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LiteAFのプリンティッドダイニーマ30Lカーブフレームレス

【LiteAF】アメリカ発!カスタムできる“サイケなULバックパック”が人気上昇中

ブラックやホワイトといった、ベーシックカラーが多いULバックパック。そんな中で、目が覚めるようなカラフルな柄をダイニーマなどの高機能素材にプリントし、注目を集めているブランドがアメリカ発の「LiteAF」です。2024年春に日本に本格上陸を果たした同ブランドの魅力を、代理店BSRの今春英男さんに聞きました。

カラフル&カスタム可能な超軽量ギアブランド、LiteAFとは?

LiteAFのPRINTED DYNEEMA 30L CURVE FRAMELESS
「LiteAF(ライトエーエフ)」は、カラフルなプリントと自分仕様のカスタム(※)ができる自由度で注目を集めるアメリカ発のULギアブランド。2018年に創業とまだ歴史は浅いものの、ロングトレイルの聖地・アメリカ国内で、早くもハイカーたちから高い支持を得ています。 ※2025年5月現在、アメリカ国内のみでの対応

訪問先の「ジョリーギア」で運命の出会い

日本では、BSRが2024年3月に正規代理店として販売をスタート。輸入窓口やブランドPRを担当している今春さんが、アメリカ出張の際に訪問先のジョリーギアでライトエーエフのバックパックを見かけたのがきっかけでした。
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BSR 今春さん

もともとSNSで「カラフルなバックパックがあるな」とその存在は知っていましたが、現物を見るとその個性に釘付けになりました。偶然にもジョリーギアのオーナーであるジョリーが、ライトエーエフのクリスと仲がよく、その場で連絡をとって私を紹介してくれたんです
さらに、ジョリー氏は自らが使っていたバックパックを「気になるなら使ってみなよ」と、今春さんに譲ってくれたのだそう。
LiteAFのPRINTED DYNEEMA 30L CURVE FRAMELESSのショルダーハーネスイメージ
今春さんも絶賛のショルダーハーネス。肉厚でS字カーブした形状がしっかりと身体にフィット
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BSR 今春さん

使ってみたところ、本体重量が400g以下と超軽量で、ショルダーハーネスもフィット感がすばらしく、長時間背負っていても快適!本体容量は30Lですが、伸縮性の高いフロントのメッシュポケットやサイドの大型ポケットを含めると45Lになり、山でも旅でも非常に便利。ジョリーの後押しもあり、取り扱いを決定しました

ほかにはないULバックパックで個性を楽しもう

創業者クリスの挑戦が生んだ、ハイカー垂涎のULギア

LiteAFのバックパックイメージ
ブランド誕生のきっかけは、創業者のクリス・ミラード氏がアパラチアントレイルのスルーハイクにチャレンジしようとしたこと。その準備中、市場には彼が満足できるバックパックがないことに気付きました。 クリスが求めていたバックパックは、軽量でシンプル、さらに快適なフィット感を備え、サイドポケットにも簡単にアクセスできるというもの。この理想を形にするために独学で縫製を学び、スタッフサックやポーチといった小物から作成。 余ったギアをオンラインで販売すると、同じような不満を抱いていたロングハイカーたちがクリスのギアに飛びつき、瞬く間に人気ブランドとしての地位を確立しました。
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BSR 今春さん

本国アメリカでは、生地やプリント、ショルダーホルダーなどのオリジナルカスタムが人気。日本ではカスタムオーダーはできないものの、ユーザーがカスタムできる余地を残したベーシックなタイプで、アウトドアに似合う柄をセレクトして仕入れています

カラフルな個性も添えた“オンリーワン感”で愛着も倍増

LiteAFのジッパーポーチ
ライトエーエフのアイコンでもあるカラフルなプリントはポーチやファニーパックなどの小物にも
もうひとつ特筆すべきは、カラフルなプリント。 UL市場を見渡したとき、個性的な柄がプリントされたギアがないと感じたクリスは、ブランド立ち上げから間もなく、まずは自分のギアにプリントを入れ始めました。 無数にある柄は、雄大な自然やロングトレイルハイカーが好きそうなカルチャーがデザインソース。この独特なスタイルもユーザーの注目度を加速させ、今では多くのハイカーが好きなカラーや柄のバックパックを背負い、ロングトレイルを楽しんでいます。

ライトエーエフ入門にもおすすめ!まず手に取りたい3モデル

カスタムも楽しめるベーシックなバックパックや街でも活躍するファニーパックなど、BSRが厳選して仕入れたアイテムは、いずれもライトエーエフの魅力を体感できるものばかり。 hinataストアでも人気の3アイテムを、今春さんのおすすめコメント付きで紹介します!

