシチュエーションに応じて、使い方を変えられる おすすめのテントです。
【基本情報】
使用サイズ(約):フライシート/幅645×奥行き295×高さ210cm、インナーテント1/幅230×奥行き280×高さ200cm、インナーテント2/幅160×奥行き280×高さ170cm
収納サイズ(約):35×70cm
重さ(約):17kg
耐水圧(約):フライシート・フロア/3,000mm
収容人数:6人
ノルディスクのおすすめテント4選【個性的】 ここからは、ノルディスクの中でも個性的なおすすめテントを紹介します。1kg以下の軽量性に優れたモデルや、アシンメトリーデザインのおしゃれなモデルなどを厳選 しました。
ほかの人とかぶりにくいテントを探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
細部までこだわりを追求した高機能テントの「テレマーク 2 LW」。
0.95kgと軽く、収納サイズは41×12cmとコンパクトになる ので、荷物を少しでも抑えたい人におすすめです!
前室をはじめ、キャノピーにもなるマグネット式フライドアやメッシュ付き小窓なども搭載しています。グランドシートの耐水圧は驚きの8,000mmと、雨を心配せず使用できるのもポイントです。
【基本情報】
使用サイズ(約):フライシート/幅235×奥行き175×高さ106cm、インナーテント/幅220×奥行き135×高さ100cm
収納サイズ(約):41×12cm
重さ(約):0.95kg
耐水圧(約):フライシート/2,000mm、グランドシート/8,000mm
収容人数:2人
アシンメトリーなデザインが特徴的 な「ファクシー 3」。耐水性に優れており、天候を気にせず使用できるのが特徴です。
メッシュ付きの窓を採用しているので、テントの中から外の景色を眺められます。かっこいいテントや、人とかぶりにくいテントを探している人におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ(約):フライシート/幅245×奥行き325×高さ140cm、インナーテント/幅210×奥行き210×高さ130cm
収納サイズ(約):17×53cm
重さ(約):4.6kg
耐水圧(約):フライシート/3,000mm、フロア/8,000mm
収容人数:3人
トンネルのような形状により高い耐風性を持った「オップランド 3 PU」。広い前室をそなえており耐水圧も優れているため、天候に左右されず快適に過ごせます。
インナーテントはつり下げ式なので、
取り外してシェルターとしても使用可能 。設営も簡単にできるため、扱いやすいテントを探している人におすすめです。
【基本情報】
使用サイズ(約):幅210×奥行き430×高さ120cm
収納サイズ(約):55×20cm
重さ(約):4.2kg
耐水圧(約):フライシート/3,000mm、グランドシート/8,000mm
収容人数:3人
フライシートが4方向に開くため、
テント内からまわりの景色も楽しめる 「オトラ 2 PU」。横にフレームを通すことで、テント側面のスペースが広がり高い居住性を実現しています。
フライシート・インナーテントどちらも単体で使用できるため、シェルターにしたり別のテントのインナーテントにしたりできるのも特徴です。荷物の置ける前室もあるので、使い心地を重視したい人におすすめです!
【基本情報】
使用サイズ(約):幅240×奥行き300×高さ110cm
収納サイズ(約):53×18cm
重さ(約):3.7kg
耐水圧(約):フライシート/3,000mm、グランドシート/8,000mm
収容人数:2人
購入前に実物を確認してみるのがおすすめ! ノルディスクの多くのテントは10万円前後の価格帯なので、なかなか購入する決心がつかない人も多いのではないでしょうか。そんなときは、購入前に実物を見たり使ってみたりすると、より使用時のイメージができるためおすすめ です。
ノルディスクの直営店ではテントを展示しているので、近くに店舗があれば手軽に確認できます。なお、店舗が近くにない人は、ネットレンタルを試してみるのも一つの手段です。
【世田谷砧店】世界初のノルディスク直営店舗 2017年3月に、ノルディスク初の直営店が世田谷区にオープンしました。代官山にあるセレクトショップROOTがプロデュースしています。
「自然の中での体験を最上のものにし、キャンプから生まれる文化をサポートする場 」というコンセプトのもと、ノルディスクのアイテムをおしゃれな空間で体感できるのが特徴です。
ノルディスクテントが展示されているのはもちろん、ここでしか買えないものなど、さまざまなアウトドアアイテムがそろっています。
