ノルディスクテントの人気モデル〜最新テントまで徹底解説!憧れテントの王道
北欧アウトドアブランド「ノルディスク」のアルフェイムやアスガルドといったコットンのテントが大人気!ノルディスクが初心者にも人気の理由やその魅力、おすすめテントやタープを紹介します。張り方、おすすめポイントも!実物を確認できる店舗の情報もあわせて!
ノルディスクとは?
北欧生まれのノルディスク
生まれがデンマークで、北欧やヨーロッパでは広く認知されています。元々は羽毛の会社で、会社初のアウトドア用品はシュラフでした。現在では幅広いアウトドアシーンで使える製品、特にキャンプシーンを専門に革新的な製品を作り続け、高品質で幅広い商品を提供していることで有名。設立は1901年、創業時の社名とは変わっていますが実は意外と歴史が長い老舗なのです。
ノルディスクテントの選び方
ノルディスクのテントといえば真っ白なコットン素材のイメージ。ただ、ポリエステル素材のテントもあるので、いろいろな角度からテントを選ぶことができるのも嬉しいです。
商品名の後ろの数字でサイズを確認する
ノルディスクのテントを選ぶ時は、商品名の後ろの数字を要チェック!これは、テント設営時の床面積を意味しています。12.6なら12.6 m2(だいたい7畳くらい)、19.6なら19.6 m2(だいたい12畳くらい)の広さ、という意味です!
公式では7.1が3人用、12.6が6人用、19.6が8人用とされていますが、実際に泊まる際には荷物があるので、収容可能人数は公式設定の人数より1人分少ないと考えるのが良いでしょう。
床あり・なしかも注目
コットンテントはすべてが床付きではありません。テントによってはフロアレスのテントもあります。フロアレスのテントはシェルターとしての使用が可能だったり、レイアウトの自由さなどがありますが、床が地面なので寝る際はコットを設置する必要があります。キャンプスタイルを考えて、じっくり検討しましょう。
ノルディスクコットンテントの魅力
夏に涼しい!
冬には暖かい空気を外に逃がさず、快適に過ごせるコットンテントですが、夏でも最適!コットンは透湿性に優れているので夏も中は快適!普通のポリエステルのテントよりも涼しく過ごせます。
さらにアスガルドやアルフェイムなどのテントはジップインフロアを外すことができるため、土間として使えば足元からの風通しもよくなり、涼しく過ごすことができます。
熱に強いので寒い冬にストーブが使える!
冬キャンプといえば気をつけなければいけないのが防寒対策。テント内を温めるのにストーブは必須です。ただし、普通のポリエステル素材のテントでは、熱に弱いこともあり、室内でストーブを使うことができません。
そんなストーブもノルディスクのコットンテントなら大丈夫。コットンは熱に強いのでちょっと火の粉が飛んだくらいでは穴もあきません。通気性の良いコットン生地によって、テント内の温度はそのままに、空気を入れ替えてくれます。そうは言っても、換気には気をつけてください。一酸化炭素感知器を設置するなどきちんと対策をしましょう。
雨キャンプでも問題なし!
ノルディスクの主力テントである、アスガルドなどのコットンテントは耐水圧がなんと350mm(メーカー公式)!コットンは水をとても吸収するので、耐水圧もかなり低いです。通常のポリエステルテントは耐水圧1,500mmなので、その耐水圧は5分の1!
「だったら雨の日は使えないの?」と思うかもしれませんが、実はコットン素材は水に濡れると目が詰まって水を通さなくなります!そのため雨が降って外側が濡れても内側に水が染みこんでくる心配がありません。
また翌日晴れていれば最速で30分ほどで乾きます。雨撤収になってしまった場合、濡れたままだとすぐにカビが生えてしまうため、撤収した後はきちんと乾かしてください。マンションに住んでいる方は浴室乾燥機があると便利です。
ノルディスクのおすすめコットンテント【5〜10人用】
コットンテントは生地が光を透過するので、昼間は明るく、夜は中のランタンの光が外にうっすらと漏れ出して、なんとも幻想的な雰囲気に!大型テントで一気にムードを高めましょう!
