初心者でもできる！今年の秋はトレイルランニングに挑戦してみよう！

トレイルランニングって聞いたことはあっても、どんなスポーツかわからない。ハードルが高そうと思っている方も多いのでは？「トレイルと」は未舗装路のことで、一般的には通常のハイキングコースや登山コースを利用してランニングを行うことです。普段の街中をランニングするのとは違い、綺麗な自然の中でリラックスしてスッキリすること間違いないしです♪

ゴロゴロした転がった岩、張り出した木の根、湿った土など、整地された道を走るのとは違い、地面の変化のひとつひとつが、とても刺激的です。ひとつのコースを走りきったら、「次はどこに行こうかな？」と考えているはず。そうなったら、もうトレイルランニングの虜です。決められたルールはありません。登山のマナーを守って、自分のペースで楽しめれば良いのです。くれぐれも無理をしてケガや遭難はしないようにしましょう。

私は新しいことをはじめる時は、形から入るタイプです。道具選びは楽しいですし、お気に入りのアイテムを手に入れた時はモチベーションが高まります。アウトドアは道具を使いこなして、自然の力を少しずつ自分のものにすることにあると思います！　と、少し大げさですが、時に誰もいない自然の中に入っていくのですから道具選びは重要です。ここでは最低限用意しておきたいアイテムをご紹介。まずは最も重要なシューズから。

ナチュラルランニング（素足のような感覚）、クッション性、滑りにくさのバランスで選ぶと良いでしょう。トレイルランニングのシューズは、ソールがしっかりできているため、ロードのシューズよりは重く出来ています。はじめはソールがしっかりしたクッション性があるものがベター。サロモン、モントレイルのシューズが走りやすいかもしれないですね。

ロードのランニングとトレイルランニングが大きく違うのは、全くの自然の中であるということ。公園やロードだと、自動販売機やコンビニがあるので、水分補給やエネルギーチャージも比較的容易です。しかしトレイルランニングの場合は、必要な水分や食料を予め計算して用意しておかなければなりません。走る距離にもよりますが、水分も食料も多めに用意しましょう。水分補給はボトルとバックパックに収納されたハイドレーションシステムが両方使用できるものがオススメ。食料、着替え、防寒具など持っていく道具は結構あります。バックパックの容量は10L程度が良いと思いますが、走りやすさにも影響するので、ショップに行って、確かめてみてください。

何を持っていくか、あれこれ考えだすと何でも持って行きたくなりますが、荷物が重くなると走りに影響が出てしまうので本末転倒になりがち。出かける前にコースや走る距離によって何を持っていくのかをしっかり策を練りましょう。ここでは持っていくべきアイテムをまとめてみます。

山の天気は変わりやすく、麓と山頂付近では気温も大きく異なる場合があるので、防寒性のレインウェアや替えの長袖などは必須。いざというときの通信手段に携帯電話は忘れずに持って行きたいところ。コンパスや地図も用意しておきたいアイテム。明るいうちの下山が基本ですが、暗くなった時のことを考慮してヘッドライトは持って行くと良いでしょう。この他にも持っていくべきアイテムがあれば、バックパックの容量を考えながら詰めていくと良いですね。

はじめて挑戦する場合は、起伏のそれほど大きくない、数キロ〜10km前後からはじめてみると良いでしょう。もうひとつ重要なのがスタート地点へのアクセスのしやすさ。移動するだけで疲れる遠距離はできるだけ避けたいですね。

東京都内の八王子で楽しめるトレイルランニングの練習コース。高低差は100m程で、階段や坂のある公園内を程よい不整地で足を慣らすことが出来ます。都内からのアクセスが良く、初心者にもおすすめな練習コースです。 【基本情報】 長沼公園 住所：八王子市長沼町・下柚木・堀之内 アクセス：京王線「長沼」下車　徒歩5分

都内から2時間程で行くことができて、最高標高も265mと手頃なので初心者でも楽しむことが出来ます。天気の良い日には、南房総の山々や、伊豆大島、富士山を見ることも！ 【基本情報】 千葉県南房総市 アクセス：和田浦駅から2.4キロ

全くはじめてトレイルランニングにチャレンジするのであれば、道立自然公園野幌森林公園がオススメ。ここは起伏がほとんど無く、2km〜5km程度の散策コースが広めの道幅で用意されているので、自然の地形で走る感覚をつかむには最適。 【基本情報】 道立野幌森林公園 住所：北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53−2

もう少し起伏を楽しみたいなら、札幌市円山の自然歩道へ。総延長2.7ｋｍ、標高225mと初心者には最適の練習コース。山頂から札幌市内を一望できる景観の良さも魅力です。 【基本情報】 自然歩道　円山ルート 住所：北海道札幌市中央区円山

ある程度慣れて来たら思い切って大会にエントリーを。ニセコ、ルスツリゾート、星野リゾートトマムなどのスキーリゾートでは毎年大会を開催しているのでrunnetなどでもチェックしてみてください。

いかがでしたか？　登山は行くけどもう少しアクティブに楽しみたい、自然の地形でランニングしたいなど、目的も様々にトレイルランニングをはじめる方が増えています。北海道は自然に恵まれたフィールドがたくさんあるので、トレイルランニングにはぴったりの土地。この秋からトレイルランニングをはじめてみませんか？