【PRINTED DYNEEMA 30L CURVE FRAMELESS】個性的なカラーは注目度抜群!

LiteAFのPRINTED DYNEEMA 30L CURVE FRAMELESS
まずは、ライトエーエフを代表する超軽量バックパック「PRINTED DYNEEMA 30L CURVE FRAMELESS(プリンテッドダイニーマ30Lカーブフレームレス)」本体30L+ポケットで合計45Lの容量を確保していながら、ダイニーマの使用や内部フレームの省略などの工夫を凝らし、重量はわずか375gに!1L SMART WATERボトルも入る大容量サイドポケットはアクセスしやすく、荷物を背負ったままで必要なものを取り出せます。 快適なフィット感を生むS字カーブのショルダーハーネスや、TNTシームテープによる優れた防水性も魅力!
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BSR 今春さん

機能性や見た目はもちろんですが、最初に手にしたとき感動したのが縫製やシーム処理などの品質の高さ。アメリカのガレージブランドの中では群を抜いているのではないでしょうか。細部までこだわってつくっているのだなあというのが伝わってきます!

創業者の想いが詰まった軽さと使いやすさの集大成!

【PRINTED DYNEEMA FEATHER WEIGHT FANNY PACK】タフで目立つ超軽量バッグ

LiteAFのPRINTED DYNEEMA FEATHER WEIGHT FANNY PACK
2品目は、超軽量のボディバッグ「PRINTED DYNEEMA FEATHER WEIGHT FANNY PACK(プリンテッドダイニーマフェザーウェイトファニーパック)」。 メイン素材には高い防水性と耐久性を持つダイニーマを採用し、わずか76.3gという文字通り「羽のような軽さ」を実現しています。取り外し可能なベルトはバックパックのヒップベルトとして使うことも可能と、汎用性の高さもULハイカーにはうれしいところです。 容量も1.5Lあるので、普段のちょっとしたお出かけにも重宝!
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BSR 今春さん

行動食やスマートフォン、地図など、サッと取り出したいものをまとめて携行でき、スピーディーな行動をサポートしてくれます。シンプルながらも計算された設計で、ULハイカーから高い支持を得ている万能アイテムです

旅行や街歩きでも活躍するサイズ&デザイン

【PRINTED DYNEEMA ZIPPER POUCHES AKA HIKER WALLETS】シンプルさと一点物の特別感を両立

LiteAFのPRINTED DYNEEMA ZIPPER POUCHES AKA HIKER WALLETS
清涼な水辺をイメージした「WATER COLOR」
ラストは、ポーチにもウォレットにもなる「PRINTED DYNEEMA ZIPPER POUCHES AKA HIKER WALLETS(プリンテッドダイニーマジッパーポーチAKAハイカーウォレット)」。 サイズは約14×9.5cmで、ハイカーウォレットや小物入れなどに使えるちょうど良い大きさ。素材にはダイニーマの残反(余った生地)を活用し、プリント柄は全て一点ものという特別仕様です。 価格も税込3,080円(2025年5月現在)と手ごろ。世界にひとつだけの柄が持てるという楽しさも、このアイテムの大きな魅力です。
LiteAFのPRINTED DYNEEMA ZIPPER POUCHES AKA HIKER WALLETS
ビビッドな北欧風の花が咲き誇る「GROOVY BLOOMS」
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BSR 今春さん

ファスナー部分に付いている引き手は、実は日本だけの特別仕様。ブランドと相談し、ストレスなくさっと開けられるよう、細部までこだわりました。約9gと超軽量でかさばらず、耐水性もありと、アウトドアにぴったりです!

「自分だけの柄」が持てる特別感がうれしい

ULの聖地で信頼されるギアで日本のフィールドをより楽しもう

UL文化の本場アメリカでも、機能、軽さ、個性を兼ね備えたブランドとして着実にファンを増やしているライトエーエフ。アメリカの三大トレイルでの使用者も多く、そのタフさや使い心地が信頼できるものであることが日々証明されています。 何より、ほかにないファッション性の高さは、日本でもじわじわと増えている「ファッションも楽しむハイク」というスタイルにもぴったり。まだまだ国内では持っている人が少ないだけに、注目度も抜群のブランド、いち早く日本のフィールドに連れ出してはいかがでしょう。

LiteAFのアイテム一覧はこちら

今週の注目ブランド

hinataストアの旬なブランドを毎週紹介!気になっていたあのブランドのバックグラウンドストーリーやギアへのこだわりを掘り下げます。



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