【GREBE WORKS】“世界唯一”の技術が細部に宿る高機能ギア
世界で唯一、5工程をトータルでこなせる製本機をつくる「ホリゾン」が運営するGREBE WORKSは、圧倒的な技術力と遊び心を掛け合わせた、今注目のアウトドアブランド。「モノよりコト」を大切につくられるギアには、キャンプ体験を変える心地よさが秘められています。アウトドア好きなメンバーのアイデアと職人のこだわりが詰まった世界を紹介します。
世界に誇る技術を惜しげなく注ぎ込んで「コトづくり」に挑む
2021年、「Div-Horizon(ディーアイブイ・ホリゾン)」という名前でスタートしたアウトドアブランド「GREBE WORKS(グリーブワークス)」。
このブランドの特徴は、なんといっても「世界で唯一、5工程をトータルでこなせる製本機」を自社開発しているグローバル企業・ホリゾン(滋賀県高島市)がバックグラウンドにあることです。長年、精密機器の製造で培った知見や技術を注ぎ込んだギアはシンプルながらハイクオリティ!
グリーブワークスの中心メンバーである松尾直樹さんと山本俊介さんにブランドの魅力やギアについて聞いてみました。
社員の「何気ないひと言」が職人魂を刺激
そもそも、製本機メーカーがアウトドア業界に足を踏み入れたきっかけは、週末の予定を楽しそうに話す社員の、「バーベキューでおいしいお肉が食べたいから分厚い鉄板を買ったよ」という何気ない一言だったそう。
――分厚い鉄板がお肉をおいしくする?それも、人に言いたくなるほどに?
その言葉が、日々板金加工の現場にいる技術者の職人魂に火を点けました。「うちの技術があれば、もっとすごいものができあがるはず!」と、社内のアウトドア好きが集まり、試作とテストを重ねて初めてつくられたのが、今も一軍に名を連ねる「ステンレスグリルプレート」。
グリルプレートといえば鉄板がオーソドックスですが、製本機をつくる際に慣れ親しんだステンレスを使用し、厚みが4mmもあるプレートを開発。熱伝導率が低いステンレスの特性でじわじわと熱が入っていくため、お肉がやわらかく仕上がるのです。
職人の技×アウトドア好き視点が磨き上げる唯一無二のギア
出典:PIXTA
琵琶湖北西側に広がる高島市は、滋賀県でも有数の自然豊かなエリア
グリーブワークスがある滋賀県高島市は、自然豊かでキャンプ場も多いアウトドアのメッカ。松尾さんと山本さんも「釣りやキャンプが好きすぎて、大阪から高島市へ拠点を移した」というほどです。もちろん、ホリゾン社内にもアウトドア好きはたくさん。
松尾さんと山本さんを中心にした企画会議ではアウトドア好きな社員も集まり、それぞれの実体験を元にアイデアが出されます。内容が固まれば、すぐ職人にオーダー。社内一貫製造だからこそ徹底したチェック・試作の繰り返しが可能で、その体制がクオリティに直結しています。
長年磨いたレーザー加工技術で、細かい模様もお手のもの!
ちなみに、製本機とアウトドアギア、まったく異なるものに見えますが、どんな技術が応用されるのかも聞いてみました。
「これ使いたい!」キャンプに行きたくなるおすすめギア3選
こうして生まれるグリーブワークスのギアは、目のつけどころの良さや細部までこだわったていねいな仕上げ、頑丈さ、そして手に取りやすい価格と、3拍子も4拍子もそろった逸品ばかり。
「これ、使いたいからキャンプに行こう!」とわくわくできるアイテムの中から、今手に入れたい3アイテムを紹介します。
【IGT 1ユニットペーパーBOX】「見せる収納」を極めたいキャンパー必見!
最初に紹介するのは、キャンプサイトの「ティッシュが生活感を醸してくる問題」を一掃してくれる「IGT1ユニットペーパーBOX(アイジーティーワンユニットペーパーボックス)」。
ボックスティッシュペーパーとキッチンペーパーを同時にセットでき、仕切り板の位置を変えることでティッシュペーパーだけにもできる収納ホルダーです。
「料理でキッチンペーパーも使いたい」「子どもと一緒だからすごくティッシュを使う」など、スタイルに合わせて使い方が変えられるのが優秀!
IGTにセットすれば、ティッシュペーパーもキッチンペーパーもすっきり隠せて、しかも両側に取り出し口があるから使い勝手もよし!IGTカスタムに欠かせなくなりそうなアイデア商品です。
【ワンタッチバケットテーブル】人気の「ワンタッチバケット」をテーブルに
2品目に紹介するのは、グリーブワークスの看板商品のひとつ「ワンタッチバケットテーブル」。
キャンパーの間で定番の「ワンタッチバケット」に被せるだけでテーブルとして使えるカスタムパーツです。熱いものも安心して置ける鉄製の天板は、調理やコーヒータイムにも大活躍。
短辺にはヘミング曲げ加工を施してフチの強度を高めるとともに、短辺が直角じゃないからスライドできる=中のものをスムーズに取り出せるという便利さもプラス。シンプルながら、スタイリッシュなビジュアルと使い勝手の良さが支持されています。
【マルチグリドル蓋(33cm)専用スタンド】まるで純正みたいなフィット感
ラストは、「使っていないときのマルチグリドルのフタ」に、“自立”という新しい道を与えてくれる「マルチグリドル蓋(33cm)専用スタンド」。
発売当初は「待ってました!」とキャンパーたちから迎えられたマルチグリドルのフタだけど、テーブルに置くと途端に大きさが目につきます。結露しているとテーブルが濡れるし、正直、「使っていないときはちょっと邪魔だな」と思った人も多いのではないでしょうか。
限られたテーブルスペースを逼迫せずにフタを置いておけます。ホールにフックをかければ、ハンガーにつり下げることも可能!
このスタンドは、フタの純正つまみに挟むだけで、フタを自立させられるようになる目からうろこなギア。収納時はネジを少し緩めてスライドさせることでフタに沿うよう設計されており、付けっぱなしでも邪魔にならないうえ、一体感があるのでギアの美観も損ないません。
さらに、純正つまみを留めているネジのままではスタンドの厚みぶん留まっている深さが浅くなるため、取り付け用のネジを付属している手厚さもうれしいポイントです。
※33cm専用です。29cmのフタには取り付けできません
「使いたくなる」が詰まったギアでたくさんの“コト体験”を
2025年5月のフィールドスタイルでお目見え予定の「ワンタッチバケットIGTフレーム」
ワンストップの強みを生かして小まわりの利く製品開発をしているグリーブワークスでは、これまでにない機能と美しさを両立するギアを次々と開発中。
今後は、ワンタッチバケットをIGT規格化する新作フレームも発表予定です。
「キャンプをするから使う」ではなく、「使いたいからキャンプに行く」——そんな風に気持ちを動かすブランドでありたいという想いが、全ての製品に詰まっています。
「ちょっとキャンプがマンネリ化してきたな…」という人も、グリーブワークスのギアを手にすれば、また自然の中での素晴らしい時間を過ごしたくなりそう!
公式Instagramはこちら:
grebe_works