ノルディスクのおすすめコットンテント【〜4人用】
ノルディスクのおすすめテント【レイサシリーズ】
ノルディスクの中で、コットンテントの次に人気の高いレイサシリーズ。芋虫のようなシルエットが特徴的なトンネル型テントです。
レイサシリーズはレイサ4もレイサ6もリビングにしかフットプリント(グランドシート)が付いていません。レイサはテントの構造上、テントの下に15 cmほどすき間があいてしまい、スカートもないため冬キャンプでは防寒が心配です。そんな方には別売りのフットプリントがおすすめ。スカートを自分で作ってしまう方も多いです。
ファミリーキャンプにおすすめな4人用テント。部屋が2つに区切られているため片方を寝室に、もう片方をリビングスペースといったような2ルームテントとして使用できます。
【hinataのおすすめポイント】
初心者でも使いやすいサイズ感
シンプルな構造で設営が簡単
【基本情報】
- サイズ:495×230×190cm
- 収容人数:4人
大家族やグループでのキャンプにおすすめな6人用テントのレイサ6。レイサ4よりも一回り大きい仕様。片方だけインナールームをつけ、もう片方はリビングとして活用できます。幕内レイアウトを楽しむキャンパーにおすすめの一点です。
【hinataのおすすめポイント】
- レイアウトの幅が広がるテント
- ファミリー向けのサイズ
【基本情報】
- サイズ:645×295×210cm
- 収容人数:6人
ノルディスクのおすすめテント【個性的】
優れたプロダクトデザインに送られる「reddot design award」を2013年に受賞。950gという軽さを実現しながらも、インナーポケットやベンチレーションなど機能性に一切妥協はなし!快適なソロキャンプを追求する方におすすめのテントです。
【hinataのおすすめポイント】
- 驚異的な軽さを実現
- 細部までこだわってつくられたデザイン
【基本情報】
- サイズ:235×180×106 cm
- 収容人数:2人
アシンメトリーなデザインもシックでかっこよく、人と被りにくいテントを探している方におすすめのテント。窓にはメッシュ加工を施し、テントの中にいても外の景色を眺められます。天井高は低いですが、開放感も兼ね備えています。
【hinataのおすすめポイント】
- 人と被りにくいデザイン
- メッシュ加工の窓で空気循環も抜群
【基本情報】
- サイズ:220x325x130cm
- 収容人数:2人
空気力学的なトンネル型で、通気性抜群なテント。大きな通気孔があり、テント内を快適な状態に保ってくれます。耐水圧も十分でフライシートは3,000mm、フロアも8,000mm。耐久性も良く、悪天候でも使えます。
【hinataのおすすめポイント】
- 雨でも安心の耐水圧を誇る
- 使いやすいトンネル型テント
【基本情報】
- サイズ:430×210×120cm
- 収容人数:3人
購入する前に実物を見る・使ってみるのがおすすめ!
世界初のノルディスク直営店舗で実物をチェック!
世田谷区は砧に、2017年3月ノルディスク初の直営店がオープンしました。代官山にあるセレクトショップROOTがプロデュースしており、「自然の中での体験を最上のものにし、 キャンプから生まれる文化をサポートする場」というコンセプトの元、ノルディスクのアウトドアをおしゃれに体感できる場所になっています。
ノルディスクの気になるテントが勢揃いしているのはもちろん、ここでしか買えないアイテムまで、さまざまなアウトドアギアが揃っています。
【基本情報】
ノルディスクの2号店が京都にオープン!
ノルディスク キャンプ サプライ ストア byROOT KYOTOが、2019年5月31日(金)、京都・六角にオープンしました!この店舗の注目ポイントは、業界初の“VRキャンプ”が体験できること。ノルディスクのテントの実物を体感できるにとどまらず、テントを組み立てる行程などもVRで体験できます。
一般的な店舗でも設営された実物に触れることはできますが、組み立てる工程などもVRで体験可能ということで、初心者にとってもうれしいコンテンツ。
まずは、レンタル品を利用してみるのも!
ノルディスクのテントは、ほとんどが10万円前後から。見ただけでは買う決心がつかないという方は、こちらのテントのレンタルサービスを利用するのもひとつの手です!自分のギアとテントの相性や、設営の難易度なども分かるため、購入の決心が付いていない人におすすめです!
レンタルサービスはこちら:
hinataレンタル種類別のテントの立て方動画をチェック!
アルフェイム・アスガルドの立て方
- フロアマットとテントを繋げた状態で広げる。
- フロアマットをペグダウン。
- センターポールを立て、高さ調整。
- 入り口の二又ポールを設置。
- ガイロープを張る。
- ラバーバンドをペグに引っ掛けて完成。
アスガルドもアルフェイムも基本は同じです。大きいサイズではピンと張るのが難しいため、複数人で協力して引っ張る必要があるので注意しましょう。
ユドゥンの立て方
- フロアマットとテントを繋げた状態で広げる。
- フロアマットをペグダウン。
- フロアの前後にポールを立て、ガイロープを張って固定する。。
- サイドのガイロープを張る。
- ラバーバンドをペグに引っ掛けて完成。
比較的設営しやすいモデル。アスガルドなどと基本は同じですが、メインポールを前後に2本立てるので、1つあたりにそこまで大きな力が必要ありません!
ウトガルドの立て方
- フロアマットとテントを繋げた状態で広げる。
- フロアマットをペグダウン。
- フロアの4隅に、小ポールを立てて、ガイロープで固定する。
- 前後のフロントポールを立てて、ガイロープで固定する。
- メインポールを立てて、完成。
こちらは形が複雑な分、設営手順も多くなります。ポールを事前に立てて用意しておくと作業がスムーズです。
レイサ6の立て方
- フライシートを広げ、ポールをスリーブに通す。
- 全てのポールをスリーブに通したら、ポールをしならせてキャップにはめていく。
- フライシートの前後を引っ張った状態でペグダウン。
- 両サイドのガイロープを張っていく。
- インナーテントを取り付けて完成。
コットンテントではないので、軽量で設営が簡単なレイサ。しっかり前後左右に張って設営し、両サイドのガイロープのテンションの強さを揃えてあげると、歪みのないきれいな見た目になりますよ!
ノルディスクでおしゃれキャンプにチャレンジ
今回は大人気のノルディスクについてまとめてみました。ほどんどのテントにはコットン素材を使用し、結露しないため冬キャンプにおすすめです。ただ濡れてしまうと重さが増すのでご注意を。かわいさやおしゃれさはズバ抜けて高いため、せっかくのキャンプをおしゃれに可愛く決めたい!っと思うならノルディスクは最高のブランドです。
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