【京都店】VRでテントを体験できる 2019年5月に「NORDISK CAMP SUPPLY STORE BY ROOT」に次ぐ2号店として、京都・六角にオープンしました。この店舗の注目ポイントは、業界初の“VRキャンプ ”が体験できることです。
ノルディスクテントの実物を体感できるだけではなく、テントを組み立てる工程などもVRで体験できます。キャンプ初心者にとってもうれしいポイントです。
【渋谷パルコ店】ファッションアイテムも充実 2021年9月には、渋谷のパルコに「NORDISK CAMP SUPPLY STORE SHIBUYA」がオープンしました。都心の店舗でありながら、店内は2張のテントを常設できる広さとなっています。
フロア全体で「都市型アウトドア」のテーマが掲げられ、キャンプギアだけでなくアパレルや雑貨 なども充実しているのが特徴です。また、渋谷パルコ店限定のアイテムが販売されたり、イベントが開催されたりすることも 。
ファッション×キャンプを体験できるので、おしゃれなアイテムを探している人にもおすすめの店舗です。
【阪急うめだ本店】2023年4月に新オープン 2023年4月には、ノルディスクオフィシャルリテールパートナーとしての4店舗目が、阪急うめだ本店にオープンしました。同店がオープンしたのは「GREEN AGE(グリーンエイジ)」と呼ばれるフロアで、”人と自然の共生”がコンセプト になっています。そのため、内装に使われている備品は全てリサイクル素材が使用されているのが特徴です。
店内では、オーガニックコットン素材のキャンプギアや、リサイクル素材を使用したアパレル などが販売されています。阪急うめだ本店では、サステナブルを意識したキャンプアイテムに出合えるでしょう。
まずはレンタル品を利用してみるのもアリ! ノルディスクの直営店が近くにない人は、ネットレンタルを利用してみるのもおすすめです。
レンタルであれば設営から撤収までおこなえるので、使い勝手を細かく確認できる メリットがあります。使用感が想定したものと違っていても、レンタル費用だけで済むのも大きな魅力です。
手持ちのキャンプ道具との相性や、設営の難易度などもわかるので、購入の決心がつかない人は検討してみてください。
種類別のテントの立て方を動画でチェック! ここからは、種類別のテントの立て方を動画とあわせて紹介します。どのような工程や作業量になるのか、購入前に確認できるので参考にしてみてください。
アルフェイム・アスガルドの立て方
フロアマットとテントをつなげた状態で広げる
フロアマットをペグダウンする
センターポールを立て、高さを調整する
入り口用の二又ポールを設置する
ガイロープを張る
ラバーバンドをペグに引っ掛ける
アルフェイムもアスガルドも基本は同じです。なお、大きいサイズのテントをピンと張るには、複数人で協力して引っ張る必要があるので注意しましょう。
ユドゥンの立て方
フロアマットとテントをつなげた状態で広げる
フロアマットをペグダウンする
フロアの前後にポールを立て、ガイロープを張って固定する
サイドのガイロープを張る
ラバーバンドをペグに引っ掛ける
ユドゥンは比較的設営しやすいモデルです。アスガルドなどと基本は同じですが、メインポールを前後に2本立てるので、一つあたりにそこまで力を使わずに立てられます。
ウトガルドの立て方
フロアマットとテントをつなげた状態で広げる
フロアマットをペグダウンする
フロアの4隅に小ポールを立て、ガイロープで固定する
前後のフロントポールを立て、ガイロープで固定する
メインポールを立てる
ウトガルドは形が複雑なので設営手順も多くなります。ポールを事前に立てておくと作業がスムーズです。
レイサ 6の立て方
フライシートを広げ、ポールをスリーブに通す
全てのポールをスリーブに通したら、ポールをしならせてキャップにはめる
フライシートの前後を引っ張った状態でペグダウンする
両サイドのガイロープを張る
インナーテントを取りつける
レイサ 6はコットンテントではないので、軽量で設営が簡単です。前後左右にしっかり張って設営し、両サイドのガイロープのテンションの強さをそろえると、ゆがみのないきれいな見た目になります。
ノルディスクでおしゃれキャンプにチャレンジ 今回はノルディスクのおすすめテントをはじめ、選び方や立て方などを紹介しました。コットン素材のテントを中心に、高品質かつデザイン性の高いモデルが豊富 にあります。
どのテントにしようか悩んでいる人は、今回紹介した内容を参考にしてみてください。ノルディスクテントを利用して、キャンプをおしゃれに楽しみましょう!